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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 フツーに良きスポ根、第3話。やっぱ色んなとこが丁寧ですね。コミカルなパートの作画の崩し方なんかも愉快なんだけど、今回はコンテがナベシンだったわ。まぁ、それだけが理由でもないだろうけどね。

 さて、3話目ということで各アニメもそろそろ基盤が見え始める時期だが、今作は1話目の印象をずっと維持できる程度には高品質である。スケーティングモーションをCGで処理する部分が上手いことハマってるおかげだろうか、画面の見えが自然に出来ていて、それ以外のシーンで大きく動かす部分もシームレスにつながっている。素人目線なので何も分からん状態で感じたことを書くと、もしかしたらENGIのバリッとした画面デザインが「氷上の表現」と相性が良かった部分はあるのかもしれない。これまでの作品を見るとどうしてもライティングが強いというか、原色強めでシャキシャキしたラインを強調するENGIのデザイン性はどこか浮いてしまう部分もあったのだが、これが「キラキラ光る氷上のダンス」であったり「スポットが当たる花形の舞台」だったりするとライティングに理由ができるおかげで自然に見えることになる。その上でキャラクターの表情なんかのディティールまで描き込まれているおかげで真剣な表情芝居も、コミカルな顔芸も自在に乗せられるのがありがたい。多分原作コミックのいのりちゃんも可愛いんだろうなぁ。

 というわけでアニメとしての出来は万全。その上でストーリー的にもダレるところがなく、まっすぐなスポ根展開ながらもワクワクするシーンが続いている。2人目のライバル(?)となるだいぶ変な子・ミケちゃんも登場して色んな意味で賑やかである。CVが当然のように木野日菜ちゃんなので「ロリの饗宴」みたいな趣があるな。この子がまたコミカルなシーンで映えるのだが、「大人」との関係性が微妙なようで、今後シリアス展開になってどういうふうにいのりちゃんとの差異が掘り下げられるかは気になるところ。

 そして、そんな「大人」代表の我らが司先生が「まっすぐなスポ根」を支える重要な屋台骨。今作が見ていて気持ちいいのは、司がいのりのことを「子供扱いしない」からだ。子供の指導ってのはなかなか難しいもんで、「子供扱いしない」と簡単にはいうものの、だからって無理難題を押し付ければいいというもんでもない。発展途上のお子さんには大人とは違う部分が(肉体的にも精神的にも)あるわけで、そこはきちんと分別ある大人がコントロールしてやる必要はある。そういう意味で「子供として扱う」必要はあるが、司は持って生まれた気質なのか、子供だろうが動物だろうがまっすぐに向き合うタイプ。いのりのこともきちんと「1人の人間」として接しており、その姿勢が子供にもきちんと届くのである。その上でコーチとしてのスキルも充分に備わってるってんだから実に憎らしい。まぁ、こういうまっすぐなヒーローがいてこそのスポ根ですわね。

 1話の導入とかを考えると、もしかしたら今後は司自身も身の上に悩む展開とかが来たりするんだろうか。どう見ても指導者としての資質はありそうだし、このままコーチ職に骨を埋めても文句は言われなそうだけどね。

 
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