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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「嘆きの亡霊は引退したい」 6→6

 愉快な作品でしたね。毎週ちょこちょこ触れてたのでまとめることはあんまりないですが、なろう文化の1つの捻りとして、何をもって「面白く」感じるかってのは考える意味はあるのかもしれません。

 いや、言うといて結論はなんも考えてないんだけど。いわゆるラッキーマンメソッドの作品で、多分広大で膨大ななろうオーシャンを探せばこのタイプの作品も結構な数があるとは思うのだが、アニメ化された純正作品はこれが初体験。「主人公がやれやれ顔で相手を蹂躙し、周りが勝手にそれを礼賛する」という構図は典型的なろうと同じなのだが、ポイントはその因果関係が逆転しているという部分。伝統的なろうでは「チート→礼賛」という因果関係になるが、今作の構造だと「礼賛→チート」という後付け(そして外付け)チートが付与されることによって主人公が無双する形。結果は同じだが、こっちの構造の場合にはチートに根拠がなく、どこかで油断すれば一気にチートが瓦解する可能性があるためにストーリーテリングがやや複雑になる。そう、なろうのガンである「理由なきチート」にならないというのが最大の相違点なのだ。いや、まぁ、今作を見てたら「理由なきチート」じゃなく「理由なき礼賛」なので結果は一緒なんだけども……少なくとも「ほんとに理由なく強いだけのやつがドヤり続ける」よりは「ほんとは強くもなんともないやつが必死に生きながらえるためにドヤり続ける」の方がドラマにはなるよね。ちゃんと個々のエピソードに相応の起承転結もあるし。やっぱ「最低限のドラマ作りのいろは」のある無しってのは大きいよね。

 あとはアニメとしての愉快さもある。単純にキャラデザが好みだったってのもあるけど、あの手この手で興味を離さないように構成も凝ってるしね。個人的には今期ナンバーワンのオープニング演出だったよ。こういうとこでサボらないのは良い作品よ。

 そして当然のように2期目決定。ふつーに続きは気になるけども、どれくらい間が空くかだなぁ。どうなりますかね。

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