最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
デュエルスタンバイ! 第5話。まー、結局城之内もイトも死んじゃいないわけですがね。 話が進んでいるように見せかけて、その実一番大事なところは一切明かされていないのでもやもやしたままの展開が続く。前回までは新キャラが出てきてかき回したり、露骨な伏線が出まくったりして物語を牽引してきたわけだが、今回はそうした要素があまり多くなかった。作中での事件は色々と起こっているハズなのだが……一番印象的だったのは「学生時代の髪の長いイトが可愛い」っていうことだったかもしれん。いじめで切られてから、そのままずっと今のぼさぼさ頭になってしまったのか。だとしたらまさにイジメ許すまじである。 サブタイトルの通り、今回の中心はイトである。前回のラスト、そして今回のアバンでは惨殺された衝撃的な姿が映し出されてしまったわけだが、まぁ、遊太が時間遡航出来ることは自明なわけで、そこまで気にするようなもんでもない。人類の滅亡は簡単にリセット出来るのにイトの死だけだとタイムスリップするのがやたら大変だった理由はよく分からないのだが、単にチラ之助が乗り気かどうかっていうのが関係しているんだろうか。ラブリーキャラになってもいいはずなのに、どこか胡散臭くて萌えキャラになりきれないチラ之助。最近のイメージは猫っていうかどこぞのインキュベーターの方が近いかもしれん。今期は空飛ぶ猫がたくさん出てくる謎のシーズンになったな。 とにかく時間を遡ってイトが死ぬ直接的な原因を潰すことになった遊太。その「原因」とは当然あの動画、そしてそこに関係する謎の人物である。遊太は今回「スゴイ霊」にレベルアップし、そこそこ現実世界にも介入できるようになったが、現時点では最大の必殺技でもまだラブラに憑依するのが限界。こんな状態でイトを引き留めることなんか出来るのか、と思ったが、ラブラ憑依からのみかたん説得であっさり解決。みかたんの理解の早さとノリの良さは流石にどうかと思うのだが、彼女もこれまでの人生で色々と苦労を重ねているみたいなので、「組織に狙われてイトの命がヤバい」という話を割とあっさり信じてくれたのかもしれない。「何でラブラが突然そんなことを?」とか疑問に思わないのはみかたんの天然の成せる技ってことで。便利なキャラやな。 結局、大した下準備も無しにあっさりとイトの引き留め作戦は成功。その流れで彼女の過去話を確認することも出来た。まー、引きこもりになった人間の昔話なんてものはあまり聞いていて気持ちの良いものではないわね。イジメを受けた理由、そしてそこからの転落なんかは非常に分かりやすいテンプレ通りの進行であるが、そこに到っても微妙に古来館の住人との関係を繋いできたイトのプライドなんかはなかなか身につまされるものがある。引きこもりである、という開き直りはありつつも、その傍らで、どうしても「まだ私は落伍者じゃない」という意地が見え隠れする。本当は社会に適合できるし、自分は回りの人間に比べて劣った存在なんかじゃないという矜恃が、彼女の人生を少なからず歪ませている。単なる引きこもりだったらそのまま没交渉で社会からフェードアウトしたのかもしれないが、ほんの出来心でネットに奇妙な殺害動画を流してしまい、それが余計な事件を招いてしまったようだ。それが自分の罪なのか何なのか、状況が全く理解できずに慌てふためくイトがなかなかに可愛らしいのが困りものである。 そう、今回は割と「イトが可愛い」が前面に押し出されたお話である。窮地の女性を見て「困っている顔も可愛いなあ」と思ってしまうのは申し訳ないことなのだが、基本的に他人行儀で、どこか線を引いている感のあったイトが、みかたん相手に全てをぶちまけて泣きじゃくる様子はどうしても萌え要素が先行する。最近は割と「天真爛漫で無垢な明るさ」を武器としたキャラが多かった寿美奈子が、こうしてグッと抑えながら泣きで見せてくれているというのも新鮮でよい。デビュー直後はパッとしない印象だった美菜子だが、最近はすっかり自分流の演技の道を見つけていい状態になってきたなぁ、としみじみ思わせてくれる良いキャラである。 閑話休題、そんなイトを守るために、遊太と古来館メンバーがそれぞれに命懸けで動く(1人は幽霊だが)。あの殺害動画にはいつぞや古来館を襲撃した通称「亀男」が関係しており、ヤツは再びイトの命を狙い、何故かメイカを襲撃した。逆さ吊りで簀巻きにされているメイカはなかなかシュールだが、その程度の暴行で救われたのはある意味ラッキー。というか、亀男もなんでわざわざメイカを襲撃したんだろう。同じ建物にイトがいるのは分かってるんだから、最初からそこにいけば良かったと思うのだが……。最終的にメイカも殺そうとしてるわけだしなぁ。とにかく、ムヒがさらわれてしまってはイトも動かざるを得ない。バタバタと各人が勝手に行動するなか、遊太は遊太で「名案」を思いついて実行に移す。その間にも伏線っぽいものがちょこちょこと張られており、個人的に一番気になったのは「最後のシナモンがどこへ行ったのか」である。シナモンを必要としているのは、現時点では遊太1人だけ。それ以外の可能性としては霊能関係者が必要としていた場合が考えられるが、古来館でそうしたシナモンの使い方を求められる霊能者は遊太以外にはいないだろう。問題は「いつの時間の、どんな遊太か」というだけでね。宮沢賢治が露骨にパンチラパワーを発動させていたけど、そろそろ伏線回収が来ますかね。前から言ってた通り、CVの時点で隠す気が無いのであんまりサプライズにはならんのだけども。その他、みかたんが持っていた薬のお話なんかも今後は関わってくる要素になるだろうか。みかたん(と遊太)が育てられたとおぼしき謎の開発組織についてはあんまり新情報も出なかったのだけども、意外だったのはみかたんが自分の出自について特に隠す様子もなくべらべらとイトに話したところかな。別に秘匿義務は無いのだろうが、今まで積極的に話すことがなかったので、彼女にとっては暗い過去なのだと思っていたのだが。単に話す機会が無かっただけなのかな。あと、幼少期に施設で育てられていたはずなのに、どこで津軽弁を覚える機会があったのか、ってのも気になる部分。彼女の人生はどういうルートを辿っているというのか。あとはまぁ、パインがどこで何をしているのか、っていうのが一応気になるところか。結局、あの開発組織とQmay会は関係しているのだろうか。 むー、まだまだ謎が多いのでなかなか突き詰めた話もできないのであるが……今のところ一番心配なのは、「ちゃんとこれ、まとまるんやろか」という一点に尽きるな。あ、あとラブラの乳が大丈夫なのかどうか。腫れたらまたでかくなってしまうで。 PR 最近クマにフィーチャーしたアニメが多いのは全部ユリ熊の影響、第4話。気になって調べたら、このアニメのエンディングを歌っているユニットもクマがコンセプトらしいじゃない。もう、クマブーム来ちゃうね。クマショックだね。ユニット結成がユリ熊放送より前だろ、とかいうことは気にしたら負けだ。 さておき、残念ながらこのアニメのメインコンセプトは決してクマではない。そして、何なのかは未だによく分からない。前回、Qmay会という中心になりそうな概念が登場していくらか話もまとまるのかと思っていたら、更にかき回す方向に動いてしまい、本当にどこをどう見て良いのやら。まー、こういう滅茶苦茶な構成ってのも、案外この作品にはマッチしているので決して悪いわけじゃないのだけども。 なんか嫌いになれない空気だなー、と思ってたら、今回の「宇宙人」という話でようやく思い当たったんだ。「変人しかいないアパート」「誰にも認識されない第3者視点」「刻まれる時刻表示」「最終的に油断すると隕石衝突で世界滅亡」などなどのネタが、とある作品に酷似していたためだ。知ってる人もかなり少ないと思うが、その作品というのは初代PSで発売されたゲーム「UFO -A day in the life-」である。簡単に説明すると、「moon」という「一切モンスターと戦わないRPG」を発売した会社の開発した「ヘンテコ観察ゲーム」の第2弾で、とある宇宙人が、墜落した宇宙船の大量の乗客を回収するという不可思議なテーマの作品。宇宙船「ダイマオー」が墜落したのは何ともみすぼらしいアパートなのだが、その中の日常生活に少しずつ影響を与えながら、個性的な宇宙人が大量に潜り込んでいるのを「写真で撮影して」回収していくというものだった。私はこの会社の作るゲームが大好きで、10年以上経った今でも、たまにプレステ引きずり出してプレイしたりするのである。このアニメは、そんな「UFO」の持っていた「ヘンテコさに特化した住人たちを盗み見る楽しさ」と、「ほとんど触ることが出来ないけど、ほんのちょっとだけ干渉出来ることによるもどかしいミッション」の部分が共通しており、嫌いになれないのじゃなかろうか。 実際、遊太の「レベル」設定なんかもゲームっぽいよね。流石に「UFO」のように完全ノータッチだとまずいので、レベルアップした遊太はようやくシナモンの瓶くらいなら動かせるようにもなったし、ついに禁断の技である「憑依」もマスターした。ただ、現時点ではラブラ限定らしいのであんまり使えないようだけど。ラブラって「インチキ」だけど「霊媒体質」ではあるのか。「健全な男の子がエロいおねーさんに憑依」の時点でやることは一つじゃねーかと思ったのに、遊太はそれどころじゃなかったのは残念である。 今回中心となったのはそんなラブラさん。彼女の下にグリーゼという自称宇宙人の外国人男性が訪れて彼女の気をひくというのが主な筋立てだが、カメノエーサやらラフレシアのあたりのネタ回しはあまり面白くない。必死にグリーゼの気をひこうと思っていたラブラさんも途中であっさり諦めちゃうし、彼女の「男日照り」設定がちょっと持てあまし気味なのに加え、グリーゼがラブラに対してどういう感情を持っているのかが全然分からないので、彼の言動の真意がつかめず、なかなか視点が定まらない。おかげで、ギャグをギャグとして認識する前に「一体何が行われているんだ?」という部分から考える必要があり、たとえギャグパートだとしても笑う余裕が無いのである。この辺のシナリオのふわふわした感じは多分あんまり褒められた状態ではないのだろうが、どうも、以前まで引きあいに出していた「ズヴィズダー」や「ロリガ」の「地に足がつかない感じ」とは一線を画すものであるという気もする。「ロリガ」で中心となる設定は石の話と千綾の正体の話だけ。「ズヴィズダー」に至っては後半になっても特にサプライズ展開も無かったが、今作は明確に「まだ隠していること」があるように見える。つまり、「訳が分からない」のは「分からなくしている」からであって、決して我々をもやもやさせるためだけにこんな状態で放置されているわけでもないのだろう。現時点で既に古来館の住人はロボ1人、霊媒体質で未来が見えていたとおぼしき人間が1人である。まだまだ底は見えない。なお、「大体5才くらい」が23年前ってことは、ラブラは既に20代後半である。……意外と歳いってたな。 そして、そんなラブラに振り回される形で、残りの人間の素性も少しずつあぶり出されていく。ラストで「歌」による過去が引きずり出されたのはみかたん。アバンで映し出された「施設」は、全貌こそ明らかになっていないものの、シンプルに考えるなら何らかの能力開発機関みたいなものだろう。グリチョコパインの3人組は、そこに囚われ、実験体にされた子供たち。パインだけは初登場キャラのようであるが、CVだけを見れば残りの2人は……。でも外見はグリコじゃなくてチョコの方がみかたんなんだよね。あれ、俺CV聞き間違えてる? でも、遊太も「歌」で反応したってことはやっぱり繋がってるんだよな。更に遊太については宮沢賢治との関係性もまだ解決してない。声だけを手がかりにしてると足を掬われるかもしれないが……麻里奈がやたら忙しそうなアニメである。 さて、こうして「施設の関係者」が2人、「過去に未来予知を行った霊媒体質」が1人、「天才発明家によって開発されたロボ」が1人という状態で、残ったのは単なる一般人(?)となるイトである。彼女は「メイカの兄」とやらにムヒを預けられたとのこと。そして、例の謎動画では命を狙われ、今回Cパートでは実際に殺されたかのような映像も映し出された。彼女が単なる一般人で終わるとも思えないわなぁ。次回、何がでてくることになるのかしら。 みかたんの例の台詞だけ切り出して無限リピートとかしてる雨宮ファンが絶対どこかにいると思う、第3話。ああいうとこだけストレートな台詞回しなのは何故なのか。 本作については、相変わらず触れにくい。というのも、現時点で全くつまらなくはないのだが、何がどう面白いとも言えない状態であるからだ。しかし、この3話でメイカの素性も明らかになり、Qmay会という組織の存在もはっきりした。古来館に集まった謎の震源地として遊太の元の部屋が大きな鍵を握っている様子も何となく見えてきた。そろそろ「出そろってきた」頃合いであろうか。ここからシナリオラインも一本になっていくことで、ようやく面白さが感じられる……と思いたい。ぶっちゃけると、今期からアニメ放送日が偏っていて、月〜金にあんまり記事あげるようなアニメが無いのよ。「もう一本くらい何か書きたいんだけど……」と悩んだところ、候補として上がったのは「ミカグラ学園組曲」とコレの2本。「ミカグラ」は現時点で割と面白いのだけど、多分あの状況から大きな変化も無いから記事を書き続けるのが難しい。そこで、こないだ知人連中と話している時に名前が出てきたこの作品が候補になったのである。 知人A「えっ? ……だって、面白くないですか?」 知人B「パンチライン、面白くなりますよ。間違いないです。現状どうだか分かりませんけど、ボクの大好きな脚本家が脚本やってるから、絶対面白くなります、間違いないです」 まぁ、この2人を信じて、ここから尻上がりに盛り上がることを期待しよう。一昔前ならこの「期待感」だけでも充分記事をあげるモチベーションになっていたのだが、ここ最近は似たような手触りだった「ズヴィズダー」とか「ローリング☆ガールズ」で尻すぼみになった経験があってね、どうしても二の足を踏んでしまうのだよね。でもまぁ、確かに今作で「分からん」が「つまらん」になることはなさそう。次回4話目は1つのターニングポイントになるかもね。 多少なりとも中身に触れておくと、ようやく古来館の面々が1つのチームとして繋がりつつあるのは良いことだと思う。これまでのように「分からないなりに付き合っている長屋の仲間」でも良いのだが、やっぱり家族としての連帯感があった方が長屋ものは盛り上がる。イトの微妙なポジションもみかたん、メイカと繋がることでようやく形になりそうだし(ラブラはこのままかき回し役としてドタバタしてくれるだけでいい)。これまで一番存在意義の分からなかった遊太についても、宮沢賢治の登場で少しはつながりも見えてきた。霊力レベルが上がって干渉する力も上がってきているし、ようやく主人公としてのスタート地点だ。一応、これまでのような無干渉な幽霊役でも、「一切作品世界に影響を与えないが、意志を持った視点人物として機能する」という不思議な役割は果たせていたので、そのあたりをもう少し掘りさげても面白かったかもしれないけどね。 それにしても、相変わらずエロ要素が浮いてるのだけが気になるんだよな。最後の爆発オチ、別に無くてもお話としては成立するはずなのだが……Qmay会との絡み、つまり隕石との絡みは、最終的に物語のキーとなるのだろうか。でもエロ要素を楽しもうにも、あんまりエロに向いてないデザインなのがなぁ。あ、でもアイキャッチのメイカの無い乳は非常に良いエロだった。Bパート頭のぽっこりお腹とカボチャパンツもフェティシズムに満ちていてなかなか良い出来だ。…………ロリコンじゃないよ。ホントだよ。 |
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