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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「誰ソ彼ホテル」 6→6

 ほどよき作品。1クールアニメってぇとどうしてもコンパクトにまとめる必要があるが、これくらいの分量だったら物足りない感じもないし、詰め込んだ感じもしない、いいあんばいだったんじゃないでしょうか。いや、原作プレイした人がどう感じるかは知らんけど。

 元々好きなタイプの設定で、ミステリってほどじゃないけどそこそこ謎っぽいものが用意され、サクッと1話で一応の答えが提示されるという構造。ミステリというとどうしても前がかり気味で見ちゃう性分なのでマイナス要素ばかりが目についてしまうのだが、本作は別にミステリじゃない。ホテルが何を思って証拠品を部屋に並べるかなんて多分支配人でもよくわかってない「超常現象」でしかないため、そこに説明をつけようとしても意味はない。大前提に「よく分からんもの」がある時点で論理的思考にそこまで意味がないため、「ん?」と思ってもそれはしょうがない。だからとて全部が全部行き当たりばったりというのでもなく、それなりに「伏線と回収」みたいな行程を繰り返して一定の満足感を保証する。このバランス感がストレスにならずに心地よい。

 「全部がホテル内で起こる出来事」というのは画面が退屈になる恐れがあるが、毎度ガラリと内装が変わるのでそこまでマンネリにもならないし、十数話の中でちょっとずつ小出しにされていく新要素もあるので案外新しい驚きはある。そうでなくても、元々はお手軽なスマホアプリからの移植(?)であると認識していれば、「動かないアニメ」というよりかは「よく動くノベルゲー」だと思えるので高望みもしない。これこそが省エネアニメのお手本みたいな身の置き方ではなかろうか。負担の少ない画面を心がければ、それだけ大きな作画崩れも防げるしね。最初から最後まで音子ちゃんが可愛いのが一番大事なのである。

 というわけで、多分1年もしたらさっぱり忘れてしまう気はするのだが、少なくとも3ヶ月は楽しませてもらった作品でした。改めてアプリも触ってみようかしら。

 
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