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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「この会社に好きな人がいます」 6→6

 ネガティブな印象は一切ない。嫌いじゃないし、満足もしている。だからって特別扱いするほどのこともない気はするのだが、まぁ、好感度を素直に点数にしたらこれくらいでいいのかな。

 第一印象が良かったのは「ふつーの恋愛をふつーに描くアニメって意外と少ないよな」ってんで特別感を持っていたのだが、まぁ、別にそこは強くアピールするポイントではなかった。地味は地味なので強く興味を引くほどの要素ではないしね。でも、逆にこの設定のラブコメで強く興味を引いちゃうような強引な設定なんて作られたらかえって浮いちゃうだろう。等身大のカップルを描く作品として、むしろこの印象のままで終幕したことは良い判断だと言えるのかもしれない。

 映像的なクオリティも並かやや上くらいなので失点は無いが取り立てて大きな加点はない。しいて特別な部分を取り上げるとすれば、アニメには珍しい「ガチ会社員ドラマ」だった部分だろうか。いや、それこそ最近はラブコメ系でサラリーマンを描いた作品も増えてきている気もするのだが、今作は「経理部」×「企画部」という組み合わせのカップルがお互いの部署でやってる通常業務がなんとなく見えてくる気がして、そこに「普通の会社員の日常」が程よく見え隠れするバランスが引きこもりニートアニメオタクにとってはちょっと新鮮だった。いや、世の働きマンたちには飽き飽きするような日常なのかもしれませんがね。なんとなく「地に足ついてる感」があるとこに加えて甘々のラブコメっていう組み合わせなので甘い部分の味が引き立つ感じがありました。立派な社会人って、仕事しながら恋愛にも時間を使ってて大変だよなー、いつアニメ観てるんだろう(観てねぇのよ)。

 少しずつ育まれていく恋人関係に、きちんと2人の人間的な成長が付随する。無理ない程度に絡む他のキャラクターたちがもう1本の恋愛ドラマを補助的に展開し、そちらもそちらで色々と感じ入る部分がある。年齢的には御前がやってる係長の「ちょっと歳いっちゃったけど恋愛していいのかしら?」みたいな感情のもどかしさが妙に親近感が湧いてたまらんものがある。酒飲んで管巻く伊藤静でしか得られない成分が間違いなくあるのだ。

 結局、私のような人間には「ふつーの恋愛」が一番のファンタジーだったりするのである。「魔法使いになりたい」「異世界を救う勇者になりたい」と同列に「普通のサラリーマンとして同僚と恋愛したい」があるのかもしれません。

 
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