最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
信長の京都弁だけでもちょっと面白かったのに禎丞までがっつり京都弁喋り始めた、第3話。ついでに中の人の話を付け加えるなら、清子がいる店にご先祖がやってきたので、京都のまちカドも少しずつ魔族の血が濃くなってきた。 どうしてもロケーションとかのことばかり気になってしまう作品なのですが、今回は大原参り、そして祇園祭とメジャーな観光スポットが多かったのであまり細かいことは気になりませんでしたね。しかし言われてみればそう、出町柳から直ですぐに大原まで行けてしまうんやんな。運賃も400円そこらで小学生にもそれなりにリーズナブル(まぁ、お小遣いなくなっちゃったけど……)。あの状況で平日昼間っから幼女を放っておくバス運転手はちょっと問題があるんじゃなかろうか。 しかし不幸中の幸い、祇園祭を餌にして、たまたま京都を訪れていたのは和の元カノのかの子さん(漢字表記は佳乃子らしい)。変なところが似たもの同士だった2人が巡り合い、さらに和とも腐れ縁な引かれ合い。おおごとにならずに事件は収束した。一果ちゃんからしたら「小学校をサボってしまった」というのが一番の事件だったのかも。あんだけ緊迫した状況でも、バスに揺られたら眠くなっちゃうあたりがまだ小学生なのよなぁ。でも、バスって問答無用で眠くなりません? 私はバスとか電車とか、乗り物が一番安眠できる気がする。 結局一果の父親の行方は知れず、そして店員のジジイが何故か催眠術を使えるとかいうお店の謎も底知れず。「催眠がありなら何でもありやんけぇ!」というミステリへのお約束ツッコミをしつつ、「ジジイお前、薄い本に呼ばれる要員でしかないだろ……」という言葉は胸の内にしまっておくことにする。……でもほら、ちゃんと真っ当な元カノが出てきたことで、和が一果ちゃんとよろしくない関係になる展開は避けられたから。うさぎはドロップしないから。 PR 上田瞳も京都出身だったんや、第2話。キャスト表から勝手に京都出身声優図鑑が出来上がっていくアニメ。 およそ1話目の雰囲気を維持してそのまんま進んでくれてるのでホッとしますね。ただ、ドラマを作らなきゃいけないので引き続き「ちょっとだけ悪意をひとつまみ」みたいな部分があるのが厄介なところで、1話目なら悪質な悪戯電話、そして2話目は「ネットの個人情報の扱いは気をつけろよ」という展開。あんな末端配信者の情報を見つけていちいち凸するやつとかおるかいな、と思ったが、美弦ちゃんは女子高生であることは配信でも明かしてたんかなぁ。結局、女子高生配信者というだけでも気をつけなきゃいけないという可哀想な話で……まぁ、おっさんであっても身バレには気をつけような。 そんな私はとにかく舞台となってる京都のロケーションが気になって観ちゃう程度に京都在住(身バレ)。1話目の出町大橋や烏丸今出川交差点などのロケーションから勝手に緑松があるのは出町商店街のあたりなのかと思っていたが、今回のラストシーン、一度お店に寄ってから登校すると言っていた2人が出町の交差点を交番側から西に向かって渡っているので、どうやら店自体は鴨川よりも東にあるらしい。店の前の様子とかを見ても「出町の近所、こんなのんびりした風景ないけどなぁ……」とか思っていたのだが、もしかしてお店のモチーフって緑寿庵清水か? ……あそこは「和菓子屋」っていうカテゴリではない気がするのだが……。まぁ、具体的なイメージは別な場所のお店なのかもしれんが。 それにしても、ミュージシャン志望の夢破れて転がり込んできた和のところに、ミュージシャンに憧れる女の子のトラブルが舞い込んでくるという非常に分かりやすいサービス精神。周りには音楽活動についても配信についても詳しい人間なんておるわけがないので、自動的に一番頼れる人間が和になってしまうという。おかげで単にアホ面下げて自分の思うように行動してた和の野郎がいつの間にやら問題解決に貢献してるし、美弦ちゃんが完全に惚れ込んじゃってるみたいだし……あかんでお嬢ちゃん、そいつ、多分想像以上にヘタレやからな。……でも人畜無害なあの様子は芸能界隈に飛び出そうとしてる子にしてみれば安牌と言えなくもないか……。
最新鋭のCGで作るインゲンの胡麻和え、第6話。日本のアニメは、キャベツの呪い以降食物をきちんと描かないとダメ作画の烙印を押されてしまうという(怖い)。 普段なんとなく見ている作品で、それなりに楽しんではいるのだが、今回は割と好きなシーンが多かったので取り上げてみた。単純にシリアス無しでわちゃわちゃしてる中身だったから楽しいというのもあるだろうが、なんだか今回は作画部分でのこだわりが見える部分が多くて画面をみていても面白かったのである。 永遠のテーマである「フルCG作劇の是非」というのはなかなか結論の出せない問題で、そりゃまぁ功罪どちらもあるわけで結論なんてあるわけがない話。今作を作っているサンジゲンの場合、CGスタジオの中でも割と特徴が強く出る製作技法を取っており、個人的に思い入れのある「バンドリ」シリーズだと勝手にキャラの表情やらモーションやらに脳内補完してしまっていたために一切不満は感じなかったのだが、今作はキャラに思い入れが特にないので、「まぁ、普通に見るとこれくらいだよなぁ」という気持ちで眺めていた。 ただ、今回はギャグが中心のお話だったおかげか、キャラクターの表情がコロコロ変わる部分が非常に楽しくて、「あれ、このCG作画でもちゃんと表情芝居を作ることができるんだ」ということが新鮮だった。まぁ、純正の作画と比較すると「顔のパーツにそういうデザインを貼り付けただけ」みたいな印象になることもあるが(璃奈ちゃんの顔ボードみたいなもんである)、それでも今までより賑やかだったのは事実で、特に昼食シーンのテラスから真秀がツッコミに回ってドタバタしてるシーンや、りんくのアホっぽい顔の作り方、むにちゃんのえもいわれぬツンデレっぷりの発露など、表情や仕草から見て取れる要素が多くなっていたのは注目に値する。この方向性で進化を続けるのなら、長年の命題であった「CGの硬い作画と萌え絵の融和」も果たせる日がくるのではなかろうか。 ところで、今作はバンドリと違って1チームが4名で構成されているわけだが、どこのユニットも「2×2」っていうカップリングが構成されてるって認識でいいんだろうか。今までハピアラについては漠然と「仲がいい4人組よなぁ」という見方だったのだが、前回急接近したむに×麗がかなり露骨に吸引力を発揮していたので、「そこは公式にカップリングなのか?」と察した次第。むにはなんとなく麗の理解者たらんとしている部分があるし、りんくと麗がイチャイチャしてるシーンではどこかやきもきしてる感じもある。単に自分が目立てないと満足しないだけって可能性もあるのだが……まぁ、こういうのは成り行きを見守るしかないからね。こうして1クール使って主人公チームがゆっくり掘り下げられていく様子を見ているのは良いものである(まぁ、バンドリ1期だってそうだったはずなんですがね?)。 やってみる価値ありまっせ! 最終話! まー、こうなればこうなるやろ。大団円である。 いや、文句はあるけどな。結局、問題解決にあたってのすべての鍵がほぼ後出しみたいな要素ばっかりだったからあんまりトラブルシューティング自体に達成感は無かったのよね。ジルさん便利すぎだし、デカダンス換装パーツがあんなに簡単に手に入るとも思ってなかったし、オメガが強いんだか弱いんだかもよく分からんかったし。一応伏線というか、最後のカタルシスにつながったのはカブラギさんのリミッター解除でしたかね。 ただ、そうして割と行き当たりばったりみたいな終わり方にはなったのだが、じゃぁ何が不満かと言われるとそれも特にない。そうなってほしいエンディングが、なってほしい通りに実現しているだけである。細かい部分の見せ方はやっぱり面白いものが多くて、個人的には「最後にナツメがカブラギさんのことを信じて精一杯頑張ってるよ!」という姿を見せているはずなのだが、冷静に考えてみると、ナツメさん、今週何一つ役に立ってはいないんだよ。意味のある行動は1つも取ってない。そりゃそうだ、今更たった1人のタンカーが頑張ったところで何が変わるもんでもないだろう。しかし、そうしたナツメの姿をみてカブラギの心が動かされて力になるなら、それは意味があるのだ。「力になる」と言っても、それは奇跡のパワーが云々とかじゃなく、単に「ナツメの無鉄砲な性格が最終的にカブラギさんのリミッターを外すきっかけとなる」という結びつき。人間には頑張ったところで限界はあるだろうが、それを文字通りの意味で解除できるのがサイボーグなのである。2人の関係性は、多分これで良いのだろう。 他にも、ドナテロさんの勢い任せの特攻なんてのは普通のアニメだったら自己犠牲の象徴としてクライマックスに持ってくる部分だが、この世界ではそれが単なる「キャラロスト」でしかないなんてところはどこまでもゲーム。これまで完全に差別化が図られていた人間とサイボーグ(素体)という違いが、ドナテロさんの特攻によって「サイボーグがギアという外身を脱ぎ捨てて、完全に人間と同じ地平に立つ」ことにもつながってくる。まぁ、ぶっちゃけリブートしたデカダンス(跡地)はどう考えてもソシャゲとして面白くなさそうなのだが、多分これまでのように「夷狄を狩るエキサイティングゲーム」としての見せ方ではなく、「旧来より地球に生きてきた人間というヘンテコ種族とコミュニケーションを図るゲーム」として生まれ変わったのだろう。みた感じサイボーグ連中の娯楽ってあんまり多くなさそうだし、とりあえず見慣れないことができればそれでいいんじゃなかろうか。だって、サ終確定のゲームのラストミッションっていうだけであんなに復帰組がなだれ込んでくるっていう時点で……楽しそうで何よりです。 最後までナツメはナツメのままでブレずにいたが、ガドル退治の必要がなくなった結果の右手があの様子で、「ますますマジでロックマンみたくなってるやん」とか思ったり。もう、人間たちだって周りにたくさんのサイボーグが溢れてる状態になっちゃったので、サイボーグとのハイブリッドみたいなナツメさんのギミックにも驚く必要がないんでしょうね。いや、でもガドルと触れ合える状態はやっぱり抵抗がある気がするが……(その辺りもパイプの存在が伏線になってはいるのだが)。最終的に、タンカーたちはどれくらい世界の真実を知ることになったんでしょうか。そして、システムはこの現状をどれくらいの理想度で容認しているんでしょうか。また、何か悪い「バグ」が出てきたらこの世界もまたひっくり返るのかな……いや、2期はないか……。
色々シュール、第11話。カブラギさんがデカダンスコアに埋め込まれてくるくるしていくところ、どこまでが本気でどっからがギャグなのかよくわかんねぇな。 およそ予想通りの展開にはなっているか。システム側からしたら別にデカダンスを保全する必要もないから、いざとなれば廃棄になるよね、っていうところまでは読んでいた部分だが、まさか、成長したバグ(オメガ)がシステム側にまで介入するほどの超パワーを手にいれるとは思わなかった。いや、なんだその無茶な成長は。ポリゴンピクチュアズ版のゴジラも真っ青な放射熱線を吐き出し、およそ視認不可能と思われるターゲットに先制攻撃を見舞った。あれはもう、どう考えても相手側の兵器がそこにあると把握していなければできない狙撃である。おそらく熱源感知とかそういう文脈の機能なのだろうが、もともとがうさぎくらいの大きさだった地上生まれのバグが、いきなり大気圏を飛び越えての感知&反撃を見舞えるようになるってのは、流石に進化というにもやりすぎじゃなかろうか。実際にそれができてしまったということは、つまりもともとガドルの「遺伝子」にはそれくらいのポテンシャルがあったということなのだろう。本来ならばそれをシステム側で管理して、ユーザーのレベルアップに合わせてステータス強化していくのが正しいゲーム運営なのだろうけど……タガが外れて、いきなりレベルマックス状態のチートボスが出現してしまったと。まぁ、いくらチートでも「ゲームがシステムに攻撃する」ところまで設定してるのは問題ありすぎだけどね。 とにかく、そんな奇跡の大進化を遂げたオメガに対し、デカダンスは蟷螂の斧。ゲームが成立するはずもなく、システム側はさっさとクローズを決定。その瞬間にフギンさんが退場しちゃったのって、あれは「フギンはデカダンスの管理保全のためのシステム」っていうことだったんでしょうかね。ってことは入れ替わった奴はシステム内でより高位の管理者ってことになる。ゲームの内容なんて一切考えずにクローズ&デリートを速やかに決定させられるくらいに。 まぁ、クローズしたところでサイボーグ連中はログアウトすればおしまい(もう一回オメガが大気圏越えのポテンシャルを発揮すればわからんが)。しかし、そうなったらタンカーたちはどうなるのか。「また新しく始めればいいじゃないの」と言ってたところを見ると、おそらく現在デカダンスで管理されているタンカー以外にも、少なくとも人間の遺伝子データとか復旧のための手立てはどこかに保管されてるんだろうね。今のデカダンスがまとめて潰されても、人間なんてちょっといじってやればまたすぐ増えるだろうって寸法だ。そして当然、この状況で地球に降りているサイボーグなんてものはバグだから放っておいてもいい。その2つは、オメガと一緒に消えてくださいという。 この2つを守ることを使命としたカブラギさんの選択は、「コアをデカダンスと結んで再起動すること」である。うーむ、そもそもデカダンスのパンチが効かなかったところから話が始まってるはずなのだが……今更それを復旧させる意味ってあるのかしら。まぁ、システムが見放した時点で、地球上の最大戦力がデカダンスなのは間違いないが、それが効くならわざわざこんな事態にならなかったわけでねぇ……。何か考えはあるのかしら。ミナト司令までそんなカブラギさんの熱気にあてられてしまって、もうどうにも止まらない青春の衝動。まぁ、きっと愛が奇跡を起こすのだろう。そして、またいざとなったらジルがなんとかしてくれるかもしれない。ドラえもんのような女である。
悩み多き第10話。まぁ、まさに1クール作品の10話目って感じの展開になってきたな。ここまでの展開、ディティールは割と雑なんだけど今回はとりあえず置いといてのダウナー展開。流石にナツメの心情を整理するのには1話まるまるかかるよね、ってお話。 そもそもの発端がカブラギさんの衝動的な無茶行動だったわけで、残念ながらその先まで見据えたような計画にはなっていなかった。おかげでガドル工場破壊までは何とか成功したものの、それ以降の展開には全く責任が持てない状態。そんな中で案外何とかなったのは、地下施設からの脱出プランである。多分今作で一番設定がガバガバなのがこの地下施設に関しての部分で、まずもって何でそんなもんが存在してるのかよくわからない施設だったのだが(キン肉マンの超人墓場みたいなもんなんだろうか)、そこを起点にしてデカダンスそのものをぶっ壊してしまうようなクーデターが起こったにも関わらず、システム側からの対処は割と適当。一応討伐部隊が派遣されたが、大した規模でもないし、あっさりと出し抜かれてしまった。まー、ジルさんが有能すぎるってのもあったのだろうけども。結局、なんでジルは施設内であれだけ好き勝手やれてたのかもよくわからんし、脱出不可能だと言われてた施設を抜け出し、車まで調達できてたのはほんとに意味がわからんのよな。湖の底深くだから脱出できないっていう壁はどうやって乗り越えたのだろう? まぁ、とにかくそっちは全部がトントン拍子でうまく行ったわけだが、うまくいかないのは地上サイドのお話である。まず、本来なら良かれと思い、ナツメのためにやったことだったのだが、それを知らされたナツメさんは「知りたくなかった」と素直な感想。まぁ、ことの真相は女の子一人でいきなり飲み込めるようなもんでもないので、彼女の反応は致し方ないところだろう。急に世界の真実を知らされ、それをカブラギはずっと黙っていたということだけがわかる。彼が何故それを話さなかったのか、今までどんな人生を送ってきたのかなどのバックグラウンドが分からずに最短コースで答えだけ叩きつけられても、そりゃ納得しろという方が無理というもの。 加えて、今回明らかになった父親の話もある。これ、今まで出てこなかった話だと思うのだが、いきなり知らされた「真実」の中に、「秘密のせいで父親も死んでたんやで」とか言われたら、そりゃ全ての負の感情をカブラギに叩きつける以外に無くなってしまうだろう。想像以上に理不尽な世界に、ナツメさんはにっちもさっちもいかない状態。そして、そんな状態になることをカブラギはどれくらい予想できていたのか。「悪いことしたなぁ」で立ち去るだけでは、追跡者フギンからナツメを守ることもできない。施設内で顔を合わせて完全に面が割れているのだから、フギンがナツメを放っておくはずがないことくらいは想像できそうなものだが、カブラギさんはそれを考えずに「お前は大丈夫だ」とか適当なことを言ってお別れしてしまった。そりゃいくらなんでも無責任だ。 しかしまぁ、そうしてカブラギさんがショックを受けて突き放した行動があまりにも無茶過ぎたせいか、前向きノーブレーキ少女のナツメさんはそれを発奮材料にして立ち上がることは出来た。むちゃくちゃ過ぎる自分の人生を振り返り、「むちゃくちゃにしたのがお前らなら、責任とれやボケ」と逆ギレからの開き直り。まぁ、とりあえず再び歩き出す気力が湧いたなら結果オーライ……だったんだけど、やっぱりフギンさんの目はごまかせなかった。そりゃね、システム側からすれば、一度認識したら追跡は容易なわけでね……これ、どう頑張っても詰みの状況なんだけど、あそこからどうリカバリーするんだろう。 そして、おそらく最後のむちゃくちゃ要素についてはシステム側も感知していなかった部分。全滅させたはずのガドルの遺伝子が残り、あろうことか全てを吸収して「特大バグ」としてデカダンスの前に立ちはだかる。どういう状態なのかはさっぱり分からないが、おそらくサイボーグ内になんらかの細胞的な奴を残して、全滅プログラムからの抗体を得た「サイボーグ由来のガドル」みたいな存在なのではなかろうか。流石に「万が一ガドルが全滅させられた時のためのバックアップ」なんてものをシステムが用意していたとは考えにくいので、こればっかりは純正のイレギュラーであろう。 さて、問題はシステム側がこのイレギュラーにどう対処するかである。もちろんタンカーを守るためにはこれを排除しなければならない。しかし、今回の一件はいわばタンカーサイドが暴れやがったせいで起こったトラブルであり、システム側も「もう面倒だし、デカダンスごと廃棄しよっか」という選択になってもおかしくはない。システムにとっては、それでも別に痛くも痒くもない。せいぜい、システムエラーでしばらくゲームサーバーがダウンし続けてるくらいのもんである。わざわざ助けてやる義理はない=タンカーだけでなんとかしなきゃいけないということになるが……まぁ、多分ミナトさんは手を貸してくれるとは思うよ。ラストはデカダンスの特大パイルパンガーパンチで決めきれるのかどうか。うーむ、最終回が近いのなぁ。
そうか、パイプもガドルには違いないから……第8話。出かけた時の様子からして、カブラギさんはそのことに気づいてたみたいだね……。私は全然気づいてなくて、「これ、もしミッションに失敗して2人とも帰って来られなかったらパイプは餌がなくて死んじゃうじゃん」って思ってたんだけど、それ以上の問題だった。 予定通りといえば予定通りの進行である。無事に製造工場の破壊には成功し、おそらくデカダンス内でのガドル生成はしばらくの間は不可能な状態になっただろう。そして、地下施設の方も事実上の壊滅。ターキーは因果応報で死亡、サルコジはまさかの特攻。ジルは生存で、ドナテロもあの調子だったら大丈夫かな? ただ、施設自体がほぼ壊滅状態になってしまった上に、システム側は万一施設内に取り残された人員がいたとしても助けてやる義理もないので、ドナテロたちはこのまんまだと水没して死んじゃう気もするんだけど。ジルさんはその辺の解決案は持ってるんだろうか。 そうして多大なる犠牲を伴いながらの作戦決行だった。不安要素としてはターキーの反乱によって「地下施設が侵攻される」という部分と「地上で事前に阻止される」という2点の不安があったわけだが、驚いたことにフギンさんが「直接出向いてフィジカルでカブラギを叩く」というあまりにダイレクトすぎる方向での対処に出たため、わちゃわちゃしてる時間が増えて割となんとかなった。ジルさんがあまりに優秀すぎたってのもあるんだけど、それにしたってシステム側も対処が割と適当。まー、何か良からぬことが起きますよってのも下々のもんからの怪しいタレコミ一本だったわけで、あんまり本腰を入れて対策してなかったのかもしれないけども。 普通に考えたら、「カブラギが昔の素体を手に入れて施設破壊を狙っている。相棒としてバグのタンカーを帯同している」という情報まで得られたのだとしたら、システム側は例えばカブラギの素体のデータを照合して追跡とかできそうなもんだけどね。いっぺん死んだ扱いでミナトさんが回収した時にそのあたりの識別コードは全部取っ払ってしまったのだろうか。ナツメにしても、たかだかタンカー1匹、フギンさんが本気になればおそらく秒殺だったろうし、いくらでもシステム面から叩くことが可能だったと思うのだが……案外タンカーサイドのことは集中管理せずに放牧状態なんですかね? まぁ、だからこそカブラギさんもナツメを連れて行く決心をしたのだと思うけども……。ナツメから見たら、今回の戦闘は本当に理解不能なことだらけで大変だったろうな。最後の最後には「世界の真理」まで伝えられてしまうし、今後、彼女はデカダンスに戻って同じような生活に戻ることができるんだろうか……いや、そもそもフギンに見つかっちゃった時点でバグはアウトだよなぁ。 これが9話目ってのが謎なんだよな。構成から考えてもう一山何か事件が待ち構えているはずだが、誰がどこで何を革命することになるのだろう。個人的には、全部わやになってしまった後のミナトさんの胃痛っぷりを考えるだけで辛いんだけど、ラスボスがミナトさんになったとしたら、カブラギさんは大人しく従うしかないよね。流石に迷惑かけすぎてるわ。
求ム、ナツメさんにもっと出番、第8話。まー、サイボーグ側のお話がメインなのでナツメの出番が減っちゃうのはどうしようもないんだけど……むしろ数少ない見せ場でもいつも通りの百面相と鬱蒼しいくらいのエネルギーを見せて我々を楽しませてくれるナツメさんに感謝しないとね。 テロの計画は進行していく。もう、ここまで来ちゃうとカブラギさんも「自分がバグだから」ってのを開き直って免罪符がわりに使っちゃってるとこあるよね。かつての英雄がテロリストになっちゃうとヤベェってのはいろんな作品でお約束のシチュエーションではあるのだが、うんこ処理場に落とされたカブラギさんは、本来なら抵抗の余地などありはしないはずだった。しかし、なんの因果か可能性の芽はどこにでもあるもんで。彼にはトントン拍子で道具が揃っていく。もちろんそれなりの苦労をした上での話だが、「ここしかない」っていうポイントにアイテムが散逸している様子は、あたかもアドベンチャーゲームのようである。「ミナトが素体をキープしてくれてるよ、多分」っていうカブラギの勝手な憶測が、満場一致で賛同されてるのはちょっと笑った。ミナト司令、みんなからどんなキャラだと思われてたのよ(カブラギさんの熱狂的なファンか)。 こうして、デカダンス側から直接ガドル工場を叩くプランが固まっていく。ご丁寧に「1人じゃ無理だ、最低2人」とか言われるもんだから、そりゃもうここしかないってタイミングでナツメにも声かかるよね。現時点では「2人じゃなきゃダメ」の意味は全く分からないけど、まぁ、サイボーグ側のバグとタンカー側のバグが協力して世界をぶっ壊すという大まかな絵図はこれで完成した。ジルさんが有能すぎてこのあたりの設定がすげぇ都合がいいことはどうでもよくなってくるな。ジルさんボイスを聞いてると、とりあえず何があっても大丈夫な気がしてくるから不思議。イタチじゃないよ、ミンクだよ。 そしてもちろん、そんなテロには逆風も吹いている。常に不穏な行動で周りをビクつかせるスクウェア子安ことフギンさん、そして、地下世界では無茶苦茶なドナテロに対する反乱の芽もある。サルコジさんが今のテンションで裏切っちゃったらちょっと寂しい気はするんだけど、考えてみりゃ、別にあいつとカブラギの間に熱烈な友情があるかって言われたらそうでもねぇな。そして全てを知ってしまったミナトがどんな動きを見せるか……一応、今回の一件でもすんでのところで不法行為が明るみに出ないようになったんだから、ミナトはカブラギに対して借りが1つある状態なんだけどね。まぁ、だからと言ってこれ以上カブラギに加担しちゃうと、貸し借り以前の問題になっちゃう気もするけども……。 当座の関心は「たった2人でガドル工場破壊とかいけんの?」っていうのと、あと「ガドル工場壊したところで、時間さえかければまたデカダンスのシステムは復活するのでは?」っていうところなんだけど……まぁ、ナツメさんが充足した人生を送れればそれでいいのかなぁ。 無ですよム〜〜〜〜〜! 第7話。たかだか牛乳くらいで無から有を生み出せるナツメちゃん本当に愛おしい。ところで、この世界の牛乳ってどうやって作られてるんでしょうか……デカダンス内で一応酪農も出来るのかしら? ギアが持ち込んでるってこともないだろうしなぁ。 カブラギさんの復帰と再会は思ったよりも早く実現したが、当然新しいアカウントなのでめでたしめでたしというわけにもいかず。別アカでわざわざ乗り込んできたのも勢い任せみたいなところがあり、いざ再会できたからって、じゃぁ何をしたいっていうわけでもない。ここで正体を明かすという手もなくはないが、それをやるためにはデカダンスの真実の全てを明らかにしなければいけない。そうすると、以前カブラギ自身が言った「この世界は平和になんてならない」という真理をナツメに突きつける必要があり、カブラギさんはそんなことできるわけもない。最終的に選んだのが「デカダンスをぶっ壊す」だったわけで、ゲーム内のモブキャラの平和を守るためには、ゲーム自体をめちゃくちゃにして、フィールドとして成立しないように諦めさせるしか手はないのだ。 今回は、そんな「ゲーム内のモブ」としてのタンカーたちの生態が色々と明らかになった。以前私はタンカーのことを「保護センターで飼育されてるトキ」と例えたが、そりゃま、トキたちはフェンスの外の世界なんてものを知らないわけで、飼いならされた豚のごとく(トキのごとく)、与えられた環境で静かに死を待つのみの存在である。多くのタンカーたちは自分たちの人生はそういうものだと半ば諦めており、ナツメやクレナイさんみたいにわざわざ死地に赴くような「外向きの意志」を持つ連中は異端呼ばわりされるわけだ。別にそういう風習があるというわけでもないのだろうが、ナツメのお友達のフェイちゃんの言動にそうしたタンカーの習性はよく表れており、なるほどそういうわけだからナツメが戦士を目指すと言ったときにあんなにも嫌そうにしてたのだな、と今更納得がいった。 加えて、保護センターのトキは常に絶滅と隣り合わせだが、タンカーの場合はどうやら限られたセンターの敷地に比べて増えすぎてしまったという。「増えたならガドルを撤廃して地球上のフィールドに自由に住まわせたらええやんけ」とも思うのだが、どうやらサイボーグ側にそのような選択肢は無いらしい。今くらいの数で、今の状況で管理している方が楽だし、今までそれが成立してきたのなら、わざわざ次のステップに進めるのではなく、面倒なものは「間引く」方向に進めようとしている。まぁ、三國無双の味方陣営のモブが何人斬り殺されようと、気にするプレイヤーなんているわけないし、ギアからしたらそのくらいの選択は当たり前のものである。 しかし、カブラギさんだけは、それを許すことが出来ない。今回も改めて描かれたナツメとの交流。モブだって生きている。タンカーだって夢はある。それをこれ以上無いリアリティを持って突きつけるのが、ナツメという少女なのである。生きることに夢を持ち、平和な世界のために、人々のために戦うと誓った少女。その夢を無下にすることなど、カブラギには出来ない。 だからこその反乱。バグはバグとして振り切れるところまで。はてさて、矯正施設の中から、どれくらい働きかけができるものやら……。こうなるとドナテロは頼りになりそうなのが面白いところよな。カブラギさんは絶対にミナトさんに迷惑がかかるってことは考えないようにしてるよね……。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |