最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
いちいち先が読めねぇ……第4話。これ、こないだ書店で「完結!」って帯がかかった最終巻が出てたんだけど、厚めのコミックで12巻あるのよね。アニメじゃぁ絶対完結しいないわけだが……むしろ12巻分の内容がどんなんなのか気になるわ。もしアニメがいい具合に終わったらコミック覗いてみようかしら。 さておき、前回時点で翼の兵士の謎が回収されなかったのでめちゃめちゃ気になっていたわけだが、今回ようやく重要な部分が開示された。まず、間違いなく中身は人間。ヘルクが断言しているし、本人たちの語っていることにもおかしな点はなさそうだ。その上で「勇者覚醒」という謎要素が入ってくるわけだが、その辺はまぁ、今回の騒動の根源的な問題ということでいいのだろう。人間側で何かとんでもないことが起こっていたからこそ、ヘルクが妙な動きを起こしてイベントに乱入し、おそらくそのヘルクが打とうとした手が間に合わず、すでに人間の大部分が動き始めているという状態。まさか攻め込まれるなんて思ってなかった魔族サイドからしたらいい迷惑で、シリアスの入れようがないので1話目から健気にギャグってくれているのは魔族の方ばかりである。 このギャグとシリアスの温度差が今作では重要になってくるわけだが、事情がつかめないうちは「こんな温度差があっていいのかよ」と不安になるばかりなので、早めに概要だけでもいいので教えて欲しいってのが正直なところ。今回襲ってきた翼の隊長が「魔族なんてぶっ潰してやる」と息巻いていたわけだが、魔族サイドはあの通りお祭り感覚で新魔王を決めようとしていたくらいのもんで、特に人間に対してのヘイトが高まって一触即発、なんてムードではない。これも前回まで出ていた事実だが、魔族側は頑張って魔界の劣悪な環境に居住し、なおかつ毒を抑え込んで人間世界を守ってくれているような状態。魔族側がそうした「不遇の」立場に不満をかかえて人間側に攻め上げるというならまだ分かるのだが、当の魔族たちは「魔界ってのはそういうもんだ」となんとなく受け入れてお気楽な様子。そこにわざわざ人間が乗り込んでくる事情はさっぱり分かっていない。 今のところ、翼の兵士たちの「翼」があまりにあからさまに天使のイメージになっており、翼が生える=覚醒だと考えるなら、一番シンプルな発想だと「魔族と人間以外の第三勢力、つまり天使が現れてこの世界をむちゃくちゃにしようとしている」ってのがありそう。天使が覚醒だのなんだのとそそのかして人類を強化し、魔族を滅ぼせる力を与える。人間側も異物があるなら(実際の迷惑など被っていなくても)排除したいという気持ちが起こり、恨みもねぇのに魔族を滅ぼしにきている。……うーん、それだと流石に人間が悪すぎるか……天使になんらかの弱みを握られたとか、単に嘘を吹き込まれたとか、そういう状態で魔族討伐の手駒に使われてるって展開はあるかもね。 なんにせよ、ここから先はおそらくシンプルな魔族VS人類の対決構図にはなってこない気がする。いきなりの南国ムードなのだが……次回はギャグなのか、シリアスなのか……。
PR 2クール続けて盾をモチーフにした「ドルーシ」っていう名前の全然別なキャラが登場するという謎、第3話。心なしかビジュアルもなんか似てる気もする(ハゲてるだけやろがい)。 というわけで走攻守が揃った(?)勇者パーティー御一行は課題という適当な動機づけで謎の軍団に落とされたウルム城へ赴く。城が奪還できればそれで良しだし、戦闘の過程でヘルクが死亡すればそれはそれで良しというヴァミリオちゃんからすれば両天秤の作戦ではあるのだが、逆に言えばどっちに転んでも片方の目的は果たせないことになり、特にヘルクが無双してしまった場合にはその後マジでどうしたらいいかまでは頭が回っていない様子。でもまぁ、翼の兵士を打倒したなら、その時点でヘルクが魔族側についたと考えてもいいんだろうか……ヴァミリオちゃんのいう通りに謎が謎を呼ぶ展開なので、どこまで予断をもってことにあたっていいのかは難しいところ。そういう意味では臨機応変にいいとこ取りできるかもしれないというのは悪くない作戦だが……。 ヘンテコパーティーの道中は相変わらずギャグ混じりではあるが、流石にこれまでに比べてボケる割合は減少している。ヴァミリオちゃんの必死のツッコミが数少ない癒しに。また、この旅路でもって作中の「魔界」というのがどんな場所なのかも説明されており、魔族と人間の一筋縄ではいかぬ関係性が少しずつ匂わされている。最初に「魔界はどこもかしこも毒が吹き出してて普通は(魔族とて)暮らせはしない。街や集落は必ず毒から守る結界が張られているんだ」なんて言われた時は「魔族の暮らし、不憫すぎるやろ。それは人間を攻めてもしょうがないし、なんなら人間側も受け入れる体制を敷いてやれよ」と思ってしまった。そういや「まおゆう」あたりでもなんか似たような魔族の設定があったような。 しかし、その後さらに説明が追加され、魔族サイドが人間たちのためにある程度魔界を「管理して」いたかのような雰囲気も匂わされている。魔族がこの魔界の瘴気を抑えていたからこそ人間は平和だった的なニュアンスが……え? それはまたどういうことなんだ? 魔族は人類に侵攻をかけていたわけじゃなく、単に棲み分けていただけだってことなんだろうか? だとするとヴァミリオちゃんのテンションがちょっと変な気もする。そして、そんなヴァミリオがついに「ヘルクは本当のことだけ言っているとは思えない」という言質も飛び出した。やはり、ヘルクは単なる脳筋キャラではなさそう。まぁ、これまでの展開で単なるバカだったら逆にすごいけどさ。翼の兵士の実力は本物。そしておそらく、ヘルクがこれと対抗する流れになるのも間違いないだろう。ここで人類側のスタンスがもうちょい明らかになるといいな。 今週もヴァミリオちゃんが可愛かったです、第2話。まさかこのどっちともつかぬ雰囲気のまま展開するとは……。 というわけで、1話目で感じた「ギャグなんかい、シリアスなんかい、どっちなんだいッ!」という印象をそのまま持ち越すお話。前回別な魔王の城が襲撃されたという事件が報じられて魔王城に緊張が走ったわけだが、残念ながらそちらについてはほぼ触れられず。「翼の一団」という存在が確かに存在することが確認されただけで、人間族との関係性も明らかにならなかったし、そこから新たな進軍を開始したという話もない。あくまでヴァミリオたちの動向を見守り迎え打つ体勢ということだろうか。そして渦中のヘルクの動向も前回と全く同じだったもんでなに1つ新情報が無い。ヴァミリオが疑心暗鬼なので「魔族一同、すっかり騙されまくり」みたいな最悪の展開はなさそうだが、ここまでのあの男の様子を見る限り、裏も何にもなしっていうのは流石に脳筋がすぎる気もする……いや、でもあの様子で腹に一物抱えてて魔族に壊滅的なダメージを与える裏切り者だったらもっと嫌だな……どっちにしろあの描写の「最強キャラ」が面倒臭い人間だったら全部ヤだよ。どう転がっても「えぇ……」になりそうだが、大丈夫かヘルク。 そんな不安をず〜っと抱えた状態で進行するもんで、本当にどのテンションで見たらいいのかよく分からないアニメになっている。ただ、幸いにして中心になっているヴァミリオのリアクション芸はいちいち面白いのでそこは綱渡りのように成立させている気もする。石田彰とのキャッチボールになんとも言えない味わいがあるんだよな。画の方も決して力が入った作画ではないはずなのに、ヘルクが乗ってた馬のギャグ漫画日和みたいなデザインとか、ユルいことがかえって味わいになる美味しい展開。「このすば」とかに通じるものがあるかもしれん。 正直、今期はそこまで無条件に熱狂しちゃうほどの最高アニメが出てきてないような気がするので、この辺の「なんかユルいけど悪くない具合」くらいのアニメを大事にしていくべきなのかもしれない。
いい話“風”! 最終話! 冷静に考えると、結局2人して夢半ばで力尽きてることになるんだよなぁ……。 まぁ、こういう終わらせ方になるしかないのか。もちろん作中でイヴと葵のどちらが上なのかを明言するわけにはいかないし、もしやるとしたら「これで私が200勝199敗ね」「違うでしょ、私の方が200勝してるわ!?」みたいな絶対数で有耶無耶にするお約束の技法くらいしかないのだが、ゴルフでそれやるのはいくらなんでもしんどかろうし。おれたたエンドにも似た「数年後……」パターンで誤魔化すくらいしか丸く収める手段は思いつかない。 その結果、最終話で何が繰り広げられたかというと、ぽっと出のランキング女王とイヴの一騎打ち。流石にそれだけだと葵の立場がないのでなんと夢のキャディー共闘というサプライズが展開されたわけだが、「昨日ぶっ倒れて運ばれたやつがキャディーて」という、お相手もびっくりだったツッコミポイントが気になるし、「イチナさんが不憫すぎるやろ……」というのも気になる。そして何より「いや、そこで葵がキャディーについたからってイヴが強くなるのは変じゃない?」という気もする。まぁ、結局「最愛の人が隣にいると力が湧いてくるんだ」っていう古臭いラブソングみたいな理屈が一番考えやすかろう。このアニメの筋立てを振り返ってみれば、古臭いスポ根のそれに違いないのだし。適材適所、このアニメならこのエンドでもまぁええやろ。「シャイニングレインボーバースト」っていうネーミングだけどうにかしてほしかったけど。ウィング要素がなくなると「天鷲」要素はゼロになるな。 結局葵の病気も治っちゃったみたいなので、多分アムロも元気で後進の育成に励んでいることだろう。あと多分部長先輩といちゃいちゃにも励んでいることだろう。セイラママンの立場がないなぁ。冷静に考えるとここまで展開されてきたドラマが全部茶番だったんじゃねぇかという気にすらなるが、考えるな。感じるんだ。それがバーディーウィングなんだ。それでいいじゃない。かしこ。
Dead or play、第24話。もしくはplay to deadかもしれん。命懸けでゴルフをやるんじゃ。 「怪我が理由でハンデを背負った状態で戦わなきゃいけないスポーツ漫画の展開嫌い」と何回か言ってたんだけど、もうここまで来るとスポーツが云々とか関係なく、単なる命の物語になってくるからどうでもよくなってきた。「これ以上プレイしたら死ぬぞ!」をマジで表現しようとしてるわけだが、まぁ、この世界はそもそも序盤に「プレイして(負けたら)死ぬぞ」みたいな裏ゴルフ界の話もあったし、実際にゴルフプレイして腕が吹っ飛んだ奴もいるわけで、葵の現状も「まぁ、この世界ならしょうがないか……」みたいな受け入れ方になっている気がする。いや、そこに御涙頂戴のドラマを盛り込んでいるのは百も承知だし、多分演出方向も間違っちゃいないのだろうが……やっぱこのトンチキゴルヌ世界だとどうしてもギャグがちらついてしまうんだよなぁ。 というわけで、葵さんが死にそうです。最後の最後、最愛の人であるイヴの激励を受けて立ち上がったので「まぁ、来週がヤマでしょうなぁ」と思ったけど、残念ながら最終ホールのホールアウトが叶わなかった。これ、イヴさんはもうモチベがガタガタだろうし、大会自体が無意味なものになってしまう気もするのだが……賞金女王のあのおばちゃんは現状をどのように見ているんでしょうね。 あのおばちゃんを見て改めて思うのは、今作はトンチキ展開をグイグイ進めていくのは割と上手いというか、愉快なのだが、ほんとにライバルキャラの出し方が下手である。もう、ライバルとか試合なんてもんはイヴと葵の関係性を描くための舞台設定としか見ていないのだろう、毎回毎回ぽっと出の適当なやつが「最強!」っつって立ちはだかり、さっさと消えていく。今回の月のおばちゃんも、色々と最強風を吹かせて頑張ってはいるのだが、ドラマが試合と関係ない方に盛り上がっちゃってるもんだから完全に空気。強さの質も試合シーンから伝わってこないし、最終戦の相手としては何とも地味な人だった。いや、ゴルフの試合で派手になる方がおかしいんだけどさ。どうしても裏ゴルフ編の時の敵キャラがド派手だったもんで、それ以降のライバルは記憶に残りにくいよなぁ。学生ゴルフのゆかりんもそうだったし、前回までのアイシャもそうだし。結論としてはやっぱりヴィペールさんが最強なのだ……。 というわけで、果たして2人の約束は果たされるのかどうか、いや、それ以前にまず葵は命を長らえることができるのか。「そして5年後……」っていうテロップが出て、葵を殺された恨みから復讐鬼となった雨音さんがイヴに襲いかかるアニメが見たいです(いや、別に見たくないです)。
だからビルドストライクカップってなんやねん、第23話。もう毎回突っ込まされてるのでいい加減飽きてきたが……流石にそんな名前のゴルフ選手権は無い。 怪我人VS病人。クライマックスに向けて怪我してコンディションをぶっ壊すのはスポーツアニメの定番だが(そして私は大嫌いな展開だが)、今作はその辺も遠慮はしない。前回時点でイヴは再起不能になりかけるほどにボロボロにぶっ壊され、今回は葵がダイレクト余命宣告。あまりに雑なピンチの迎え方に、「様式美ってレベルじゃねぇぞ……」と諦めの境地である。 葵はどうやら脳に遺伝的な疾患を抱えているということで、症状はアムロと同じものとのこと。すげぇざっくり言うと「ゴルフすると死ぬ」というとんでもない病気なのだが、多分ゴルフすると死ぬ病気は、ゴルフ以外のたいていのことをやると死ぬ。これ、もう葵は若くして逝ってしまう未来しか見えない気がするのだが、このアニメってそんなビターなエンディングを迎えるべき作品なんだろうか。イヴが葵の墓前にゴルフボールを捧げて去っていく最終回とか、別に見たくないんだが? とりあえずダブル主人公のどっちもヘロヘロにしておけ、ってんで「怪我人VS病人」の構図を作り出したわけだが、似ているように見えて、2人の実情は全く異なっている。イヴはまだ15歳という若さがどちらかというと希望につながっており、執事の爺さんのスーパーサポートをもらってここから慎重に体作りしていけば、今後はバーストもバンバン打ち放題になってプロとしては無敵の存在になれる可能性もある。「急がず、ゆっくりと自分の実力をモノにしたい」状態。転じて葵の方は、病状がはっきりしてしまったのであとは病気の進行を遅らせるしかないようで、ゴルフをすれば寿命が縮むが、ゴルフしなくても未来はどうせ明るくないというあまりに無体な状態。まぁ、アムロが「俺が超生きてるんだからそうそう死なないわ」と言っているので養生すればまだ命を長らえることはできるのかもしれないが、残念ながら葵の人生にそんな選択はない。 ……いや、あったかもしれない。葵も一度はゴルフを諦めたのだから、そのままベッドの上で生活を続けていれば、常人と同じとまでは行かずとも、もう少し先を見据えた延命も可能だったかもしれない。それを遮り、「イヴと試合するって言えば生きる気力も湧くからなぁ!」と逆療法に持ち込んだのは雨音なのだ。もちろん、塞ぎ込んでしまった葵を元気付けるための彼女なりの思いやりであり、葵の人生に後悔を残さないための最大限の配慮であることは分かるが、結果的には雨音の判断で葵を死へ突っ走らせていると考えると、なかなか残酷な決断である。まぁ、一番辛いのは雨音なのかもしれないが。 そして、そんな時間制限のある葵の大願を果たすため、イヴに挑戦状を叩きつけた雨音。この気遣いにより、イヴの方も急ピッチで全英オープンに合わせる必要が生じ、もしかしたら「ゆっくりリハビリしていけば選手生命に問題はない」はずだったイヴに無理をさせている可能性もある。ラストシーンを見る限りでは命に関わるような大きな問題は抱えていないようにも見えるが、どうせイヴのこと、いざ正念場となったらバーストだろうがなんだろうが打ちまくるに違いない。葵をけしかけられたことによって、近々ゴルフができなくなる葵に付き合って、イヴまで選手生命をたたれる危険性があるのだ。ますます罪作りな決断である。……まぁ、流石にそこまでひでぇバッドエンドは待ち構えていないとは思うが……最終回は葵が病室、イヴが引退してリリィたちの仕事の手伝いしてるエンドとかになるのかしら……ゴルフアニメとはいったい……。
よかったアイシャちゃん生きてた……第22話。先週「お前何のために出てきたんや」とか言っちゃったからさ。生きててよかったよ。まぁ、無事今週正式に殺されたけど。 もう、ほんとに「単なる少年漫画」である。前回覚醒して無双するかに見えたイヴ。しかしバーストは諸刃の剣。その無理なショットは身体を蝕み、もう打ってはいけないとドクター(?)ストップがかかる。あの執事のおっさん、あまりに色んなところに便利すぎるキャラのくせして、レオの話だと裏の住人だったらしいやんけ。ゴルフメーカー、そんな胡散臭い奴雇ってて大丈夫か? まぁ、新必殺技を編み出しても回数制限を設けられるのは王道中の王道なので避けられぬ展開。霊丸だって最初は1発程度しか撃てなかったし、界王拳だって連打は身を滅ぼす。「バーストはもう打ったらあきまへん」と言われたらそれがルールなのである。いや、どういう身体の状態でプレイしてたのかよく分からんけども。相変わらずイヴはキャディに何も相談してくれないのよね。雨音さんがあれだけ濃密に葵と関係性を結んでいたのに、いまだにイヴはイチナに任せっきりにはできないようである。 一応、そんな可哀想なイチナが頑張ったんだよ、というのが最終日の展開。傍に安全装置を用意してなかったならイヴは序盤のホールからさっさと全力出して自滅してただろうからイチナがいた意味はあるはずなのだが、でも最終的にはリミッター解放許可出しちゃうのでどこまで信じられていたかが微妙な部分もある。最後の最後でなんかいい話っぽくして「2人のこれまでの軌跡があったからこそ、ついにこの困難を乗り越えられたんだよ」みたいな美談にまとめ上げようとしていたが、視聴者目線だと球数制限の話も今回聞かされたばっかりだし、イヴは毎回勝手に突っ走って力技で成功してたようにしか見えんから今一つグッとはこないんですけどね。まぁ、イチナさんが納得してくれてるならそれでいいや。 そうしてイヴは最後の最後までイチナに話していなかった最終奥義も披露してめでたくプロ入りクリアだ。レオのおっさんも満足してたし、もう今回で最終回でもいいくらいだが、本作最大の眼目である葵との対戦がまだ残っているので、残りの話数はそちらへの収束に全部使い切ることになるんだろうか。葵は葵で身体壊してたし、2人とも再会する頃には満身創痍で全然満足いく試合にならなかったらどうしよう。キン肉マンたちが「古傷だらけで大変じゃわい」って言ってた時みたいなロートルどうしの古傷の抉り合いみたいになったら嫌だぞ。 ところで、最終ホールの1打目のバースト、イヴが完全にスタンスに入った後にレオが怒鳴ってたのは完全にマナー違反というかルール違反だと思うんですが、運営側はペナルティとか与えなくてよかったんでしょうか。今更? そうね。 追伸:最後に感謝される人リストにちゃんと載っててよかったね、ヴィペールさん。
俺たちは雰囲気でゴルフをやっている……第21話。いや、ほんと今更だけど虹やら弾丸やら言われてもよく分からんよな。まぁ、ヴィペールさんは全部お見通しみたいだから別にいいか……(この世界の判断基準)。 というわけで、前回までで葵が片付いたので今回はイヴの修行パート。葵は親御さんに専用機を与えられ、さらに最高の相棒である雨音さんというキャディも覚醒したことでプロ入りを決めたが、イヴの方はというとひたすらに自分の力のみでの打開。あんまり活用してもらえてないのでイチナさんの立場が無いのだが、途中でちょいちょいお為ごかしみたいに「相棒」って呼んでもらえてるから我慢するしかないのかしらね。 前回の印象を改めなきゃいけなかったのはシャアことレオの思惑である。前回は突然とんでもねぇ教え子をイヴにぶつけてきたもんだから「なんやこのわがままなおっさんは」と思っていたのだが、どうやら単なるわがままではなく、生前の一彦との約束が根底にあったらしい。レオのゴルフと一彦のゴルフ、それを混ぜ合わせた最終進化系を見たいというおっさんどもの願いが、イヴの肩に託されていたわけだ。まぁ、それならイヴという「残された子供」の教育の一環として理解できなくはない。相変わらずこの世界の住人たちはみんな言葉足らずでわかりにくいんだけどさ。 逆に言葉が足りすぎちゃって全部カミングアウトしたのがアムロの方。なんや、血縁についてはあっさり教えてしまってよかったのか。まぁ、葵本人が薄々感じてたわけで、もう隠す意味もあんまりないってことなのだろうが……親世代の関係性のゴタゴタを全部理解しながら神宮寺部長に対して「頑張ってね」っていう葵、鬼畜すぎやしませんかね? お前の父親ぞ。ママンの愛人ぞ。 さておき、そんな血縁の混ざり合いをゴルフの技術に昇華しようってのが今回のイヴの課題。なるほどレオのゴルフが「弾丸」で一彦のゴルフが「虹」に象徴されるので、その組み合わせあ進化系になるのは必然である。理屈は分かるが……いや分からねぇよ。だから虹とか弾丸ってなんなんだよ。今までさも当たり前のように「カラー」バレットを使い分けてきたけど、何が違うのかの説明とか1回もされてないからな。なんとなく毎回技名叫んで打ってるだけだからな? まぁ、それで構わないアニメなのだけど……今回の修行パートも、「弾丸と虹って何が違うんだよ」という肝心な部分がさっぱり分からんので「強くなったで、ホレ見てみい」と言われても「あ、そう……」くらいしか感想が出てこないのよね。 そして何よりも残念なのは、なんで出てきたのか分からなくなっちゃった可哀想な野生児・アイシャちゃん。前回鳴物入りで登場し、イヴだって珍しくガクブルしてたからさぞかし強敵なんだろうと思ってたのに、蓋を開けてみるとスコアは安定しねぇし、わずか3日の特訓であっさり進化しちゃったイヴに手も足も出ないし……いくらなんでもこけおどしが過ぎるわ。来週、せめてなんらかの形で一矢報いてくれないと、ほんとに単なる猿で終わるぞ。ヴィペールさんよりも印象薄くて終わるぞ(それはどう足掻いてもそうなのでは?)。
今期はほんとに純然たる小清水クール、第20話。いろんなタイプのあみっけをつまみ食いできるのがとても良いですね。こちらの雨音さんは尽くすタイプの真っ直ぐあみっけ。どこぞのエルフの消え入りそうな陰のあみっけも良いし、どこぞのワンターンなチートの豪快魔王あみっけも良い。この灯を絶やしてはいけないよ。 というわけで、完全に雨音さんのターン。「こんなこともあろうかと気象予報士の資格をとっておいてよかったわ」じゃねーんだよ。別に気象予報士って天候を自在に操れる魔術師じゃないからな? ライバルの敷島プロだって、ちょっと精度の高い天気予報アプリでも使えば同じ情報は得られたはずなのに、単に警戒を怠っただけの話。雨音さんの持つ数々のスキルがここで意味を持ったというわけではないのだが……まぁ、このタイミングで「これまでの人生は全て無駄じゃなかったッ!!」とか感じ入られてしまったら「そう、よかったね……」とただ見守るしかないじゃない。彼女がよかったと思ってるならそれでいいのよ。ご両親の意思は分からないが、娘さんにつけた雨音という名前が意味を持って本当に良かったですね。「よし、この子は将来勤務先のお嬢様の専属キャディーになるべき子だから、そのキャディー業務の中でも特に天候に関する部分に気を配っていざという時に最大限に利用できる気象予報士の資格が取れるよう、雨音という名前をつけよう!」とか思う親はおらんわ。 まぁ、とにかく雨音さんが幸せそうで何より。天真爛漫な葵はアムロとの問題を一応は潜り抜けて後の憂いもなくなった。あとはただ純粋にタッグマッチを楽しむだけである。ここぞとばかりにプロをボコボコにし、イヴより一足お先にプロの称号を手に入れた。そして、このタイミングで本来なら天音さんとの人生契約も満了し、2人はお別れするはず……って、そんなわけないやん。もう、正直葵自身も含めて「ここで契約切れるからお別れやろなぁ」とか思ってないやろ。末長くお幸せにすればいいと思うの。問題は、ここまで濃密にあま×あお関係を描いてしまうと、今後クライマックスで訪れるであろうイヴ×あお関係にノイズが入りそうなこと。でも、どう考えてもこの作品はイヴあおが最大目標なので、何をどういじっても雨音さんは滑り台なんだよなぁ……まぁ、別に関係性をこれ以上深めずとも、一生専属キャディのポジションに居られれば幸せなのかもしれないが……。頑張れ新庄雨音。 そして再びカメラは海外へと飛び、余裕のプロテストに挑むはずだったイヴの前に、今作ではもう驚きもしない、インスタントに突如降って湧いた最大のライバルが出現。まぁ、「どこでシャアが絡んでくるのか」というのは以前から注目のポイントではあったので、ここで最後のカードとして「シャアの写し身」が出てくるのは唐突ではあるが無茶ではないか。一応「天鷲一彦の幻影を打ち破るため、世代を超えて後継ぎどうしをぶつけたかった」という歪み切った動機も明かされ、これで今作の大枠は全部出揃ったことになるんじゃなかろうか。それにしても、まさかシャアの最終兵器が野生児ポジの子になろうとは……放送開始時からずっと「プロゴルファー猿じゃん」と言われ続けてきたこの作品、最後のライバルが一番猿っぽいの草。
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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