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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 しーたむ。この子はいつの間にやらしーたむ。こういう認識の確定がいつ起こるのかは自分でもよくわかりません。確認したら2015年時点でこの呼び方になってるので、割と早めに馴染んではいたんだろうな。

※当記事における「変な声」は全部褒め言葉です。

 




・馴れ初め

 こちらもまぁ、世の多くの人が同じ経験をしていると思うのだが、初めてしーたむボイスを認識したのは「ガルパン」のそど子である。ブログ内で初出をチェックして間違いないことを確認したのだが、その際の記述に「某所でちょいちょい話題に出てくる井澤詩織」とあるのだが、はて、某所とはいったいどこなんだろう。12年も前のことなので全く思い出せない。この当時だとまだラジオとか聞いてた可能性はあるが、しーたむメインでやってるラジオもないしなぁ。どこなんだろ。

 可能性としては喜多村英梨関係の何かしらが考えられる。しーたむが出てきた直後の印象は「キタエリの舎弟」みたいなイメージで、それこそ「水樹奈々-福圓美里」の関係に近い、同じ事務所の先輩後輩コンビというのが第一印象。まぁ、年齢だけでいったらむしろしーたむの方が年上ではあるのだが(早生まれだけど同い年)。

 とにかく最初はやっぱりそど子ですよ。そど子ってことはゴモヨでもありパゾ美でもあるんだけど、その謎の三役も含めての印象。女の子があれだけ大挙してわちゃわちゃしたガルパンワールドの中でも一発で耳に残る変な声、それが井澤詩織の第一印象。そど子のキャラに不思議とマッチしていたのもあるかもしれないが、マジでなんとなく聞こえてきただけの風紀委員の声で「ん? なんか今変な音聞こえなかったか?」と確認してしまうくらいには、その声が異彩を放っていた。そこからはもう、「この声をどう使いこなすのが正解なんだろう?」と興味津々ですよね。まぁ、その直後に「ウィッチクラフトワークス」のたんぽぽちゃんを担当して「これやんけ」って秒で正解が出たんですけどね。いや、猫耳にこの声が正解かどうかは分からんけどさ。本人のご尊顔は絶対猫系だけど、声だけで聞いたら……アヒル系なんだよなぁ……謎めくワンダー声帯、それが井澤詩織。

 

 

・良きところ

 説明不要、代替不可能なこの世に1つだけの声帯、それがしーたむの最大の武器であることは論を俟たない。その上で久野ちゃんの時ほどの戸惑いがあるわけじゃなく、しーたむボイスはハマる場所さえ見つければ間違いなく輝けるオーダーメイドの魅力がある。上述の「そど子」→「たんぽぽ」の二連投の時点で答えは見えたかに思えたが、その後も節操のない異次元の広がりを見せ、北は人外から南は人外まで、ウェルカムようこそ井澤パークがどったんばったん大騒ぎなのである。

 しーたむ独特のアヒル声は一応近いラインで先輩がいないわけではない。ただ、やはり全く同じタイプというのは難しく、私の個人的な感覚で「似た」ラインを探すなら例えばガイナックス御用達の新谷真弓とか、眠れる魔性・村瀬迪与あたりのカテゴリが近いと言えば近いのだが、それでもやっぱり「同じ属性」とは言い難い。ロリでもケモでもない何かしらの謎の生物、それがしーたむである。

 何がすごいって、上にあげた二人は地声でしゃべってればそれなりにふつーの(失礼な言い方だな)声に聞こえるのに、しーたむの場合は地声がナチュラルにこれ。多分その辺の人混みでしゃべってても「何事ぞ?」って振り返っちゃうくらいにインパクトがでかい。こんなもん、天性のものとして与えられちゃったらそれだけにあぐらかいて「変な声出せますよー」だけで売りそうなもんだが、しーたむボイスはきちんとその中に幅を持たせて「役者」としてのうまみもフル回転で活かそうとしているところがお見事。

 声に特徴がある人って「声優にでもなったら?」みたいなことを言われることもあるかもしれないけど、それをしっかり実現させるためには一芸だけじゃダメなんですよ。己が武器をひたすらに研ぎ澄ませ、狙い定めて一撃をキャラに当てに行く、精度の高さこそが井澤ワールドの真骨頂だ。堂々と「変な声」って書いても全然悪口にならないのはしーたむくらいかもしれんわ。

 

 

・お勧めキャラ3選(ぐらい)

 1声で異次元を作ってしまうタイプなのでなかなかキャラの選定が難航したが、上述のそど子とたんぽぽちゃんを外して、それぞれ特徴的なカテゴリからピックしていく。

 

・「Helck」より「ピウイ」

 人外部門その1。「可愛いが小憎らしいマスコット」役はしーたむボイスの真骨頂で、直近なら「竜王陛下」のドラゴン・ラーヴェあたりが思い浮かぶし、「チェンソーマン」のポチタなんかも動物キャラの代表作だが、やはり「動物」からすら一歩踏み外したこのもふもふをおいて他を語るのは野暮というものだろう。小憎らしさは人一倍、声がでけぇし空気は読まねぇ。そのくせ一番いいとこで一番強いとこ持っていく作中最大のジョーカーでもある。「ありえない生命」に「あり得ない声」をあてざるを得ないのは世の摂理ですね。

 

・「クズの本懐」より「鴎端のり子」

 モカちゃん。しーたむボイスだって正統派美少女ができるんだぜ、の代表例のつもり。まぁ、作品の性格上、ここでも「正統派」と言っていいのかどうかは分からんが……しーたむボイスを発する女子の中では真っ当な部類だし、可愛いし、作品の構造をちゃんとかき回してくれる狂言回しでもある。この声で何も掻き回さなきゃ嘘ですからね。

 

・「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズより「ミカ・ジャウカーン」

 語尾が可愛い! 今回結局3キャラじゃなくて5キャラあげてしまってるんですが、4/5が人外なのは仕様です。いや、でもミカは人外じゃないよ。ちょっとおててがゴツいだけの可愛い女の子だ。照れ隠しでがんばっちゃうゾォ〜!

 

・「ヘボット!」より「ヘボット」

 というわけで、まぁここなわけですよ。理不尽を理不尽なままに丸め込む剛腕。あり得ないものをよりあり得ない声で彩る禁断の掛け算によりヘボットユニバースは無限へと発散しました。もう帰ってきません。作り手全員の精神状態を心配した経験、このアニメ以外でなかったかもしれん。回せ回せネジを。

 

・「メイドインアビス」より「ナナチ」

 んなぁ〜〜〜〜〜。爆裂発散したすべてのしーたむはナナチへと還ります。全ての人類もナナチに還ります。もしかしたら、我々人類はしーたむから生み出されたユニバースなのかもしれません。こいつのせいでいたずらにアビスに潜ってしまい帰らぬ人となったオタクが何人いることか。なお、本作を視聴中に「しーたむとキタエリ」という2人をふと思い出すとそれだけで鬱になるので気をつけましょう。

 

 

 記事を書きながら頭の中で延々しーたむボイスを再生し続けたらだんだん何がなんだか分からなくなってきました。危ないドラッグみたいな効果があるかもしれません。

 

 

・関連リンク集

番組感想・ガールズ&パンツァー

ウィッチクラフトワークス第4話「多華宮君といじわるな妹」

新番チェック・へボット!

2017年度・俺的アニメグランプリ(声優部門)

Helck#9「蛮族トースマン」

新番チェック・やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中

 
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