最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ちょっと間は空いたけど、当企画では加賀のエルフと江戸のエルフが並んでいる!(3人目は残念ながら数ヶ月先だ) というわけであみっけである。あみっけは「あみっけ」だなぁ。「あみすけ」でも一応可なんだけど、どの辺で定着したかはあんまり覚えてないや。
・馴れ初め これもまぁ、多くの(ある程度の年齢の)小清水ファンと同じなんじゃないかな。当然ナージャで初めましてである。ただ、私はまだこのあたりの時代はそこまで熱心にニチアサを観る文化がなく、実は前身となる「おジャ魔女」シリーズもちゃんと見てたわけではない。以前も書いたが、当時の私はリアタイ至上主義だったので朝アニメはあんまり視聴対象に入っていなかったのである。あと、そもそもおっきな男の子がおジャ魔女とかナージャとか、あげくプリキュアとか、そんなん観るわけないですもんね!(次元の断絶が起こる) でも、なぜかナージャはちょこちょこ観てたんだよなぁ。「毎週欠かさず」ってほどでもないけど、まぁ、なんとなくでも追いかけられる程度の内容だったし、あと周りにそれなりの熱を持ったニチアサアニメも見る人間(平たく言えば当時の俺よりディープなオタク)がいたせいで、なんとなく「ナージャもみるべきなのかしら?」みたいな空気があった。だから観てたってこともないだろうが、さしたる違和感もなくすんなり入ってきたこのナージャ、実は子役上がりの新人声優のデビュー作だったってんだから驚きだ。なんならローズマリー役のベテラン(?)の方がたどたどしかったんじゃねぇか、なんて余計なことを考えながら観ていたことを考えると、この時点で割と声優というターゲットには注目してみていたはず。 そして、画面の中心のナージャの中の人も当時はまだ女子高生。子役上がりなんだから周りのキャスト陣の中ではダントツで若いのかと思いきや、すでにこの時点で沢城みゆきがデビュー済み。同期にしてマブの三瓶由布子もすでにメインキャラをもぎ取っており、85年度組の恐ろしさを垣間見せる。しかし、あみっけだって遅咲きなわけもなく、はじめの一歩であるナージャで結果を出し、そこからのステップ・ジャンプが早い早い。履歴を確認したら翌年には「スクールランブル」で主演、さらに翌年は「エウレカセブン」でライバルキャラのアネモネを熱演。この辺りまでの仕事ぶりであみっけが「まだ拙いな」と思った記憶はほぼゼロである。こうしてみると、ずぶの素人から叩き上げた沢城なんかと比べてやはり劇団出身の子役上がりは演技のノウハウがあるのでスタートダッシュで長じていることが分かる。もちろん人それぞれだし、「劇団っぽさ」が抜けずに違和感を残す人もいるが……まぁ、「子役上がり」というテーマについては今後も触れる機会は多いことだろう。小清水については、「子役上がりだが、最短コースで声優の発声をバシッと掴んだ天才型」という印象だった。
・良きところ というわけで、天才なんですよ。唯一の欠点は、馬鹿なことくらいですかね。いや、悪口じゃなくてね。あみっけはデビュー後からとっととお馬鹿なキャラで売ってましてね。テンション芸と奔放な物言いで自由自在に場の空気をコントロールする様はまさに広い草原をかけるナージャの如く(いいように言うやんか)。個人的には盟友・三瓶由布子と一緒に活動してた「ぷらふぃに」の時のラジオとかの印象が強いのよね。あとはなんと言っても福山潤とのタッグね。潤ちゃんがあの通りのキャラでうまいことあみっけをコントロールしてくれるもんだから、「テンションだけで乗り切れる天然混じり娘小清水」がうまいことハマってて、とにかく声を聞いてるだけで楽しくなれた。持って生まれた「陽」の気が小清水最大の武器だとは思っている。 声質は間違いなく「高音」で、私の尺度だと「硬質」。その上で、以前もちょっと取り上げて自分でも「不思議やなぁ」と首を捻ったのは井上麻里奈との差分である。完全に感覚でしかないが、小清水ボイスと麻里奈ボイスって結構近いところにある属性だと思うんだけど、麻里奈の場合はショタのイメージがついてまわり、小清水ヒストリーではゼロではないがそこまでショタのイメージが強くない。麻里奈に比べると「お淑やかなお嬢様」あたりが回ってくる比率がやや高そう。音域が似ているのにこうした違いがあるのは、これまたよく分からん尺度だがやはり「陰陽」の「陽」に振り切れた要素が関係してるんじゃなかろうか。五行でいうなら「火」みたいな(どんどん例えがわからなくなっていく)。 実際にあみっけと麻里奈の声を聴き比べると、微かに麻里奈の方が「引きつり」というか、奥にクッと飲み込むような音の響きがある。それに比して小清水ボイスは本当にただ遠くに飛ばすのが目的みたいな、底抜けに「通る」ことに特化した音質がある。「硬さ」に加えてこの「まじりっ気のなさ」は時にナージャのような無垢に表れ、そして時に小清水の代表属性である「神性・純性」に表れる。賢狼、御祭神、そして中の人を体現するかのような底抜けのおバカ。まじりっけなしの100%ピュアボイスは何をするにも全力投入だ。 この声でいちいちウンコとかいうな。
・お勧めキャラ3選(は無理かなぁ……) 自分で設けた制限、守れなさすぎて辛い。
・「スクールランブル」シリーズより「塚本天満」 ナージャの名前は出しすぎたのでその次のメイン役となった天満に触れてみよう。こっちの方が突き抜けたおバカっぷりが強いので中の人の風味が強く味わえるかと思います。そういやこの時に麻美子とは姉妹役かぁ……。
・「交響詩篇エウレカセブン」より「アネモネ」 これもすごいキャスティングでねぇ、デビューまもなくでこんだけ大変な「相手役」を回されて、しかも単なる「敵役」じゃないっていう。相当にスパルタだっただろうけど、このアネモネはあみっけにとっていい刺激になったはず。なにしろ相手役が三瓶由布子/名塚佳織という、同年代で全員劇団上がりでしょ、そりゃバチバチにもなるわ。
・「コードギアス」シリーズより「紅月カレン」 そうか、年代的にはホロよりこっちの方が先なのか。福山潤とのコンビネーションはすでに完成済みだったのだな。この時点ですでに2機ものロボットを操ってるのすごいよな。そんだけ「まっすぐな闘志」にフィットしてたってことなのよね。
・「狼と香辛料」シリーズより「賢狼ホロ」 言わずと知れたあみっけの看板。あみっけの一人称はやっぱり「わっち」がよく似合う。小憎らしさ、可愛らしさ、それを上回る超然たる存在感。全てを取り込んだベストオブ小清水なのは疑いようがない。
・「ストライクウィッチーズ」シリーズより「シャーリー」 そうなのよ、小清水ボイスってショタにはあんまり触れないけど、こっち方向の「豪放磊落な女性」にはしっくりくるのよ(えてしておっぱいが大きい)。ルキシャリコンビほんと好き。
・「STAR DRIVER 輝きのタクト」より「ニチ・ケイト(ひが日死の巫女)」 忘れがちだが、小清水キャラの中でもトップクラスにイカれてて最高にイカす女。堅物委員長かと思わせといてあれやらこれやらでそっちにボーンな設定はスタドラ世界の不条理さを一人で全部丸め込んだようなあまりに贅沢すぎるパッケージ。当時はほんとに泣くほど笑わせてもらった。彼女のテーマソングはどっちのバージョンも最高です。
・「スイートプリキュア♪」より「北条響(キュアメロディ)」 同性間のクソデカ感情プリキュアを初代から引き継いだ堂々たる主人公。「爪弾くは荒ぶる調べ!」は小清水の生き様そのものである。
・「キルラキル」より「纏流子」 「荒ぶり」が天元突破するとこうなります。あやっぺの時にも触れたが、こんな無茶苦茶な作品に説得力を与える声ってなんなんだよ、って話でさ。多分洲崎綾も小清水亜美も、「純」という尺度において比肩するものなのだろう。
・「とある科学の超電磁砲」シリーズより「麦野沈利」 ぶっ壊れあみっけ。声に出すのも憚らられるようなクソ汚ねぇ言葉もすらすら出てきてごくごく飲めちゃう小清水節。イカレムギノンほんと好き。っていうかアイテムのメンバーはだいたい好き。この辺りから加速していく「汚い小清水」像は実に爽快だ。
・「リコリス・リコイル」より「中原ミズキ」 ほら汚い(?)。同時期に「放課後ていぼう日誌」の顧問もやったことから、「小清水に酒を飲ませたい」欲求が止まらなかった。まぁ、普段から酔っ払ったみたいなテンションだが。
・「江戸前エルフ」より「エルダ」 というわけで、一旦私の小清水ヒストリーの到達点はこの御祭神ということでお願いします。齢500を超えるこの無体な存在感、なんでポロリとそんなものが顕現するんだろうなぁ。詳しいことは500年後の小清水に聞いてみないと分かりませんね。多分、どっかに祀られてるやろ。
ここんところずっと魔女だの神だの、宗教じみたことしか書いてないな……(そういう企画だからしょうがないな)。
・関連リンク集 STAR DRIVER 輝きのタクト第18話「ケイトの朝と夜」 BIRDIE WING -Golf Girls’ Story- #20「勝利を告げる虹」 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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