キモいニャガさん大活躍! 第17話! 中の人たちが本当に楽しそうで良い。ニャガさんはこっから先のシリーズでも大活躍が約束されてるからなぁ。繰り返しになりますが、シルバーマンは保志総一朗希望。ダメならウイングあたりでも可(この場合、ゴールドマンが明夫固定だとバランスが難しいが)。
毎回原作コミックと首っ引きでアニメ試聴しているのだが、2期に入ってからは色々と原作からズレる要素も増えてきた。いや、ほんとに些細なところなんだけど、たとえば今回はサブタイトルにオリジナルの文言が入った。これまでは毎回原作のどこかで使われたサブタイトルがアニメに転用されていたのだが、原作にあるサブタイトルは「命を賭した敵討ち」だけなので、「見たか同志たち」の部分はアニメオリジナルである。なんで追加されたかはよく分からないが、これまでのアニメサブタイトルのフォーマットがそこそこ長めだったので、それに合わせた形だろうか。その後のバッファローマンのパートは短いサブタイトルばかりなので引用しにくかったのはなんか分かる。まぁ、その割に次回サブタイトルは完全オリジナルの文言である「超人創世記」らしいですが。なんやその劇場版ドラえもんみたいなタイトル。
というわけで、尺はそんなに長くなかったが今回はスプリングマンのラストバトルが一応は焦点。ちなみに前回初めて「原作エピソードの切れ目じゃ無いところ」で終わったわけだが、今回も同様で少しずつ切れ目がずれている。話数だけでいうとなんと「4話+前回の残りちょっと+さらに先までちょっとつまみ食い」なのでトータル5話分近くをギュギュッと圧縮。だいぶ駆け足になっているのだが、やっぱりアニメだけ見てもそこまで詰め込んだ感じはしないんだよな。今回はアースユニットの解説やバッファローマンとサタンの因縁(千本の傷のくだり)なんかを色々と端折った結果のスピード展開なので、原作を知らない人にはちょっとわかりにくいかと思ったが、冷静に考えればどんだけ説明されたところで(我々コア・ファンだって)超人強度の内情なんてよく分かってないし、バッファローマンとサタンの関係だっていまだに謎といえば謎である。分からんところを気にしてもしょうがないということなのだろう。Don’t think, feelである。
スプリングマンの奮闘については完全燃焼なので特段書くこともないが、いまだに誰もそのシステムが分かっていないロングホーントレインについて、何となく説得力がある画面にしてくれたのはアニメスタッフの手柄と言えるだろうか。まぁ、やっぱりただ寝そべってるだけのバッファローマンはシュールではあるんだけど。原作ではさらっと描かれてたから気づいてなかったんだが、一応実況はターボメンのフィニッシュは「ハリケーンミキサー」と言ってたね。最後にちょんとロングホーンで吹っ飛ばしたあの動きをハリケーンミキサーと判定してたのか。スプリングがあんだけ頑張ったんだから、バッファローマンも言うように「決め技はロングホーントレイン」にしといてやれよ。
ちなみに、今回のアイキャッチのTIPSがターボメンだったのだが、そこで衝撃の事実が明かされた。「ターボメンは元々量産型のロボ超人だった」という過去話である。マジかよ。もし本当なら、今まさに原作でやりたい放題されてるウォーズマンと同じ設定だ。ターボメンの出身国は公式設定だとシリアとなっている。中東ロシア情勢を鑑みると、ロボ超人の設定、色々と笑えない。今ウォーズマンと戦ってるペシミマンは雰囲気的には中南米の超人っぽいが、世界中のロボ超人の分布を見ると何らかの世界情勢がわかるのかもしれません(キン肉マンに何を期待しているんだ)。
そしていよいよ迎えたニャガさんの一人舞台。インパクト抜群だった謎のヨガポーズも完全再現。丁寧にねっちょり動いてくれたのでキモさも充分伝わってくる。なぜなら私は死神の化身。そりゃバッファローマンじゃなくてもイライラするだろう。そして炸裂するサンダーサーベル。そうか、この時点でマグネットパワーは見せてないけどサンダーサーベルだけ披露してたのか。マグネットパワーなんかよりよっぽどヤベェ概念の技だと思うのだが、それを披露したことについてはミートたちも含めて全員スルーなのおもろいな。ちなみに今回は尺の関係でオーディエンスの反応などもほぼカットだったため、キン肉マンのヘソのゴマ(&テリーのツッコミ)もカットされたのだけちょっと残念。いや、いらんけど。
最終的には超人十字架落としまでで今回は終わり。次回がニャガさんの割と重要なシーンと、ネメシスさんによって語られる「超人創世記」か。テレビで「カピラリア」って言葉が出るのは何十年ぶりなんでしょうね。
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