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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 何かがあるわけじゃないし、何もないけど別にいい、最終話。こんなにフッと終わってしまう作品ってのも珍しいなぁ。

 Aパートは若干季節がずれてしまったクリスマスのお話。といってもクリスマスイベントでがやがやと何かをするわけではなく、大半を杏の夢の中で描くというもの。桜先輩そっくりに成長した杏の肢体はなかなかのものだが、この作品は残念ながらそういうところを見るもんじゃない。不安定な夢の世界でつっちーと巡り会うが、その中で杏が気付くことは、ちょっと切ない現実との違い。まぁ、今まで気にしてなかったのに今更かよ、という気もするのだが、何はともあれ現実を理解することは成長の過程である。幼稚園児ながら、なかなか大きな一歩を踏み出すことが出来たみたいだ。何とも不思議な読後感の話ではあるが、さらっとこういう話をやってくれるのが良くも悪くもこの作品の味である。しつこいから大人柊師匠のすばらしさとかについては書かなくてもいいですかね。あ、でも、「大人になってもその声なんだ!」っていうのはちょっと面白かった。美人さんめ。

 Bパートは、打って変わってつっちーが中心。桜先輩の現在があるのも、実はつっちーが頑張ったからですよ、というちょっといい話を中心に、そんなつっちーの「自業自得」が、杏によって更に自らの恋路に介入してくるという実に訓話的なシナリオになっている。結果は当然のヘタレつっちーではあるのだが、何はともあれやってみようとしたこと自体が大きな進歩。杏との三角関係(?)も、師匠が恐れているようにややこしい形にはなっているが、世間的には杏→つっちーの矢印は省略できるので、これは三角関係ではなくて「ちょっとうまい具合につっちーが成長した」というだけのエピソードである。号泣しながらつっちーを励ます杏は可愛かったけど、流石にそこからつっちーに恋心は芽生えませんよね。そこを冷静に見ると、この作品は成立しなくなるんですけどね。

 エンディングは誰になるかと思っていたら、桜先輩と杏の親子デュエットで締め。この作品の主人公が誰かっていうのがいまいち決めかねていた案件なのだが、この締めではこの親子ってことになってしまうよな。つっちーは、あくまで脇役でした。あー、「キディガーランド」→「のだめ」→「はなまる」と続いた謎の日野聡アワーがこれにて閉幕。お疲れ様でした。 

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 楽しい気分になるためにみてるアニメで、若干の鬱を伴ってしまう第11話。作中で仕事の意味とか考えないでよつっちー……世間には仕事したくても出来ない人間がいっぱいいるわけだからさ……

 というわけで、なんだか大人の悩みが全面に押し出された形の今回。いきなりつっちーがちょっとした五月病みたいな症状に陥ってしまい、あれだけ軌道に乗ったと思われていた幼稚園の先生という仕事にやりがいを失ってしまう。そりゃねぇ、「好きなことを仕事にするな」っていう格言もあるくらいだし、人生を賭けることが出来る仕事なんてなかなかありゃしませんよ。桜さんが特別な事例なだけです。つっちーの場合は根が適当なので特にね。

 しかし、そんなつっちーの気持ちを解消させる要素が2つ。1つは、家にずかずかと上がり込んでくるパワフル園児、杏。最近は杏の暴走も大人しかったのだが、今回はそんな鬱憤を晴らすかのように、とても3歳児とは思えない貫禄。家事を手伝いに来て失敗の連続っていうのはお約束だけど、流石に園児となるとそれだけでも凄い。最終的にはできあいのものとはいえ一食分の献立を作り上げてしまったわけだから、そのスペックは尋常ではない。もう2年もすれば立派に夕食くらい作れてしまえそうだ。そして、そんなミラクル園児の活躍を見せられてしまっては、つっちーも大人しくしているしかない。……いや、駄目だろ。そこは流石に先生としては止めないと。ほんの一瞬だが、杏に家事をさせて自分はくつろごうとしてるシーンまであったぞ。すげぇなつっちー。でもまぁ、最終的には桜さんの模範的な姿の威光もあり、何とか幼稚園という仕事に向き直るきっかけは生まれた。

 そして、もう1つの活力源といえば、やっぱり山本先生だったりする。考え無しに自宅に乗り込むあたりがつっちーのよく分からないおおらかさの現れにような気もするが、なんだかんだで山本先生の仕事に対する姿勢を見せつけられ、「もう少し顔向けできるようになってから考えよう」という結論に。そりゃ、山本先生だって半端モンにいい顔向けてくれるような甘いことはしない……いや、彼女の場合は分からないけど。とにかく、理想の女神に並び立てる1人の男になるために、つっちーの闘いは続く。でもまぁ、ラストシーンは相変わらず園児と同じレベルの精神年齢に見えるんだけどね。いちいち「頑張ろう」みたいな立ち直りのシーンを描くのではなく、今回のラストみたいに「いつも通りに戻ったつっちー」で自然にフェードするのはなかなか気が利いてますな。

 こうしてみると、やっぱりつっちーは駄目人間だ。でも、回りの人間関係に恵まれており、それを活かせるだけの人徳があるのも事実らしい。桜さんや山本先生、そして杏なんかのパワーをもらって、最終回では何をしてくれるかな。そういや今回のエンディングは先生ズだったわけだが、作中のテーマと一切関係ないエンディングってのはなんか違和感があるな。あと、柊師匠にほとんど出番がなかったのも不満ではあります。 

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 エンディングのカオスっぷりが気になって仕方ない第10話。結局あれ、何だったんでしょう。ホラータッチだったけどところどころ意味のわからん絵も挟まってたし、曲がホラーと関係あるわけでも無し……いや、面白かったからいいんだけどね。

 今回のAパートは、なんかいい話。意外にも園児達の体操服姿は初なのかな。ちっちゃい頃から運動が苦手な子ってのは苦手なもんで、何で走るだけのイベントで優越つけにゃならんのだ、と思ってたりもするわけです。体験談ですけど。また走れる子ってのは無闇にヒーローになれるもんでね。流石に杏は普段から元気印なのでこういうところでは速い速い。意外にも柊師匠も2位と健闘しており、杏との仲の良さも伺わせています。師匠がつっちーに指導をお願いするシーンは、「珍しくズレたお願いしにいったな」と意外だったりもしました。忍者コスプレは何故かケムマキカラー。師匠は渋いなぁ。

 まぁ、そんなこんなで小梅が頑張るお話だったわけだが、今回ようやく気になりだしたのは、目立ってなかったけど小梅役のMAKOも案外存在感があるかもしれないなぁ、ということ。最近そこかしこで「かみちゅ」のBDのCMが流れるようになって、何年ぶりかでゆりえ様のお声を聞くことが出来たのが、何とも懐かしいのです。当時は新人ってことで苦笑いしながら聞いてたんだけど、別に当時から「下手だ」とは思ってなかったんだよねぇ。最近は「宇宙かけ」とかですっかり貫禄が出てきたとこを見せつけてたわけだけど、久し振りのゆりえ様は、相変わらずなんだかひっつめた様な声が愛くるしかった。あれって、素人っぽくてああなってたんじゃなくて、ひょっとして役作りであの声だったんだろうか。今回は小梅が泣きじゃくるシーンがあったわけだけど、なかなかいいものを見せてもらいました。

 そして一転、駄目な大人のお話がBパート。なんだか訳の分からないテンションのつっちーの告白シーンとかはついていけなかったんだが、それ以外の場面は園児達があまり出てこない大人の世界のダラダラした感じが、いいような悪いような。1つだけ分かることは、やっぱりつっちーは駄目な大人だということだ。まぁ、山本先生もあり得ないけどさ。

 そういや、居酒屋で何故林原が流れていたのかがちょっと気になるんですけど。スタチャ繋がりか。延々アニソンだけが流れる居酒屋とか、行ってみたいです。 

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 ぱんだねこだのネコミミモードだのねこにゃんダンスだの、猫が絡むと千和がいる気がする第9話。今更ながら、「保母さんがテーマのアニメならそこはアスミスじゃねぇ?」とかどうでもいいことを思いついたけど、それは本当にすごくどうでもいい話。

 Aパートは、突如登場した「ぱんだねこ」作者の花丸先生のお話。あんなに身近に売れっ子漫画家がいるとは思いませんが、さらに近しい身内がその編集部に携わってるなんてことも驚き。世界は狭いもんです。山本先生の妹、真弓ちゃんの性格は基本的にストレートな千和キャラながら、山本属性も受け継いでいるのでドジっ子処理もなんだかほんわか。勝手な千和キャラ補正で、先生とつっちーの関係性に気付いた場面で何かやらしいちょっかいでも出すかと思ったのだが、あの姉妹に限ってそんなことは一切無かった。中の人ベースで見てると、妙なところで勝手な思い込みをしてしまいます。ちょっとした病気なので気にしないであげてください。

 妹さんのキャラもなかなかよろしいが、その裏で花丸先生と戯れる園児トリオは相変わらず元気。「ひょっとして言葉で伝えなくても仕種などで伝わると思ってはいませんか?」って、流石に園児に言われたくない台詞。柊師匠は賢いのは結構なのですが、男女の機微についての情報とか、一体どこで仕入れてくるもんなんでしょうか。親御さんも少し教育に際して情報の取捨選択はさせた方が良いと思いますが……多分師匠のことだから、ゴシップ誌とかじゃなくて文学作品なんかを読んで自分なりに学んでいってるんでしょうな。もう、どうしようもないですわ。

 そして、そんな園児達の未来が垣間見えるのがBパートの夢のお話。みんながみんな大体予想通りの夢を持っているわけだが、杏はこのままのルートを辿るとお嫁さんとかいう以前に単なるビッチになる危険性があるんですが。いや、桜さんは大丈夫みたいだから、このまま真っ直ぐ育てば大丈夫だとは思うんだけど……すべては今後の教育次第です。頑張れつっちー。

 小梅は、「園児がなりたそうな職業」を網羅するという、惚れ惚れする平凡さ。昔は何とも思わなかったけど、冷静に考えると「ぬいぐるみやさん」とかって、ものすごくニッチな商売だよな。そして最後に控えし師匠は、当然その夢を宇宙に広げる。具体的・現実的な夢とファンタジーな夢がない交ぜになった柊ワールドは壮絶の一言で、様々なスペースファンタジーが短いフィルムの中にぎゅぎゅっと凝縮されている。ほんと、どこまで勉強してるんでしょうか。大人になった柊師匠(予定)は普通にいい女でした。

 そして最後に語られるのは、教職員たちの夢と現実。つっちーの志望動機があまりに予想通りだったが、この就職難のご時世にこんなお気楽な選択が出来たあたり、案外大物かもしれません。他にもこれまで特に目立ってなかった草野先生の奇妙なマッチョ趣味が判明したりと、何ともカオスなはなまる幼稚園。エンディングも相変わらず気合いが入っています。

 ダラダラ見られるアニメってのは、それはそれでいい気がします。 

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 なんか、園児が大人びてるとかどうとかいう問題が気にならなくなってきた第8話。もう、ここまで来ると幼稚園設定とかあってなきがごとし。でもさ、これだと見た目上は単なるハーレムアニメになってるんだよね。いささか猟奇的ではあるけど。

 今回のAパートは、杏たちのクラスメイト、葵ちゃんの実家の魚屋のお話。園児たちが一人たりとも生魚に怖じ気づかないのがまず凄いよね。魚が食べられるようにみんな良い教育を受けているってことなんだろうけど、個人的な印象だと、やっぱり子供って魚が苦手なイメージがある。でも、はなまる幼稚園にそんな心配はいらない。食べるのも好きなら店先で扱うのだってお茶の子だ。ただ、いくらうまいこと丸め込まれたからって、やっぱり園児に生の商品扱わせるのはやめような。衛生面が心配だから。

 最初に桜さんが杏たちを連れてきたときには何が起こっているのかと思ったのだが、あれよあれよと策が展開し、気付けばクラスのみんなの目標である、「葵に仕事の手伝いをさせてあげる」をあっさりクリア。全てのシナリオを計算通りに進行していたのだとすると……柊師匠、恐ろしすぎます。あんな恐ろしい計画、夜神月でも考えつきません。しかも、あの作戦は桜さんが協力してくれる前提なんだよね。この町の人達はそろいも揃って園児に対して寛容だなぁ。いくらなんでも園児を1人で帰宅させるのは危ないと思うんだけど。何はともあれ、友達思いの3人の気持ちが伝わる良いお話。

 そして、Bパートでは杏の「ライバル」となる雛菊が登場。おませな杏、博識な柊師匠と、既に園児の枠を飛び越えたキャラクターが散見されるこの世界だが、さらに一際おかしなのが出てきました。いや、雛菊自身は百歩ゆずって「ちょっと落ち着いた園児」だとしても、組の総力を挙げて年中組の園児に従っているヤクザもんがおかしい。相変わらずアニメに登場するヤクザってのはどこかしらコミカルである。当然のごとく五月田根組とイメージが被るのだが、残念ながら会長の中の人は柊の中にいました。雛菊の中身は伊瀬茉莉也。初めて聴いた時にはスーパー棒だったのだが、いつの間にか「普通の」声優になっています。でも、特に印象はありません。

 今回の雛菊の登場のおかげで、「幼稚園児のくせにどーたらこーたら」というコメントが特に必要無いことが分かりました。この作品、幼稚園じゃなくて中学校くらいでもよかったんじゃないのか? ものすごく無邪気な女子中学生や女子高生がつっちーを取り巻くハーレムアニメ……うん、幼稚園でいいや。

 今回も相変わらずエンディングが素敵でしたね。コンテ演出がサムシング吉松。「BLACK CAT」のエンディングとか、好きだったなぁ。 

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 うちの地域では「キディガーランド」→「のだめ」→「はなまる」の放送順なので、何故か火曜深夜はスーパー日野日野タイムになります、第7話。3人のキャラが全部違うのは流石だけど、何故かどのキャラもヘタレ臭が漂うのは人徳のなせる技だろうか。

 今回のエピソードは、季節感まる無視の夏休み。そういや今週は「レールガン」でも花火見に行ってたなぁ。ただ、こちらの作品は「レールガン」と違ってこの1話で夏をやりきる必要があるので、帰省に始まり川遊び、花火、夏祭りなどの必須イベントを一気にこなす形に。故郷に里帰りするつっちーと桜先輩、そしてその娘である杏は分かるのだが、両親の同伴も無しに幼稚園の先生に子供を任せちゃう柊と小梅の家庭は違和感があるな。いくら山本先生が引率するとはいっても、休み中のプライベートまで任されるとは、つっちーは保護者からそれなりに信頼されているってことなんだろうか。

 で、今回はいつにもましてつっちーのハーレムっぷりが凄い。冒頭の電車のシーンでの山本先生は流石に行動が軽率過ぎるだろうし、一番熱心に粉をかけてくるのが妹っていう時点でもなんかおかしい。そして、改めて見てみるとハーレムといっても周りにいる女性が園児3人を除くと社会人(人妻)、社会人(同僚)、女子高生()。そういやつっちーも社会人だった。近年の萌えアニメでは珍しく、主人公ヒロインともに年齢の高い作品だ。学園ものならフィクションとして見られるのだが、社会人の話は時折心に来るものがあるから若干きつい。つっちーのヘタレっぷりを笑ってられない気が……いかんいかん、アニメ見て鬱になってどうする。

 とにかくヘタレのつっちーだが、母親も交えた女性優位の環境では、どれだけいじられても耐え続けなきゃいけない男の業。ニョッキを巡る妹の地雷を踏んじゃったエピソードも、正直言って男性目線からだと「知らんがな」だよなぁ。分かるぞつっちー。お前がニブチンなんじゃない。回りの女どもがワガママなだけなんだ。そう信じないと観てらんないよな! 山本先生、少しはつっちーをねぎらってあげて! すり寄ってくるのがツンデレ妹と幼稚園児じゃ、どれだけフラグを立てても成就しねぇよ。この作品は一体どこへ行きたいんだろうなぁ。今回は杏たちの自己主張がそこまで激しくなくて、2集続けて、しかも2発連続の「お兄ちゃんのばかぁ!」がメインだったために、どこへ向かう作品なのかが分からなくなってきてしまった。まぁ、個人的には柊師匠が観られればいいんですけどね。今週の師匠はパドドゥですか? って言っても今の若い子は知らないだろうなぁ。可愛かったですよ。

 そして今週も相変わらずエンディングが秀逸。こういうバリエーションって、本当によく思いつくな。毎回エンディングが楽しみで視聴持続出来る部分もあるかもしれない。

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 流石に生後3,4年しか経ってないような園児に「命をかける覚悟はあるか」はまずいと思う第6話。柊師匠、やっぱりあんたすげぇよ。

 今回Aパートは季節感を完全に無視したプール回。私が通ってた幼稚園にはプールなんて無かったけどなぁ、幼稚園児って平気で泳げるものなんだろうか。あまりに奔放な授業風景は、確実に毎年園児が1人や2人死んでるんじゃないかと思わせるくらいのフリーダム。そもそも小梅に「杏ちゃんが大変なの!」って叫ばれてようやく異常に気付くって、つっちーは職業意識が欠片も無いのか。まぁ、あんな反則破壊兵器な山本先生を見せられては仕方ないのかもしれないが……でも、つっちーはTシャツ姿なんだよね(平常心の)。なんで山本先生だけ水着なのさ。この作品はメインヒロイン(?)の水着には全くアピールポイントが無いので水着回やら温泉回といったサービスとは無縁だと思っていたのだが、ナチュラルボーンフラグクラッシャーがサービス要員なので色々とめんどくさい。大人しくペドだけを誘致しておけばいいものを。ま、今回も師匠は可愛らしかったですけどね。シンクロをスタートさせて1人必死に演技を成立させようとするところとか、鮫の役に夢中になってしばらく息づかいを必死に続けるところとか、どんだけ真っ直ぐなんでしょうか。「目標をセンターに入れてスイッチ」って、ほんとに師匠はなんでもご存じですね! 何でもは知ら(ry

 そしてBパートは、更にあり得ないと思っていた妹回。あまりにテンプレート通りの女子高生妹が登場して、ベタベタなブラコン模様を発揮して帰っていくだけの話。女子高生では特に盛り上がるわけではないのだが、「お兄ちゃんの馬鹿!」などと途中まで入力したら変換候補で出てきそうなほどお約束の台詞を残したり、露骨に一緒に暮らしたいアピールをしてみたり、非常に都合良く裸ワイシャツを演出してみたり、短時間でやるべきことを全てやりきる意欲は評価したい。こうしてサブキャラで何とかアピールしていかないと、メインヒロイン(?)たちにやらせると法に触れる確率が高いからね……(女子高生でも法には触れるが)。

 また、今回は一応4話構成という体裁になっており、AパートもBパートも、わざわざタイトルを分けて自宅の様子を描くという統制はなかなか気が利いている。かたや妹が姉を心配する話で、かたや妹が兄を叱咤する話。山本家の姉妹は見れば見る程中の人2人が透けている気がします。

 そして今回もクライマックスはエンディングに待ってるわけですよ。……もうね、個性を隠そうともしないアニメーターってやつは……大好きですよ。画を見て一発で「りょーちもかい!」って叫んだ。明らかに作品間違ってますがな。A-1におかえり。 

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 ようやく制作がガイナックスである意味が確認出来た第5話。まぁ、単にガチャガチャの中身の話だけですが……日向マコトのフィギュアってあるんだろうか。出てきても本当に誰も得しない気がするぞ。

 まず、今回のAパートは二重尾行のお話。二重尾行というと個人的には「ハンター×ハンター」なわけですが、今回は桜先輩が割とあっさりしてるのでそこはオチにはなりません。どちらかというと、つっちーの日常が本当に本当に単なる駄目な若者だったのが見どころかもしれない。ゲームやり続けて気付いたら12時っていうのもアウトっぽいが、そのまま(おそらく)寝ないで外出して、子供じみたガチャガチャに無駄金投入。ファミレスでウェイトレスを視姦、その後コンビニでエロ雑誌を立ち読み。そりゃぁ、駄目な大人だ。そして昼過ぎから外出してちょっとファミレスとコンビニに寄っただけで夕方になるという無駄な時間の使い方も凄い。そんなにぶらぶらするくらいなら家でゲーム進めた方がなんぼか生産的だ。夕暮れの公園で黄昏れて「社会人の日曜日なんてこんなものかなぁ」って、絶対に違うと思うぞ。いや、当方毎日がエブリディなんであまりよく分かりませんが。

 それに比べて幼稚園児たちのみなぎっていることと言ったら。まず、我等が柊師匠のコスチュームがどこぞの小学生探偵。サキエルを引き連れたセカンドインパクトは制作会社繋がりでセーフ、魔方陣から手が伸びるイシュヴァール殲滅戦は監督繋がりでセーフなのだが、その蝶ネクタイの人はあまり繋がりが無いですよね。いいんでしょうか。そして、主犯格の杏はというと、勝手な浮気(?)の妄想にやきもきしつつも、つっちーの「男の子」な振る舞いに寛容な姿勢を見せる。ここまで許してもらえるんだったらありがたい恋人じゃないですか。でも、流石にファミレスで一人で行って鑑賞会してる奴は不審者なので取り締まった方がいいと思います。

 残った小梅は尾行中はあまり出番がなかったのだが、代わりにBパートはようやくのお当番回。幼稚園児で初恋ってのはちょっとませ過ぎているような気もするのだが、意外と話には聞く現象だ。小梅が一目惚れしてしまったゆう君は、確かに意識せずに女性を引っかけられるナチュラルボーンすけこましの臭いもする。園内にもファンが多かったりして。そんな小梅のサポートをすべく、スーパー諜報員の柊師匠と、愛の伝道師杏の奇策が冴え渡る。小梅の全身全霊の「抱いてー!」に、つっちーが凍りついたのは分かるんだが、隣で柊師匠も凍りついてましたね。意味が分かってるのか、このエロ園児が! あれ? でも師匠だとあんまりエロい気がしない。ふしぎ!

 今回は当然エンディングも小梅。園児声で歌わなきゃいけないので節もへったくれも無いのだが、MAKOの園児ボイスは何故か自然に受け入れられてしまう。映像も相変わらず良い雰囲気だったし、この作品のクライマックスはいつでもエンディングにある気がするぞ。「キグルミ惑星」を越える回があるかな? 

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 エンディングが楽しみなので視聴のモチベーションがきれいにラストまで持続できる第4話。今回のエンディングもエラい面白くて、「盛り上がるなー」と思ってたらコンテが板垣伸氏でした。またあんたか。心得てるなぁ。

 さておき、Aパートはこれまでも熱烈モーションをかけてきた杏がさらに具体的につっちー攻略に乗り出すお話。この作品において園児のませた度合いに突っ込むのは野暮以外の何物でもないが、それにしたって事情に詳しすぎるでしょう、柊師匠。動物、植物、宇宙についての蘊蓄なら書籍類でも知識は蓄えられると思うけど、男女の機微まで守備範囲に含まれるとは、あまりのハイスペックに恐怖すら覚える。ただ、普通に「ませた」知識だけなら杏にも充分蓄えられており、そうした基本的な「ラブコメ要素」に師匠が介入すると話が妙な方向にずれていくのが不思議なところ。彼女のコスプレスペックの高さも毎回見どころだけど、何で「公園の掃除してるおっさんの衣装」とかあるのよ。そこ別にコスプレでシチュエーション作らなくてもいいところじゃない。進んで男役をやってのけるのも意味が分からない。そして可愛い。

 また、今回地味に可愛かったのが、必死で杏と柊のサポートをしている小梅のコスプレ。「流れ星役」はもちろんだけど、レストランでのウェイトレス(というかメイド?)姿とか、実は一番自然に役にはまってたりする。この3人の立ち位置の自然さは何とも不思議なものだ。そしてそんな見事な三位一体攻撃に対しての、つっちーのスルースキルも見事。園児の牛乳飲み干して「ごめん、喉渇いてたから」って、そりゃないわ。

 Bパートは山本先生と杏の交流。4話目にして既に主人公(?)のつっちーがいなくても構わないということが証明されてしまう、悲しいエピソードでもある。山本先生はその優しさがあまり押しつけがましくないのが素敵なところで、園児に対する姿勢が、他の大人達に対する自然な振る舞いの延長上にあるのが特異なところ。おかげで園児に対する気遣い(今回の杏のお手伝いを自然に演出する数々の場面)が、単なる「園児への大人としての接し方」ではなく、「山本先生の人格の現れ」としてきちんと機能している。まさに生まれながらの教育者である。でも、美人でもてそうな幼稚園の先生って、父兄からどんな風に見られるんだろうなぁ。授業参観みたいな絡みもちょっと見てみたいね。

 そして、今回改めて、主人公の杏のキャラクターがはっきり出ていたのも見るべき点で、当然「子供っぽさ」の代表格ではあるのだが、それでもおおらかな母親の性格をそのまま受け継ぎ、真っ直ぐで性根の良い子に育っている。山本先生に対しても「ライバルだからこそ真摯にあたるべし」という信条があるようで、分け隔て無くきちんと自分の仕事を全うできる意志の強さは、見ていて微笑ましい。柊がやたらと杏を慕っているようで理由が気になるのだが、ひょっとしたら真っ直ぐな彼女の性根に惚れ込んだのかもしれない。この2人が小学校、中学校と育ったときの関係性が気になりますなぁ。

 とりあえず、どうにもたまらなかったけど放送中に原作買うのは個人的に御法度なので、「ぽてまよ」の1巻買ってきました。自分でもどうかと思います。 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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