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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 劇場には足を運びましたが、プリキュアよりも前にまずはこちらだ。理由は、おっさんが劇場に足を運ぶことに抵抗がない作品だったからです。プリキュアは、しっかりと計画を立てて極力周りに迷惑がかからない方法を検討する必要があります。

 というわけでこちらの作品ですが、そこまで熱心なファンではなかったとはいえ、やはり天下のラブライブの映画。虹ヶ咲はそこそこ印象もいいレーベルだったので、こちらを観にいくのはほぼ決定事項でした。まぁ、ぶっちゃけ2期のディティールとかあんま覚えてないんだけども……。折り返し前の一言まとめは、「ファンが見たいものはきちんと出てくるのでしっかり追いかけていけばいい、それこそガルパンの最終章と同じような扱いの映画。ただ、やはりこの長さで分割される作品としては特殊料金1800円がちと割高には感じる」といったところですかね。この値段設定ってさ、通常の映画が2000円だからちょっとお安いってことなんだろうけど、特殊料金だと割引とかが一切効かないので結局割高になっちゃうのよねぇ。

 

<一応ネタバレ注意だけど、別にネタとかないです>

 




 というわけで虹ヶ咲。「2期目とかあんま覚えてない」と書いたが、その理由の1つは当然時間の流れで、もう1つの理由として「間に『にじよん』が挟まってたから」というのもある。「にじよん」も含めればすでに4クール分の内容は見てるので、あまり熱心にハマり込んだわけではないが、決して心が離れることもなく、なんとなく寄り添ってくれている日常系(?)ラブライブである。

 おそらく今回の劇場版でもっとも注目を集めたトピックは一目で分かるキャラクターデザインの変更だろう。キービジュからも伝わってくるゴリゴリのけろりらテイスト。なんとこれまでのデザインをかなぐり捨て、今回から完全に「ぼっちざろっく」でお馴染みのけろりら氏のキャラクターデザインに全振りするという、シリーズアニメとしては異例の判断が下されたのだ。この出来事の成否については、個人的には「まぁ、なくはない」派。そもそも元の状態でもそこまで熱心なファンだったわけではないのでこだわりは無かったし、絵が汚くなったわけでもないので特にネガティブな印象もないのだが(間によりテイストに差がある「にじよん」が挟まってるのも大きい)、まぁ熱心なファンからしたら理不尽な仕打ちに見えるだろうなぁ、という部分も想像はできる。何故このような措置をとったのかはちょっと不思議。何か後ろ暗いところでもあるのかと邪推もしていたが、今回の映画冒頭では普通に過去映像もふんだんに使われたスポット集みたいなものも流され、なんのことわりもなしに過去絵と新規絵を共存させており、特に悪びれる様子もないのである。不思議なものだ。

 で、そんなちょっと風味が変わったデザインで描かれるのは、個人活動を続けるのびのび自由な12人のユルくも確かに存在している連携と調和。これはもう、虹ヶ咲の個性そのものなので映画だからどうこうという話でもないのだが、改めて観せてもらって、なるほどやっぱり面白い設定だとは思う。群にして個、個にして全という不思議なコミュニティ形成は既存のラブライブシリーズと一線を画すものになっており、ともすれば空中分解してしまいそうな「個人活動」の集合体も、しっかりとその中に関係性を掘り下げることで散漫な印象を与えずに「同好会」としてまとまってくれている。この配分はアニメ1期でとても興味を惹かれる部分だった。ぶっちゃけ、2期に入って元々9人(10人)だったところに追加メンバーが加わり12人になってしまったところで流石に分散しすぎている印象は抱いてしまったが、まぁ、そこはテコ入れのバランスの問題だろう。決してそれだけで崩壊するような作品コンセプトではない。

 そして注目されたこの劇場版。事前情報では3部作とのことだが、1つ1つの時間は約70分とそこまで長くはない。この限られた枠内で12+1人の関係性をどのように描くかと思っていたら……ダイナミックにチーム分けが行われた。1作目で6人、多分次の第2部で残った6人、最後の第3部で全員集合からバシッとライブを決める想定だろう。なるほど、非常に分かりやすい要素の分配だが、それだけに視聴者サイドも飲み込みやすいのは助かる。え? 6人の中に今回ライブしてないやつがいるって? ……1人だけ独特な振る舞いなのはむしろおいしいですなぁ。

 ぶっちゃけ、今回分配された6人には推し要素が少なかったので個人的にはそこまでぶち上がるライブは多くなかったのだが、これは完全に個人の嗜好の問題。そもそも虹ヶ咲の場合はそこまで熱心に応援してるキャラもいないのだが……(そう、このグループには嵐千砂都ちゃんはいないので、必然的にクレイジーサイコぽむくらいしか推しどころがないのである)。いや、多分メンバーで上から好みの順で並べていくと、やはりぽむのクレイジーっぷりは注目要素なのでセンターに置いといて、次がねぇ、多分果林さんなのよ。視聴直後は璃奈ちゃん推しではあったのだが、2期目あたりからの果林さんの甲斐甲斐しさに惚れてしまったので。あとは璃奈ちゃんがらみの愛さんとか、強火オタクの優木せつ菜さんあたりかなー。今回の面子、多分一番の注目ポイントが泣く子も黙るカスカスになってしまっているので、「活躍はこの方向性で合ってる……のか?」みたいなちょっとヘンテコな読後感になってしまった。いや、かすみんの立ち回りとしてはお手本通りなのだろうけども。

 個人的にしずく・エマあたりはあんまり興味がわかないもんで、「まぁ、謎の沖縄っ子頑張れ」くらいのモチベーションでの視聴でしたね。沖縄アイドルコンビ、ちゃんと中の人も2人ともうちなんちゅなのはよかったですよね。三線の演奏で魅せるアイドルっていうのもなかなか斬新で興味深かったし(実際の演奏でそこまで三線が立ってたかと言われると微妙なんだけども)。あと不思議と点数稼いでたのがランジュママっていうね。正直言うと、ランジュさんについては2期のギラギラしてた時のキャラの方が好きなので、今の牙を抜かれた彼女はあんまり応援する気が起きません。一回ママンとぶつかった時には「おっ、荒れるか?」と思って期待したんだけど、単に民宿に引きこもって寝てただけだからなー。

 ま、あとは推しキャラ次第でどの部を楽しむかは人それぞれでしょう。私はとりあえず愛さんと璃奈ちゃんがどうなるか気になるので第2部は観にいくだろうし、2本みたらどうせだから3本目も見ると思います。……うまい商売だぜほんとに。

 

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