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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いい話“風! 最終話! 冷静に考えると、結局2人して夢半ばで力尽きてることになるんだよなぁ……。

 まぁ、こういう終わらせ方になるしかないのか。もちろん作中でイヴと葵のどちらが上なのかを明言するわけにはいかないし、もしやるとしたら「これで私が200199敗ね」「違うでしょ、私の方が200勝してるわ!?」みたいな絶対数で有耶無耶にするお約束の技法くらいしかないのだが、ゴルフでそれやるのはいくらなんでもしんどかろうし。おれたたエンドにも似た「数年後……」パターンで誤魔化すくらいしか丸く収める手段は思いつかない。

 その結果、最終話で何が繰り広げられたかというと、ぽっと出のランキング女王とイヴの一騎打ち。流石にそれだけだと葵の立場がないのでなんと夢のキャディー共闘というサプライズが展開されたわけだが、「昨日ぶっ倒れて運ばれたやつがキャディーて」という、お相手もびっくりだったツッコミポイントが気になるし、「イチナさんが不憫すぎるやろ……」というのも気になる。そして何より「いや、そこで葵がキャディーについたからってイヴが強くなるのは変じゃない?」という気もする。まぁ、結局「最愛の人が隣にいると力が湧いてくるんだ」っていう古臭いラブソングみたいな理屈が一番考えやすかろう。このアニメの筋立てを振り返ってみれば、古臭いスポ根のそれに違いないのだし。適材適所、このアニメならこのエンドでもまぁええやろ。「シャイニングレインボーバースト」っていうネーミングだけどうにかしてほしかったけど。ウィング要素がなくなると「天鷲」要素はゼロになるな。

 結局葵の病気も治っちゃったみたいなので、多分アムロも元気で後進の育成に励んでいることだろう。あと多分部長先輩といちゃいちゃにも励んでいることだろう。セイラママンの立場がないなぁ。冷静に考えるとここまで展開されてきたドラマが全部茶番だったんじゃねぇかという気にすらなるが、考えるな。感じるんだ。それがバーディーウィングなんだ。それでいいじゃない。かしこ。

 

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 Dead or play、第24話。もしくはplay to deadかもしれん。命懸けでゴルフをやるんじゃ。

 「怪我が理由でハンデを背負った状態で戦わなきゃいけないスポーツ漫画の展開嫌い」と何回か言ってたんだけど、もうここまで来るとスポーツが云々とか関係なく、単なる命の物語になってくるからどうでもよくなってきた。「これ以上プレイしたら死ぬぞ!」をマジで表現しようとしてるわけだが、まぁ、この世界はそもそも序盤に「プレイして(負けたら)死ぬぞ」みたいな裏ゴルフ界の話もあったし、実際にゴルフプレイして腕が吹っ飛んだ奴もいるわけで、葵の現状も「まぁ、この世界ならしょうがないか……」みたいな受け入れ方になっている気がする。いや、そこに御涙頂戴のドラマを盛り込んでいるのは百も承知だし、多分演出方向も間違っちゃいないのだろうが……やっぱこのトンチキゴルヌ世界だとどうしてもギャグがちらついてしまうんだよなぁ。

 というわけで、葵さんが死にそうです。最後の最後、最愛の人であるイヴの激励を受けて立ち上がったので「まぁ、来週がヤマでしょうなぁ」と思ったけど、残念ながら最終ホールのホールアウトが叶わなかった。これ、イヴさんはもうモチベがガタガタだろうし、大会自体が無意味なものになってしまう気もするのだが……賞金女王のあのおばちゃんは現状をどのように見ているんでしょうね。

 あのおばちゃんを見て改めて思うのは、今作はトンチキ展開をグイグイ進めていくのは割と上手いというか、愉快なのだが、ほんとにライバルキャラの出し方が下手である。もう、ライバルとか試合なんてもんはイヴと葵の関係性を描くための舞台設定としか見ていないのだろう、毎回毎回ぽっと出の適当なやつが「最強!」っつって立ちはだかり、さっさと消えていく。今回の月のおばちゃんも、色々と最強風を吹かせて頑張ってはいるのだが、ドラマが試合と関係ない方に盛り上がっちゃってるもんだから完全に空気。強さの質も試合シーンから伝わってこないし、最終戦の相手としては何とも地味な人だった。いや、ゴルフの試合で派手になる方がおかしいんだけどさ。どうしても裏ゴルフ編の時の敵キャラがド派手だったもんで、それ以降のライバルは記憶に残りにくいよなぁ。学生ゴルフのゆかりんもそうだったし、前回までのアイシャもそうだし。結論としてはやっぱりヴィペールさんが最強なのだ……。

 というわけで、果たして2人の約束は果たされるのかどうか、いや、それ以前にまず葵は命を長らえることができるのか。「そして5年後……」っていうテロップが出て、葵を殺された恨みから復讐鬼となった雨音さんがイヴに襲いかかるアニメが見たいです(いや、別に見たくないです)。

 

 

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 だからビルドストライクカップってなんやねん、第23話。もう毎回突っ込まされてるのでいい加減飽きてきたが……流石にそんな名前のゴルフ選手権は無い。

 怪我人VS病人。クライマックスに向けて怪我してコンディションをぶっ壊すのはスポーツアニメの定番だが(そして私は大嫌いな展開だが)、今作はその辺も遠慮はしない。前回時点でイヴは再起不能になりかけるほどにボロボロにぶっ壊され、今回は葵がダイレクト余命宣告。あまりに雑なピンチの迎え方に、「様式美ってレベルじゃねぇぞ……」と諦めの境地である。

 葵はどうやら脳に遺伝的な疾患を抱えているということで、症状はアムロと同じものとのこと。すげぇざっくり言うと「ゴルフすると死ぬ」というとんでもない病気なのだが、多分ゴルフすると死ぬ病気は、ゴルフ以外のたいていのことをやると死ぬ。これ、もう葵は若くして逝ってしまう未来しか見えない気がするのだが、このアニメってそんなビターなエンディングを迎えるべき作品なんだろうか。イヴが葵の墓前にゴルフボールを捧げて去っていく最終回とか、別に見たくないんだが?

 とりあえずダブル主人公のどっちもヘロヘロにしておけ、ってんで「怪我人VS病人」の構図を作り出したわけだが、似ているように見えて、2人の実情は全く異なっている。イヴはまだ15歳という若さがどちらかというと希望につながっており、執事の爺さんのスーパーサポートをもらってここから慎重に体作りしていけば、今後はバーストもバンバン打ち放題になってプロとしては無敵の存在になれる可能性もある。「急がず、ゆっくりと自分の実力をモノにしたい」状態。転じて葵の方は、病状がはっきりしてしまったのであとは病気の進行を遅らせるしかないようで、ゴルフをすれば寿命が縮むが、ゴルフしなくても未来はどうせ明るくないというあまりに無体な状態。まぁ、アムロが「俺が超生きてるんだからそうそう死なないわ」と言っているので養生すればまだ命を長らえることはできるのかもしれないが、残念ながら葵の人生にそんな選択はない。

 ……いや、あったかもしれない。葵も一度はゴルフを諦めたのだから、そのままベッドの上で生活を続けていれば、常人と同じとまでは行かずとも、もう少し先を見据えた延命も可能だったかもしれない。それを遮り、「イヴと試合するって言えば生きる気力も湧くからなぁ!」と逆療法に持ち込んだのは雨音なのだ。もちろん、塞ぎ込んでしまった葵を元気付けるための彼女なりの思いやりであり、葵の人生に後悔を残さないための最大限の配慮であることは分かるが、結果的には雨音の判断で葵を死へ突っ走らせていると考えると、なかなか残酷な決断である。まぁ、一番辛いのは雨音なのかもしれないが。

 そして、そんな時間制限のある葵の大願を果たすため、イヴに挑戦状を叩きつけた雨音。この気遣いにより、イヴの方も急ピッチで全英オープンに合わせる必要が生じ、もしかしたら「ゆっくりリハビリしていけば選手生命に問題はない」はずだったイヴに無理をさせている可能性もある。ラストシーンを見る限りでは命に関わるような大きな問題は抱えていないようにも見えるが、どうせイヴのこと、いざ正念場となったらバーストだろうがなんだろうが打ちまくるに違いない。葵をけしかけられたことによって、近々ゴルフができなくなる葵に付き合って、イヴまで選手生命をたたれる危険性があるのだ。ますます罪作りな決断である。……まぁ、流石にそこまでひでぇバッドエンドは待ち構えていないとは思うが……最終回は葵が病室、イヴが引退してリリィたちの仕事の手伝いしてるエンドとかになるのかしら……ゴルフアニメとはいったい……。

 

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 よかったアイシャちゃん生きてた……第22話。先週「お前何のために出てきたんや」とか言っちゃったからさ。生きててよかったよ。まぁ、無事今週正式に殺されたけど。

 もう、ほんとに「単なる少年漫画」である。前回覚醒して無双するかに見えたイヴ。しかしバーストは諸刃の剣。その無理なショットは身体を蝕み、もう打ってはいけないとドクター(?)ストップがかかる。あの執事のおっさん、あまりに色んなところに便利すぎるキャラのくせして、レオの話だと裏の住人だったらしいやんけ。ゴルフメーカー、そんな胡散臭い奴雇ってて大丈夫か?

 まぁ、新必殺技を編み出しても回数制限を設けられるのは王道中の王道なので避けられぬ展開。霊丸だって最初は1発程度しか撃てなかったし、界王拳だって連打は身を滅ぼす。「バーストはもう打ったらあきまへん」と言われたらそれがルールなのである。いや、どういう身体の状態でプレイしてたのかよく分からんけども。相変わらずイヴはキャディに何も相談してくれないのよね。雨音さんがあれだけ濃密に葵と関係性を結んでいたのに、いまだにイヴはイチナに任せっきりにはできないようである。

 一応、そんな可哀想なイチナが頑張ったんだよ、というのが最終日の展開。傍に安全装置を用意してなかったならイヴは序盤のホールからさっさと全力出して自滅してただろうからイチナがいた意味はあるはずなのだが、でも最終的にはリミッター解放許可出しちゃうのでどこまで信じられていたかが微妙な部分もある。最後の最後でなんかいい話っぽくして「2人のこれまでの軌跡があったからこそ、ついにこの困難を乗り越えられたんだよ」みたいな美談にまとめ上げようとしていたが、視聴者目線だと球数制限の話も今回聞かされたばっかりだし、イヴは毎回勝手に突っ走って力技で成功してたようにしか見えんから今一つグッとはこないんですけどね。まぁ、イチナさんが納得してくれてるならそれでいいや。

 そうしてイヴは最後の最後までイチナに話していなかった最終奥義も披露してめでたくプロ入りクリアだ。レオのおっさんも満足してたし、もう今回で最終回でもいいくらいだが、本作最大の眼目である葵との対戦がまだ残っているので、残りの話数はそちらへの収束に全部使い切ることになるんだろうか。葵は葵で身体壊してたし、2人とも再会する頃には満身創痍で全然満足いく試合にならなかったらどうしよう。キン肉マンたちが「古傷だらけで大変じゃわい」って言ってた時みたいなロートルどうしの古傷の抉り合いみたいになったら嫌だぞ。

 ところで、最終ホールの1打目のバースト、イヴが完全にスタンスに入った後にレオが怒鳴ってたのは完全にマナー違反というかルール違反だと思うんですが、運営側はペナルティとか与えなくてよかったんでしょうか。今更? そうね。

 追伸:最後に感謝される人リストにちゃんと載っててよかったね、ヴィペールさん。

 

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 俺たちは雰囲気でゴルフをやっている……第21話。いや、ほんと今更だけど虹やら弾丸やら言われてもよく分からんよな。まぁ、ヴィペールさんは全部お見通しみたいだから別にいいか……(この世界の判断基準)。

 というわけで、前回までで葵が片付いたので今回はイヴの修行パート。葵は親御さんに専用機を与えられ、さらに最高の相棒である雨音さんというキャディも覚醒したことでプロ入りを決めたが、イヴの方はというとひたすらに自分の力のみでの打開。あんまり活用してもらえてないのでイチナさんの立場が無いのだが、途中でちょいちょいお為ごかしみたいに「相棒」って呼んでもらえてるから我慢するしかないのかしらね。

 前回の印象を改めなきゃいけなかったのはシャアことレオの思惑である。前回は突然とんでもねぇ教え子をイヴにぶつけてきたもんだから「なんやこのわがままなおっさんは」と思っていたのだが、どうやら単なるわがままではなく、生前の一彦との約束が根底にあったらしい。レオのゴルフと一彦のゴルフ、それを混ぜ合わせた最終進化系を見たいというおっさんどもの願いが、イヴの肩に託されていたわけだ。まぁ、それならイヴという「残された子供」の教育の一環として理解できなくはない。相変わらずこの世界の住人たちはみんな言葉足らずでわかりにくいんだけどさ。

 逆に言葉が足りすぎちゃって全部カミングアウトしたのがアムロの方。なんや、血縁についてはあっさり教えてしまってよかったのか。まぁ、葵本人が薄々感じてたわけで、もう隠す意味もあんまりないってことなのだろうが……親世代の関係性のゴタゴタを全部理解しながら神宮寺部長に対して「頑張ってね」っていう葵、鬼畜すぎやしませんかね? お前の父親ぞ。ママンの愛人ぞ。

 さておき、そんな血縁の混ざり合いをゴルフの技術に昇華しようってのが今回のイヴの課題。なるほどレオのゴルフが「弾丸」で一彦のゴルフが「虹」に象徴されるので、その組み合わせあ進化系になるのは必然である。理屈は分かるが……いや分からねぇよ。だから虹とか弾丸ってなんなんだよ。今までさも当たり前のように「カラー」バレットを使い分けてきたけど、何が違うのかの説明とか1回もされてないからな。なんとなく毎回技名叫んで打ってるだけだからな? まぁ、それで構わないアニメなのだけど……今回の修行パートも、「弾丸と虹って何が違うんだよ」という肝心な部分がさっぱり分からんので「強くなったで、ホレ見てみい」と言われても「あ、そう……」くらいしか感想が出てこないのよね。

 そして何よりも残念なのは、なんで出てきたのか分からなくなっちゃった可哀想な野生児・アイシャちゃん。前回鳴物入りで登場し、イヴだって珍しくガクブルしてたからさぞかし強敵なんだろうと思ってたのに、蓋を開けてみるとスコアは安定しねぇし、わずか3日の特訓であっさり進化しちゃったイヴに手も足も出ないし……いくらなんでもこけおどしが過ぎるわ。来週、せめてなんらかの形で一矢報いてくれないと、ほんとに単なる猿で終わるぞ。ヴィペールさんよりも印象薄くて終わるぞ(それはどう足掻いてもそうなのでは?)。

 

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 今期はほんとに純然たる小清水クール、第20話。いろんなタイプのあみっけをつまみ食いできるのがとても良いですね。こちらの雨音さんは尽くすタイプの真っ直ぐあみっけ。どこぞのエルフの消え入りそうな陰のあみっけも良いし、どこぞのワンターンなチートの豪快魔王あみっけも良い。この灯を絶やしてはいけないよ。

 というわけで、完全に雨音さんのターン。「こんなこともあろうかと気象予報士の資格をとっておいてよかったわ」じゃねーんだよ。別に気象予報士って天候を自在に操れる魔術師じゃないからな? ライバルの敷島プロだって、ちょっと精度の高い天気予報アプリでも使えば同じ情報は得られたはずなのに、単に警戒を怠っただけの話。雨音さんの持つ数々のスキルがここで意味を持ったというわけではないのだが……まぁ、このタイミングで「これまでの人生は全て無駄じゃなかったッ!!」とか感じ入られてしまったら「そう、よかったね……」とただ見守るしかないじゃない。彼女がよかったと思ってるならそれでいいのよ。ご両親の意思は分からないが、娘さんにつけた雨音という名前が意味を持って本当に良かったですね。「よし、この子は将来勤務先のお嬢様の専属キャディーになるべき子だから、そのキャディー業務の中でも特に天候に関する部分に気を配っていざという時に最大限に利用できる気象予報士の資格が取れるよう、雨音という名前をつけよう!」とか思う親はおらんわ。

 まぁ、とにかく雨音さんが幸せそうで何より。天真爛漫な葵はアムロとの問題を一応は潜り抜けて後の憂いもなくなった。あとはただ純粋にタッグマッチを楽しむだけである。ここぞとばかりにプロをボコボコにし、イヴより一足お先にプロの称号を手に入れた。そして、このタイミングで本来なら天音さんとの人生契約も満了し、2人はお別れするはず……って、そんなわけないやん。もう、正直葵自身も含めて「ここで契約切れるからお別れやろなぁ」とか思ってないやろ。末長くお幸せにすればいいと思うの。問題は、ここまで濃密にあま×あお関係を描いてしまうと、今後クライマックスで訪れるであろうイヴ×あお関係にノイズが入りそうなこと。でも、どう考えてもこの作品はイヴあおが最大目標なので、何をどういじっても雨音さんは滑り台なんだよなぁ……まぁ、別に関係性をこれ以上深めずとも、一生専属キャディのポジションに居られれば幸せなのかもしれないが……。頑張れ新庄雨音。

 そして再びカメラは海外へと飛び、余裕のプロテストに挑むはずだったイヴの前に、今作ではもう驚きもしない、インスタントに突如降って湧いた最大のライバルが出現。まぁ、「どこでシャアが絡んでくるのか」というのは以前から注目のポイントではあったので、ここで最後のカードとして「シャアの写し身」が出てくるのは唐突ではあるが無茶ではないか。一応「天鷲一彦の幻影を打ち破るため、世代を超えて後継ぎどうしをぶつけたかった」という歪み切った動機も明かされ、これで今作の大枠は全部出揃ったことになるんじゃなかろうか。それにしても、まさかシャアの最終兵器が野生児ポジの子になろうとは……放送開始時からずっと「プロゴルファー猿じゃん」と言われ続けてきたこの作品、最後のライバルが一番猿っぽいの草。

 

 

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 新しいゴルフクラブを送ることを「ロールアウトする」とか言うな……第19話。いや、確認したら単に「新製品を世に送り出す」と言う意味なので間違ってはいないのだが、普通は使わんやろ。「アムロとセイラさんが作ったMS(めちゃ・すごいクラブ)がロールアウトした」という状況。まぁ、シャイニングもウィングもガンダムの名前ですけどね!(流石にそれはこじつけだろ)

 というわけで、あっさりプロをなぎ倒しちゃったイヴの方は一旦おいといての葵のお話。一応イヴも「念願かなってようやく愛しの我が家に帰還できた」っていうすげぇ大事なニュースがあった気がするのだが、イヴのテンションがいつも通りなもんだからしれっとその辺の出来事は片付いてしまった。イチナさんは立ち位置に迷わず一家に溶け込めて良いですね。まぁ、外見のイメージだけだとリリィとめっちゃ被ってる気もするが……ガンプラ好きとゴルフ好きの違い。

 葵の方はどんな調子かというと、やっぱり日本に戻ってきたせいであんまり動きが無くて面白みにかけるお話である。一応「新武器の投入とレベルアップ」という重要なイベントが描かれていたはずなのだが、最終局面で無償提供されるパワーアップアイテムにはあんまり感慨深さが無いし、アムロが突然ぶっ倒れるのも今更の話な上に「で、結局どういう症状なん?」というのがよく分かってないのでどうにもピンとこない。これ、葵も体調不良でぶっ倒れた経験があるってことは、遺伝性の疾患なんじゃあるまいな?

 まぁ、そうして「実の父(仮)」が倒れてしまったせいで劇的にスペックが落ち込む葵。こないだのママさんとの問答で納得したのかと思ってたが、もちろんそんなことはなかった。雨音さんも気づいてるくらいだし、母親が隠し事をしてることくらい娘なら何となく分かってしまったということだろう。「多分あっちが血のつながった人なんだろなー」と思ってたら突然目の前でぶっ倒れたんだからたまったもんじゃない。葵はいかに図太いと言ってもイヴほどの桁外れの勝負強さがあるわけではなく、身内の難局を受けてスペックガタ落ち。せっかくのおニュークラブも持ち腐れである。ほんで病床から立ち上がったと知っただけでその辺の不調が全部回復してのフルスペックへ。やっぱ葵のメンタリティが一番よく分からんな。まぁ、勝てるだろうからそれはそれでいいじゃない?

 やっぱりプロゴルフがメインになると敵キャラのアクが弱くて魅力に欠けるなぁ……。なんか最後にどでかいライバルキャラとか出てくるのかしら? それとも、この辺からはもうイヴと葵のライバル関係だけで引っ張るのかしら?

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 おかえりゴルフコース自動生成装置! 第18話。やっぱこのアニメの主役はお前だよ……初っ端のダムから放水するくだりの意味はよく分からんよな!

 というわけでカトリーヌさんが頑張ってくれたおかげで久しぶりに裏ゴルフ界と戦うことができました。しかし残念ながら、艱難辛苦を乗り越えたイヴの前には「アメリカ裏ゴルフ界ナンバーワン」と呼ばれたプレイヤーですら荷が重かったようで、「なんでお前それでナンバーワンになれたんや」というよく分からんマゾヒスティックメンタリズムをとっととぶっ壊しての完勝。多分、もう今後2度とゴルフコース自動生成装置の出番は回ってこないだろう。大変残念である。

 日本からイチナも呼び出して準備万端なイヴ。イチナさんは多少イヴに振り回された経歴があるとはいえ、基本的には穏当な日本の女子高生である。それがいきなり遥か異国の地に呼び出され、いきなりチャカを突きつけられるとんでもない裏社会に飛び込んでしまう(あと、突然地下に連れ込まれて頭のおかしな機械を見せられる)。普通の日本人ならテンパって使い物にならなくなるところだが、イヴさんが見出した唯一無二の相棒はそんなことじゃぁへこたれない。すぐに状況を飲み込み、すぐにゴルフ脳にスイッチ。見事にキャディーの仕事を務め上げるのである。どうにもこの世界の住人は鋼のメンタルが多すぎるが、まぁ、スポーツに携わる人間はそうでなくちゃやってられないか。

 カトリーヌさんをボコったことにより、イヴはめでたくプロへの道を歩むことができるようになった。おじいちゃんも照れ隠ししながら万全の支援をしてくれるだろうし、イヴのプロ転向もそう先のことではなさそうだ。そして、そんなプロへのルートを考えた時に一番不安なのは、「日本編もつまらんかったし。裏ゴルフ要素がなくなっちゃうとまたつまらない試合が待ち受けているのでは……」という先行きの話である。どうやら来週は一旦日本の葵目線の話が挟まりそうだから大丈夫かもしれんが……プロのお行儀のいい試合は描きようがない気がするけどなぁ……せめて今回の相手が見せたダーティープレイくらいのちょっとした工夫は見せて欲しいものだ……ところで「すべり粉」ってなんぞ?

 個人的な今回の推しポイントは、回想シーンでちょろっと出てきただけなのに、対戦相手に対して散々な罵詈雑言を吐いて心をへし折るだけで終わったシャアです。なんでそんな責めるんだよ。かわいそうだろ。

 

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 こないだからサブタイなんやねん、第17話。「1期目もこんなんやっけ?」と思って確認したら、最初は普通だったのに10話目あたりからちょっとずつ長くなってるな。「日本編独特のやつ?」って一瞬思ったけど、もう日本編でもなんでもねぇし、路線変更なのかしら?

 まぁ、なろうタイトルばりにサブタイで全部説明してくれちゃってるので、後から見返す時に楽でいいのは助かりますね。このアニメを後から見直す機会があるかどうかは知らんが。とりあえず、失った両親の記憶を持ちナフレスに帰還したイヴが「母親の墓石の前」といういかにもな場所で事情を知ってる親切な人から母親の生い立ちという過去のこと、そして今後のプロ人生という未来のことを同時に手に入れちゃうという非常に都合のいい展開だ。まぁ、格式高い家柄の執事さんは、きっと人格的にも素晴らしい人だったってことだろう。なお、イヴたちの暮らす「ナフレス」はヨーロッパにあることは間違いないようだが、具体的にどこら辺なのかはよくわかってない。こんだけゴルフに人生を左右されてるので、多分イギリスの北西とかにあるんじゃないかな。

 故郷に錦、といえば聞こえはいいが、実際には葵のママン(セイラさん)の手回しによって国外追放を喰らった形のイヴ。わざわざ学園に受け入れたいち学生の扱いとしてはマジであり得ない酷さだが、セイラさんのスネに傷があり、イヴがいたら娘が大変なことになりそうなので致し方ない。当のイヴがあっさりと追放を受け入れちゃったし、一番ゴネそうだった葵も存外素直にイヴがいなくなったことを受け入れてしまい、「いつかまた会える」と謎の前向き宣言。あんな形で事実上の喧嘩別れなのにそのメンタリティが持てる葵さんってばやっぱり強キャラやわ。ただまぁ、結局彼女の身体の不調はよく分からんままなのだが……血の影響なんでしょうかね。

 そうして帰国したイヴの面倒を全て見てくれる慈母のような存在が、かのヴィペールさんである。わぁいヴィペールさん、わたしヴィペールさん大好き。エロいはずなのにさっぱりエロくない。怖いはずなのに1ミリも怖くない。頭イカれてるはずなのに作中屈指の常識人にしてツッコミキャラ。ヴィペールさんが諸々の面倒を見てくれるならもう安心だ。いや、イヴは相変わらず好き放題に暴れ回ってるけども……あの流れで物おじせずに血のつながった祖父に特攻できるのはほんとに鋼メンタルだよなぁ。マフィアの恐ろしさは過去に散々味わったはずなのだが……この世界、マジでゴルフメーカーに全てを牛耳られてるの笑うな。

 まぁ、どんだけ無礼千万でも受け入れられてしまうのがイヴの不思議なところで。とんとん拍子に話は進み、いつの間にやらおじいちゃんとは奇妙な連携がとれるように。どうなんでしょうね、すでにジジイの方は「孫だろうなぁ」というのを認めてしまっているようだが、まだ血のつながりによる情愛などはなさそうだし、次回で「面倒みて」くれるっぽいのは、彼女を取り込んだ時に稼げるという打算も働いているのか、それともちょいと敵対関係にあるカトリーヌさんの吠え面かかせたかったのか……ここでジジイとがっつりつながった場合、イヴVS葵の対決がゴルフメーカー企業の代理戦争になってきちゃうんだよなぁ……キャディにイチナも呼び出し、改めて「女子高生だけでゴルフ業界の全部が事足りる」布陣へ。シャアもアムロも用済みやんな。

 

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