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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 こういう作風なんかな、第4話。3話目に続いてやたら鬱要素が強く押し出されたストーリーだったけど、ずっとこれだとある種のホラー作品みたいになってくるわね。「当初の想定と違う!」って思ったけど、冷静に考えると2話目もあんまり性根の良い話でもなかったのだし、ずっとこうして「微妙に胸糞悪い話」が続いていくのかも。それはそれで意義はあるか。

 基本的に、1話完結で「オチ」をつけなきゃいけないデザインなので、割と序盤で「今回はこう落とすんやろな」みたいなところの目星がついてしまうのが難点。今回だって、ミラロゼさん登場時点で「この人が冒頭でネタ振りされてたお姫様なんだよね」ってのは分かるわけで、そうなると化け物退治の展開も悲恋の果てのバッドエンドなのだろうということはおよそわかってしまう。ぶっちゃけ、バケモノの正体が実は恋人、っていうオチになるかと思ってたのだけど、そうすると前回との重複も多くなりそうなので、今回は余計なひねりは無くした形か。まぁ、それでも一応ミラロゼの記憶が戻ってエンディングに向かうまでの流れでそれなりのカタルシスは生み出しているのだけど。

 そうしてネタ部分というか、お話の肝はおよそ見えている状態で話が進むので、正直中盤が退屈になってしまっているのは残念。気を持たせるような引っ張り方で話が進むので、結末のどんでん返しが綺麗に決まらないと冗長な印象になってしまうのは致し方ないところだ。ただ、今作の場合はそうして淡々と進む「仕込み」パートに関しても、やたらめったら練度の高いアニメ映像部分で引っ張り続けてしまうという力技で解決を見ている。背景美術を含めた1つ1つのシーンが絵として完成していて、「そういうイメージ世界のビジュアルブック」みたいなものとしても成立してしまうのである。イレイナはちゃんと可愛く描けているし、さしたる動きがないシーンが続くことで、魔法がほとばしって思い切りモーションで見せるシーンとの差異が際立つのも狙ってやっている部分だろうか。そして今回は特に、気持ち悪いくらいに食事シーンの食べ物が描き込まれていたのが印象的。おそらく、今回のお話の場合には食べ物をなるべくうまそうに描くことで、「ミラロゼさんのお料理は色あせたこの世界において異彩を放つ美味しさである」→「王女を名乗っているくせにむやみに料理がうまい」→「それだけ相手への愛情が深く、失った彼の思いを引きずり続けているのだ」という接続で彼女の重さを表してもいる。そのあたりの「画」の使い方には見るべき部分のある作品である。

 流石に「イレイナちゃんは畜生可愛い」だけでは引っ張れないだろうし、こうしていろんな要素から魅力を見出せるのは良いアニメと言えるのかもしれん。

 

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 実に良いハーレムエンドですな、最終話。圧倒的爆発案件ながら、特に問題なく祝福できそうな、そんな幸せに満ちたエンディング。それにしてもスカディ様がちょっと可愛くなりすぎじゃないですかね? 街の最高権力者があのモーションで迫ってくる状態、一般市民に断る権利はあるのだろうか?

 これまでのヒロイン勢が総出演で街の平和をお祝いするだけ、という実に潔い後日談。普通後日談といったらその前には大きな事件があるわけだが、今作の場合はヒロイン全員が関わるような壮絶なバトルがあったわけでもなし、本当に「なんとなくお祭り騒ぎで集まったみんなで楽しくやろうよ」という、理由もクソもない会合。しかしまぁ、そこにこそグレン医師の人徳があるのだと思えば、このエンディングこそがリンドヴルムに幕を降ろすのに最適なお話だったということなのだろう。

 ヒロイン全員集合ということで、従者や端役に至るまで(少なくとも女の子は)みんな画面の中にいる。その中で、明確に「グレン先生争奪戦」に名乗りをあげているのは4名。幼馴染という最強の切り札を持つサーフェ、正統派お嬢様としての格式と真っ正直な心で勝負するティサリアさん、闇キャラからの光堕ちという異色の経歴を持ち、手練手管でライバルを蹴落とすアラーニャ、そして圧倒的権力と、メンバー唯一の「ロリ」という武器を持つスカディ様。誰が勝ってもおかしくない名勝負である(まぁ、流石にアラーニャが勝ったら少しおかしい気はするが)。さぁ、今度はここから「To LOVEる」みたいな純正ハーレムを始めればいいわけだな。どうせそのうちルララ・イリィ・メメだって正式参戦する流れだろ? 参加しなくて良いのは蛸壺の中の師匠と、頭が完全に腐ってる苦無さんくらいのもんである。苦無さんブチギレのくだり、定番の流れなのに無性に面白かった。あの人、やっぱダメな人だと思うわ。

 そしてそんな定番の流れの中にも的確にマニアックなポイントを用意しているのが今作の見どころ。中でもサーフェさんの口内触診のシーンは「誰が得するんだこれ?! ……俺か?」みたいなわけのわからない倒錯がクセになりそうである。蛇舌とか絶対に性癖になかった要素だと思うのだが、しっかりフェティズム要素として落とし込んであるので「これはこれでエロい気がしてきた……」と不思議な充足感がある。こういう部分を見てても、「やっぱり人間とラミアの恋愛って大変そうだなー」とは思うけどさ。まぁ、スキュラとの関係性よりはまだマシかな。アラクネもそういう意味では大変そう。

 以上の考察より、グレン先生がくっつくのが一番簡単なのはメメさんということになるわけだが、人間とサイクロプスのつがいって、どんな子供が生まれるんだろう。流石に1.5ってわけにはいかないから、確率で単眼になるのかな。どっちが優性遺伝子かによるとか……(そもそも生物種として生殖可能なのか知らんが)。まだまだわけのわからないことは多い世界ですな。

 リンドヴルムは、今日も元気です。

 

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 (文字通り)たこ焼きみたいやな、第11話。クトゥリフ先生があれだけ燃えまくってる状態に手ェ突っ込んだグレン先生、大丈夫だったんでしょうかね。タコの触手、ものすごく燃えやすいのか?

 いろんなところでクライマックスを迎えている。なんだろ、メインの筋だけ見れば本当にまっすぐだったのに、きちんと各ヒロインが関係性を醸成してる感がある。そして個性派ヒロインが出揃っている中でもひときわ曲者だったのが、アラーニャさんであった。すっかり手術補佐の練習も板につき、なんの問題もない状態かと思いきや、まだ心の奥にくすぶってる面倒のタネを残していたという。何がすごいって、そんなアラーニャのこじらせ具合を全て理解した上で、一番いいように処理してみせたサーフェの友情パワーですよ。普通、友達だと思っててもそこまで面倒臭い特質をそのまままるっと飲み込んでしまえるものだろうか。ことがグレン先生にも及ぶ危険性があり、サーフェは本気で糾弾してもいいはずのシチュエーションなのだが、それをケロッと「やると思ってたからしょうがない」で許せてしまうという関係性。ドライなんだか、スペシャルなんだか。アラーニャさんもそんなサーフェの優しさをわかってやってる部分もあったのだが、今回のことは流石に無理筋だと思っていたのだろう。アラーニャさんの動機を考えるなら、「これはいくらサーフェでも許してくれないだろう」と思うレベルのことをやらかしてこそ意味があったのだから当然の話だ。彼女の抱えたねじくれた自己顕示と自己嫌悪のあいまった感情は、そこそこ傘木希美の領域と言ってしまってもいいかもしれぬ。認めてもらいたいのに、弱みは見せられない。そんな鬱屈した感情をサーフェが飲み込み、さらにはグレン先生に向けた特別な感情にも名前をつけた。サーフェからしたらティサリアさんに加えてさらにライバルを増やす(しかも超面倒な!)行為のはずなのだが、それをやってしまうからこそのサーフェなんだろうなぁ。まぁ、グレン先生との絆に絶対的な自信があるからこそだろうが。

 そして、そんなサーフェの知らぬところで、さらなるライバルが追加される。なんでこんなに短期間でスカディ様の可愛さがマッハで突き抜けているのだろう。「だっこ……」じゃないんだよ! やめろよ! あんた神に列席するものだろうが! 設定が完全に完璧超人と同じなんだよ。「私は天から地上に降りた」ってスクリューキッドのテーマソングの歌詞なんだよ! あなたは超越者として君臨すべきだったのに、種に交われば種にあらずでよぅ……。まぁ、しょうがない。本当にこうなるべくしてなった人格者であったのだ。そんな可愛いスカディ様に「生きる喜び」を教えるのだから、グレン先生の「治療」は真っ当なものだったのである。

 そうして全ては整い、手術の描写自体はそんなになくってあっさりクリア(まぁ、そこを見せるアニメではないのでね)。成功の報が伝わる街は歓喜に包まれ、これまでのみんなも大喜び。メメさんとイリィがひとネタかましてくれるサービスつき。そこも鳥の本能なのね……。この街の種族、本当に奇跡的に共生が成功してるんだろうなぁ……。いい街だ。

 

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 情熱大陸か、第10話。大手術に至るまでになんで別エピソード挟むんだろう、と思ってたら、なるほど、手術道具の開発者のお話ね……一応体調不良の「患者」は出てきたけど、相変わらず症状が軽いっていう……。

 しかし、今回はず〜っとサイクロプスの生態について考え続けてたらあっという間に終わってしまった。単眼族がいること自体は別に良いのだが(まぁ、蜘蛛の目と人間の目の数の差に比べれば大差ないですからね)、その種族がどうにも現代社会で生きにくそうにしているのがかわいそうである。「目はいいんだけど遠近感が掴みにくい」とか、「目はいいんだけど動くものを見るとすぐ酔う」とか、長所をすぐにデメリットで消してしまう生き様がなんだかかわいそう。そりゃ自虐キャラにもなろうってもんだ(「レビュアーズ」でも自己承認度が低かったよなぁ)。まー、ああやって工房に多数のサイクロプスがいたことを考えれば、その目の精度のおかげで手工業でなら職人に向いてるってことなのだろうけど。これが機械制になってくるとどんどん厳しくなりそうで不憫だ。いつの時代もこういう職人芸は残っていくことになると思うのだけど、アラクネ族とかの棲み分けがどうなっていくのかが気になるところだ。

 他にも、「元々の生態的な意義を考えたらその眉毛おかしくね?」って思いながらずっと見てたんだけど、まさか最後に自分から眉毛をいじってくるとは思わなかった。「目を保護するのが目的なんだったら、(人間における)片目の方に寄ってるのはおかしいのでは……って思ったら、自ら「偏ってるんですよ〜」って申告してきた。いや、親方の眉毛も同じように偏ってたぞ。あれって自分で手入れした結果なんですかね? 他にも「火花が飛ぶ危険性の高い工房にあの目のサイズは死活問題じゃね?」とか、「そもそも危険の多い工房で働く服としておかしくね?」とか色々出てきたんだけど、まぁ、この世界は元から色々おかしいんだから、ディティールを気にしていては角を矯めて牛を殺す結果になりかねない。むしろそういう部分はおおらかに受け止めて、細かい「異種族もの」のテイストを味わうのが正しい見方であろう。個人的に気に入ってるのは、そんな風に遠近感に欠けて一点集中で見つめちゃうメメちゃんに対して、目の数が数倍も違うアラーニャさんの視界の広さがこっそり描写されてる部分。後ろを歩いてきたサーフェのお茶を振り返りもせずに受け取れたのって、あれは蜘蛛の目が後ろにも効いてることの表れなのよね。

 そんなわけで、それぞれの種族が個性を活かしながら、自分たちの分野で頑張っている。来るべき大手術に向けてクトゥリフ先生も少しずつ準備を進めているが、さて、触手ってどれくらいの周期で生え変わったりするんでしょう。そしてどんな味がするんでしょう。自分の恩師の足をかじれって言われたグレン医師はどんな気持ちなのか……まぁ、昔からずっと同じようなやり取りをしてるから慣れちゃってるんだろうけど。先生から教育されて触手をかじることに抵抗がなくなり、寝ぼけてうっかりサーフェの尻尾を噛んじゃうグレン医師とか良いかもしれませんね。サーフェさんもそういう設定なら喜んで受け入れてくれそう。今回も嫉妬するのに忙しかったサーフェだが、そろそろグレン先生がそういうところで一切心配する必要が無いのだっていうのは理解してほしいもんである。まぁ、今回のメメちゃんの場合、目以上にでかいものがあったので、その部分は不安もあったかもしれないが……いや、でもサーフェも十分でかいんだよな(アラーニャもでかければクトゥリフ先生だってでかいぞ。助けてルララちゃん!)。おっぱいぐりぐりされても顔色ひとつ変えずに注意する主人公、現代アニメだとレアすぎる。

 さて、そんなサイクロプス成長物語を挟みつつ、いよいよ次回がクライマックスとなりますか。問題は竜闘女様をどうやって説得するかだが……もう方策は考えてるっぽいわね。

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 しゃべったあぁぁぁ! 第9話。いや、そらしゃべるだろうけども。今までキャストクレジットは出てたのに全然声聞こえなかったからね。ずっとアフレコ現場にいたとかだったら笑っちゃうけども。まさかあんなに可愛い声だったとは……種﨑マジック、まだまだ進化中。

 というわけで、竜闘女様の治療がいよいよスタートする。きっちりあつらえたようにクライマックスへの動線が出来たわね。今まで風邪だのなんだのと割と適当な病気ばっかり診察してあんまり医者としての特殊技能を活かしきれていなかったグレン先生だったが、今回ばかりは突然のブラックジャック。心臓に寄生する新手の腫瘍とか、いきなりレベルMAXのベリーハードである。そのしんどさは師匠であるクトゥリフ先生もひるむほどで、おそらくこの世界における医療行為でも最難関くらいの捉え方でいいのだろう。ただ、よく分からないのは、この難しさってのが「単に技術的な難度」によるものなのか、それとも竜という種族があまり医療行為に関わってこなかったが故に情報不足なだけなのか。後者だったらまだ解決策はあるんだよね。今後スカディ様がなんとか打ち解けて、丁寧な問診や検査から打開策が見つかれば手術の難度も下がるかもしれないし。ただ、現時点でグレン先生がある程度施術の方向性を定めてしまっていることを考えると、見た目からわかる以上の情報は得がたいってことなんだろうね。となると、あとは常識を超えたこの世界なりの超技術で正面突破するしかない。そうなると、たかだか人間のグレン先生がどの程度貢献できるものだろうか。クトゥリフ先生が「手数が足りない」って言ってたのが、文字通りに物理的な「手の数」も含んでるからね。そりゃ触手生物軍団の方がマルチタスクで有利なのは間違いないだろうけどさ。

 グレン先生に与えられたタスクは、むしろそういう実務的な部分ではなく、メンタル面からスカディ様を前向きにさせることなのだろう。親友を自称するクトゥリフ先生でもダメだった部分なのだからハードルは高いが、親友だからこそ届かない側面だってあるのだし、何よりも「人間だから」という違いはこの世界では案外大きな武器になるのかもしれない。アラクネの縫製工場でのあの反応を見る限り、むしろこの世界では人間の方が特別な存在みたいだしね。まぁ、だからこそサーフェさんもあれだけ必死になるわけで。今週は本当に多方面に嫉妬を全開に回していかなきゃならなかったので大変でしたね。スカディ様にお痛した(と思われた)グレン先生への懲罰、苦無&サーフェとかいうフィジカル最強パーティにバラされたら、そらグレン先生なんてひとたまりもないわ。ちなみにフィジカルに関してはクトゥリフ・アラーニャなどなど、今後も強敵は続々増えていく。サーフェさん、頑張れ。

 さて、アーニャへの約束を取り付け、少しずつ手術への外堀を埋めていく展開。これはあれかな、やっぱり今まで治療してきた面々が再登場して別々の役割を果たすやつかな。今週珍しく登場しなかったティサリアさんとか、ちゃんと活躍して欲しいしな。……とか思ってたら、来週はサイクロプス? また関係ないところから出てきてなぁ。単眼、見てるだけで不安になるから個人的に苦手なのだが……。

 

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 このサブタイトルはセーフか? 第8話。別に進撃しなかったし、声はイカ娘だったし……色々詐欺だな。ちなみに聴いてる間はCVがひーちゃんだったなんてさっぱり気づかなかった。つぐみのくせにモカみたいなしゃべり方しやがって……。

 一応、久しぶりにお医者さんが治療したお話ではあるのだが、症状が単なる風邪だし、そもそも巨神族っていってる時点で神性に連なる者だと推察されるのに風邪引くのかよ、とか考え始めると治療部分は本当におまけ。いや、実際に風邪なら「お薬飲んで安静に」くらいしかやることないからしょうがないんだけどさ。この場合の風邪っていうのは冷えが原因の代謝不良のことをいうんでしょうかね。ウィルス性のものとか考え始めると、もうこの世界における生物の定義とかを色々考え直さなきゃいけないのでね。「あったかくして寝てれば巨人だろうが風邪は治る」。そういうもんである。ところで、服をわざわざアラーニャさんが新調したっていうけど、そんなら元々着てた服はどこの誰が作ったやつだ?

 そんなわけで巨神様要素はほんとにおまけで、今回のメインは何と言ってもティサリアさん。毎回確実に好感度を上げてくるナイスご令嬢だが、今回の活躍はいよいよサーフェさんすら認めざるを得ないくらいのものに。あの状況下で最も親しい部下2人すら切り離して単体で犠牲になろうとする精神性はあまりに高潔だよ。多分、サーフェさんも言ってる通りに本当の本当に「善い人」なのだろう。これだけの人物なら、そりゃ君主として民を総べて欲しいというのも納得である。そしてグレン先生の嫁にするのもやぶさかではない。町で評判のお医者の先生と名君主のカップリングは文句の出るところではないはずだ。

 しかし、残念ながらそれでもサーフェは寄せてくる。だって、幼馴染は最強のステータスだもの。律儀にディスタンスを守って柱に張り付いて見張ってるサーフェさんが実に健気。そして、それを認めた上で対等に渡り合おうとしているティサリアさんの度量の大きさもご立派。もう、この2人で1人の男を取り合うのは不毛でしかないよ。どうせ倫理観も種族によってバラバラなんだろうし、この町なら一夫多妻制でも何の問題もないんじゃないかなぁ。流石にそれだとスキュテイアの家が許してくれないか……どこぞの別アニメみたいに子種をもらうだけの協定を結んじゃえばいいのに……。

 ちなみに今回エロ要素はほとんどなかったような気がしたのだが、考えてみりゃ巨大おっぱい蟻地獄があったな。あの手の巨女ものは、私はまったく琴線に触れないので何がいいのかさっぱりわからないのだが。かつては「ヴァルキリードライブ」で地獄のような描写もありましたね。おっぱいに沈んで圧死するような危機的な状況をみて興奮できるのって、モン娘界隈の性癖の中でもかなりランクが高そうだ。まぁ、蜘蛛女とかもそれなりだが。

 次回はいよいよ龍闘女さまか。苦無さんがどんだけテンパってるかを思うと心配でしょうがないな。

 

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 脚の多いアニメ……第7話。蛇と蜘蛛の親友関係とか、どんだけゴルガリカラーだよって話ですよ。ケンタウルスが混ざってもやっぱり緑。基本的に緑色の世界だな。

 ついに「病気の患者」すら登場しなくなった医療アニメ(?)。ここまでの展開でもメンヘルっぽい処置が多くてあんまり「身体の心配してるよ」みたいな雰囲気も無くなっていたのだが、いよいよもって医療が関係なくなった。しかし、だからといってテーマが瓦解してつまらなくなっているかといえばむしろ逆で、グレン先生を巡る恋愛事情の方に本気で突っ込んでいるおかげで、こちらとしては見たいものがかなり前景化して見えている。とりあえずやきもきしているサーフェさんが見られるだけでも満足である。

 しかし、こうしてよりコアな部分に恋愛感情が切り込んでくると、やはり人間とモンスターの間で色々と認識の違う部分が出てくるものだ。いや、もしかしたら種族とか関係なしで個人レベルの性格の違いなだけかもしれんが。特に気になったのは中心となるサーフェの認識。グレン先生が取られるっていうので躍起になってる感はあるわけだが、相手がアラーニャの場合には「最悪、それは別にいい」と言い切っている。どうやらかなり長い付き合いの友人らしいのでアラーニャの性格については完璧に理解しているようで、彼女がグレン先生に対して本気で恋愛感情を抱くことは無いと断言している。そこさえ保証があるなら「身体のつながりは別にいいや」とも。この辺りの割り切り方ができるのは、モンスターであるが故に倫理観が異なるからなのか、単にサーフェがそういう割り切りのできる女性だからなのか。おそらく、彼女は先生との長い付き合いの中に常に後ろめたさをもって生きてきただけに、関係性というもの、「心のつながり」を非常に大切に思っているのだろう。そりゃもちろんグレン先生を独り占めできるならそれに越したことはないが、親友のアラーニャが満足するというなら、そこにセフレ関係(?)が生まれたとしても、先生がアラーニャに本気になったりしなければ構わないということに。うーむ、アラクネとのセックスはかなり命がけになりそうだし、メンタル面以外での問題も出てくる気がするが……いっそ開き直って先生にはあらゆるモンスターを股に掛ける性豪になってもらって、実体験を通しての生物学的知見でも深めてもらうべきなのだろうか。学術的な意味はあるよね。発表しづらそうだけど。

 そんなわけで、アラクネ族のアラーニャさんは実に歪んだ性癖をお持ちの方。捕食者としての蜘蛛の本能なのだろうか。どっちかっていうとサーフェとの百合関係みたいな魂のつながりを重視していて、そのためならば男1人を「橋渡し役」の道具として使うのは一向に構わない。まぁ、この辺りは純然たる個人レベルの倫理観の欠如なんでしょうね。アラクネ族全員のネガキャンにならないように気をつけないと。ちなみに彼女のデザインは、足が8本で腕が4本。蜘蛛ベースなんだから足が8本なのは理解できるが、その上で腕まで多いのは謎である。その方がバランスがいいってことなんだろうか? 合計12本もの末端がある状態はコントロールするのが大変そうだが……。

 そしてその半分の6本を持つのがティサリアさんだが、サーフェをして「恋愛に不器用なだけ」と言わしめたティサリアさん、ちょっとおバカな部分もありつつ、細かいところに気がつく繊細さも持ち合わせていて好感度が上がりっぱなしよね。1話目でドタバタしてた時にはこんな中心的なキャラクターになるとは思ってなかったわ。そりゃ従者2人だって命がけで彼女の幸せを願うよなぁ。こうなってくると、ティサリアさんにもサーフェさんにも幸せになってほしいとは思うのだけど……なかなか難しいね。グレン先生、現時点ですでにサーフェ一本で心は決まってるような気がするので、なんとかティサリアさんが傷つかない方法で処理を行って欲しい。

 

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 お師匠こっわ! 第6話。いや、名前からして不穏な人物であろうことはわかっちゃいたが……名前通りだとしたらクリーチャータイプは「スキュラ」ということになるのだが、私の中のスキュラのイメージは「聖闘士星矢」のポセイドン編で出てきたスキュラのイオなので、単なるにゅるにゅるじゃなくて、コウモリやらクマやら狼やらといろんなクリーチャーが混ざり合ってるイメージなんですよね。まぁ、何にしてもにゅるにゅるしすぎだ。

 さておき、今回はハーピーのお話。ハーピーといえば、過去に同型のモン娘作品ではエロさの筆頭に輝くクリーチャーであった。元祖「モン娘」ではパピというロリエロの塊のようなキャラが生まれたし、最近でも「レビュアーズ」では一番人気(俺調べ)のメイドリーちゃんが存在する。つまりハーピー=エロだと思っていたのだが、今作においては、あまりエロい方向には転がらず、どっちかっていうと思春期の少女のお悩みを優しく解決するメンヘル展開の続きになっていた。ほんと、グレン先生は患者のいろんな側面を常に考え続けなきゃいけないから大変そうだ。今回の不調の原因だって、問診だけで謎を解き明かすのはほぼ不可能な無理ゲーだったんじゃなかろうか。答えを聞いても「そんなんしらんし、どうやってわかったんや」っていうレベル。こんな問題を出してくるということは、クトゥリフ先生はかなりのドSであろうことが伺えるのである。

 それでもグレン先生は何とか頑張り、どこからかはよく分からんが答えを導き出した。羽の色が違うっていうだけで祖先の系譜まで分かるモンなんでしょうかね? クリーチャータイプが「ハーピー・フェニックス」って、もう何色のクリーチャーかもわかんねぇよ。そして何故あの色の羽になったのかもよくわかんねぇよ。本人が気に入ってるみたいだからそれでいいのかしらね。周りの人間からしたら、勝手に落ち込んで勝手に解決しただけなので傍迷惑な話であった。

 そして、そんな迷惑なハーピーを差し置いて今回も出ずっぱりだったティサリアさん。もう、ここまできたら正式にグレン先生の助手見習いくらい名乗ってもいいのかもしれない。本人は従者2名ほど押しも強くないから先生も扱いやすいだろうし。唯一の問題があるとしたら、サーフェさんが許してくれないってことでしょうね。まぁ、隣に常にケンタウロスとラミアを配置してると、物理的にとにかくデケェからな……。今回も、冒頭で2人を引き連れて歩いてるシーンで蹄のパカパカ音とサーフェのずるずる引きずる音が混ざってんのが面白かったわ。サーフェさん、こんだけ頑張ってる先生に「患者への気遣いが足りない」とか言っちゃうのはなかなか厳しいっすね。

 とりあえず、山奥でのトラブルもこれで無事解決だろうか。次のテーマは……アラクネ。初代「モン娘」もアラクネがいたけど、この手の作品だと蜘蛛ねーさんは定番なのかしら?

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 いや、そのちりょうはおかしい、第5話。これまでは治療が結果的にエロくなっていたが、今回はどう考えてもエロい方向に行くために治療しているとしか思えない……そりゃこんなピンク医者だったら風紀が乱れてもしょうがないわ……午と巳に言い寄られて来週は酉エピソードってことは、グレン先生はそのうち十二支をコンプリートするつもりなのだろうか。ほら、今週だって「さる」ぐつわだったし(苦しくない?)。

 一応前回のハーピーの子からの続きエピソードだが、本格的にハーピーの治療に着手するのは来週からで、今回はなんと、たまたま道中一緒になったケンタウルス娘のメンタル治療である。メンヘルまで受け持てるグレン先生、流石に有能すぎると言わざるを得ない。医学書になんでも書いてある世界か。まぁ、おそらくケンタウルスなんてのはこの世界の種族の中でもかなりメジャーで支配階級に位置するモンスターだろうし、それを対象とした医学が発達していてもおかしくはないと思うが。ただ、蹄鉄にしろ今回の目隠しにしろ、どう考えても「人間が主要種族で、その役畜として運用している馬」っていう現実世界に即した治療法になってしまってるので人権(馬権)が微妙な気がしてしまうのはしょうがないところである。馬のメンタルがすげぇ繊細だっていうのはよく聞く話だし、案外まじで目隠しして治療する手段もあるのかもしれん(ググっても競走馬の視野を制限するアイテムしかヒットしなかったけど)。その後の緊縛プレイは……まぁ、ただ描きたかっただけじゃねぇかな……。背筋を伸ばす意味はわからないでもないが、おっぱいを強調する縛り方にする必要は一切ないと思います。

 まぁ、そうしてしっかりと患者の内面に寄り添った治療ができるのがグレン先生の最大の強みなのでね。今回ちょっと感心したのは、ハーピーの里に到着した時にナチュラルにサーフェに上着ふぁさってしてあげるシーンね。確かに、おそらくラミアって変温動物だろうし、山の上の寒さは堪えるに違いないよ。小さい頃から一緒に暮らしてるならそういう部分に気が回るのは当然なのかもしれんけども。やっぱりそう考えるとサーフェがグレンの嫁としてはダントツなのだが、そこに今回ウマ娘連合が強気の攻めを見せたというお話なわけだ。みんなしておっぱいはでかいので、セックスアピールは五分五分か……。冷静に考えてウマ娘とのセックスはなかなかハードル高いやろ、と思ったが、多分ビジュアルのきつさで言えばヘビ娘の方が上か。ウマとかロバなんかはごく稀に(えぇ、ごく稀に)実際の人間でもトライする人間がいるけど、蛇は流石に無理だもんな……蛇の交尾は激しいらしいですが、先生はサーフェとの初夜を生き残ることができるのだろうか。

 

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