最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
蒼井翔太が世界を救えるのってポプテピピック世界線だけじゃなかったのか……まぁ、あっちの方が正面からクソアニメを標榜していたのだから正当ではあるな(アニメですらなかったわ)。 というわけでついに「これは切れる」という確信めいたものが得られる助かる(?)アニメの登場だ。まぁ、「なろうだから」というだけで説明があらかた終わってしまうのだが、1話目から作画にやる気がないタイトルクソ長アニメを真面目に観る人間の方が稀有だろうよ。 いつも通りとはいえきちんとダメポイントを拾っていくと、まずお約束要素の処理が適当。タイトルを見るといわゆる追放系だと思われるわけだが、なんと今作、この「元英雄」の段階と「追放」の段階の間に転生を1回挟んでいる。単に勇者が世界を救った後に追放されるのではなく、合間で生まれ変わって「ふつーの若者」になっているという内容なのだが、タイトルにはその要素が提示されていない。いや、「タイトルで全部書くなよ」というのが普通の文句のはずなんだが、今作の場合は、「いや、転生をさも当然の要素のように省くなよ」というのがツッコミポイント。これ、別に転生必要なくね? なんで1回「追放されてもしょうがない無能を装う」っていう過程を挟む必要があるの? もちろん「そうしないとザマァ要素が描けないじゃん」というだけの話なのだろうが、なぜそうまでしてザマァテンプレを作りたがるのか。「みんながそうしてるから」以外の理由が見出せず、粗製濫造のなろう界隈の中でも一際「粗製」の印象がつきまとう。初っ端から当たり前のように親父から「レベルが上がらないしステータスも平凡」とかいう言葉が出てくるなんてのは当たり前すぎるのでいちいち突っ込む必要もないか。ただ、今作のすごいところは、そうして「レベル」「ステータス」というワードを出しておきながら、それ以外の部分でレベルへの言及もステータス表示も何もないんだよ。だからなんで全部が全部「それが当然」みたいな顔して出てくんの? 映像の方もなかなかに期待が持てる(?)出来。全体的なショボさは一目瞭然だが、今作はなんか、とにかく何もかもがワンテンポ遅い。普段「倍速再生とか冒涜以外の何ものでもない」という反対派の私だが、それでも「流石にこのアニメはせめて1.3倍速くらいで見せてほしい……」という苦行。この間延びしたようなテンポの悪さはどこからくるものなのだろう。 他にも設定の諸々にいちいち突っ込みたいが、まぁ面倒なのであとは見たい人が見てくれればいいだろう。ちなみに1つだけ気になることがあって、今作の制作スタジオの1つはディーンなのだが(頑張ってよディーンさん……)、もう1つ、共同制作で「マーヴィージャック」というよく分からないスタジオがクレジットされている。あんま聞いたことがないはずのスタジオ名なのに、私はこの名前を直前に検索しており、なぜかというと実は「狼と香辛料」の前作2クール目の制作にかかわっているから(ブレインズベースとの共同だったが)。履歴を見ると、この会社がアニメの共同制作を受け持ったのは15年前の「狼と香辛料」以来、2度目。その間に制作協力などでクレジットされてはいるのだが、元請けとしてクレジットされたのが、奇しくも「狼と香辛料」が復活したのと同じ15年ぶりのことなのだ。何が理由でこんな活動になってるのかはよく分からん。こうして細々と生き抜いている零細スタジオみたいなところは他にもたくさんあるのだろうが、なんとも妙な縁である。 あ、以上です。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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