最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「虹色デイズ」とこれを繋ぐ月曜アニメはスーパーゆーみんタイム、第6話。今週の「けいおん!」は文化祭の準備だったのでリンクはばっちり。当然、来週の次回予告も「学園祭!」と「ぶんかさい!!」でまるかぶりです。さすがやな。 バイクの型とかの話になるとさっぱり分からないのだが、それでも何となく笑えるネタが出てくるのは助かる部分。今週はAパートの校長シナリオが実にいい味わい。中の人の元気の良さがそのまま無茶苦茶さに拍車をかけているのである。大人になってもバイクを買うことの強みに「全てを金で解決出来る」ってのがあるらしいが……なんだろ、マニアとしてはそれでもいいんだろうか。バイク乗りの気持ちはさっぱり分からないが、普通こういうのって自分の手でいじるから楽しいのであって、ジャブジャブ課金したらオートマで強くなりますよ、みたいなのはあまり歓迎されない気がするんだけど。まー、忙しい大人ならそういう方法もあるってことなのだろうが……問題は校長が特に忙しそうにも見えないところなんだよな。現状、単なる「ガラの悪いおばちゃん」だしな。ちなみに、回想シーンのオートレース場で支払われていた一万円札はなんと聖徳太子デザインの旧札である。確認するとお札が諭吉に変わったのは1984年。つまり、校長たちの学生時代はそれ以前(かほぼその時期)と考えられ、もし作品がリアルタイムのお話だとするなら、校長の学生時代は30年以上前ということに……え? いくつなん? さらにいうなら来夢先輩はいくつなん? まぁ、あの人に年齢という概念は無意味なのだろうが……。 来夢先輩はバイク部の妖精みたいな扱いだし、ドライビングテクニックは神がかっており、人格的にも「良い人」扱いのはずなのだが、どうもバイクを選ぶセンスは良く分からないらしく、彼女が大枚はたいて買ったバイクも部員には不評すぎる代物だったらしい。「カタログ見ただけで吐く」とか、今作はカワサキdisがネタとして何度も取り上げられているが、これはなかなかひどいお話。まぁ、ファンの間でもネタみたいな扱いなんだろうけども、知らない人間からしたら「何がどんだけ違うんだろう」と思うわな。こういうところからでもバイクに興味を持ってもらえれば業界としては勝ちなんだろうし、販促戦術も色々と手を尽くしているってことだろうな。単純にセールストークだけで売り込むやり方なら業者が嫌というほどやっているはずなので、こういうアニメでは多少変化球でも構わないんだろう。いや、成功してるかどうかは知らんけど。俺はどこをどうひっくり返してもバイクには触れないと思うし。あぁ、でも自転車がしんどくなるとたまにスクーターくらいは有ってもいいかなぁ、って思う時はある。エンジンが付いた自転車だと思えば、一桁万円台くらいは検討出来る……かなぁ。結局維持費がなぁ。 さておき、Bパートではそんなよく分からないバイクの世界がさらによく分からないオカルト方面にまで。相変わらず主義信条で折り合いが付かないもじゃ子と凜。今回2人が議論していた部分については、描写からするとドングリの背比べってことでいいんだよね? 世間では水素水の話題が盛り上がっておりますが、バイクの場合にはそうした眉唾もののオカルトがどれくらい幅を利かせているのか。まー、精密機械だし、いじる部分も多いだろうから、イヤホンにウン十万費やす音質オカルトなんかよりは信憑性はあるんだろうけど。個人レベルでいじれるパーツがないことには、マニアも力を入れる方法が無くなっちゃうからね。カスタムからのオリジナルデザインってのは何故か男の子の憧れるものの1つなので、「ぼくのかんがえたさいきょうのバイク」が作れるようにメーカーも色々と商品を提供してくれている、くらいにポジティブに考えればいいんじゃなかろうか。でも、「ハッピーメーター」っていう概念はまずいよな。速度表示って直接的に法規制に関わってきてるわけだからなぁ。 なお、当方、まわりにいる知り合いのバイク乗りは大体人生で1回くらいは事故っている。おかげでバイクについては必要以上に警戒心を持っているのだが……でも考えてみたら知り合いの自転車乗り(っつうか一般人)も結構事故ってんな。単に回りにぼんやりした奴が集まってるだけか? PR 通販の箱が「Abyss」だったってことは、ひょっとして「Amazon」→「Abyss」ってことなんですかね? 第4話。……だいぶ意味合いが違うと思うのだが……。 硬軟織り交ぜて進行していくシナリオ、3話までで「なんかピントコーンなぁ」と思っていたわけですが、今回4話目でようやく目鼻が付いてきた感じ。その上で、「やっぱりどうかと思う」という部分もはっきりと見えている。 まずは「分かってきた部分」だが、とりあえずトラブルの原因となりそうな「敵」の存在がぼんやり見えてきたのは収穫。今回立石さん(砲術長)が突然凶暴化して接近する艦隊に砲撃を始めたのは当然「何らかの悪い影響」なわけで、その原因があのネズミであることは明らかだ。ネズミといえば船の中では伝染病の媒介者というイメージが強いが、目が光る描写というのは普通に考えたら「そいつの意志」を反映したものなので、ウィルスのような災害であることは考えづらく、ネズミそのものが意志を持って立石を凶暴化させたとみなすべきだろう。そして、このように「人類には理解の及ばない凶暴化因子」がこの世界にあり、それをコントロールするものがいるということが、古庄教官の突然のご乱心の理由であると考えられるわけだ。少なくとも国家ぐるみの陰謀とか、晴風のクルーが全員幻覚を見ていたとかいう可能性は消去出来るだろう。ネズミは地球上の生物ではないとの示唆もあるし、今後はこのネズミ型生物の真意に迫り、人類が無益な争いを起こさないよう、管理していくことが目標になっていく。まぁ、現状ではその脅威に誰も気付いていないわけだけど。 もう1つ今回得られた収穫は、「なんか緊張感が無いと思ってたクルーだが、そもそも現状があんまり把握出来ていない気がする」という部分。実際に襲撃を受けてその対応を迫られたブリッジクルーは絶望的な現状を理解することが出来ていたが、そもそも艦の中というのは非常に閉鎖的で、回りの状況もなかなか確認出来ないし、外界でのドンパチがはっきり認識出来ていない可能性もある。「突然孤立した」とか言われても現実感がないのは事実なのだし、あれよあれよとピンチに陥っても、他のクルーたちに緊張感がしっかり伝わらなかったのも致し方ない部分はあったのかもしれない。 しかし、そうした部分に情状酌量の余地があるとはいえ、やっぱり晴風クルーの言動はいちいちおかしいのだけども。今回、停戦命令が出たことがしっかり伝わってきたわけで、余計な嫌疑を晴らす機会が得られたこと、すぐさま命の危機は無いことが明らかな状態だった。それなら、「見つかりたくない」「堂々と寄港するのは危険」といった発想がどこから出てくるのかが分からない。有無を言わさず攻撃してきた猿島や潜水艦と違って、港の近くに行けば「話の分かる」人が必ずいる保証が出来たのだ。それなら、とにかく自分たちがどういう状況下にあり、どんな要望があるのかを真っ先に伝えるべきだろう。何故横須賀への帰投にこだわり、こそこそと隠密行動を続けようとしたのか。元々3話目までの時点で一番謎だった部分だが、今回もそのあたりの疑問は一切解消していない。「クルーたちには緊張感が流布しきらない」と上で書いたが、そもそも「ブリッジクルーたちの緊張感の方向性がおかしい」というのが今作最大の謎の部分なのだ。 また、細かい立ち回りについてもいちいち粗が多いのはどうしても気になる部分。例えば上陸後に自分たちの正体を看破した一群と遭遇したとき、艦長たちは一斉に逃げ出したわけだが、もうこの時点で逃げる意味など無いことはちょっと考えれば分かりそうなものだ。何故そんなに怪しい行動をとるやら。そして、逃げる行程で子供を転ばせてしまった程度で立ち止まる艦長のメンタリティもどうかしている(この、「転んだ子供を助ける」シーケンスのカット割りもなんだか妙なんだが。どういう方向に逃げて、どこから助けようとしたのかがピンと来ない)。確かに子供を転ばせたのは悪いのだろうが、一度「逃げる」という選択をしておきながら、そこで立ち止まることでクルーにどの程度の影響が出るかを考えなかったのだろうか。この艦長、本当に何を考えているかが分からないので全く感情移入が捗らない。さらにさらに、艦内にネズミ(仮)を引き上げ、そのまま「飼い主が見つかるまで保護」とか言い出すクルーもヤバい。船+ネズミなんて言語道断の組み合わせ、生かしておく理由が見あたらない。まして海の上から拾ってきたネズミ、どんな保菌者かも分からないのだ。そんな流れ者に対して「飼い主」という発想が出てくるはずもないし、保護するなんてもってのほか。いくらなんでもご都合主義(主に敵側の都合だが)過ぎるのではなかろうか。 まぁ、あくまでもシナリオの途中なので、今回あげたような問題についても今後理由や解決策が明かされることもあるのかもしれないが……多分、なさそう。ようやく個々のクルーのキャラの差別化も図れてきて、見やすくなっていく頃合いだとは思うのだが……。 もうやだこのアニメ、第5話。これまでアニメでは抑え気味だったのだろうか、いよいよ露骨にエロマンガ家の本領発揮だ。なお、今回のコンテは「桜Trick」の石倉賢一氏。 流石にこういう展開になってくると「けいおん!」との比較にも全く意味はなくなってくるが、今週の「けいおん」は「合宿!」だったので貴重な水着回という意味ではまだリンクは繋がっている。来週が「顧問!」なので、教員の弱みを握って顧問に採用する展開は次週です。 北海道編の後半戦。昨今のテレビアニメって諸々の犯罪行為の描写には大きな規制がかかるもんで、未成年の飲酒・喫煙は当然駄目、いくらか前には自転車の二人乗りが違法だってんで映像が差し替えられたりもしていた。そんな中でバイクの最高速度の話題はOKだったのかどうか。まぁ、あくまで口で言ってるだけだからセーフなのかな。実際に100㎞越えて一般道をかっ飛ばしたりしたら微妙なのかも。あ、でも「頭文字D」みたいな作品もあるしなぁ、問題無いのかなぁ。自動車すらろくすっぽ運転しないチキンからすると、あんなノーガード状態のバイクで遠慮なくぶっ飛ばすことが出来る神経は理解出来ないですけどね。実際、今回も凜は危なく命を落としかけるとこまで行ったわけだしなぁ。でも、よく見るとブレーキ痕は大して長くない(せいぜい2mくらい?)ので、実はまだあんまりスピードが出てなかった説が濃厚。もし速度の乗った状態なら、あんなぴったり止まれるわけないよな。まぁ、結果はどうあれ、凜がキタキツネを轢こうとしたことは間違いないわけで、彼女は文句無しのギルティですが。 その他、相変わらず別の意味でノーガード過ぎる羽音、何故かやけにポエミーになっているもじゃなど、北海道という試される大地の影響が大きく出たのかどうかもよく分からない不思議な空気を持っていた面々だが、今回はさらに、傷心の女教師、猿山先生が登場。これまでもちょこちょこ登場していたキャラだが、あくまで学園長(ぴかしゃ)がメインでこちらの先生は添え物扱いだった。それが今回「フラレ女」という属性を身にまとって登場し、さらに絡み酒の上に教え子をも平気で毒牙にかける狂気のレズビアンであることが発覚。「普段は男漁りしてるのに酔うと女の子が好きになる」ってどういう症状なんだろう。これ、別に男の側からしたら大した失点でもない気がするんだけど……。むしろ酔って他の男に転がされない分、恋人としては安牌なのではなかろうか。まぁ、ちょっと女の子に対する態度がクレイジー過ぎるし、一歩間違ったら即お縄なレベルなので、その部分が問題なんだろうけども。萌えアニメ的には100点のキャラで、絶妙な脱がせ具合の羽音のカットは過去最高点。その後も、もじゃのトップレス、お嬢様の足舐め、そして凜にはダイレクトに脱衣からの裸スーツとなかなかの打点。毎回こうして放送コードにひっかかりそうなことをやってくれる作品だという風に腹が決まれば、これはこれでニーズはあるんだろうが(ヴァルキリードライヴと同じ枠になります)。 さらに今回は追い討ちとして「洗車プレイ」という謎の「バイクとエロの融和」を実現。ただ、こういうシチュエーションは露骨すぎるのであまり好きではありません。ん? 差が分からないって? ……まぁ、女の子どうしの絡みの方が良いってだけだな。羽音の無駄に立派なボディは今回も活用されているし、対抗意識を燃やすのが凜ってのも末期症状。もじゃさんにはそういうニーズは無いんですかね。水着のセンスは良いと思うのだけど。しかし、バイクの洗車用の洗剤ってあんなにたっぷり身体にまみれても大丈夫なものなんですかね……。羽音なんてろくに洗わないでそのまま部室に引っ込んでた気がするんだが。 こんなに渋い飯テロ初めて見たわ……第2話。このアニメ、こだわるポイントがいちいちクリティカルだ。 多分今後毎週感想を書いても「何も無い!」「だがそれがいい!」みたいな話しか出てこないので今後は触れにくい気もするのだが、何も無い! だがそれがいい! この空気感は最近だとなかなか得られなかったものですわ。「ARIA」が一番近い気がするんだけど、「たまゆら」はちょっと違ってたし、最近だと「のんのんびより」も当然違う。すごくゆったりと、「見せる」ということをけばけばしく飾り立てていないのに、しっかり「見えるに耐える」内容になっている。不思議なもんだが、こういう勘所ってのは良し悪しがあるものでなぁ。 Aパートは敢えて比較するなら「夏目友人帳」あたりにありそうなお話。単に「春の運び屋」さんが、来て、挨拶して、帰る。本当にそれだけ。異様な風体の運び屋さんも、別に言動がエキセントリックなわけでもないし、本当に茶飲みにやってきた程度のキャラ。もう出てこない気もするし、来たから何が起こるかもよく分からない。しかし、青森に遅い春が訪れる喜びというのは想像に難くなく、作中でものどかにウグイスが鳴いていたり、ライティングの加減で春先の本当に丁度良い時期(今くらいの時期かな)の陽気のありがたさが伝わってくる。そのことを作中のキャラが取り立てて持ち上げるわけではないのだが、たっぷりと取られた間尺の中に、「うららかな春」がちゃんとある。全てのキャラが優しく穏やかなこの世界だからこそ実現出来た、本当に春めいた一席だ。ちなみに今回のコンテは二瓶さん、作監に藤井昌宏氏が参加していたり。まぁ、あんまり藤井さんっぽさが感じられたわけではないのだが、流石の桜美さん、人脈は広い。 Bパートはボディブローのように効いてくるダメージ量の大きい飯テロ。ずるいやん、あんなのずるいやん。そうだよなぁ、子供の頃にはさっぱり魅力を感じなかった山菜の類って、おっちゃんからすると至高の存在になったりするんだよなぁ。それを揚げたての天ぷらにされてごらんよ。そりゃどんな時間帯に見たとしても腹が減るでしょう。幸い私は真夜中じゃなくて録画を夜ご飯の時間帯に見られたから良かったものの……いや、山菜の天ぷらなんてそう簡単に食えるもんじゃないから結局やられるんだけどさ。またこの天ぷらを作る過程から完成形に到るまで、無駄に作画状態が良いんで天ぷらの存在感が真に迫っている。素朴な世界に素朴な料理がポンと置かれているこの破壊力。なまじ想像出来るからきついんだ。食わせろ。抹茶塩で食わせろ。 しかし、帰宅後すぐに天ぷらが揚げられる男子高校生ってのも凄いな。
早川の存在感、第4話。あいつ、完全に枯れてるから混浴でも平気なのか、それともお嬢様への忠誠心から何かを維持し続けているのか。はたまた女子高生は対象外なのか。何かよく分からないけど、旅行の相談してる女子の私室であぐらかいて茶をすすったり、一切の遠慮なく一緒に湯に浸かっている様子はやはり異様である。早川側はいいとしても、女子チームはよくOKしたもんだな。 このサブタイトルのお話が「けいおん!」にもあれば良かったのになー、としみじみ思う内容。なお、「けいおん」は今週の4話で唯の家に上がり込んで試験対策する回だったので、やはり冒頭の羽音の家に上がり込んで妹さんと会うシーンは謎のリンクが生まれています。まぁ、今回はそこだけだったけど。4話目の唯は未だギターを扱えなかったが、羽音の方はすっかりバイクにも慣れ、余裕でロングツーリングを企画出来るまでになっている。まぁ、流石に青森行きは神の力を借りないと無理だったようだが、それでも行こうと言えるだけでも大したもんだ(神のくだりは正直訳が分からないのでスルー)。実際に不眠不休で飛ばしたら大洗→青森間ってどれくらいかかるもんなんでしょうね。大したトレーニングもしていない女子高生が辿り着けるだけでも偉いぞ。まぁ、5人のメンバーのうち、まともに走破したのは2人だけだったけども……。道中のほとんどの部分を凜ともじゃは二人で走っていたわけだが、そこで友情が生まれたりしたんだろうか。そのあたりはほとんど切られていたのでよく分からないのが勿体ないな。 各キャラが好き勝手な方向にアホなことをやっている作品ではあるが、今のところ話題の中心はほぼ凜である。まぁ、いじりやすいのは間違いないからな。ライダースーツの上からでも分かっていたことだが、メンバーの中では一番エロい身体をしているのでそっち方向のネタにも持っていきやすいし。今回の水着シーンや風呂シーンで確認すると、意外に羽音も良い物をもっていらっしゃる様子。もじゃが一番平坦だが、それでも「無い」というほどでもないので、割と平均的な女子高生スペックは持っているのかも。軽音部の部長はやや残念だったからね……(だがそれがいい)。尻に焼き印のエピソードもなかなかひどかったが、どっちかっていうとあれだけの幼子が単身で北海道から一人旅で家に帰らされた事実の方がひどかった気がする。あの歳できっちりおうちまで帰れたなら、充分に独立心の強いお子さんに育っているはずなのだが……なんか現在は微妙に依存体質のヘタレになってるんですね。父親の駄目な血の成せる業かなー。 ちなみに、なんかもうさんふらわあ号を見るだけで異様な安心感を覚えるようになりました。死ぬまでに一度くらいは行ってみるかな、大洗。 この世界の砲撃、当たらない、第2話。まぁ、それなりの距離があるんだから当たらなくてもおかしくないとは思うが、その割には全部の弾がニアピンでギリギリ避けてる感じなんだよな。本物の艦対艦の戦いって、砲撃はどれくらいの精度で当たるもんなんでしょうね。 前回のパニック展開から、今回は世界観を探り出す物語になるのかと思われたのだが一切そんなことはなく、どうにももやっとしたままで話が進む。今回、主に時間を割いて描いていたのは艦内の人物配置であった。うーむ、まぁ、女の子山盛り作品なんだからそれも大事なんだろうけど、艦長が慌ただしく艦内を駆け回った程度ではとてもじゃないけど視聴者は覚えられないわけで……今それを駆け足でやらなくてもいいんじゃないか、という気がするのだが。一番気になっている「現状はどうなっているの?」に関しては、なんでかよく分からないけど通信が途絶してしまっているために全く分からない手探り状態で進んでいる。どういうことなんだろう。濡れ衣着せられたんだったさっさと釈明するために政府なり機関なりに連絡すればいいだけだと思うのだが、この世界の艦には、そうした長距離連絡用のツールが搭載されていないということなのだろうか。「日本が沈んだ」とは言われているが、それ以外の部分で世界に大きな違いがあるとは思えないし、むしろ現実世界の科学技術ではなし得ない「メタンハイドレートの大量掘削」という技術が存在していることを考えれば、この世界は現実よりも科学のレベルが高い世界なのだと思うのだが。衛星通信なり長距離無線なり、本国以外にも色々と助けを求める手段はあると思うのだが、何故かクルーたちは通信を封印して、状況が悪化するとしか思えない「逃げ」の一手に出ている。この辺りはよく分からない。後で説明があるのかなぁ。 そして、そうした不可解な行動に出ている最大の理由が艦長である明乃の独断である。どうやら一人で勝手に思いついて突っ走るタイプのキャラのようで、まわりの声などほとんど聞かず、鶴の一声であらゆる決定を下して艦を回している。まぁ、長を任されたのだから責任も権限もあるわけだが、昨日今日出会った同年代のクラスメイトを相手に、ここまで辣腕をふるってケロッとしていられるのもなんか妙なもの。周りの人間はもっと楯突いてもいいと思うのだが、「艦長命令は絶対」みたいな教えが徹底しているのだろうか。皆なんだかんだいいながらも艦長の采配に従っている。そして、最も大事な部分の采配は「怪我人がでるかもしれない」という一言から逃走や迎撃といった「悪化する以外に道がない」選択肢を選び続けているのである。確かに、前回の猿島も今回のドイツ艦も、なんだか話が通じるような状態ではなさそうだったが、それでももう少し意思疎通の努力を見せてから極端な行動に走るべきなのではなかろうか。彼女がどんどん先へ進んでしまえる、その根拠が分からない。なんだかもやっとした進行の2話目だった。 まー、そのあたりの謎は追々明かされるとすると……女の子を見てればいい、って話になるのかな。今回新たに謎のドイツ娘が漂着し、さらに「しばらく出番はないやろな」と思っていた武蔵に配置された幼馴染みもさっそく仕事が回ってきた。まだ人数が増えるのか……。全然覚えられる気がしないな。とりあえずブリッジで仕事をしているメインの数人だけでも覚えておけばいいかな。一人芝居好きの変な子、中の人がほぼ新人みたいなのだが、割と強烈なキャラなのでいい仕事だと思う。後は保健室にアスミス、見張り台に画伯、なにげにかな恵ちゃんがこっそり混ざっていたりもする。どこから新しいキャラが飛んでくるか分からないので油断出来ない作品だ。 「けいおん」と「ばくおん」が同時に放映されている奇跡のシーズン、第3話。何が面白いって、「けいおん」で唯がギー太を買ったのと全く同じタイミングで羽音がバイクを買ってたこと。かたや50万の品を5万まで値切り、かたや難あり品を友人の家で買わされるという違いはあるけどね。金持ちキャラの性能の違いですかねぇ。 ちなみにその他にも、今週登場した校長(の中の人)は澪だし、その校長と話していたもう1人の先生の髪型が明らかに律ちゃんだし、まだまだけいおんの影はついて回りそうだが、まぁ、お話の方は特に関係ないから問題は無いだろう。心温まる軽音部のハートフルな日常と異なり、こちらのバイク部は色々とSAN値削らないとやってられない世界みたいだし。バイクの販促アニメのはずなのに、見れば見るほど「バイク乗ってる奴ってやっぱりどっかおかしいし、バイクに乗るためにはこんなに色々と犠牲にしなければならないのか……」と戦慄することばかりですからね。当番組はフィクションです。 部員(仮)は安定して5人になったものの、基本的に話を回すのはもじゃと凜ちゃんのお仕事。そして、これまで全編通じて純度の高い人間のクズだったもじゃ子も、今回は実家が登場したために多少なりとも人間味のあるところを見せてくれた。かき回し役で部の中心で髪型をいじられるポジションだから間違いなく律ちゃんポジションだが(そういえば弟がいるところも共通している)、あの偉大な部長と並び立つためには、もっとたくさん徳を積まないと駄目ですね。なお、「メンバーの中で一番中の人が好き」という部分も共通している模様。「虹色デイズ」に続いて視聴したので、今週はゆーみん号泣ウィークでした。 他方、そんなもじゃ子とことあるごとにいがみ合う凜の方は、ポジションでいうなら澪になるはずなのだが性格は梓に近い。というか、単にツンデレツインテなだけだが。油断すると平気で恥ずかしいことをしちゃうあたりは澪成分ではあるのかな。作中のキャラの中でも屈指のチョロさであり、この子がドタバタしているのを見て「微笑ましいわねぇ」と和むのがこの作品の正しい楽しみ方……なのかな? 無駄にエロいのでなかなか和むタイミングも難しいんだけども。なお、現状ではお嬢キャラが空気なところもけいおんそっくりである(ムギ派に喧嘩売る発言)。 そういや主人公の羽音も割と空気といえば空気なのだが、今回のお話で「あいつはバイクに乗せない方が良かった」というもじゃの発言が出てきているのが気になるところ。バイク漫画の主人公がそれってアカンやろ……。 そうそう、唯一対応するキャラがけいおんに存在しない来夢先輩だが……なんだろな、バイク部の妖精みたいな存在なのだろうか。だとすると……トンちゃんか? あまり深く突っ込まないでおこう。 なんだこれ、第8話。何がどうなったらこういう方向にぶっ飛ぶんだ。いいぞもっとやれ。 確かにブランキは複数体あることは言われてたわけで、オーブ、炎帝(あと先週までのやつ)以外にもたくさんあってもおかしくは無いが、何故か国籍を看板にしたチームがまとめて2つも。チームアメリカ、チームロシア、それぞれにブブキ使いが5人ずつ、全員色彩やらコスチュームやらがいちいちかっ飛んでいる。これまでのアズマVS礼央子の構図以外にも、色々と面倒臭い連中が増えまくって一気に賑やかに。 いや、まぁ、その方向性で新展開があるのは別にかまわんのだが、今回の珍妙な空気は一体なんだったんだろう。この作画でギャグに完全に振り切れると訳の分からん方向でポップになるな。作画……っていうのかなぁ、元々CGなんだから描き込み方ってそんなに仕上がりに影響は無いものだと思っていたが、こんな分かりやすい方向で毛色を変える方法があるとはおもわなんだ。ギャグにありがちなデザイン性にはデフォルメってのがあるわけだが、このCG作画の場合には別個にキャラデザインを立て直さないとデフォルメ絵にならない。そのまんまのキャラクターでギャグタッチにしようとしたとき、モーションの面からギャグっぽさを出そうとして、「コミカル」を演出すると不思議と「安っぽさ」が出てくるという。いや、ここで「安っぽい」ってのは別に悪口ではないんだ。コメディを表す記号としての「ヘンテコな動き」が絵を固定して描かれるとこういう風になるんだ、っていうのがむしろ新鮮。でも、「絵を固定して」「モーションでヘンテコ」って方向から、なんか「てさぐれ」的な廉価アニメとイメージが被るようになるんだよな。普段は「CGで出来るだけ自然な動きを」っていう方向で力を割いているスタッフが、その動きを別方向に振り分けた時にどういう絵になるか、改めて見直して堪能してみたい。 この妙なデザイン性が一番端的に表れたキャラが、アメリカ代表のデブだったってことやね。あのデブが面白すぎて、それでいてキモくて、この感情をどう表せばいいのかよく分からない。ネガとポジが同時に大量に押し寄せてくる。こんな形で細谷の才能が活かされるとは思ってもみなかった。他のメンバーも色々と濃いなぁ。来週以降、チームアメリカがどういう絵で描かれることになるのかが今から気になる。流石にこの流れで来週以降もギャグを維持することはないだろうし。こうして外敵の数が増えると、相対的にチーム礼央子の四天王が味方っぽく見えてくるので、四天王ファンが増えた今は嬉しいサービスよね。
ぴかしゃ+うさ耳=裏切り者、みたいな風潮、第5話。こういう蓮っ葉な女をやってる時のぴかしゃも楽しそうでよいなぁ。なお、相変わらず乳はでかい模様。 今作は少しずつ盛り上がってきてる感じが良いですよ。正直最序盤は設定が訳分からなくてついていけなかったのだが、最初のオーブ戦が終わった後は目的意識がはっきりしたし、少しずつ5人の関係も掘りさげられているので、ロードムービー(?)としてはだいぶすっきりして見やすくなった。デカブツマシンバトルだといまいち新鮮味の無かったサンジゲン映像も、人VS人にブブキが絡むデザインだとモーションが見やすくなるし、このくらいのバランスが一番売り出しやすいところなんじゃなかろうか。ブブキ戦の設定がガバガバなところなんて、些末な問題ですよ。 まぁ、ぶっちゃけると敵キャラの濃さが良い。味方陣営がいきなり仲間になっちゃったせいでなかなか浸透しなかったのに比べて、敵方四天王は登場時からキャラが恐ろしく分かりやすいものになっていて、先週退場してしまった的場井さんも強烈なツダケンキャラとしてたっぷりチンピラの魅力を振りまいて沈んでいった。電車を止めようとしてる時の「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!」って叫びがすげぇ楽しかった。そして今週メインでバトルを行ったのは、木村昴ボイスが絶妙にマッチする更なるチンピラ、新走さん。記憶の想起、洗脳機能を持つ指輪なんて雑に強そうなブブキを所持し、過去に籠絡したピュアッピュアな木乃亜さんとの因縁を持つ。あかんやん、もう完全に薄い本設定ですやん。堕ち物系ですやん。口では何を言っても身体は正直なパターンですやん。過去に一体どこまで行ったのか、とか考えるだけで妄想が止まらないシチュエーションです。ヤンキーにいいように調教されるピュアっ子っていうだけでも萌えるのに、今となってはそのヤンキーに対抗心を燃やして散々に罵倒するっていう設定も「でも、実は?」みたいな展開が期待されて素敵。いや、木乃亜さんの場合は割とその辺は片付けちゃってるみたいなのでそれ以上の部分は期待出来そうもないけども。 今回はそんな木乃亜さんのバトルを放っておいて、残りの面々で「ブブキにも感情はあるの?」みたいな話をしてたけど、そこはもう少し前に片付けておくテーマだった気もするんだけどね。既に黄金ちゃんと右手ちゃんのおかげで「ブブキという個体」との接し方は片付いてるもんだとばっかり思ってたのだが、反抗期の柊君はそのあたりの問題がまだ片付いていなかったらしい。そして、そんな柊とブブキとの関係が紡がれるのが、次回の第3ブブキ戦ってことになるんだろうね。ぶっちゃけぴかしゃがなんであそこまで徹底して味方のふりをしていたのかはさっぱり分からないので「どないやねん」とは思うのだが(まぁ、本人も暇つぶしだって言ってたんだからしょうがないけど)、とりあえず「非情な策謀家」と柊のマッチメイクということで、次回は柊の正義感に火がつくことに期待しよう。おそらく相手側が散々にブブキのことをなじって道具扱いしてくる展開が予想されるので、そこで何かに目覚めることになるんだろうな。全部アズマの思惑通りってな気もするんだけど、敵側も単にオーブを止めることが目的って感じじゃないし、まだもう1つ裏があるんじゃないかな。でないとここまであっさり四天王が2人も退場してる意味が分からんしな。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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