最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
本日2/4は、なんと3人の声優の誕生日が被っている日でございます。本企画で2人がかぶることはちょこちょこあるんですが、3人被りは今日限りとなる予定なのでそこそこレアですよ。まぁ、確認したら「100人の集団の中で3人の誕生日が被る確率」は60%超えるらしいので別におかしなことではないんですが。2月は他の月より短いくせして、意外と当企画の声優誕生日が密集しています。 ・馴れ初め いきなり関係ない話題からスタートしたのは、今回のテーマである鈴代紗弓がまだ若手なもんであんまり本人をいじる道具立てを持ってないからなんですけど、今回の企画の中では確実に「若い」カテゴリに入る人材。ブログに初登場したのも「声優名鑑差分チェック」の時で2019年と、まだ名前を初めて見てから5年そこらしかたってないのだね。名前に言及し始めたのもここ数年ということで、今回わざわざ取り上げるべきかどうかは少々悩んだのだが、この辺のジェネレーションもしっかり触れておかないと老害の限界を感じてしまうのでね。 というわけで馴れ初めであるが、多分初めて名前を認識した、というか覚えようとしたのは事実上のデビュー作みたいな扱いだった「ハイスコアガール」の時だろう。ただ、何しろこの作品の大野はメインヒロインとはいうもののさっぱりしゃべらないヒロインなもんだから、若手がせっかく主役に起用されたというのに声も分かんないし実力も計れない。あんまり意味はない「初遭遇」である。それじゃなんで名前が頭の隅にひっかかっていたかというと、これがほんとに意味の分からん理由がありまして、「渡部紗弓と被らないように気をつけたから」というものだ。うん、訳がわからない。 1から説明すると、まず鈴代紗弓と出会う前に「渡部紗弓」っていう名前の声優がいたわけですよ。デビューは鈴代より1、2年早い程度だが、ノイタミナアニメの「恋は雨上がりのように」でメインヒロインを務め、その仕事ぶりも特段悪くはなかった。メインヒロインを務めるような子だし、「名前が覚えられればいいんだけど」くらいの認知。そして、少し遅れて「ハイスコアガール」のキャストロールに「どっかで見たことがある気がする名前」が出てきたもんで「あれ、こないだのあの子だっけ?」と思って確認して「違うやん、名前だけおんなじで全然別の子やん」と思い、そこがこんがらかったのである。 渡部紗弓もそれなりにお仕事はしているのだが、その後、裏から出てきてまくった「鈴代」の方が一気に表舞台へと駆け上がり、その結果認知度が逆転、「あの時間違いそうになった方の紗弓かぁ」ってんでやたら印象深かったのである。……こんなエピソード、誰も得しないな。 まぁ、そんな偶発的な理由で頭に残っていた鈴代紗弓。短期間で「(あやふやとはいえ)覚えといてよかったな」と思えるくらいには活躍の場を広げてくれている。
・良きところ 彼女の強みについては以前グランプリで選出した時にも触れているのだが、とにかくその底抜けのエネルギーである。活発元気が回ってきがちな声、というのは不思議とカテゴリーがあるものだが、その真正面を突っ走るのがこの鈴代ボイスである。グランプリ記事では本渡ちゃんとの相似を挙げているが、本渡ちゃんのぐっと絞り出すようなぐつぐつしたパワーと比較して、より遠くへ打点があがるような、上へ上へ引っ張り上げられるようなエネルギーの発露がたまらない魅力になっている。うん、何が言いたいかよくわからないだろうが、そこは実際のサンプルを聞くことで処理してくれ。 鈴代エナジーが最初に確認されたのは何度も触れているが「僕は勉強ができない」のうるか。「理系/文系」につぐサードヒロインとして登場したうるかは「体育会系」ということでそのかっ飛ばし具合が非常に分かりやすく、褐色巨乳という強力な武器もあってヒロインダービーでトップに躍り出る活躍を見せた(※個人の感想です)。同時期には「荒野のコトブキ飛行隊」でも真っ直ぐ元気な主人公・キリエを担当しており、「メインヒロインたるパワー」を世間に知らしめたのがこの頃だ。あとはもう、各所で飛び道具扱いなのは言わずもがな。 彼女の声を見る上で面白いのは、昨今の「ハーレムもの」というか、ヒロインよりどりみどりでずらりと並んだ作品での立ち位置が不思議と際立つ部分で、例えば上述の「ぼく勉」がわかりやすいが、ほぼ同じポジションを任された「女神のカフェテラス」では属性がかなり似通っている(と私が勝手に思っている)山根綺をいくらか冷静な役にまで押し退けて、最強のアホ・秋水を受け持つことに成功(?)している。っつうか流石に秋水と比べるのはうるかにも可哀想だな。 もちろん一芸特化だと雑に括るつもりはなく、直近では「異世界失格」のタマもパワー系ながら奥底に繊細さと高貴さを併せ持つ面白いキャラだったし、単なる元気っこボイスというだけでは終わらないだけの広がりを見せているからこその今回のピックアップ。新しい時代を作っていくのはこのあたりの人材だよなぁ、というのがとてもよく分かるのである。
・お勧めキャラ3選(ぐらい)
・「シャインポスト」より「青天国春」 うるかの名前は散々あげてしまったので省き、純正パワー系というか、「ヒロインの頂点に君臨する声」としてのサンプルはやはりこの人、殺戮アイドルマシン・青天国春さんである。こんな化け物役を回されても「普通のアイドル役だって大変なのに!」と押しつぶされてしまいそうなものだが、鈴代ボイスならその天井も突き抜ける。ここまでの純度を出されてしまっては、そりゃその存在をidol(偶像)と評する以外にないわけでね。
・「ぼっち・ざ・ろっく!」より「伊地知虹夏」 世間的な知名度で言ったらやっぱ最強鈴代キャラは虹夏ってことになるんじゃないでしょうか。まぁ、レギュラー陣の中では割とツッコミポジションなのでこれが鈴代エナジーの発露なのかと言われたらそこはちょっと違うのだが、きらら作品で統制側に回るのって結構な大役なんですよ。ここでもきっちりポジションを確保し、なおかつバンドのリーダーとしての格好良さや頼り甲斐のある感じに繋げられる器の大きさがお見事。まぁ、わたしは「バンドアニメのドラムのリーダー(イメージカラー黄色)」には弱いという特攻性能がありますのでね。
・「ダンジョンの中のひと」より「ベル」 最後の一枠として、今後の鈴代ヒストリーを占う意味でもちょっとテイストの違う役を。世界最大のイレギュラーにして理不尽の権化、そんなヘンテコな役回りを任されたベルさんが鈴代ボイス。さぞかしカロリーの高い暑苦しいキャラなのかと思わせておいて、おやおやこれは大変お可愛らしい。……しかし、クレイと一緒に見守っていればその中に蠢くクレイジーはちゃんと感じ取れるようになっており、大人しく、かなり高い音域から出す鈴代ボイスの中にもしっかりと「渦巻くエナジー」は感じ取ることができるという興味深いサンプルなのである。ある意味で声優の一番の憧れである「ラスボスポジション」でしたからね。この辺のキャラを任されるようになれば、今後のバリエーションも安泰なんじゃなかろうか。
残り2人は夕方以降に更新される予定です。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |