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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 えっ、この極限状態からでも風呂敷を畳める筋立てがあるんですか?! 第7話。まさかあの状況から全部丸く収めていい話風になるなんて想像できねぇよ。

 というわけで、なんとかVS忍者編が片付きました。斎藤の狙い通り、時間さえ止められたら無敵砲台も流石に脆弱性があったようで、ジジイもギリギリではあったが100数える間に処理することができた。この手の「作中でカウントダウンが入る」タイプの演出で、マジでカウントがリアルタイムで減っていくのって珍しいよな(まぁ、正確には100秒よりもだいぶ長かったが)。途中で忍者たちの記憶が挟まったからその間はカウント止まるかと思ったのに、次のシーンでちゃんと減ってたのでちょっと驚いた。モーロックにとってはだいぶ長い100秒だったが、突然の状況の割には葛藤もてんこ盛り。ほんと、彼が百戦錬磨じゃなかったら処理しきれない問題だっただろう。もし斎藤やラエルザが同じ状況に立たされたら、どういう判断になっていたのかはちょっと気になるところである。

 斎藤の機転のおかげでモーロックはザ・ワールド空間でも自分の任務を思い出せたわけだが、あのタイミングで「なんかやらなきゃいけないことがあったはず……」っていうジジイはもう、完全にボケちゃってる域。普段からそんなに日常のことを忘れまくってるわけじゃなかったと思うのだが、やはり時間停止魔術の副作用とかで記憶には色々影響が出るんでしょうかね。自分の皮膚に書かれたメモからの行動、最近もどこぞのアニメで見ましたよね。ラエルザさんの中の人がエンポリオに会いにいくやつですけど。とりあえず、やることが思い出せたらその中ではもう「呪文詠唱が出来ない……」みたいな小ボケを挟む余裕もないし、ジジイが大魔術師の名に恥じない活躍で見事に悪魔を撃退したのである。あの悪魔、マジで固定砲台みたいに硬い物質でできてたな。別にデブ妖精ちゃんが変身したわけじゃなかったのね。

 強敵を撃退し、あとはその事後処理。どう考えてもこんだけヘイト貯めた忍者を生かしとくわけにはいかんだろ、と思ったが、どうにもこの場に集まった連中はお人よしが多く、また、いつの間にやら一座の代表っぽい立ち位置にいた斎藤が穏健派だったこともあって、気づけばみんなが忍者に同情的な流れに。まぁ、今んところ忍者チーム以外でこんだけシリアス抱えてるのってモーロックくらいのもんだしな(ラファンパンの制約もかなり壮絶ではあるが)。一番活躍した人らが許してあげるって言ってるんだからそれ以上突っ込むのも野暮なのかもしれない。10人以上もの大所帯で、なんとかコンセンサスはまとまりました。途中で魔王の介入・謎の叔父さんと甥っ子の再会などの変なイベントも挟まりましたが、「この世界では魔族っつってもそこまで忌み嫌われる存在でもないな」ということが改めて確認できたのでよしとしましょう。魔族でも血のつながった親族は大事にするんでしょうかね。

 さて、あまりにでかいイベントが片付いたもんで完全に大団円みたいな空気になってるんだが……来週以降は何するんだろう。まだ斎藤の「元の世界」探索は続くんだろうか?

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 だから話の重さァ! 第6話。前回予想外の話の重さに度肝を抜かれたってのに、そこにかえす刀でおんなじくらいの重さの話を叩きつけるというキツい展開。まさかこういうアニメだったとは思わなんだ……。

 まー、引き続き謎の方が気になりすぎるので確実に最後まで見るとは思うんですが、現時点で集まってきてるメンバーの中に「愛してしまったことが理由で最愛の人を殺してしまった忍者」と、「過去に自分の責任で娘を殺してしまったが、神にその記憶を抜かれて幸せになった魔術師」というとんでもねぇ2人が相対している。いや、「幸せになった」は確実に嘘なのだが、一応そう考えておかないとキツくてやってられん。少なくとも過去4話分のおちゃらけアルツハイマーいじりはどこにどうぶつければいいんだという困惑はどうしようもない。今から1話目を見返したら、色んな意味で辛くてしょうがないだろうなぁ。モンプイの酷さとか(そこじゃねぇ)。

 とりあえず、忍者さんチームの方はもうほぼ完全に人の心を無くしてしまった様子。異世界文化的にはどんなモンスターに変化するのが正しいのかよく分からんが、黒い羽の力によって変化したのは「連射可能な回転式多砲塔ビーム兵器」というとんでもねぇ化け物。確実に固定式砲台に変身したわけだが、これ、もしライバルチームを殲滅したらちゃんと解放される予定だったんだろうか。デブ妖精ちゃんの必死の訴えの結果がこの形って、あまりに救われねぇよなぁ。ちなみにビーム砲とはいうものの、単なる熱線ではなくて全てのビームは「質量を持つ光線」という謎の存在である。ロボットアニメとか見ててもたまに思うんだけど、「質量を持つビーム砲」ってなんなんだろうな? 熱と光のエネルギーだけじゃないってことなんだよなぁ……まぁ、この世界の場合はビームも全部「魔法」だろうから質量があってもなくても不思議じゃないんだけども。一応、拡散ビームになっているおかげでそれぞれのパーティもなんとか耐えられてるのかもしれません。あれ、目が一箇所しかなくて一点集中で全てのエネルギーを注がれたら、多分どのパーティーもひとたまりもないよね。

 そして、そんなビーム兵器に対峙できる最高戦力(見込み)はモーロックだったという。彼の過去が想像以上に重たかったもんでまるまる1話使い切ってしまうというとんでもない展開になったが(まぁ、流石にビーム発射シーンの尺稼ぎがクドすぎた感はあるが)、こりゃぁちゃんと切り出してあげないといけないエピソードでしたね。娘さんのことが可哀想とかいうのは置いといて、「過去にモーロックも斎藤エリアをすでに訪れており、異世界につながる手がかりを入手していた」というとんでもない事実が明かされたことが大事。そんな異世界との接点がモーロックによって迷宮の外に持ち出され、その魔法の力によって斎藤がやってきた(かもしれない)というのだ。なるほど、今回の斎藤エリアのアレは「斎藤が帰るための手がかり」でもあったが、「斎藤が来たことのきっかけ」でもあったのか。ただ、そうして次元間を繋いでいたと思われる神的存在がもうこの世界にはいないっぽいのよね……まー、斎藤はあんまり帰るの帰らないのっていう話で揉めるようなやつでもなかろうし、このままこの世界で楽しくやっていけるでしょう。

 ところでモーロックって今いくつなんだろう。記憶の欠落が神の「ご褒美」によるものだと判明したわけで、実は意外と若い可能性も出てきたんだよな。まぁ、あのドワーフに聞けば全部わかるか。

 

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 最終回直前かな? 第5話。前回時点でストーリーが接続して大きな流れを作り上げていく感じはあったものの、まさかここまでシリアスなストリームになるとは……。

 そう、前回時点で「あの魔女とイチャイチャしてた忍者はどこ行ったんだよ、世界観飛びすぎか」とか茶々を入れていたわけだが、まさかのそっからダイレクトに繋がってるが故の流れだった。いろんなところにホモだの百合だのラブの種が転がっている世界だが、そんな中に、まさかここまでシリアスになるような純愛、そして種族を超えた友情の物語が紛れ込んでいるとは……いまだにこの世界の据えるべき中心はなかなか見えてこないのだが、それでもなお、忍者と魔女の物語、そして魔女と妖精の物語は周りを黙らせるだけの説得力があった。

 それに加えて、圧倒的戦力だと思われていた忍者に対抗するため、ここまでに登場したパーティーがいつの間にやら集まっているというサプライズ。正直新米勇者連中とかが来たところでどれだけ戦力になるかもよくわからんし、そもそもモンプイのあの悪さを許せるわけでもないのだが、これまでぶつかったりすれ違ったりしていたヘンテコパーティどもが雑然と集まってきて協力する姿は、やはり少年漫画的お約束でどこか胸高鳴るものがある。みんなしてクセが強いおかげで、こんだけ雑多に集まってきたのに、そして大した話数を重ねたわけでもないのに、きちんと区別出来てバラエティに富んでいる雰囲気を維持できてるのはすげぇや。これが異世界冒険バラエティ効果か……。

 繰り返しになるが、ほんと変な構成のアニメだった。今回も忍者や妖精さんの回想シーンに移る時にいちいちサブタイトルを入れる部分は要素として残っているが、今後はあのタイトル表示の方が異物っぽくなっていくんだろうか。それはそれで寂しい気もするが、このままシリアス一辺倒のお話も見てみたい気もする。ここまできちんと「異世界についていけずに置いてかれてる」感じの転生主人公、初めて見たかもしれん……。

 

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 頭のイカれた女の子が出てくるだけで好きです、第4話。やっぱ頭のイカれた女の子って素敵なので、頭のイカれた女の子がもっと増えればいいなぁ、と思いました。まる。

 というわけで主人公所属のチームについては一通り揃った感じでしょうか。もうね、1つずつ能力が明かされていくにつれて「この作品、絶対先のことまで考えてないだろ」って雰囲気がプンプンするんですよね。いや、1クールアニメとしてどこに落とすかは考えてるのかもしれないけどさぁ、メディアミックスして世界観を広げようとした時に、カード53枚で何かしらの整合性をとったり、大きな世界をまとめ上げたりする気配は全く感じられないんだよ。何しろ最初に登場した能力が「超幸運」とかでしょ? もう、その時点で扱いきれると思えないのよね。

 主人公の能力が「銃の具現化」なのはまぁ、いいと言えばいい。主人公があんまり強くなさそうな能力から成り上がっていくのが少年漫画的にはアツいわけで、ここから何らかの要素で能力をパワーアップさせればいいだけの話だ。ただ、その相棒というか、最初の味方がいきなり「不死身」っていう……もう、その時点で何でもありやん。ラスボス級の能力出まくってるやん。今回雑魚として登場した「コピー作り放題」もだいぶやばい能力だった気はするのだが、どの能力についても細かいルールなど説明するつもりはないようで、分身さんは「なんかいっぱい分身作ったら疲れた」みたいな描写を入れることでなし崩し的に敗戦扱いにされちゃったし、不死身は不死身で制限があんのかと思ったら、今回のお話を見る限りではマジで何度殺されてもひたすら再生しそう。まぁ、本人は殺される時の痛みはあるのかもしれないが……奇しくも同時期に放送している「不滅のあなたへ」のフシは死にすぎたせいでもう痛みと再生に慣れちゃってるんだよな……もしかしたらこいつも同じ状態なのかもしれません。

 ほんで、そんな不死身能力があったら何でもありだし、チートすぎたら活躍させられないやろ、という当然のイチャモンに対しては、「じゃぁ、好きなだけ切れる無限の的の仕事あげるわ」という斜め上の展開。しかもまさかの惨殺者が味方っていう。すげぇ展開だよな。このチーム、ほんとに統制取れてるんでしょうかね? いや、取れてないからこそこうなってるわけだけども……。まぁ、みんなして楽しそうだからいいか。ちなみに今回登場したサムライソードが「スペードのA」なのはある意味必然で、スペードって剣の具象化のはずだから、そのAが最も「らしい」能力になってるのは狙ってる気がする。となると気になるのは、主人公のネオニューナンブがスペードの2っていう部分。スートによっていくらか傾向に違いはあるんでしょうかね。それとも、やっぱり何も考えてないんでしょうかね。枚数が増えてきたらどっかでまとめサイトとか作ってもらえると助かる。

 ほんで、やっぱり「頭のイカれた女」の話をしたいんだけど、今回メインを張ったウェンディちゃんはいいキャラでしたね。眼鏡・真面目・でもドジっ子。そして能力発動で頭がおかしくなる。……もう事実上のハナバタじゃん。そうか、みんなやっぱりハナバタ好きなんだな。そんでウェンディのCVは泣く子も黙る白石晴香っていうね。ほんと、ここ最近の伸び方が尋常じゃないよねぇ。前にもどっかで書いたかもしれんけど水瀬・富田・ゆみり・ともよあたりの歳の近い連中でガチバトルをしてほしい。誰が生き残るだろう(何の勝負する想定なんだ?)。

 

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 そういう構造になるのか、第4話。1話目の時点で「なんか不思議な造りのアニメだなぁ」と思っていたが、前回のお話で時代が1つ切り替わり、今回からが「本編」みたいな扱い? 面白いこと考えるわね。気づいてなかったのだが、今作のプランニングに桝田省治が関わってるのねぇ。

 1話から3話まで、もちろん斎藤を中心としたパーティの話がメインで進んできたわけだが、その合間には全然知らないパーティの話とか、訳のわからん超絶レベルの冒険者の話なんかも描かれており、今作はそういう「何となく異世界エピソードオムニバス」なコンセプトなのかと思っていたのだが、前回ラストで斎藤がダンジョンの新ルートを発見したことにより、その迷宮目当てにこれまで登場した全てのキャラクターが集まってきた(パワーウィザードも一応来た)。これにて、今まで点と点でしかなかったキャラクターたちが直接つながるようになり、お話に統一感が生まれるようになったわけだ。ダンジョンに出会いを求めるのは間違いではなかったのである。

 ただ、おかげで何だか世界観の異なる連中も同じ画面に並び立つようになり、今回のお話でいえば、ガチでライバルを蹴落としていく影縛り忍者がちょっと空気を読まなすぎて怖い。魔王を八つ裂きにするのは一応正義の名目でやった可能性もあったが、無抵抗の斎藤たちにいきなり切りかかってきた時点で完全に悪いやつである。1話目で魔女といちゃこらしてたあのムードはどこに行ってしまったんだ。新人潰しのトンパみてぇなクソ神官もいるし、みんなで協力して迷宮探索、なんてことにはならないようである。やっぱダンジョンに出会いを求めるのは間違ってるかー。

 とりあえず、キャラの数が多いのでショートで繋いでいくといちいち目先が変わって新鮮ではある。その分、どうにも浮ついていて腰が座らない感じはあるが、「スナック感覚でサクサク行ける異世界ファンタジー」という第一印象は変わらずなので、これはこれでオリジナル路線を突き進むのが正しいのかもしれない。ホモォと百合ィが同時に楽しめる、そんなジェンダーに配慮した作品です。

 

 

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 1ヶ月しか経ってないなら1クールアニメが最終回を迎えるのはおかしいじゃん、最終話! ……現実では3ヶ月経ってるのか……そっかぁ……。

 というわけで、最終回を迎えてほしくないアニメ部門、今期第2位はこちらの作品です。何が悲しいって、終わってしまったらこの後続編とかなかなか作られにくそうなところ。原作ストックはどうなんだろう。いくらでも話は続けられそうなフォーマットなんだけども……。

 Aパート、「初任給が配られる1ヶ月目」という衝撃の事実が明かされるところからお話が始まる。確かに連中が新米ガードだって話はしてたし、初仕事でキクルのところに配属されたことはわかっていたつもりだが、どうしても現実時間で考えてしまうのと、どうにもクエストの密度が濃すぎるせいで、とてもじゃないけどこいつらの腐れ縁が1ヶ月程度のものだとは思えなかったのよね。つまり、ひたむき達は出会って1ヶ月も経ってない男にあれやこれやを全部見せてるわけか……そりゃ不徳を冠してもしょうがないギルドだ……(作中では不徳とは言われてないと思いますよ)。

 キクルの疲労を考えれば、この1ヶ月での仕事量は相当なものだったはず。歩合制ということだったのでキクルにはその労働に見合った分のお賃金が入っていることを祈るしかないが、他の連中はどんなもんなんだろう。バイトだったら確実に研修期間だろうし、歩合制ということで仕事の成果を判断する基準は現場監督のキクルの査定以外はなさそうなので、キクルにどんだけ迷惑をかけずに済んだかで評価が分かれそう。実際の討伐数で言えばハナバタは最低限の仕事してるだろうし、トキシッコはルーキーにしてあのヨケグモ退治という大金星を手にしている。メイデナはろくに仕事してない気がするが、そもそも白魔道士は討伐数で査定が出来ないし、きっとエノメさんが言ってた「ジョブごとの基本給」が高いのだろう。となると、やはり前衛職のくせに討伐数がカウント出来ないひたむきが一番の薄給ということになりそうだが……まぁ、ちょっと前までJKだったらしいしな? 初任給どころかバイトの初給料ぐらいに考えればまだまだ伸びしろはある……といいね。そもそもひたむきの日常ってどんなもんなんだろう。お金に不自由してる描写はないし、多分まだ実家暮らしなんだろうね。

 なんてことを思いながらトキシッコの地獄のようなプランを見守ってたらAパートが終わり(今回の一連の騒動、全部トキシッコのせいじゃなかった?)、Bパートはなんと最低限の「最終回っぽい」(?)お話に。ここに来ての新キャラはキクルの師匠筋に当たる学者然とした男。身長からするとドワーフみたいな部族なんだろうか? だいぶ長生きしてるようだが、ひたむきに向ける視線は相応に親父臭くはある。でもまぁ、この街のおっさん連中ってひたむきに犯罪じみた(というかすでに一線超えてる)対応しかしてなかったし、まだ圧倒的にマシな方。そんな先生からは、なんと「これまで描写されてきたひたむきの性質って、実は根っこが同じなんだよね」という、「そんな伏線の回収いるゥ?!」とびっくりしてしまうようなネタが飛び出した。この作品、本当に変なとこで真面目というか、ちゃんとした話を進めようとするのがすごいよな……まぁ、それを知ったところで結局ひたむきの今後のガード活動に変化があるとは思えないけど(実際変わんなかったけど)。

 「俺たちの冒険はこれからだ!」でもなく、「キクルくんの受難は今後もずっとだ!」エンドという今作には一番ふさわしい終わり方。何とか2期もやってほしいところではある。そん時のためにも、みんなで入ろうAT-X。

 

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おっぱいは

やわらかいから

いたくない

 第11話。はい、今日はもうこれだけ覚えて帰ってもろて。

 今回はAパートが「小」の部、Bパートが「大」の部というあまりに明確な区分が存在しているが、メイデナ・トキシッコという「小」のコンビに新たに加わったのは以前キクルが世話をしたノマくん(ノマちゃん?)。前回出てこなかったからてっきりゲスト扱いなのかと思っていたのだが、どうやら正式にキクルの指導下に所属はしているようだ。一応「ポンコツ連中よりもガードとしての能力はマシ」っていう設定だった気がするんだけど、残念ながら今回クソの役にも立たなかったことを考えると、やっぱり大した能力ではなかったのかもしれない。まぁ、あんまりパーティで行動したことないって言ってたし、慣れないメンバーでの行動でうまくいかなかった部分はあるんだろうけど。それにも増して先輩2人の方が圧倒的に役に立たないので、ノマくんを責めるのは酷ってもんだろう。

 トキシッコとメイデナの絡みはいつぞやのトレーニングの時以来だが、今回の一件で学べることといえば、「ミステリファンってクソ面倒クセェ」ということである。まーしょうがないんだよね、作品が絡んじゃうと、あらゆるメタ要素込みでネタバレのリスクはあるので……何も話せないので、是非Twitterを使う際には伏せツールなどを活用してくれ。まぁ、トキシッコの対応は本当にそれ以前のものではあるのだが……でも、途中の「あたしがそんなん読んでるわけないじゃん」という主張も言われてみりゃそんな気もする。結局、メイデナって優等生とか言ってる割にはアホの子なんじゃないかな……。ノマくんは「ポテンシャルは二人の方が上だから」と言ってたけど、やっぱりあれかな、赤魔道士だから白魔法も黒魔法もレベル3までしか習得できないってことなのかな。れんぞくまを覚えるまでの辛抱やで。

 Bパートは「巨」のパート。毎回サブタイトルがうまいこと言ってて、今回はレスミスの言った「ニューワールド」がそのまま採用されているが、ニューってそのニューなのかよ、っていう。前回もBパートは「偉大な父」だったんだよなぁ。ハナバタの狂花対策で色々と頑張るキクルが、今回は一番の常識人にしてギルドの監督役も務めるエノメさんと共同するという作戦だったが、その結果が思い切り挟まれてしまうというのはこの世界の住人なら誰でも想定できるシチュエーションである。「へぇ、サイズはほぼ一緒だけど、陥没してるのはハナバタだけなんだぁ」なんてどうでもいい気づきもあるが、「狂花+お淑やか」のハナバタは確かにかわいかったのでとりあえずは眼福だったということにしておこう。乳が絡むと的確に欲が出てツッコミ役に徹しきれないキクルくんの心情、こればかりはどうしようもないので何も言わないであげよう。エノメさんのおっぱいに対してあれだけの執着を見せているのだから、ハナバタだって絶対にワンチャンあるはずなんだよな。まぁ、身の安全を保証してからの話って時点でどうしようもないがな。

 今回の反省:ひたむきが全く出てこないのは珍しいが、だからって別に不足が感じられないのはちょっと寂しい。

 今回のもっと反省:誰だ、レスミスに受付任せる判断したやつは。

 

 

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 ブローワーでコロコロしてるリスがかわいい、第10話。この世界の文明水準はほぼ現代と同じということで、割と最近よく見かけるブローワーでの掃除をしてるわけだな。いつも思うんだけど、あれで落ち葉飛ばすことでどれくらい掃除できてるんだろうね……。ちなみに、いろんな部分で現代水準のこの世界だが、なぜか記録媒体はVHS。

 今回はなんとまるまる1回、2話分使ってのハナバタ回。これまで「レギュラーだと思ってたけどほとんど出番ないやんけ」と言われてたハナバタだが、ようやくここにきて「お当番回」が回ってきた。そして待たされただけの内容があり……なんと、タブーだと思っていた狂花のことをこのタイミングであっさりカミングアウト。延々このネタで引っ張るのかと思っていたので、ここで互いの認識をすり合わせるタイミングが発生したのは意外と言えば意外。言うなればダクネスの攻撃があたり始めちゃうようなもので、ハナバタが狂花を使わなくなってしまったら、ついにガード面子の中に「本当に役に立つやつ」が現れてしまう……と思ったのだが、なんとキクルが最後には何かに流される形で狂花に許可を出してしまうという展開。まぁ、そりゃ有効活用できた方がパーティとして強いのは間違いないのだろうが……来週にはもう、許可出したことを後悔してそうだよな。そもそもあの痴態を叩きつけられたハナバタが率先して狂花を使うかどうかもわからないけど。

 キクルVSハナバタという、余計な要素さえ入らなければ比較的常識人よりの2人の対決であるから、どこか別なところから引っ掻き回すギャグ担当を連れてこなければいけないわけだが、今回はなんとそれをノーキンス家が全力で担当。クソみてぇな取り巻き連中がモブとは思えないくらいにやりたいことを散々にやり散らして去っていったため、「なるほど、ハナバタは単体ではなくてこのノーキンス家という1つの単位でもって面倒キャラとして成立してるんだな」というのをまざまざと見せつけられた形。「お嬢様を可愛がりすぎる執事やメイド」なんてのは割とよくある構図だと思うのだが、そこにさらに「身勝手で泥を被りたくないから面倒ごとからは逃げまくる」という畜生属性を与えられ、これまでのハナバタの苦労が偲ばれる。まぁ、みんなして見たくないものに蓋をして幸せに過ごしてきたと思えば……キクルの苦労が藪蛇にならないといいんですけどね。

 今回見ていて改めて感じたのは、キクルの魅力の1つに「拾うべきところを確実に拾っていくツッコミ性能」があるということ。私も独り身老人の常として、ギャグアニメなんて見てる時はよく画面に向かって一人で突っ込んでいるわけだが(よく?)、キクルくんはだいたいその呼吸に合うように、用意されたボケは的確に回収してくれる。「そこはもうこの世界的には流してもいいんじゃない?」って思っちゃうようなところも、律儀に拾ってくれる。その上で、本人も時折ボケる側に加担して酷いこともする。このバランス感覚が、ギルドのリーダーとしての不動の地位を確立してるに違いない(?)。きちんと学習したことは実戦で活かすのも優秀な戦士の証で、1度食べて学習したから「凶器となる料理は服をも弾き飛ばして相手戦力を削げる」という要素を戦略に組み込める…………いや、そこ組み込むんかい。おはだけが物理事象として受け入れられるんかい。やっぱツッコミはおいつかねぇや。

 そうそう、デスミスさんの補足のおかげで、一応「この世界の人間の胸囲が全部おかしいわけではなく、たまたまキクルくんの周りにはこのギルドのトップ3が並び立っているだけ」という事実が分かったのも収穫でしたね。圧倒的画面の不自然さ。そして陥没乳首への飽くなき探究心。金子ひらくにキャラデザ任せたら必ずこうなるんだから。こういうのを世間では「適材適所」というんだね。

 

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 サブタイトルが微妙にヒントだったとは……第9話。いや、分からんて。しかしこれでさらに今作の死角がなくなりましたね。そう、必要なものといえば、巨乳、貧乳、それとおちんちん(?)。

 Aパート、ヨケグモ相手のシリアスバトルは前回までで完全に幕引きしたわけだが、意外にもこのアニメ、そうして過ぎ去ったあれこれの事後処理とかもしっかり描かれている。ヨケグモ討伐でキクルくんに水をあけられてしまった冒険者2名(用済みと戦略的撤退)が悔しさのあまり街を飛び出し、その結果として救出されたエルフっ子がひとり取り残され、キクル門下(?)へと加わった。彼女だと思ったら彼だったというのは、なるほど確かにキクルのいう通りに欠点として弱く(変な日本語だなヲイ)、展開としてはそこまでハードなギャグではないはずなのだが、それを受けて思いの外動揺してるキクルの残念な反応が最大の見どころとなっている。これまでの4回分の「ハズレガチャ」の結果から絶対にとんでもないオチが待ち受けているに違いないと身構えていたのに、一瞬の油断からそのガードを解き、自分の身に不相応な(?)ちょっとした妄想を思い描いてしまった若者。そしてその妄想をピンポイントで抉りにくるボディブローのような嫌な一撃。……キクルくん、もう全てを投げ出してこの仕事から逃げてもええんやで……。やっぱ彼が真面目すぎるからこういうところでいらぬ不幸を背負ってしまうのだよなー。いや、でも前を見ていこうよ。一応パーティ候補に「かなりまともなメンバー」が加わったんだし。

 ちなみに、今作ではそうして加わったノマ君についても当然サービスシーンが挟まれており、あまり直接的にお見せできるものがないために、執拗に尻を追いかける構図になっている。まぁ、ショタを愛でる時はやっぱり尻が定番ですかね。わたくし、ショタには興味はあまりないのですが、そうした媒体に触れているとたまに「これなら……いけるッ」って思う瞬間もありまして、やはり直接的でない描写で「見せる」工夫って大事だな、って思う次第です。多分、あのシーンを見て「男かー」とただ無心に呟いたキクルくんのその心情、私とても理解できると思います。

 Bパート、打って変わっておっぱいおっぱい。何故かメインパーティー最大巨乳のハナバタにはあまり出番がなく、やたらとサービスしてくれるのはエノメさんである。ここまでの経過や関係性を考えると、もしかして今作のメインヒロインってエノメさんなんじゃないかな(対抗:トキシッコ)。「成長するにつれて視界が奪われていく」という進化を否定したくなるようなモンスターを相手にくんずほぐれつするだけのお話だが、一応、現実世界でも鹿とかの近縁種で「成長し続ける」っていう性質を持つ動物はいるみたいだし、それなりに説得力はあるのかしら? でも、そういう生き物に対して「人間がハンマーで骨を砕いてあげる」っていう共存関係が生まれるのはおかしいと思うが。いや、もしかして単にエノメさんが趣味で骨砕いてるだけかもしれないな。別に動物たちはあのままでも生活できるんだろうし。その結果として柔らかいものを提供するなら、単に動物と人間のギブアンドテイクの関係性ですね。その過程で慰み者になるかどうかは知らん。

 あとレスミスさんは診療所をクビになってからお役御免なのかと思ってたけどちょいちょい絡んでくるな。今作では貴重な貧乳枠、ロリ枠のはずなのだが、性格がアレなのであんまりロリとしての需要がないのが惜しいな。メイデナとどっちが人気あるんでしょうかね。もうひとりのロリがよりによってエシュネちゃんだからロリの要件を満たさないしなぁ……。今作で人気投票をやったらどういう結果になるのかは割と真剣に気になります。

 私の中の1位はそうだな……スライム系モンスターのくせに服を溶かすとかせず、律儀に脱がしてから蹂躙するデカイムさんかな……。

 

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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