最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
このサブタイトルだとオークを食ってるみたいに見えちゃうが……まぁ、いろんな切り口のお話があります。 Aパート、ダンジョンにおける野菜の栽培について。前回に引き続き(特にマルシル目線で)「流石にそれは食い物と関係ないやろ」というモンスターに強引に飯を結びつけるお話。なんと今回はゴーレムである。勝手な想像だが、おそらく原作者はこの作品を執筆するにあたり、ファンタジーやゲーム世界における定番のモンスターをリストアップし、それらをどのように「食べる」行為に結びつけたらネタになるかを考えていったのだと思うが、前回の「動く鎧」の場合は「あれがどういう生き物だと想定できるだろう? どういう生き物だったら食べられるだろう?」とイメージを膨らませた結果のお話。しかし、RPGなどで登場し、作品によって解釈が変えられる「リビングアーマー」と違い、「ゴーレム」は古くからの謂れのある伝統的怪物。まぁ、自分で作った世界なのだから後付けでどうとでも設定は増やせるかもしれないが、そこはやはり基準となるラインを守ってモンスターを描写しないとフェアではない。 となれば、やはりゴーレムが「魔法によって動く土人形」であるという設定は動かせない。「流石に土人形は食べられないでしょ」というのがマルシルの言だったが……かの「美味しんぼ」で紹介された書籍に「土を喰ふ日々」というものがあってな……。そう、我々は間接的に土を食う生き物。大地は我々の食を育む。そこから発想を膨らませて出来たのが今回の「ゴーレムによる畑作」という斜め上のお話……なんじゃないかな多分。 ほんとに突拍子も無いことを思いつくものである。それは作中のセンシもそうだし、原作者もそうだ。ついでに「ゴーレム畑作」を通じてセンシがどういった目的でダンジョン飯を追求しているかという動機面も語られ、「何故モンスターを食うのか」という今作最大の眼目に厚みが与えられてもいる。まぁ、彼の理屈で納得させられるのもどうかとは思うのだが……。ちなみにマルシルがトイレにいったことによって明かされた事実もいくつか出てきた。今作のエルフはよくトイレに行く気がするが……まぁ、「食」をテーマにした作品なのでね。「食った」ら「出す」とこまでが必然的生理。そこを語らねば「食うこと」のお話も片手落ちということなのだろう。……本当にそうか? 単にマルシルに嫌な顔させたいだけじゃないのか!? Bパートはオークと一緒にパンを作ることで展開されるこの世界の亜人族との関係性。この辺りもまたデリケートなお話で、かつて「ダンまち」なんかでも描かれた「モンスターは対話の相手たりうるのか」という命題があけすけに語られている。冒頭でいきなりオークが酒場の面々を虐殺した時には面食らったが、今作はどこぞのひきこまり作品ほどではないにせよ、比較的人の生き死にが軽んじられる世界。そりゃ散々ひどいことをしてはいるが、まだ他の作品における「虐殺」よりも軽いものだと好意的に受け取っておこう(?)。 センシとオークが繋がっていたために一命を取り留めた一行だったが、その後は喧々轟々のイデオロギー対立。オークさんのいうことにも一理あるが、やはり我々目線だとまだマルシル寄りの意見になるかな。ただ、オークさんが姫騎士を襲っている図などが他作品で顕著なせいでバイアスがかかっている可能性も多分にある。今後、この世界で「種を超えた共存」が語られる日は来るんでしょうかね。それにしてもマルシルは本当に命知らずでヒヤヒヤするな……ここまで短慮なエルフ娘ってのも珍しいキャラ造形だが……素直さは美徳なのかしらね。そういう意味じゃ、自分に素直な連中ばっかりのわかりやすいパーティーは良いね。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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