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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ふーん、エッジじゃん……第7話。なんかもう、なんかもう……。 とりあえず、1話目あたりで「余計なエロとかいらねんだよなぁ」みたいなスカしたことを言ってたことについては正式に謝罪します。いや、その信念は変わってないんですが、安易なダラダラ見せるだけのエロはいらないけど、それが精神的凌辱となるなら話は別です。そう、僕は「凌辱もの」ではなく「堕ちモノ」が大好きだったんでした。自分で忘れてました。油断してました。いや、今作を見る場合はもう油断してないんですが……。ほんとのほんとに正直なことを言うと前回の時点で記事立てしようとは思ってたんですが、今までノータッチだった作品に、あの話から急に触れ始めたら色々とバレるな、と思って自重しました。今週ここで書いたことによって色々バレました。前回もマゼンダの精神をぶっ壊す「堕とし」のお話だったと考えれば充分に評価対象だったんですが、ちょっとテーマ設定がピンポイントすぎたもんで、いっぺん見て見ぬふりをしていました。ネロアリスの能力、強いですね……。 そして今回はもっとストレートに「堕ちる」というテーマが描かれたお話。対するは我らがマジアベーゼ、そしてトレスマジア側からは満を辞してアズールが出陣。正直、ここまでの展開で魔法少女3人組はみんなして「出てきたら触手でヌチョられる」っていう立ち位置が同じようなもんだったのでそこまで対応に差は感じていなかったのだが、言われてみれば端々に「アズールはなんかもう……」みたいなニュアンスは漂っていたか。あまりにも的を射たベーゼの攻めの手管に何度も何度も凌辱されてしまったがために、アズールの精神はすでに崩壊。魔法少女のなんたるかが分からなくなっており、いわゆる「闇堕ち」のルートを直行した。 単に闇堕ちするだけなら、まぁ、普通(?)の魔法少女アニメにもある展開なのだが……そんな「闇堕ち」に対して最も強烈な拒否反応を示すのが、手を下した当の本人であるベーゼさんだというのが面倒なところで……魔法少女3人が各々「魔法少女ってなんなんだろう」と思い悩んでいるというのに、一番明確な「魔法少女像」を打ち立てて信念を持っているのが「憧れ」側のベーゼさん。彼女の前で生半可な魔法少女活動など許されない。話数にしてまだ7話目。こんな容易く堕ちるようなヤツが魔法少女を名乗るなんて言語道断である。もっとも忌むべき「らしからぬ」魔法少女を前に、ベーゼの、いや、柊うてなの目は冷徹を極める。普段のうてなでは絶対あり得ないような強い行動、ぶれない信念。こんな歪んだ形でも、間違いなく今作で描かれているのは「主人公の成長」だ。間違いなく、うてなは自分の理想を明確な形にしている。これを尊い行動と言っていいのかどうかは分からないが……どこか眩しく映るのも事実である。 そして、闇堕ちすることすら認められずに彷徨うアズールさん。彼女の行く果ては、再び極める魔法少女の道か、それとも悪にすらなりきれない地獄の「堕落」か。なんか、闇落ちを超える更なる「堕ち」の概念を見せてほしい。それにしても、ベーゼさんは強くなればなるほどにいいデザインだな……。 なんか、最後にとってつけたような変な連中が出てきたが……多分、これで悪役サイドは目的が濁るんだろうなぁ……ベーゼをトップに据えた組織だったら、これほど強力な組織もなかっただろうに……。 PR なんかこぅ……真面目だよね、第2話。あんまり今作に触れる人もいないだろうと思って、せっかくなので触ってみた。 常日頃「面白かった作品の感想は書きたいし、面白くない作品の感想は書かないよ」とは言っているのだが、この2話目について言えば、別に面白くはない。面白くはないんだけど、なんだか放っておけない愛しさというか、蔑ろにしたくない不思議な感覚がある。多分真ん中にある感情は「なんでこんな売れなそうなアニメ作っちゃってるんだろう……」という憐憫とか畏怖なのだと思うけど。ただ、本当に真面目。なんか、時代劇チャンネルが作りそうなアニメだ。いや、時代劇チャンネルが作ってるんだけど。 真面目要素その1、風俗の描写が真面目。「時代劇アニメ」にするんだったらそりゃちゃんと描写するのが当たり前なのだけど、これまで私がみてきた「時代劇アニメ」ってだいたいが「なんちゃって江戸」とか「なんちゃって戦国」とかだったもんで、あんまりその背景は気にしなくてよかったのよね。「真面目に江戸文化を見ている気持ちになった作品って何かあったっけ?」と思い出そうとしてもパッと浮かんだのは「さらい屋五葉」くらいだ。今作は本当に「ちゃんと時代の変わり目を描くよ」という意識があり、侍という職業がなくなり、世界が激変する江戸・明治期の町人たちの様子が何となく見えてくる気がする。ただ、それがあまり押し付けがましいものではなく「ほら、これ見て江戸文化の勉強になるだろ」みたいな感覚も一切ないのだ(そういう路線はエルダ様がだいぶ強かったな)。別に教科書を見せるわけではなく、しれっと江戸の公衆浴場が描かれると、「あ、そうか、この時代の銭湯ってナチュラル混浴だったんだっけ」みたいな風俗がチラリと見えるし、町人の娯楽である芝居小屋の風景なんかも、「なるほどこんな風だったかもなぁ」と思える。そういう部分が真面目。 真面目要素その2、画作りがそこそこ真面目。よく分からないスタジオが作ってるし、1話目から外注バリバリでクオリティは決して高くない画なのだが、それでも何とか「時代劇にするぞ」という意識が見て取れる。描き方のベースは絶対に実写ドラマの時代劇。カメラワークや見せ方の「お約束」は時代劇そのものから取られているが、それをもっとフィクションに寄せたアニメというメディアの中でも不自然にならない程度には咀嚼されている。1枚画がショボい場面が多かったとしても、例えば渡世人がズバッと刀を一閃して腕を切り落とすシーンが凄みを帯びればそれだけでちょいと目を惹かれる。そういう気配りはどこかに感じ取れるのだ。 まぁ、真面目要素は以上なのだけど……俺にもっと権力があれば、今作を多少はメジャーにできるかもしれないのに。……いや、そこまで応援したいと思ってるわけでもないのだが……なんだろ、この感情。 いい……最終回だった……最終話! これにて大団円。何もかもが全て晴れがましい。 最高潮にして最高峰。これまでの13話の中でも一番技巧の冴え渡る名勝負、永遠VSエマ。正直、永遠ほどの実力者がどうして負けようものかと思っていたが、名門・立川のエマはそのさらに上をいく。まぁ、ウェイト差があるのは柔道では如何ともしがたいのだろうが……先輩連中ですら舌を巻くエマの実力は本物で、最序盤から果敢に挑む永遠の猛攻にも紙一重で耐え、少しずつ状況を崩していく。永遠との戦いを吸収し、エマは対戦の中で強くなっていく。これまでそうした実力者とはなかなか巡り合ってこなかった永遠に焦りもあっただろうか。いつしかエマのペースとなり、最後は全てを委ねた大外→支えつり込み足の黄金コンボ。見事決まったかと思いきや、最後の最後は未知のお株を奪うような超人的な体捌きにより、見事なエマの一本勝ち。もしかすると人生初となるかもしれない、天才・氷浦永遠の完敗であった。 やはり全国レベルの大会。設立間もない青葉西の今の限界はここだ。永遠はようやく向かうべき壁にぶち当たり、目標は持ち越しである。大会の最後を締め括ったのは神童・南雲杏奈の決意の一言。悔しいのは皆同じ。同じ思いを抱えた仲間だからこそ、きっとこれからも強くなれるのだろう。 忸怩たるものを残しているのは他の面子も同じこと。今大会が最後となった三年生の姫野・白石。心残りはどう足掻いても拭いきれなかろうが、最後の戦いに悔いはない。後輩たちに大切なものを残して、先輩は去り行く。そんな姫野の志を受け継ぐのは、今大会で最も砂を噛んだ早苗だった。キャプテンはもっと強くなりたい。そして、それが叶うチームに恵まれた。幸せな一年目の秋。 全員の原動力に、全て園田未知が関わっている。彼女がいたからこその青葉西柔道部。来年以降の戦いも是非見せてもらいたいところ。2期はあるんでしょうか。これで無かったら嘘ですよ。
名勝負数え歌、第12話。すげぇよ、主人公チームが3タテくらった展開だってのに、その1つ1つの試合の意味づけが明確だから捨て試合が1個もないし、悔しさの中にこれ以上ない意義深さがある。 やはり立川は強かった。というか先鋒の小田桐が強かった。2回戦の勢いそのままの未知はあわやジャイアントキリングなるかと思われたが、冷静に切り替えた小田桐によってウェイト差もそのまま響く寝技勝負に持ち込まれて惜敗。最後の最後まで負けるのが嫌で暴れまくった未知だったが、関節を完全に極められ、これ以上抗ったら折れてしまうかも、というところで早苗のストップが入る。放っておいたら未知が無茶をすることがわかっているからこその、キャプテンの苦渋の叫び。そして、その魂の声援が届いたからこそのタップ。まだまだ未知には足りないものが多すぎる。それを学んだだけでも大きな1敗だった。 そして、今週の4つの試合の中で私が一番感じ入ってしまったのは次鋒戦、キャプテン・早苗の奮闘。いや、奮闘すら許されない電光石火の決着。結果だけを見れば噛ませ犬にもなれなかった情けない戦績ではあるが、そこに至るまでの短いシーンでの早苗の昂りが痛いほどに伝わってくる。目の前で未知があれだけのものを見せてくれたのだ。次を任された自分が結果を残さねば合わせる顔がない。そんな状況下で自分が出来る最善を模索し、なんとか強者相手に食らいつこうとした早苗の意地。しかし勝負の世界というのはあまりにも残酷で、そんな彼女の一大決心をものの数秒で打ち砕いてしまう。これがスポーツの世界。これが勝負の世界だ。今大会における早苗の戦績は振るわない。それが、今の彼女の実力なのだ。あまりに悔しい一本負けにもらい泣きも禁じ得ないが、こんな今があるからこそ、未来が楽しみでもある。1年後、2年後、早苗がどんな姿を見せてくれるのか。そんな未来に期待が持てる、堂々たる戦いだった。 そしてそんな早苗の悔しさを背負った姫野先輩の試合も、これまた涙を誘う。1人だけ立場が違う「先輩」の戦い。その陰には短い時間で出来ることを全てやろうという精一杯の努力があり、可愛い後輩たちを背負う重積がある。相手の小田桐は1年生。ブランクがあるとはいえ、そこを埋め合わせる経験と、味方の後押しが姫野にはある。出し惜しみせぬ一気呵成の攻め手はギリギリまで小田桐を追い詰めるが、しかし、それでも届かぬ最後の1手。無常すぎる裁定でもって、青葉西は結果的には3連敗を喫してしまった。ここで余計な手心を加えず、「この実力であればこうなる」という結果を叩きつけてくれるのは、スポ根作品としてとても真っ当で好感の持てる展開だ。 もちろん、そうした厳しさはエースたる永遠に向けても変わらない。最後に控えしエースだからって楽には勝たせてもらえない。小田桐の苛烈な攻めは永遠に対しても容赦はなく、一進一退の攻防の中、わずかな油断からも負けかねない展開。しかし、流石に永遠は強かった。相手のゴールデンルーキーの意地をひっくり返し、見事「2度目」の勝ちを手に入れた。そして溢れ出すあの笑顔だ。うーむ、これで余計な敵対心を持たせたのは2人目ですな……死を呼ぶウォーズマンスマイルじゃなかろうが、永遠スマイルも畳の上の伝説になるかもしれん……。 終わってみると、小田桐のキャラが実に良いというのもあり、あっという間なのにギチギチに詰まった4連戦でした。次週は最終回、永遠はどこまでいけるのか。謎のフランス人の実力やいかに? ……尺的に、フランス人強そう……。 スカイなプリキュアがどっちも柔道やってる……第11話。こういう作品は相手選手が出てきた時にまとめて出てくるキャスト陣も楽しみの1つよね。 というわけで問答無用の「強豪」が初登場。ここまで、霞ヶ丘や博多南は単体で強い選手こそいたが、青葉西に忖度したかのように人数が抑えめで「戦える」相手ではあった。それに比べて今回の対戦相手はがっつり人数も揃っているし、下馬評もダントツではっきり言って勝負にならないレベル。これで勝ってしまうと流石に嘘くさすぎるので「まぁここは負けるんかなぁ」くらいの雰囲気でいいと思うのだが、いかんせん未知は未知なのでまだまだ負ける気はなさそう。彼女が果たして何人抜けるかが勝負の分かれ目になりそうだが……次回予告のメインが姫野先輩だったし、まぁ、それなりのところで負けるやろな(そういうメタ読みはあまりよくないんですけどね)。ただ、こないだの試合は次回予告で早苗をメインに持ってきて早苗があんまり活躍できる展開じゃなかったので、今回もどうなるかは分からんけどね(先輩が出てるってことは早苗が負けるのは前提なんだよなぁ)。 ま、クライマックスに向けて、あんま無理に嘘くさい勝ちを重ねる必要もないだろうし、ここで強豪と当たっておくことが今後の未知たちの柔道人生に大きくプラスになるのは間違いない。それだけでも1年生の秋大会なんて満足しておくべきだろう。それなりに肉薄できれば箔もつくかもしれんしね。一応未知の活躍もそうだけど、大トリに永遠が控えてるせいで無駄に期待しちゃうのは申し訳ねぇな。 ただ、一応相手高校にも「フルメンバーで挑んでない」という言い訳はあるので、もしかしたら付け入る隙はあるのかもしれない。あくまで本命はIHなので、今大会では調整メンバーでの参戦。その中には完全未知数のフランス人も紛れ込んでいる。そんな金髪碧眼を擁するチーム立川学園は、強いは強いのだろうが、ちゃんとそこに「女子高生らしさ」も見せてくれるのが今作の良いところ。未知も部活入る前は青春に憧れてるようなことを散々言ってたし、やはり女子高生の至上命題は彼氏作りということなのだろうか。まぁ、この年頃だったらそんなもんかぁ(お前が女子高生の何を知っているというのだ)。
一丸の全員柔道、第10話。イイっすねぇ、スポ根だねぇ。 5人全員に見せ場がある綺麗な盛り上げ展開。もうすっかり出番終わりだと思っていた未知だったが、なんと初戦でスタミナが切れたわけではなかった。2戦目でも怒涛の2人抜きという快挙を成し遂げ、額面上はこないだ緑子が達成していた5人抜きに並ぶ。もう、これだけでトップバッターとしての仕事は充分すぎるだろう。先生が「自信つけたのがめっちゃ効いたな」と言っていたが、これが中学時代は芽の出なかった弱小選手だってんだから驚くべきことだ。人間、どこで成長が訪れるかなんてわからんもんやね。 とはいえ、流石の未知も燃料には限界があるし、相手取るにも限界はある。相手のメインウェポン、スタンド使いこなしそうな声のデブの登場で圧殺されてしまう。まー、スタミナ残量を考えればここはしょうがないね。そして期待されていた早苗の出番となるが……残念、気合いだけでは届かない領域ってのはあるからなぁ。それでも必死に食らいついた早苗がスタミナを奪ったことが、のちの勝利の布石になったと考えるべきだろう。ねちっこさ満点の寝技の女王が、確実に相手陣営のパワー残量を削っていった。 そんな一年生の頑張りを見て奮起しないわけにはいかない、いよいよ復帰後初試合となる姫野先輩。彼女のバトンタッチの際に発した言葉が今回のサブタイトルなわけだが、あまりに男前すぎてちょっと泣きそうになってしまった。こんないい先輩がいてくれるんだもんなぁ。そりゃ勝たないと悔しいですわ。もちろん2年先輩だからって相手の反則級の選手に楽に勝てるわけではないが、そこに南雲が持ち込んだ情報もうまく作用し、年の功、つまりは経験を活かした見事な一本勝ちを決める。「地味な努力、続けてきたことが無駄でなかったと明かされる瞬間」ってのはいつだって感動しますわ。 そして最後に控えしはエース・氷浦永遠。相手陣営も秘密兵器を抱えていたようだが、そんなちょっとやそっとで揺らぐような戦力ではない。相手の勢いを完全に殺し、危なげなくたたき伏せる圧倒的な永遠スタイル。こいつがいるからこそ、先輩もあんだけのびのびと力を発揮できるわけでね。未知に始まり永遠に終わる、青葉西の黄金リレー完成の瞬間であった。 まぁ、3回戦ともなると流石に次は洒落では済まなくなるみたいですけどね……ここを1つ上るのはかなりしんどそうだなぁ。先生にだっこされてる未知、どう見ても高校生に見えなくて可愛い。 ネオ園田がネオすぎる、第9話。ここまでの快進撃は流石に予想できんかったな……まぁ、まだ1回戦で、しかもお互いフルメンバーすら揃わない弱小どうしの戦いだけども……。 全国大会1回戦はまさかの滑り出し。大舞台の方が120%の力を発揮できる園田未知の本領発揮で、結果だけ見れば怒涛の3連一本勝ち。タイトルに偽りのない、おかわり続きの「もういっぽん」である(ソフトクリーム含む)。結果的にそんな未知の勢いを示すための踏み台役になってしまった博多南の面々だが、こちらもまぁ、悪いキャラではなかったし、ぽっと出の割に存在感もあり、今後未知たちが長いこと柔道をやっていくなら、またどこかで顔を合わせることができるんじゃなかろうか。 毎度のことながら余計な中の人の話に触れておくと、博多南の先鋒は何故か夜道雪で、福岡とは縁もゆかりもなく、おかげで演技スキルとも相まって正直キャラの立たせ方は微妙だった。次鋒の糸目の子、実はCVが長谷川育美だったりするのだが、こちらはポジションが悪くて一切活躍できなかった不憫枠。他2人に完全に食われてしまった上、どうやら未知の勢いのせいで全く持ち味が活かせず終わってしまったらしい。可哀想。そうして繋げたのが大将ポジの「なっちゃん」(本名は「梅原夏」だそうです)。こちらはCVが加隈亜衣なのですよ。ラジオ以外だとあんまり発揮することのないスキルなのだが、くまちゃんは実は福岡出身。ぽろっと出てくる方言の愛嬌が実に響きます。福岡弁って強烈だから、福岡声優の系譜はいい具合に爆弾が多いですよね。田村ゆかり御大に始まり、かっとび福岡の阿澄佳奈も美味しいです。くまちゃん方言、もっと聞きたかったですね。 閑話休題、そうして無事に1回戦を突破し、合流した霞ヶ丘と健闘を讃えあうことに。特筆すべきは緑子の躍進で、なんと未知をも上回る怒涛の5人抜き。まぁ、相手高校が弱小だった可能性はあるが(というかそうじゃないと無理だろうが)、それでもこの勢いは本物。彼女が天音先輩に向ける思いのひたむきさの表れであろう。互いにどっしりと後方で構える天音・氷浦の両名は決勝での再会を約束し、それは昔馴染みの白石・姫野ペアも同じこと。認め合えるライバルがいるのは良いことですね。残念ながら未だ試合にしか出られない南雲であるが、その分彼女は陰でひたすらデータ戦術を練っているという毎度の献身。ほんと、こいつの性根のまっすぐさは国宝級。 こうして並べると1人だけ余るのが早苗だったのだが……色々と胸に期するものはあるようですね。次の対戦は早苗が見どころかな? なんかバケモンが見えたぞ。 温泉シーンで一切胸を強調する気がない女子高生アニメ、第8話。そんなとこで釣ろうと思ってない、という意志がはっきり伝わってくるのは良いことですね。あんだけまとめて脱いでるシーンだというのに、みんなしてかんなでもかけたんじゃねぇかと思えるくらいに潔い真っ平。普段、服着てるシーンでも別にそこまでぺったんこのイメージではないのだが……脱いだら無くなるタイプのアニメキャラ、むしろ珍しい。 まぁ、そうしてみんなで温泉に入るのだって、遠征旅行の醍醐味でしょうよ。こういうシチュエーションに南雲はどう思うんだろう、とかすげぇ邪なことを考えてしまうわけだが、どこぞの佐伯沙弥香さんとかと違って、未知の裸体を見てドキドキするとかいうことはなさそうである。まぁ、このアニメでそんな描写入れられても逆に困るか。南雲はそのほかにもマッサージによる直接的なスキンシップなど、同じ部活に入ったうまみは最大限に活かしており、とりあえず現状の距離感に不満はなさそうである。後発組のくせに、ラストシーンあたりでの「園田のこと一番分かってんの私だから」というさりげない位置どりが小憎らしくて実に南雲らしい。 金鷲旗という大会は前評判通りにかなり大規模なもののようで、開会式を見せるだけでもたっぷり1話使うくらいには「夢の大舞台」である。体育館にずらりと並んだ参加者たちの数はなかなかの壮観。そんな中から、これまで霞ヶ丘くらいしか他の学校の存在が明らかになっていなかったこの作品で、初戦の相手をどのように見せるものかと思っていたら、まず出会いは「外で偶然」というお約束パターンで、未知の持ち前のコミュ力で先週まで1ミリも知らなかった連中のくせに、1話跨いだらもうマブダチみたいな関係性になっている。そして、強さについても「個人戦ではかなりの強者」ということが明かされ、第一関門としての役割は文句なし。その上であまり無茶苦茶な強さになりすぎないよう、「相手も青葉西と同じように人員不足で廃部状態だったが、3人体制でなんとか復帰」という制限もかけられている。お互いのドラマを擦り合わせることで相乗効果が望める上、青葉西が1回戦をなんとか突破できそうな配置としては無難な塩梅であろう。今後の展開を考えて、初戦の未知が勝てるかどうか、さっぱり読めないという時点できちんと盛り上がりがあるのだ。 まぁ、勝ち抜き戦のオーダーでラストに永遠が控えてるってだけでも相当な安心感があるわけで、いかに全国大会とてしばらくは大丈夫そうだが……アニメの1クール分を考えると、多分この金鷲旗の決着が今期のフィニッシュってことになるよね。どの辺まで勝ち上がれるものか……「1年生の秋大会とか無理すんな」って気持ちもあるが、姫野先輩の最終試合なのであまりあっさり終わるのも可哀想なんだよなぁ。
ネオ園田はどの辺がネオだったんだろう、第7話。日常生活において、あんまり名前に「ネオ」つけるチャンスないよね(そりゃそうじゃ)。 サブタイ通り、秘密兵器となる姫野先輩が加入するお話。「どんな人なんだろう」とか「今まで何してたんだろう」とか「モチベはどうなってるんだろう」とかいろんな興味があるわけだが、その辺りの重要なお話をまるっと1話で一気に処理してきやがった。おかげで姫野の心情についてはあんまり深く感じ入るものが無かったのは残念だが、まぁ、この夏の大会でしかお世話にならない先輩なのだとしたら仕方ないかぁ。ついでに今回は作画部分もかなり限界が来てるっぽくて、不安な画面がちらほら見えたのもちょい残念。でもまぁ、そんなにモーションに気を遣う話ではなかったので、作画陣も「中休み」くらいで考えてくれてればいいかな(決してサボってるわけではないのだろうが)。 てなわけで姫野先輩のあれこれが一気に判明したわけだが、ざっくり一言でまとめれば「いい人」である。柔道部を辞めた理由も特にきな臭いものがあるわけではなく、単に人員不足によって部が成り立たなくなったため。ちなみにこうした昨年時点での成り行きを見守っていると、姫野以上に「先生、ええ人やなぁ」というのが感じられたりする。そりゃま、部にただ一人残された部員に気を遣うのは当たり前のことかもしれないけど、ただでさえ忙しい高校教員、たった1人の生徒のために休日返上でサポートしてやろうとはあんま思わんよ。しかも小学生との練習試合まで組んでくれてるとなると、相当時間をかけて駆け回ってくれてるのよ。こんだけ暴れ散らかす柔道部をまとめてくれる夏目先生マジ良くできた指導者。 ただまぁ、そんだけ頑張ってもらっちゃうとかえって申し訳なく思うわけでね。「自分が辞めれば先生も楽になるんだから」ってんで、多少の未練はありつつも柔道をやめた姫野。そこからは特にやることもなく、バイトに精を出す日々だったが、そこに再びの乱入者。賑やかな1年生の加入を聞いたが、別に今更戻る理由もない、ってんで放置していたわけだ。そしてここで「恩師」たる夏目先生からの相談が入ったわけだから……断るのもねぇ。そして意外なところから後押ししてくれたのが、霞ヶ丘の3年、あーみん先輩だったという。こんなところにも繋がりがあるとは。あーみん先輩は天音にもめっちゃ好かれてるし、ほんとのほんとに人格者なのだろうな。彼女のおかげで青葉西と霞ヶ丘がうまく行ったまであるし、この度新たな縁も結んでくれた。今回を最後に引退しちゃうのは勿体無いよぅ。 これだけ理想的な先輩連中に囲まれているのだ。未知たちもなんとか、この大会で学べることを全力で学んで欲しいもんだ。まぁ、予選無しでのいきなりの全国大会とかいう無茶な内容らしいが……さて、「ネオ」青葉西の初陣やいかに。
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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