最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
第一印象から特に変化が無かった作品。最初に持った疑問が最後まで解消されずに終わってしまったので、「いつ説明してくれるんだろう」が1クール続くという、お預け地獄みたいな状態だった。 いや、「説明してくれ」じゃないんだろうな。多分制作側としては「説明したやん」だと思うのだが、「だからそれが分かんねぇんだっつぅの」という平行線をエンドレスで。結局、主人公のアリナは何を第一に考えている人物だったのだろう。残業が嫌なのに仕事辞めない。「受付嬢の仕事が大事」だとなんとなく説明されたが、どう考えてもコスパが悪く必死にしがみつく意味が分からない。主人公にチートを付与した時点で何もかもが成立しないんですよ。そして「残業」がキーワードになっている作品なのにその残業の内容がよく分からない。ダンジョンボスが出てくると仕事が増えるとはいうが、普通に考えたら「金目当てで冒険者を志す奴」がいるなら「報酬目当てでギルドを手伝ってくれる奴」だって同じくらいいるはずだ。賃上げなどで簡単に解決する問題だと思うのだが、それすらやらない。賃上げ交渉や職場環境の改善交渉を聞き入れない職場なら、そりゃさっさと辞めろと言われるだけである。少なくともジェイドがあんだけしょっちゅう手伝ってたんだから、取り立てて専門スキルが必要な仕事でもないはず。単なる経理が中心なら、パートでもなんでも雇えばいい。なんならアリナは本気でダンジョン攻略すればひと財産築けるはずなので、どーしてもギルドにしがみつきたいなら自分で雇ったっていい。何がどうなったらこんな世界になるのか、それが最後まで理解できなかった。 出オチ作品なのに出た時に落とす方向性すら分からなかったら、そりゃすっきりしませんよ。そのくせ「残業っていう設定にだけは拘らなくちゃ!」みたいな信念があるのか、ことさらに残業絡みの話を強調するもんでそこだけ無視して話を汲み取るわけにもいかない。ほんと、いっそ残業要素を全部取っ払ってすれ違いドギマギラブコメ異世界ファイティングアニメになればそこそこ見られたとは思うのだが。 まぁ、その他のファンタジー部分については普通ですよね。あからさまに強いのを隠すことすらしなくなった女主人公に、くびったけの気遣い勇者の関係性はラブコメとしては悪くなかったはず。まぁ、上述の理由でアリナのモチベが理解できないので振り回されるジェイドの方が可哀想としか思えないのだけど。「足場が定まってないからその上にどんな設定をのせても空回りしちゃう」という、なんとも珍妙な作品でしたとさ。 あ、エンディング(時折オープニング)は好き。そこまでリソースを使わないダンス映像でもちゃんとキュートに描けるということを、別などこかのアニメに伝えてあげたい。 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |