最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
週に1度のあおちゃんアワー、第3話。いや、今期は「それ町」もあるから、悠木碧成分はコンスタントに摂取できるんですけどね。
謎は謎のままとなってしまった十兵衛の正体。再び現れた「黒い」十兵衛は、とりあえず宗朗とのキスを起動条件として、時間制限ありで登場するものであるらしいことが分かった。また、彼女の言動からすると、黒十兵衛の記憶は白十兵衛にはないが(夢に登場しているが)、黒十兵衛は白十兵衛の記憶を共有出来ているように見える。そして幸村の秘術によって「魔の物」でもないことが確認され、一応の信頼は勝ち取った……のか? よく分からぬ。千姫のテンションなら、眠っている十兵衛をそのまま処断してしまっても文句は言えないような状態だったと思うのだが、何故かみんなしておとがめ無しの雰囲気になっている。又兵衛の進言があったのかしらね。 とりあえず、よく分からない世界のよく分からないキャラクターたちはそのままなのに、何となく本筋は見えてくるようになった。謎のマスターサムライである十兵衛は宗朗とバディを組んでいる状態で、敵になりそうなのは千姫の兄貴、もしくは彼が危険視している「大日本を覆う影」。今のところ黒十兵衛に悪役要素は無い。あとは……幸村の回りが落ち着けば一段落かな? 結局「豊臣側だから」とかいう理屈が分からないし、都から放逐されて無罪放免のはずがあっさり戻ってきて姿を見せていいのか、とかいう問題は残っている。一応今回千姫を助けたという貸しが出来たから、今後は共同作業で帝都の闇と十兵衛の正体を追っていくことが出来るのだろうか。いまんところメインキャラクターが一向に増えず、この連中だけで回している状態なので、幸村にはちゃんとレギュラー出演してほしいものである。 さて、この作品はストーリーの評価もそこそこにして、やはり画面の妙な色を楽しむ部分がメインである。3話目ということで墨汁演出にも慣れてきたが、今回は裸体パートも多かったので、モザイク任務に大活躍。個人的に面白かったのは、十兵衛が千姫をぶっ飛ばし、それを半蔵が庇った後のシーンで、半蔵の胸のあたりに墨汁が置かれている。おそらく片乳が出てしまったのでモザイク処理を施したものだと思われるが、この墨汁が、普段十兵衛の乳を隠しているものとは形が違うのである。垂らした墨汁ではなく、どちらかというとひっかいたようなちょっと形の荒れた墨汁。おそらく、半蔵がただ脱げたのではなく十兵衛の一撃を食らって負傷したことを表すマークとして用いられているのだろう。ちょっと気を抜けばパターンばかりを追って形骸化しそうな目新しい演出だけに、こうして細かい部分にも一工夫を入れてくれているのはなかなか嬉しい。 そして、やっぱりあおちゃんだなぁ。今週は白十兵衛と黒十兵衛が半々で大活躍。この温度差が綺麗に出るってのは、キャリアを考えたら信じられないスキルですよ。底の見えない娘だ。 PR
史上初、墨汁燃えアニメの第2話。この作品の主人公は誰かと問われれば、10人中18人くらいは「墨汁」と答えるだろう。それくらい墨汁。
前回ラストに空から降臨した柳生十兵衛。半蔵はそんな超常現象を見ても忠義を守る為に無謀な戦いを挑む。「マスターサムライ」クラスの圧倒的な武力でもって半蔵を蹂躙した十兵衛は、とどめを刺すべく抜刀して斬りかかるが、間一髪のところで宗朗の制止が間に合い、十兵衛は突然力を失ってくずおれる。結局、二人の戦いは乱入した千姫の預かるところとなった。 紆余曲折を経て千姫に面通しがかなった宗朗とともに、罪状もよく分からず禁固刑をくらった幸村コンビは半蔵とよく分からないコントを繰り返す。意識を取り戻した十兵衛は完全に別人となり、戦闘力も一般人以下。よく分からない状態に、とにかく十兵衛を調べよと進言する幸村。裸にひんむいた十兵衛の胸には、確かにマスターサムライの証となる文様があった。十兵衛に加えて、幸村らの捕縛を望む生徒会長の思惑も謎のまま。よく分からないまま物語は進む。 今回、視聴が終わった後に「え? もう終わったの?」と驚いてしまった。あっという間の1話である。おそらく序盤からその独特な絵柄に引き込まれて細部まで見落とすまいとしていたので、そのせいで時間経過を忘れてしまったらしい。シナリオもあまり進んでいるようには見えないのだが、何故こうも密度が濃いのだろうか。 今回も、作品独自のどぎつい画面は健在。墨汁は元気に飛び回り、絶えず薄墨を流したかのような危うげな全体像も雰囲気がある。まるで絵巻物か、よくて絵本のような背景、キャラクターで、まるで現実感がないようにみえるのだが、キャラクターの動きがはっきりくっきりしているので全く見栄えが損なわれないのがすごい。また、一応江戸の剣豪もののイメージのくせに、食事シーンになるとしれっと背景に湯沸かし器が出てきたり、古式ゆかしい格好をした千姫が兄と携帯電話で会話をしたりと、画像と内容のミスマッチが露骨なネタになっているのも面白い。ホントに飽きない作品だな。 そして、今回もやっぱり墨汁の使い方が絶妙。「カメラレンズに飛び散る」というのがこれまでの基本的な使い方で、それはつまり「何かの飛沫」を表していたわけだが、今回はさらに、墨汁によって示されるものが「何らかの力場」であることが分かる。具体的には、十兵衛対半蔵一騎打ちの開始直後、力強く踏み込んだ十兵衛の足下で、わらじのそこにベタリと墨汁の跡が残る演出がある。これは「画面に飛散した墨汁」ではなく、あくまで「十兵衛の踏み込みが残した何らかの力動性を表すマーキング」である。他にも薄墨は十兵衛の刀身からほとばしる闘気(邪気?)として用いられたりもしているし、本当に視覚的なアピールが面白い作品だ。 また、そんなエキセントリックな画面に引っ張られがちだが、実は戦闘スタイルもどこか捻くれているのが気になる点。半蔵はスカートを高速回転させることで飛行(ホバリング)が可能であり、さらにその遠心力を利用してクナイを飛ばすという必殺技を持っている。十兵衛と最初に対峙した時には双刃剣を接続して構えていたので、近接戦闘でも何か特殊な武芸を持ち合わせているようだ。そうした部分も、今後のバトルシーンで見て行けたら面白いのだが……この作品はエロメインかなぁ。製作会社的に。又兵衛の下半身だけ世界観が違いすぎるんだよ! そして、個人的に無視できないのは、今回でようやく十兵衛の台詞が増えたこと。悠木碧が幼女以外を演じた初のチャレンジ!(大人版ミナ姫はあったけど)。ほんとに芸達者な娘だよなぁ。楽しいです。
発売からちょっと経ってしまいましたが、買ったんですよ。普段はOADは気になっても極力手を出さないようにしてました、「ネギま」にしろ「絶望先生」にしろ、「見たいっちゃぁ見たいけど流石にコストパフォーマンスが……」という側面が強くて、今までほとんどタッチしてこなかった。でも、何故かこれだけ買ってしまった。
もともと、TAGRO作品は好きな方でして、「宇宙賃貸サルガッ荘」は当然原盤のコミックで揃えているし、「変態生理ゼミナール」もあります。だから「変ゼミ」も気付けば単行本は買っていて、毎巻「マジキチ」と呟くくらいのことはしてました。でも、そこまでファンってこともないかなーというレベルで、実際書店でOADつきの限定版を見たときは、一旦スルーしたんですよ。ただ、迷っている間に地元アニメイトから限定版が姿を消し、もう1件積んであった店でも少しずつその山が減っていくのをみて……気付いたら買ってました。やっぱり30分で3000円は高いよなぁ…… で、買った理由はといいますと、1つは監督が上坪亮樹氏っていうところですね。上坪さんはシャフト作品によく名前が出てくるイメージで、気になった演出回とかでクレジットを見ると名前が出てくる、っていう経験が何度かあった人。具体的なところだと「ひだまり」1期5話の演出とか、2期のエンディングのディレクションあたりでしょうかね。とにかく「あの人が監督した作品かー」というのがすごく気になっていた。 そしてもう1つは、「どこまでやるんだ」という部分でしょう。100%地上波アニメにはならない内容だけに、OADでどこまでのことがやれるか、そして、どんな風に見せてくれるか。怖いもの見たさっていう奴かもしれません。 で、実際見たわけですが……割とフツーに面白かったです。ほとんど原作をいじらずに素直に映像化したものなんだけど、ネタのテンポもいいし、エロさも、グロさも、そして変態が突き抜けた馬鹿さ加減も、原作から損なわれることなく、忠実かつ付加価値のある「アニメ化」になっていたのではないかと。 松隆と教授のやりとりから始まるので序盤から勢いがあり、小麦との遭遇シーンのちょっと切なそうで、それでいて単なる下衆との出会いというギャップのある展開、そして後半の蒔子のエロを超越した可愛らしく不可解な様子など、うまくセールスポイントを膨らませながら構成できていました。シンプルな色彩や背景も、キャラクターのデフォルメレベルに合っていて見やすかったですね。一番リアルだったのが、小麦のかき混ぜていたカレーだったのが流石というかなんというか…… そして、やはり特筆すべきは中の人たち。「こんな」作品なんだから色々としがらみや躊躇いも有りそうなもんだが、なんと言っても輝くのは石田彰の万能っぷり。「いつも通り」と言われればそれまでなのだが、あのフラットな声で笑顔を絶やさないコムギ先輩は……もう、あれしかない気がする。「契約ウンコファームだよ」って爽やかに言える人間、世の中に何人います? さらに教授役が松山鷹志ってのもナイス。本人のあの強引かつテキトーなノリと、飯野教授の破滅的なキャラクターのマッチング。エログロ親父役がこんなに輝く人ってのも珍しい。他にもエロ絡みってコトもへっちゃらな萌えキャラ枠に河原木志穂、市河役の森しゃんは久し振りな感じだけど、その独特の粘着質な声がいい塩梅。水越さん役の高口幸子っていう名前だけちょっと記憶になかったのだが、原作者がコメント漫画で「ファンチルコンビ」って書いてたのがやたら印象的。TAGRO、ファンタジックチルドレンとか見てたんだ。懐かしいな。唯一、白石稔だけはちょっと浮いてたかな。田口イエスタディはあのキャラあのスタンスなんだから、もう少しテンパりとか自虐に華が欲しかったところ。まぁ、「作中に中の人が透けて見えますよ」という意味では、キャラとのシンクロ率は高いのかもしれないけどね。 で、最後に名前を挙げるのは、当然主人公松隆役の花澤香菜ってことになるんですよ。いやぁ、ずるいね。棒子と呼ばれて久しいが、最近の花澤は本当に自分の声がどういう方向で武器になるかを理解し始めた節がある。クール系や純正幼女よりも、振り回されてあたふたしてる方が引き立つんですよ。本人がどう思うかは知らないけど、松隆は結構なハマリ役な気がする。いや、別に花澤ボイスでウ○コだのセッ○スだのと言って欲しかったから評しているわけではなくてですね……いや、良かったです。まぁ、世の中にはウンコ好きキャラクターを確立させた声優だっているわけですし……いいじゃない。エンディングテーマやオープニングの歌も、わざわざこのために作ったにしては出来が良くて驚き。花澤が歌まで歌えるようになったら、逆につまらんよ! さて、このOAD、コミックス次巻にもつくらしいですよ。……どうせいっちゅうねん。 何かがあるわけじゃないし、何もないけど別にいい、最終話。こんなにフッと終わってしまう作品ってのも珍しいなぁ。 Aパートは若干季節がずれてしまったクリスマスのお話。といってもクリスマスイベントでがやがやと何かをするわけではなく、大半を杏の夢の中で描くというもの。桜先輩そっくりに成長した杏の肢体はなかなかのものだが、この作品は残念ながらそういうところを見るもんじゃない。不安定な夢の世界でつっちーと巡り会うが、その中で杏が気付くことは、ちょっと切ない現実との違い。まぁ、今まで気にしてなかったのに今更かよ、という気もするのだが、何はともあれ現実を理解することは成長の過程である。幼稚園児ながら、なかなか大きな一歩を踏み出すことが出来たみたいだ。何とも不思議な読後感の話ではあるが、さらっとこういう話をやってくれるのが良くも悪くもこの作品の味である。しつこいから大人柊師匠のすばらしさとかについては書かなくてもいいですかね。あ、でも、「大人になってもその声なんだ!」っていうのはちょっと面白かった。美人さんめ。 Bパートは、打って変わってつっちーが中心。桜先輩の現在があるのも、実はつっちーが頑張ったからですよ、というちょっといい話を中心に、そんなつっちーの「自業自得」が、杏によって更に自らの恋路に介入してくるという実に訓話的なシナリオになっている。結果は当然のヘタレつっちーではあるのだが、何はともあれやってみようとしたこと自体が大きな進歩。杏との三角関係(?)も、師匠が恐れているようにややこしい形にはなっているが、世間的には杏→つっちーの矢印は省略できるので、これは三角関係ではなくて「ちょっとうまい具合につっちーが成長した」というだけのエピソードである。号泣しながらつっちーを励ます杏は可愛かったけど、流石にそこからつっちーに恋心は芽生えませんよね。そこを冷静に見ると、この作品は成立しなくなるんですけどね。 エンディングは誰になるかと思っていたら、桜先輩と杏の親子デュエットで締め。この作品の主人公が誰かっていうのがいまいち決めかねていた案件なのだが、この締めではこの親子ってことになってしまうよな。つっちーは、あくまで脇役でした。あー、「キディガーランド」→「のだめ」→「はなまる」と続いた謎の日野聡アワーがこれにて閉幕。お疲れ様でした。 楽しい気分になるためにみてるアニメで、若干の鬱を伴ってしまう第11話。作中で仕事の意味とか考えないでよつっちー……世間には仕事したくても出来ない人間がいっぱいいるわけだからさ…… というわけで、なんだか大人の悩みが全面に押し出された形の今回。いきなりつっちーがちょっとした五月病みたいな症状に陥ってしまい、あれだけ軌道に乗ったと思われていた幼稚園の先生という仕事にやりがいを失ってしまう。そりゃねぇ、「好きなことを仕事にするな」っていう格言もあるくらいだし、人生を賭けることが出来る仕事なんてなかなかありゃしませんよ。桜さんが特別な事例なだけです。つっちーの場合は根が適当なので特にね。 しかし、そんなつっちーの気持ちを解消させる要素が2つ。1つは、家にずかずかと上がり込んでくるパワフル園児、杏。最近は杏の暴走も大人しかったのだが、今回はそんな鬱憤を晴らすかのように、とても3歳児とは思えない貫禄。家事を手伝いに来て失敗の連続っていうのはお約束だけど、流石に園児となるとそれだけでも凄い。最終的にはできあいのものとはいえ一食分の献立を作り上げてしまったわけだから、そのスペックは尋常ではない。もう2年もすれば立派に夕食くらい作れてしまえそうだ。そして、そんなミラクル園児の活躍を見せられてしまっては、つっちーも大人しくしているしかない。……いや、駄目だろ。そこは流石に先生としては止めないと。ほんの一瞬だが、杏に家事をさせて自分はくつろごうとしてるシーンまであったぞ。すげぇなつっちー。でもまぁ、最終的には桜さんの模範的な姿の威光もあり、何とか幼稚園という仕事に向き直るきっかけは生まれた。 そして、もう1つの活力源といえば、やっぱり山本先生だったりする。考え無しに自宅に乗り込むあたりがつっちーのよく分からないおおらかさの現れにような気もするが、なんだかんだで山本先生の仕事に対する姿勢を見せつけられ、「もう少し顔向けできるようになってから考えよう」という結論に。そりゃ、山本先生だって半端モンにいい顔向けてくれるような甘いことはしない……いや、彼女の場合は分からないけど。とにかく、理想の女神に並び立てる1人の男になるために、つっちーの闘いは続く。でもまぁ、ラストシーンは相変わらず園児と同じレベルの精神年齢に見えるんだけどね。いちいち「頑張ろう」みたいな立ち直りのシーンを描くのではなく、今回のラストみたいに「いつも通りに戻ったつっちー」で自然にフェードするのはなかなか気が利いてますな。 こうしてみると、やっぱりつっちーは駄目人間だ。でも、回りの人間関係に恵まれており、それを活かせるだけの人徳があるのも事実らしい。桜さんや山本先生、そして杏なんかのパワーをもらって、最終回では何をしてくれるかな。そういや今回のエンディングは先生ズだったわけだが、作中のテーマと一切関係ないエンディングってのはなんか違和感があるな。あと、柊師匠にほとんど出番がなかったのも不満ではあります。 エンディングのカオスっぷりが気になって仕方ない第10話。結局あれ、何だったんでしょう。ホラータッチだったけどところどころ意味のわからん絵も挟まってたし、曲がホラーと関係あるわけでも無し……いや、面白かったからいいんだけどね。 今回のAパートは、なんかいい話。意外にも園児達の体操服姿は初なのかな。ちっちゃい頃から運動が苦手な子ってのは苦手なもんで、何で走るだけのイベントで優越つけにゃならんのだ、と思ってたりもするわけです。体験談ですけど。また走れる子ってのは無闇にヒーローになれるもんでね。流石に杏は普段から元気印なのでこういうところでは速い速い。意外にも柊師匠も2位と健闘しており、杏との仲の良さも伺わせています。師匠がつっちーに指導をお願いするシーンは、「珍しくズレたお願いしにいったな」と意外だったりもしました。忍者コスプレは何故かケムマキカラー。師匠は渋いなぁ。 まぁ、そんなこんなで小梅が頑張るお話だったわけだが、今回ようやく気になりだしたのは、目立ってなかったけど小梅役のMAKOも案外存在感があるかもしれないなぁ、ということ。最近そこかしこで「かみちゅ」のBDのCMが流れるようになって、何年ぶりかでゆりえ様のお声を聞くことが出来たのが、何とも懐かしいのです。当時は新人ってことで苦笑いしながら聞いてたんだけど、別に当時から「下手だ」とは思ってなかったんだよねぇ。最近は「宇宙かけ」とかですっかり貫禄が出てきたとこを見せつけてたわけだけど、久し振りのゆりえ様は、相変わらずなんだかひっつめた様な声が愛くるしかった。あれって、素人っぽくてああなってたんじゃなくて、ひょっとして役作りであの声だったんだろうか。今回は小梅が泣きじゃくるシーンがあったわけだけど、なかなかいいものを見せてもらいました。 そして一転、駄目な大人のお話がBパート。なんだか訳の分からないテンションのつっちーの告白シーンとかはついていけなかったんだが、それ以外の場面は園児達があまり出てこない大人の世界のダラダラした感じが、いいような悪いような。1つだけ分かることは、やっぱりつっちーは駄目な大人だということだ。まぁ、山本先生もあり得ないけどさ。 そういや、居酒屋で何故林原が流れていたのかがちょっと気になるんですけど。スタチャ繋がりか。延々アニソンだけが流れる居酒屋とか、行ってみたいです。 ぱんだねこだのネコミミモードだのねこにゃんダンスだの、猫が絡むと千和がいる気がする第9話。今更ながら、「保母さんがテーマのアニメならそこはアスミスじゃねぇ?」とかどうでもいいことを思いついたけど、それは本当にすごくどうでもいい話。 Aパートは、突如登場した「ぱんだねこ」作者の花丸先生のお話。あんなに身近に売れっ子漫画家がいるとは思いませんが、さらに近しい身内がその編集部に携わってるなんてことも驚き。世界は狭いもんです。山本先生の妹、真弓ちゃんの性格は基本的にストレートな千和キャラながら、山本属性も受け継いでいるのでドジっ子処理もなんだかほんわか。勝手な千和キャラ補正で、先生とつっちーの関係性に気付いた場面で何かやらしいちょっかいでも出すかと思ったのだが、あの姉妹に限ってそんなことは一切無かった。中の人ベースで見てると、妙なところで勝手な思い込みをしてしまいます。ちょっとした病気なので気にしないであげてください。 妹さんのキャラもなかなかよろしいが、その裏で花丸先生と戯れる園児トリオは相変わらず元気。「ひょっとして言葉で伝えなくても仕種などで伝わると思ってはいませんか?」って、流石に園児に言われたくない台詞。柊師匠は賢いのは結構なのですが、男女の機微についての情報とか、一体どこで仕入れてくるもんなんでしょうか。親御さんも少し教育に際して情報の取捨選択はさせた方が良いと思いますが……多分師匠のことだから、ゴシップ誌とかじゃなくて文学作品なんかを読んで自分なりに学んでいってるんでしょうな。もう、どうしようもないですわ。 そして、そんな園児達の未来が垣間見えるのがBパートの夢のお話。みんながみんな大体予想通りの夢を持っているわけだが、杏はこのままのルートを辿るとお嫁さんとかいう以前に単なるビッチになる危険性があるんですが。いや、桜さんは大丈夫みたいだから、このまま真っ直ぐ育てば大丈夫だとは思うんだけど……すべては今後の教育次第です。頑張れつっちー。 小梅は、「園児がなりたそうな職業」を網羅するという、惚れ惚れする平凡さ。昔は何とも思わなかったけど、冷静に考えると「ぬいぐるみやさん」とかって、ものすごくニッチな商売だよな。そして最後に控えし師匠は、当然その夢を宇宙に広げる。具体的・現実的な夢とファンタジーな夢がない交ぜになった柊ワールドは壮絶の一言で、様々なスペースファンタジーが短いフィルムの中にぎゅぎゅっと凝縮されている。ほんと、どこまで勉強してるんでしょうか。大人になった柊師匠(予定)は普通にいい女でした。 そして最後に語られるのは、教職員たちの夢と現実。つっちーの志望動機があまりに予想通りだったが、この就職難のご時世にこんなお気楽な選択が出来たあたり、案外大物かもしれません。他にもこれまで特に目立ってなかった草野先生の奇妙なマッチョ趣味が判明したりと、何ともカオスなはなまる幼稚園。エンディングも相変わらず気合いが入っています。 ダラダラ見られるアニメってのは、それはそれでいい気がします。 なんか、園児が大人びてるとかどうとかいう問題が気にならなくなってきた第8話。もう、ここまで来ると幼稚園設定とかあってなきがごとし。でもさ、これだと見た目上は単なるハーレムアニメになってるんだよね。いささか猟奇的ではあるけど。 今回のAパートは、杏たちのクラスメイト、葵ちゃんの実家の魚屋のお話。園児たちが一人たりとも生魚に怖じ気づかないのがまず凄いよね。魚が食べられるようにみんな良い教育を受けているってことなんだろうけど、個人的な印象だと、やっぱり子供って魚が苦手なイメージがある。でも、はなまる幼稚園にそんな心配はいらない。食べるのも好きなら店先で扱うのだってお茶の子だ。ただ、いくらうまいこと丸め込まれたからって、やっぱり園児に生の商品扱わせるのはやめような。衛生面が心配だから。 最初に桜さんが杏たちを連れてきたときには何が起こっているのかと思ったのだが、あれよあれよと策が展開し、気付けばクラスのみんなの目標である、「葵に仕事の手伝いをさせてあげる」をあっさりクリア。全てのシナリオを計算通りに進行していたのだとすると……柊師匠、恐ろしすぎます。あんな恐ろしい計画、夜神月でも考えつきません。しかも、あの作戦は桜さんが協力してくれる前提なんだよね。この町の人達はそろいも揃って園児に対して寛容だなぁ。いくらなんでも園児を1人で帰宅させるのは危ないと思うんだけど。何はともあれ、友達思いの3人の気持ちが伝わる良いお話。 そして、Bパートでは杏の「ライバル」となる雛菊が登場。おませな杏、博識な柊師匠と、既に園児の枠を飛び越えたキャラクターが散見されるこの世界だが、さらに一際おかしなのが出てきました。いや、雛菊自身は百歩ゆずって「ちょっと落ち着いた園児」だとしても、組の総力を挙げて年中組の園児に従っているヤクザもんがおかしい。相変わらずアニメに登場するヤクザってのはどこかしらコミカルである。当然のごとく五月田根組とイメージが被るのだが、残念ながら会長の中の人は柊の中にいました。雛菊の中身は伊瀬茉莉也。初めて聴いた時にはスーパー棒だったのだが、いつの間にか「普通の」声優になっています。でも、特に印象はありません。 今回の雛菊の登場のおかげで、「幼稚園児のくせにどーたらこーたら」というコメントが特に必要無いことが分かりました。この作品、幼稚園じゃなくて中学校くらいでもよかったんじゃないのか? ものすごく無邪気な女子中学生や女子高生がつっちーを取り巻くハーレムアニメ……うん、幼稚園でいいや。 今回も相変わらずエンディングが素敵でしたね。コンテ演出がサムシング吉松。「BLACK CAT」のエンディングとか、好きだったなぁ。 うちの地域では「キディガーランド」→「のだめ」→「はなまる」の放送順なので、何故か火曜深夜はスーパー日野日野タイムになります、第7話。3人のキャラが全部違うのは流石だけど、何故かどのキャラもヘタレ臭が漂うのは人徳のなせる技だろうか。 今回のエピソードは、季節感まる無視の夏休み。そういや今週は「レールガン」でも花火見に行ってたなぁ。ただ、こちらの作品は「レールガン」と違ってこの1話で夏をやりきる必要があるので、帰省に始まり川遊び、花火、夏祭りなどの必須イベントを一気にこなす形に。故郷に里帰りするつっちーと桜先輩、そしてその娘である杏は分かるのだが、両親の同伴も無しに幼稚園の先生に子供を任せちゃう柊と小梅の家庭は違和感があるな。いくら山本先生が引率するとはいっても、休み中のプライベートまで任されるとは、つっちーは保護者からそれなりに信頼されているってことなんだろうか。 で、今回はいつにもましてつっちーのハーレムっぷりが凄い。冒頭の電車のシーンでの山本先生は流石に行動が軽率過ぎるだろうし、一番熱心に粉をかけてくるのが妹っていう時点でもなんかおかしい。そして、改めて見てみるとハーレムといっても周りにいる女性が園児3人を除くと社会人(人妻)、社会人(同僚)、女子高生(妹)。そういやつっちーも社会人だった。近年の萌えアニメでは珍しく、主人公ヒロインともに年齢の高い作品だ。学園ものならフィクションとして見られるのだが、社会人の話は時折心に来るものがあるから若干きつい。つっちーのヘタレっぷりを笑ってられない気が……いかんいかん、アニメ見て鬱になってどうする。 とにかくヘタレのつっちーだが、母親も交えた女性優位の環境では、どれだけいじられても耐え続けなきゃいけない男の業。ニョッキを巡る妹の地雷を踏んじゃったエピソードも、正直言って男性目線からだと「知らんがな」だよなぁ。分かるぞつっちー。お前がニブチンなんじゃない。回りの女どもがワガママなだけなんだ。そう信じないと観てらんないよな! 山本先生、少しはつっちーをねぎらってあげて! すり寄ってくるのがツンデレ妹と幼稚園児じゃ、どれだけフラグを立てても成就しねぇよ。この作品は一体どこへ行きたいんだろうなぁ。今回は杏たちの自己主張がそこまで激しくなくて、2集続けて、しかも2発連続の「お兄ちゃんのばかぁ!」がメインだったために、どこへ向かう作品なのかが分からなくなってきてしまった。まぁ、個人的には柊師匠が観られればいいんですけどね。今週の師匠はパドドゥですか? って言っても今の若い子は知らないだろうなぁ。可愛かったですよ。 そして今週も相変わらずエンディングが秀逸。こういうバリエーションって、本当によく思いつくな。毎回エンディングが楽しみで視聴持続出来る部分もあるかもしれない。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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