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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 超展開な第9話。前回までは全然話が動く気配がないなーと思ってただけに、いきなりの無茶展開はありがたくもあり、迷惑でもあり。

 義仙という新たな住人が増えた道場内は、慶彦の帰還に備えて策を練る幸村・千姫・宗朗のチームと、宗朗とキスをすることに抵抗を感じて思い悩む「チーム愛戦士」の面々、それに何を考えているか分からない十兵衛と義仙という構成。義仙はあの手この手で宗朗を籠絡しにかかるが、朴念仁の将は何とかその誘惑をはねのけてみせる。しびれを切らした義仙は正体を現し、術によって宗朗のコントロールを得ると、そのまま一味の瓦解を狙う。

 慶彦の手勢のものであると確信し、マスターサムライ化して義仙を攻撃する千姫。しかし、義仙は「慶彦の手のものだろう」という千姫の怒声を一笑にふすと、自らもマスターサムライ化して力を解放。絶対的な戦力を持つはずの千姫をも圧倒してみせる。最後の一撃が見舞われるかと思われたところで、一週間予定を早めて帰還した渦中の人、慶彦が助太刀に入る。爆発的な力を持つダルタニアンを使役し、義仙を撤退させることに成功した。

 再びまみえた千姫と慶彦の兄妹。これまで敵であると警戒していた兄は、神隠しを含めた全ての事件が、大日本を救うための策であったことを打ち明ける。7人存在すると思われていたマスターサムライはすでに全員が失われており、次なる防衛ラインとして、「人工の」マスターサムライ製造が急務であるとされたのだ。そのためには、ある程度の犠牲は厭わないというのが、慶彦の方針であった。彼がそこまでして備えなければいけない「大日本を覆う影」とは、過去に幾度となくこの国を窮地に陥れた悪の化身、天草四郎時貞その人である。

 マスターサムライ製造のために宗朗と十兵衛は利用するが、残った面々は秘密を知ってしまったからには生かしておけない。兄の命令に、決断を迫られる千姫は……

 

 ということで、いよいよ徳川慶彦が登場。期待通りのワルっぷりであるが、そのスタンスは予想されていたものとは随分違っていた。前回よく分からない理由で味方になったと思われていた義仙がやっぱり敵だったのは一安心だが、だからといって慶彦が味方というのはすんなり納得出来るものではないだろう。やっていることは悪そのものであるし、現時点ではまだ第3勢力といったところだろうか。

 シナリオが進んだおかげで、その分お遊び要素が薄めだったのは残念なところ。今回もトバし気味だったぐつぐつさんこと兼続が元気だったくらいで、他の面々はほとんどギャグ無し。十兵衛が出てきても、和むというより「緊張感ねーなー」と思われてしまうくらいの状態である。いっそ兼続を気絶させずにギャグのテンションを維持してほしいところではあるのだが……ここからの展開では厳しいかなぁ。

 その分、今回はバトル成分多め。千姫VS義仙から義仙VSダルタニアンへと繋ぐ。前回お目見えした「白い墨汁」はどうやら義仙特有の「色」だったらしく、今回ダルタニアンが紫や赤といった新しい色の墨汁を披露してくれている。ま、この辺まで色が付くと既に墨汁と言っていいものかどうか怪しいのであるが。十兵衛や千姫たちの「黒」と義仙の「白」という色のぶつかり合いはビジュアル的にも分かりやすくなっており、特に義仙の場合は能力自体も「凍結」という白のイメージで重なっているため、技を発動したときのエフェクトとしても画面に馴染みやすい。「絶対隷奴」なんてふざけたネーミングも、ビジュアルで説得力が増せば何となくアリだ。そして今回千姫が見せた新たなモーションとして、「墨汁を足場にしての空中歩行」があり、ふざけた演出がさらに直接的にアクションにかみ合った面白い仕上がりになっている。ただ、流石にダルタニアンが発動した「業火」っていう技はもう少し捻ってほしかったもんだが。

 バトル後に必死で慶彦とダルタニアンが説明したことの顛末は流石に駆け足で理解が及ばないこともあるのだが、あくまで次回への引きも込みでのシナリオと考えるべきか。特に斬新なストーリーラインを期待してるわけでもないので、せいぜいギャグやアクションの持ち味を殺さないレベルで頑張ってほしいもんである。

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 この期に及んで新キャラ登場、第8話。そりゃま、特別キャラクターが多かったわけじゃないから別にいいのだが……どういう結末に向かいたい作品なんだろうか。

 前回の半蔵の奮戦も空しく、千姫と幸村が出した結論は「慶彦とは確実な対立関係になったので、全員、戦力を増やすために宗朗とキスしてマスターサムライ化しろ」という無体なもの。残された人員である半蔵・又兵衛・兼続の3人は、既に心に決めた人がいたり、単に宗朗が嫌いだったりするので、主君の命といえども素直に受け入れることが出来ない。

 そんな中、1話の再現であるかのように、突然空から全裸の女性が舞い降りてくる。彼女は十兵衛のときと同様にそのままキスをしようとしたが、十兵衛の必死の制止があり、宗朗はすんでのところで思いとどまる。柳生義仙を名乗る眼帯の女性。あの手この手で宗朗に迫るところが先約3人には気に入らない。また、「侍とは、臣と将とは何か」というイデオロギーの面でも、義仙は他の2人と対立する。

 怒りにまかせた千姫は宗朗をボコボコにしたあげく、義仙に決闘を申し込むことに。いざとなったらマスターサムライ化すれば勝てると高をくくっていた千姫達だったが、義仙の戦力は奇妙な闘気をみなぎらせることで上昇し、油断した千姫を追い詰めてしまう。とどめを刺そうと剣を振りかざした義仙を、十兵衛がかろうじて食い止める。「侍とは忠義によって成り立つ関係であり、その形は愛だろうが信義だろうが同じ。ただの契約関係とは違う」と説いて聞かせる十兵衛に、感銘を受けた義仙は改めて行動を共にすることを誓うのであった。

 

「次から次へと裸の女の子が空から降ってくるなんて、この国はどうなってるわけ?!」という千姫の嘆きが、どうしても現代日本のアニメ業界を憂いているようにしか聞こえない。今期だと「そらおと」「神シル」「禁書」「TO LOVEる」とコレで5本かな(一匹海からあがってきた女の子もいますけどね)。だが、大体の作品は1人降ってくりゃ充分なのに、この作品の場合、全く同じシチュエーションで2体目が降ってくるというのが「どうなっているわけ?!」と不満が漏れる要因である。現時点で十兵衛の正体も分かってないのに、さらに不確定要素が増えてしまっては、視聴者はどうやってキャラクターを見ていけばいいのか分からなくなってしまう。やっぱあれか、2人ともシナプス製エンジェロイドなのか。

 レギュラーキャラがそこまで多くないとはいっても、既に宗朗を取り囲む女性キャラは6人もおり、さらに1人が増えてしまうとなかなか個性が出しにくい。今回増えた義仙の場合、歴史的に見てもマイナーキャラなのでイメージが湧きにくいし(というか私は知らないし)、キャラとしての特徴も、現時点ではあまり見えてこない。乳がでかいのは大体のキャラで一緒だしなぁ。改めて見ればこの作品には「積極的なエロキャラ」はいなかったわけだが、又兵衛や十兵衛があんな衣装を着ている時点であまりアピールポイントにならないのである。こんなところでぽっと出てきて、一体何がしたいのだろうか。

 さらに、あらすじをまとめて気付いたが、十兵衛や義仙の素性が分からないおかげで、アイデンティティの対立があまり見えてこず、シナリオ上は今回メインとなるべきだった「忠義とは何か」という問題を掘り下げることもあまりうまくいっていない。最終的に義仙は十兵衛の説教に感服していたわけだが、元々千姫たちが訴えていたことと何が違うのか分からないのである。単に力で押さえつけられたから降伏したのか、それとも十兵衛が無邪気だったから信頼してしまったのか。肝心の筋立てが追えないおかげで、なんだか釈然としない1話であった。

 新キャラのパンチが弱いので、他のキャラクターに頑張ってもらうしかないわけだが、今回も一際輝いていたのは兼続だろう。ウザキャラとしての地位を確立し、適度な羞恥心と適度な厚かましさが賑々しくも愛らしい。簀巻きにされたビジュアルも一人だけ世界観が違う間抜けっぷりが際立って良いですね。あの又兵衛に「死ねばいいのに」とまで言われ、当て身+フルボッコというあり得ないぐらい不憫な扱い。何もそこまで冷遇されんでも。後は野獣化して宗朗を付け狙う幸村と千姫の必死の形相とかかな。転ぶたびにエロポーズしか取れない又兵衛さんの阿漕さも捨てがたい。

 今回は戦闘シーンもいまいち目的意識が見えなくて盛り上がらなかったのだが、十兵衛が放つ墨汁と、義仙が放つ白墨が混ざり合うビジュアルは分かりやすくて良かったかも。ただ、やっぱり墨の良さを出すなら黒一色で変化を出せれば面白かったんだけどね。

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 やはり日本は湿気の国であると実感出来る第7話。ちなみにソースは「ギャラリーフェイク」。湿度をもった雨の中の絵面っていうのは、墨汁アクションによく馴染みます。

 前回の騒動の結果、何故か千姫邸に住みつくようになってしまった直江兼続。「味方になった」とは言い難いのが現状だろうが、少なくとも式神でいいようにもてあそばれて慶彦に裏切られたことくらいは、悪い頭でも理解出来たようだ。「宗朗の見張り」という大義名分を(自分の中では)立てながら、過去には某アスリーテスも愛用していたような犬小屋のごとき「兼続小屋」に居着いてしまった。

 そんな間抜けは放っておいて、着実に慶彦の捜査を進める面々。軍師幸村が加わったことで事態は大きく進捗し、サーバーから落とした謎の音声ファイルがなにやらいかめしい文言を唱えているらしいことまでは突き止めることが出来た。一方、着実な協力体制に満足を覚えながらも寂しさに戸惑うのは、千姫の忠臣、半蔵であった。幼い頃より唯一無二の友人として千姫に付き従ってきた半蔵は、仲間が増えて明るくなった千姫に自分の必要性が薄くなったことを感じ、マスターサムライ化を経たことで護衛としての任務すら必要無いのではないかと思い悩む。

 そんな折、新たな刺客が邸宅を襲った。奇妙な能力で十兵衛・又兵衛を立て続けに戦闘不能にした「見えない敵」は、その毒牙を千姫に向ける。半蔵の救援でかろうじて襲撃を防いだ千姫だったが、視認できないのでは防戦一方。何とかその姿を捕らえるべく、唯一捕縛機能を所持している半蔵に、宗朗とキスをしてマスターサムライ化することを命じる。

 姫の命を受けて必死に努力する半蔵だったが、やはり心に誓った相手以外にキスをすることは出来ず。ついには「マスターサムライ製造器」である宗朗も討ち取られ、絶体絶命のピンチに陥る。死地において最後に彼女がみせたのは、自分の命と引き替えにでも姫を守らんとする絶対服従の臣としての決意。最終的には兼続の協力もあり、何とか千姫の一撃で敵を退けることが出来た。そして、半蔵はボロボロになりながらも、最愛の人からの信頼を勝ち取ることに成功したのであった。

 

 というわけで、意外なことにここで半蔵のメイン回。「マスターサムライのバーゲンセールだな」という展開になるのかと思いきや、彼女は自らの信念を最後の最後まで曲げず、操を守り抜くことでついに宗朗を打倒、千姫の中での「最愛の友人」としての地位までも確立するに到る。ハーレムものだからどうせ最終的には手込めにされるんだろう、と思っていただけに、この展開は意外であり、嬉しかった。やっぱりこういう展開で全員考え無しに足並みを揃えると面白くないからね。半蔵の最大のパーソナリティはやはり千姫への忠義であるわけで、その部分をきちんと見せてくれたのは嬉しかったのである。ま、やってることはベタの極みなんだけどね。

 そして、今回は十兵衛がほとんど出番無しという状態で、半蔵&千姫コンビの次に活躍したのは、輝かしき馬鹿、直江兼続。英検4級のくだりとかその前後の掛け合いは、本当に純正の馬鹿っぽくてすごく愛おしい。きっと慶彦もこの子を丸め込むのは簡単だったんだろーなー。気付けば犬小屋住まいなんてなかなか美味しい属性も獲得したし、腹ぺこキャラも堂に入ってきた。最後の最後はきちんとハンマーでもって戦闘に絡んですらいるのだから、実はこの作品で一番美味しい立ち位置にいるのは兼続なのかもしれない。え? ひょっとしてここからマスターサムライ化するんですか? ……強い兼続はなんかヤだな。

 今回は割と長めにバトルの尺もあり、雨のしのつく中での決戦ということで、いつも以上に墨汁先生が大活躍。「画面にかかる雨」っていうのはまた新たな役割なわけだが、よく見ると縦に画面を割る筋の他にも、細かい飛沫がところどころに飛び散っているのが確認出来る。普段は剣戟やモザイク、オーラなどを描写している墨汁が、本当にディティールまでこだわった形で「雨」になっているのが実に美しい。あと、何故か半蔵の胸を隠すときだけモザイク墨汁がシュッと一筆走らせただけになっているのが謎(他のキャラはしずくを垂らしたような円形が多い)。半蔵も別に貧乳ではないんだけどなぁ。

 唯一気になったのは、サブタイトルがこれまで何度も出てきたフレーズである「大日本を覆う影」なのだが、そのへんには特にスポットが当たらなかったこと。もう少し目的意識が明示されるかと思ったんだけどね。あと、幸村が何気なくもっていた六文銭プリントのノートパソコンが気になる。ちょっと欲しいかも、と思ってしまったが、幸村ファンの歴女とかだったら普通に自作してそうで怖いな。

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 普通のハーレムもの、第6話。考えてみりゃ、グダグダと小難しい感情に揺れることが多い昨今のアニメでは、6話時点でヒロイン2人がはっきりと告白してる作品ってけっこう珍しいかもしれない。メインヒロイン(予定)が完全に空気扱いされているのはどうかと思いますけど。

 宗朗のリサーチにより徳川慶彦への疑惑は確信へと変わり、千姫と宗朗は徳川家別荘にあるというメインサーバへの調査を決意。国家への反逆をも意味するその行動には他の連中は巻き込めないというので、こっそり夜逃げまがいの逃避行を企てるも、幸村にはあっさり見破られ、結局いつもの面子で珍道中。海だ! 水着だ! 触手プレイだ! な、お約束展開へと転がり込むが、諜報員としての才能が欠片もない兼続が慶彦の存在をあっという間に暴露し、さらに宗朗の渇と覚醒十兵衛の的確なフォローにより、千姫と幸村という犬猿の仲のコンビにようやく和平条約が結ばれることになった。めでたしめでたし。

 

 ふむ、これ以上無いくらいに普通の萌えもの展開でしたよ。積極的にアプローチをかける幸村と千姫の存在は、墨汁にまみれたこの世界をピンク色に染めるのに充分であり、「バカンス」という言葉が漏れるのも当然の成り行き。普段から充分にエロい格好なのであまりサービスになっていない気もするが、変態としか思えない十兵衛と千姫の水着姿と、対抗して勝ち組気取りの幸村のスク水姿など、確実にどのアニメでも確認出来る、お約束の絵面である。ただ、不思議なことにこの作品はそうした部分に全くエロが感じられず、積極的な誘致要因にはなりそうもない。この絵柄で萌えものっていうのが、ちょっとそぐわないのかねぇ。一応後半の触手プレイなんかもかなり露骨にそっち方面だし、男湯での兼続妄想シーンは頑張っている部分だと思うのだが、作品のテイストのせいか、サービスシーンではなくて単なるギャグにしかみえないんだな。ま、個人的にはそれで楽しいからいいんですけど。

 シナリオ上のポイントとしては、まずは千姫が慶彦への対抗姿勢を明示したことが1つ。宗朗のリサーチ報告で文政だのといった江戸の年号が飛び交うのに、その直後に千姫が提案したのが「メインサーバへのアクセス」ってんだから訳が分からない。この時代設定の無茶苦茶さは、何回見てもちょっと笑ってしまう。

 そして、もう1つのポイントとしては、これまで険悪な関係だった幸村と千姫の和解がある。十兵衛が二人に協力を仰いで共同作業として敵を撃破したのはかなり無理矢理感が否めず、「大して強くもなさそうな妖魔なら、マスターサムライ3人がかりはやり過ぎだろうに」とも思うのだが、何とか軍師を作戦の中枢に組み込むためには、こうした和平エピソードも必要だったのだろう。恋のライバルでもある2人の関係性を考えると、たまたま今回共闘したくらいでは根本的な解決にはなっていない気がするのだが、一応共通目標が「人助け」だったというのは二人にとっても悪くない要素だろうから、何となく仲良くなれそうな雰囲気は無くもない。……いや、やっぱ微妙。半蔵も気が気じゃないだろうなぁ。

 他にも、キス1つであれだけ大騒ぎしていた連中のはずが、今回あっさりと覚醒十兵衛の召喚を受け入れているのもなんか妙な感じ。もう、そのへんの話は気にしなくなったんですかね。十兵衛のキャラクターもいまいち固まっていないし、お遊び要素ばかりが先行してメインとなるキャラの掘り下げが徹底していないのは気がかりです。

 ただ、個人的には今回も大活躍してくれていた兼続のキャラがガンガン立ってきていたのは嬉しかった部分。ありがちな「へたれた雑魚キャラ」ポジションなんだけど、行動理念が「慶彦のため」と「淫魔を誅殺する」の2つで成り立っているので、どこかちぐはぐな行動に出ているのがいかにも馬鹿っぽくて面白い。豊崎愛生のキャラ作りもコミカルで上手いし、ひょっとしたらヒロイン勢の中で一番好きなのは兼続かもしれない。いや、決して豊崎の喘ぎ声が聞けたからとか、そういう理由ではなくてね。

 今回は「白い墨汁」という訳の分からない存在が初披露。加えてバトルシーン長めだったので、剣戟やダメージなど、いつも以上に墨汁が頑張ってくれていました。やっぱり飛び散る墨汁が無いとこの作品は物足りないからね。中盤のシーンあたりはカットの切り替えが少し速くて独特のリズムが気持ちよかったのだが、今回はコンテが木村真一郎だった。やっぱりこういう作品だと活き活きしてるなぁ。

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 ようやくキャラが増えた第5話。この手の作品なんてヒロインを詰め込んでナンボみたいなトコがあるのに、この作品は案外キャラの数が少ないんですよね。

 幸村の実体験によって次第に明らかになる宗朗の秘めたる能力。十兵衛の時とは違い、幸村は一度の覚醒後は自由に変身できるようになり、その際に宗朗に制限もかからない。あらゆる人間をマスターサムライ化させてはたまらないという理由をつけて、幸村は宗朗にキス禁止令を出す。

 そんな折に千姫の屋敷を急襲したのが、徳川慶彦によって使わされた密偵、直江兼続。過去に幸村にからかわれた恨みがある兼続は、密偵という役割もそこそこに宗朗たちに無茶な勝負を挑むも、覚醒した幸村に一蹴されてしまう。

 アホな兼続など適当にあしらい、揺れ動くのは幸村と千姫の宗朗に対する気持ち。幸村の懊悩をわずかながらも理解して罪を濯ごうとする宗朗は、一方的に兼続になぶられる。とどめを刺さんとする兼続だったが、すんでのところで千姫が止めに入る。宗朗の能力についてはまだまだ消化仕切れない部分もある千姫だったが、宗朗の人間性については最も信頼を置いている。宗朗支持を明示するようにして千姫は宗朗と唇を重ね、3人目の覚醒へと到った。

 

 シナリオラインは本当に適当な作品。特に幸村が宗朗に気があったり、兼続がどうでもいいのに宗朗に義憤を感じたり、それを見て千姫が宗朗を庇ったり、女性陣の心の揺れ方が分かりにくい。っつうか、例によって「宗朗はモテるからとにかく女性は宗朗の味方になります」っていうだけのストーリーだからな。こうなってくると、頑なに宗朗を敵視する半蔵さんが愛おしく思えますね。

 そんなあまりそそられないシナリオラインに花を添えてくれるのは、馬鹿馬鹿しくも賑やかな新キャラ、直江兼続である。なんでこの手の作品の兼続は基本的に馬鹿キャラになってしまうんだろうね。最近だと「無双」シリーズでは「義」っていう言葉しか知らないみたいな正義馬鹿だし(おかげで馬超と手を組んだ時の親和性が半端無いのがちょっと好きだけど)、「BASARA」シリーズの兼続も完全に馬鹿。やっぱり、あの愛一文字の甲冑が馬鹿っぽいのかなぁ。史実上は単なる有能な政治家でしかないはずなんだけど。

 で、そんなお馬鹿に声を当てるのは、ポンコツキャラに定評がある豊崎愛生である。普段のほわほわなノリとは違ってトバし気味の馬鹿なので、いつもとはちょっと違った豊崎キャラがなかなか面白い仕上がり。ミミズエピソードはやっぱり女性キャラでやっちゃ駄目な気がしますが、幼少期の兼続のずうずう弁がやたら可愛い。徳島県民にしちゃぁ上手かったです。でも、米沢だったら方言はあんなもんじゃないけどな。あと、幸村(の中の人)に胸の話はしちゃ駄目。まぁ、釘キャラはどんな作品でも同じようなことを言われてますけどね……「見たところ背丈も胸もわたくしの圧勝のようですけど」。豊崎が釘に言っているのを想像すると、辛い。背丈については、逆の意味でも。

 今回はあんまり墨汁が活躍しなかったのでちょっと物足りなかったけど、一応千姫の変身シークエンスが見られたのでそこだけは良しとしますか。でも、この作品の変身シーンはあんまりキャラクターで差が無いんだよなぁ。

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 濃密な釘回、第4話。私は決して罹患者ではないが、ここまで密度が濃いと流石に被爆の影響を被る。危険危険。

 十兵衛を巡るドタバタはとりあえず前回までで一段落。今回は「十兵衛がマスターサムライとして覚醒するのは、十兵衛の素養であるか、それとも宗朗の能力であるか」という議論がなされ、希代の軍師である幸村は、とにかく試してみればいい、とばかりに宗朗原因説を主張、その証明に挑む。しかし、複数の女性と宗朗がキスをするのは面白くない千姫がそれを必死に阻み、前回までとは全く意味の違う、何とも間抜けな徳川VS豊臣の内乱が繰り広げられることに。宗朗に人権が与えられてないのはこれまで通りだ。

 個人的には、この作品の真の主人公である「墨汁」があんまり活躍しなかったのでちょっと物足りないエピソードではある。今回墨汁が特別な仕事をしたのは、幸村が接吻作戦その六まで挑んだ時の天丼ぎみのばってん印のところと、覚醒した幸村が鉄扇を振り回した時に巻き起こった暴風の描写の部分。それ以外は、割と普通のモザイク任務とアイキャッチ任務を果たしただけなので、墨汁ファンとしてはやや不満。まぁ、世界中にどの程度墨汁ニーズがあるか分からないので、ちゃんと釘キャラが機能している方がよっぽど健全な気はしますけどね。

 冒頭、大量の本を一気に消化することによって「軍師らしさ」を見せてくれる幸村。本を購入する時にも、又兵衛に様々な知略を授け(?)て用意させているし、一応賢そうなことをしていることはいるのだが、いかんせん声が釘宮である。自然に駄目な方に流れてしまうのはどうしようもない。気付けば千姫と対等に交渉できているのだから身の振り方は賢しい部分もあるのだろうが、「じゃ、キスしてみようか」というチャレンジの時にも大してプランらしいものが立てられていないので説得力はない。あの半蔵に押さえ込まれてしまうのだから、大した軍略家では無さそうだ。なんで目の前に宗朗がいる状態なのに何のアクションも起こさないんだよ。

 結局、睡眠薬投与からの風呂場襲撃という、いかにもアームス的な展開からなし崩し的にキスに成功したわけだが、結果は幸村の予想通り、宗朗自身にマスターサムライをコントロールする能力があったことが判明する。覚醒した幸村は何故か扇がでっかくなり、間抜けに暴れ回ることで突風を引き起こす怪力乱神に変貌。ただ、宗朗を束縛する謎の鎖は現れなかったし、十兵衛と違って意識を奪われたりもしない。単に、「手に負えない力」を一時的に授かるだけのようである。何とも便利な能力ではあるのだが、どうやら使いこなすのは難しそう。事態を重く見た千姫のとった対策は、宗朗に仮面を付けてキスを抑止するというよく分からない方向でしたとさ。……あの時代は世紀末覇者もいるんだろうか……ジャギ仮面にスケバン鉄仮面って、あの世界のセンスは謎だ。

 単に30分幸村がワタワタしているのを見るだけの時間。ま、これはこれで面白いんですが、十兵衛……というかあおちゃんの出番が少ないのはちょっと残念です。このまんまのノリでいいので、もう少しベタベタでないシナリオラインでお話をかき回して欲しいですね。次回はようやく新キャラも出てきそうなので、少し動きがあることを期待しましょう。

 ところで……デコビッチは固有名詞ではないのかい? 流石にこの業界でそれはまずいぜ。

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 週に1度のあおちゃんアワー、第3話。いや、今期は「それ町」もあるから、悠木碧成分はコンスタントに摂取できるんですけどね。

 謎は謎のままとなってしまった十兵衛の正体。再び現れた「黒い」十兵衛は、とりあえず宗朗とのキスを起動条件として、時間制限ありで登場するものであるらしいことが分かった。また、彼女の言動からすると、黒十兵衛の記憶は白十兵衛にはないが(夢に登場しているが)、黒十兵衛は白十兵衛の記憶を共有出来ているように見える。そして幸村の秘術によって「魔の物」でもないことが確認され、一応の信頼は勝ち取った……のか? よく分からぬ。千姫のテンションなら、眠っている十兵衛をそのまま処断してしまっても文句は言えないような状態だったと思うのだが、何故かみんなしておとがめ無しの雰囲気になっている。又兵衛の進言があったのかしらね。

 とりあえず、よく分からない世界のよく分からないキャラクターたちはそのままなのに、何となく本筋は見えてくるようになった。謎のマスターサムライである十兵衛は宗朗とバディを組んでいる状態で、敵になりそうなのは千姫の兄貴、もしくは彼が危険視している「大日本を覆う影」。今のところ黒十兵衛に悪役要素は無い。あとは……幸村の回りが落ち着けば一段落かな? 結局「豊臣側だから」とかいう理屈が分からないし、都から放逐されて無罪放免のはずがあっさり戻ってきて姿を見せていいのか、とかいう問題は残っている。一応今回千姫を助けたという貸しが出来たから、今後は共同作業で帝都の闇と十兵衛の正体を追っていくことが出来るのだろうか。いまんところメインキャラクターが一向に増えず、この連中だけで回している状態なので、幸村にはちゃんとレギュラー出演してほしいものである。

 さて、この作品はストーリーの評価もそこそこにして、やはり画面の妙な色を楽しむ部分がメインである。3話目ということで墨汁演出にも慣れてきたが、今回は裸体パートも多かったので、モザイク任務に大活躍。個人的に面白かったのは、十兵衛が千姫をぶっ飛ばし、それを半蔵が庇った後のシーンで、半蔵の胸のあたりに墨汁が置かれている。おそらく片乳が出てしまったのでモザイク処理を施したものだと思われるが、この墨汁が、普段十兵衛の乳を隠しているものとは形が違うのである。垂らした墨汁ではなく、どちらかというとひっかいたようなちょっと形の荒れた墨汁。おそらく、半蔵がただ脱げたのではなく十兵衛の一撃を食らって負傷したことを表すマークとして用いられているのだろう。ちょっと気を抜けばパターンばかりを追って形骸化しそうな目新しい演出だけに、こうして細かい部分にも一工夫を入れてくれているのはなかなか嬉しい。

 そして、やっぱりあおちゃんだなぁ。今週は白十兵衛と黒十兵衛が半々で大活躍。この温度差が綺麗に出るってのは、キャリアを考えたら信じられないスキルですよ。底の見えない娘だ。

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 史上初、墨汁燃えアニメの第2話。この作品の主人公は誰かと問われれば、10人中18人くらいは「墨汁」と答えるだろう。それくらい墨汁。

 前回ラストに空から降臨した柳生十兵衛。半蔵はそんな超常現象を見ても忠義を守る為に無謀な戦いを挑む。「マスターサムライ」クラスの圧倒的な武力でもって半蔵を蹂躙した十兵衛は、とどめを刺すべく抜刀して斬りかかるが、間一髪のところで宗朗の制止が間に合い、十兵衛は突然力を失ってくずおれる。結局、二人の戦いは乱入した千姫の預かるところとなった。

 紆余曲折を経て千姫に面通しがかなった宗朗とともに、罪状もよく分からず禁固刑をくらった幸村コンビは半蔵とよく分からないコントを繰り返す。意識を取り戻した十兵衛は完全に別人となり、戦闘力も一般人以下。よく分からない状態に、とにかく十兵衛を調べよと進言する幸村。裸にひんむいた十兵衛の胸には、確かにマスターサムライの証となる文様があった。十兵衛に加えて、幸村らの捕縛を望む生徒会長の思惑も謎のまま。よく分からないまま物語は進む。

 今回、視聴が終わった後に「え? もう終わったの?」と驚いてしまった。あっという間の1話である。おそらく序盤からその独特な絵柄に引き込まれて細部まで見落とすまいとしていたので、そのせいで時間経過を忘れてしまったらしい。シナリオもあまり進んでいるようには見えないのだが、何故こうも密度が濃いのだろうか。

 今回も、作品独自のどぎつい画面は健在。墨汁は元気に飛び回り、絶えず薄墨を流したかのような危うげな全体像も雰囲気がある。まるで絵巻物か、よくて絵本のような背景、キャラクターで、まるで現実感がないようにみえるのだが、キャラクターの動きがはっきりくっきりしているので全く見栄えが損なわれないのがすごい。また、一応江戸の剣豪もののイメージのくせに、食事シーンになるとしれっと背景に湯沸かし器が出てきたり、古式ゆかしい格好をした千姫が兄と携帯電話で会話をしたりと、画像と内容のミスマッチが露骨なネタになっているのも面白い。ホントに飽きない作品だな。

 そして、今回もやっぱり墨汁の使い方が絶妙。「カメラレンズに飛び散る」というのがこれまでの基本的な使い方で、それはつまり「何かの飛沫」を表していたわけだが、今回はさらに、墨汁によって示されるものが「何らかの力場」であることが分かる。具体的には、十兵衛対半蔵一騎打ちの開始直後、力強く踏み込んだ十兵衛の足下で、わらじのそこにベタリと墨汁の跡が残る演出がある。これは「画面に飛散した墨汁」ではなく、あくまで「十兵衛の踏み込みが残した何らかの力動性を表すマーキング」である。他にも薄墨は十兵衛の刀身からほとばしる闘気(邪気?)として用いられたりもしているし、本当に視覚的なアピールが面白い作品だ。

 また、そんなエキセントリックな画面に引っ張られがちだが、実は戦闘スタイルもどこか捻くれているのが気になる点。半蔵はスカートを高速回転させることで飛行(ホバリング)が可能であり、さらにその遠心力を利用してクナイを飛ばすという必殺技を持っている。十兵衛と最初に対峙した時には双刃剣を接続して構えていたので、近接戦闘でも何か特殊な武芸を持ち合わせているようだ。そうした部分も、今後のバトルシーンで見て行けたら面白いのだが……この作品はエロメインかなぁ。製作会社的に。又兵衛の下半身だけ世界観が違いすぎるんだよ!

 そして、個人的に無視できないのは、今回でようやく十兵衛の台詞が増えたこと。悠木碧が幼女以外を演じた初のチャレンジ!(大人版ミナ姫はあったけど)。ほんとに芸達者な娘だよなぁ。楽しいです。

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 発売からちょっと経ってしまいましたが、買ったんですよ。普段はOADは気になっても極力手を出さないようにしてました、「ネギま」にしろ「絶望先生」にしろ、「見たいっちゃぁ見たいけど流石にコストパフォーマンスが……」という側面が強くて、今までほとんどタッチしてこなかった。でも、何故かこれだけ買ってしまった。

 もともと、TAGRO作品は好きな方でして、「宇宙賃貸サルガッ荘」は当然原盤のコミックで揃えているし、「変態生理ゼミナール」もあります。だから「変ゼミ」も気付けば単行本は買っていて、毎巻「マジキチ」と呟くくらいのことはしてました。でも、そこまでファンってこともないかなーというレベルで、実際書店でOADつきの限定版を見たときは、一旦スルーしたんですよ。ただ、迷っている間に地元アニメイトから限定版が姿を消し、もう1件積んであった店でも少しずつその山が減っていくのをみて……気付いたら買ってました。やっぱり30分で3000円は高いよなぁ……

 で、買った理由はといいますと、1つは監督が上坪亮樹氏っていうところですね。上坪さんはシャフト作品によく名前が出てくるイメージで、気になった演出回とかでクレジットを見ると名前が出てくる、っていう経験が何度かあった人。具体的なところだと「ひだまり」1期5話の演出とか、2期のエンディングのディレクションあたりでしょうかね。とにかく「あの人が監督した作品かー」というのがすごく気になっていた。

 そしてもう1つは、「どこまでやるんだ」という部分でしょう。100%地上波アニメにはならない内容だけに、OADでどこまでのことがやれるか、そして、どんな風に見せてくれるか。怖いもの見たさっていう奴かもしれません。

 で、実際見たわけですが……割とフツーに面白かったです。ほとんど原作をいじらずに素直に映像化したものなんだけど、ネタのテンポもいいし、エロさも、グロさも、そして変態が突き抜けた馬鹿さ加減も、原作から損なわれることなく、忠実かつ付加価値のある「アニメ化」になっていたのではないかと。

 松隆と教授のやりとりから始まるので序盤から勢いがあり、小麦との遭遇シーンのちょっと切なそうで、それでいて単なる下衆との出会いというギャップのある展開、そして後半の蒔子のエロを超越した可愛らしく不可解な様子など、うまくセールスポイントを膨らませながら構成できていました。シンプルな色彩や背景も、キャラクターのデフォルメレベルに合っていて見やすかったですね。一番リアルだったのが、小麦のかき混ぜていたカレーだったのが流石というかなんというか……

 そして、やはり特筆すべきは中の人たち。「こんな」作品なんだから色々としがらみや躊躇いも有りそうなもんだが、なんと言っても輝くのは石田彰の万能っぷり。「いつも通り」と言われればそれまでなのだが、あのフラットな声で笑顔を絶やさないコムギ先輩は……もう、あれしかない気がする。「契約ウンコファームだよ」って爽やかに言える人間、世の中に何人います?

 さらに教授役が松山鷹志ってのもナイス。本人のあの強引かつテキトーなノリと、飯野教授の破滅的なキャラクターのマッチング。エログロ親父役がこんなに輝く人ってのも珍しい。他にもエロ絡みってコトもへっちゃらな萌えキャラ枠に河原木志穂、市河役の森しゃんは久し振りな感じだけど、その独特の粘着質な声がいい塩梅。水越さん役の高口幸子っていう名前だけちょっと記憶になかったのだが、原作者がコメント漫画で「ファンチルコンビ」って書いてたのがやたら印象的。TAGRO、ファンタジックチルドレンとか見てたんだ。懐かしいな。唯一、白石稔だけはちょっと浮いてたかな。田口イエスタディはあのキャラあのスタンスなんだから、もう少しテンパりとか自虐に華が欲しかったところ。まぁ、「作中に中の人が透けて見えますよ」という意味では、キャラとのシンクロ率は高いのかもしれないけどね。

 で、最後に名前を挙げるのは、当然主人公松隆役の花澤香菜ってことになるんですよ。いやぁ、ずるいね。棒子と呼ばれて久しいが、最近の花澤は本当に自分の声がどういう方向で武器になるかを理解し始めた節がある。クール系や純正幼女よりも、振り回されてあたふたしてる方が引き立つんですよ。本人がどう思うかは知らないけど、松隆は結構なハマリ役な気がする。いや、別に花澤ボイスでウ○コだのセッ○スだのと言って欲しかったから評しているわけではなくてですね……いや、良かったです。まぁ、世の中にはウンコ好きキャラクターを確立させた声優だっているわけですし……いいじゃない。エンディングテーマやオープニングの歌も、わざわざこのために作ったにしては出来が良くて驚き。花澤が歌まで歌えるようになったら、逆につまらんよ!

 さて、このOAD、コミックス次巻にもつくらしいですよ。……どうせいっちゅうねん。

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