最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
今年もこの時期がやってまいりました。以前から気付いてはいたんだけど、世にある多くの「今年のベストアニメ決めようぜ!」みたいな企画ってだいたい年末にやるから、年度末にやってる私の企画は微妙に時期がズレてることが多いんだよな。でも、普通アニメって春・秋クールから2クールになる方が多いから、節目としては冬クール終わりの方がいいと思うんですけどね。まぁ、そんなことを思いながら、なるべくあっさり、シンプルめを目指して、今年も頑張ってまいりましょう。 (以下去年までの記事からのコピペ)一応毎年のことなので約束事をコピペしておくと、タイトル賞の選出は何故か毎年「仮装大賞」の賞に依っており、タイトル部門以外の賞は、基本的に3位まで取り上げてある。(コピペ終わり)とはいうものの、一昨年度からカテゴリに大鉈を振るって最も選考に時間がかかった「サブタイトル部門」を削減。これによって文字数も執筆時間も大幅に削ることに成功はしている。そりゃね、全部の話数が評価対象になるっていう状態だと作業量が(視聴も含めて)桁違いだったからね。この譲歩だけでも、私の老いが伝わってくるとは思うが、できる範囲で頑張るしかないじゃない。 さて、例年通りにまずは数字から見ていくが、今期エントリーされたのは、「2024年4月期以降に終了した、もしくは現在放送中である」ことを条件として、ある程度最後まで視聴していた以下の166作品。……何とか抑え込めたぜぇ……この茫漠たる数字は皆さんが見てもピンとこないかもしれないが、私からしたら必死の努力の成果である。というのも、23年の秋クールからスタートした「N話切り」のルール、これが年間通して適用されたのは初めてな訳ですよ。N話切りの努力の成果は見ていただければ分かると思うが、しっかりと宣言した上で切ったアニメは春クールから順に9本→8本→13本→13本と2桁まで増加し、年度トータルで言えば43本をマーク。仮にこれら全てを切らずに視聴を続ける従来型(?)の視聴スタイルだったら年間視聴本数が209本という人智を超える数字になっていたわけで、しっかりと「切る」判断ができたことは自分を褒めてあげたい部分である。続けていくうちに「切る」判断基準もある程度攻めることができるようになり、例えば「作画がいいのは知ってるんだけど内容が何一つ頭に入ってこないんだよ」という従来なら切らずにダラダラ流してたタイプの作品も切れるようになってきた。こうして少しずつ職業訓練(?)を続けながら、健常な人生へ向かう努力は続けていきたい。未だ道半ばである。 閑話休題、そんなわけでここ2年に比べたら数は削減することに成功。とはいえこれでもコロナ期と同等くらいなので、目標はここからさらに1割減くらいかな。ゼロ年代の本数まで戻せればいうことなしなのだが。とりあえず毎年のことなので数字だけ上げておくと、グランプリ観測を初めてからの視聴本数の推移は以下の通り。(括弧内がショート枠を除いた数字) 76→74→59→67→90→ 103(93)→132(121)→149(133)→152(129)→ 170(148)→170(150)→183(157)→157(135)→ 160(141)→155(148)→176(163)→187(183)→166(159)
続いて劇場作品は20本とおよそ例年並み(ギアスを4つに分けると23本になるが)。今回データをまとめてて「トラペジウム」が今年度枠に入るのかと気がついてびっくりした。その「トラペジウム」を筆頭に、今年度は取り上げるべき劇場作品も多かったので悩ましいところだが、基本的には当グランプリは劇場作品は選出からはずすようにはしている。ただ、例外となる年も多かったので今年もどうなるかは分からない。 数字に関して、これまでの本数の変化は以下の通り。 7→4→6→12→8→6→ 9→17→15→17→22→7→ 19→13→19→20→
※【重要】今年度特別措置について 本年度放送のアニメ「響け!ユーフォニアム3」については、『殿堂入り』とみなし、当企画では取り扱わないこととする。 実に勝手な裁量で、公平を期すためにはよろしくない決定だとは思うのだが、グランプリ記事の多様性を保持するために苦渋の決断をさせていただく。一応理由を簡単にまとめておくと、繰り返しになりすぎるためである。過去のグランプリ記事を振り返ると、「ユーフォ」関連の受賞は「リズ」も含めると総合部門2回、サブタイトル部門1回、キャラクター部門2回と作品が発表されると必ず名前を挙げている。当たり前だ。挙げなければいけないものが出てくるのだから。そして、ぶっちゃけ今年度のグランプリをいつも通りに処理したら、そりゃもうグランプリはユーフォ以外にない(そしてキャラクター部門の1位が久石奏だ)。そこは動かせない。ただ、そのせいで取り上げるべき作品が1つ減ってしまうというのは心苦しい。今年度は特に優れた作品も多く、1つでもたくさん記録に残したいと思ったのである。また、ユーフォの個別感想でも書いた通り、3期の評価はどうしたってシリーズ全体の総括にならざるを得ず、他の作品と評価軸がズレてしまうという問題もあった。言い方は悪いが、ユーフォが部門を「食い潰して」しまう事態を避けざるを得ず、いわば禁止カード扱いにして競技の平等性を担保することにしたわけである。もっとほんとのことをぶっちゃけると、「改めてユーフォを評するための言葉など捻り出せない」というのも正直なところである。 以上の理由により、以降の記事はユーフォを除いた状態で選出させていただきました。改めて、ご了承願います。
○一応ある程度見ていたエントリー作品(アイウエオ順・ショートアニメは〔〕で表示) 「アイドルマスター シャイニーカラーズ」「青の祓魔師 雪ノ果篇/終夜篇」「アオのハコ」「青のミブロ」「悪役令嬢転生おじさん」「アクロトリップ」「アストロノオト」「ATRI -My Dear Moments-」「甘神さんちの縁結び」「天久鷹央の推理カルテ」「Unnamed Memory」「異修羅 SEASON2」「異世界失格」「異世界スーサイドスクワッド」「うる星やつら(第2クール)」〔エグミレガシー〕「オーイ!とんぼ」「狼と香辛料」「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」「【推しの子】(第2クール)」「俺は全てを【パリイ】する」「ガールズバンドクライ」「怪異と乙女と神隠し」「怪獣8号」〔かつて魔法少女と悪は敵対していた〕「株式会社マジルミエ」「カミエラビ GOD.app(第2期)」「神之塔-Tower of God- 王子の帰還/工房戦」「鴨乃橋ロンの禁断推理 2nd Season」「烏は主を選ばない」「妃教育から逃げたい私」「擬似ハーレム」「きのこいぬ」「義妹生活」「君のことが大大大大大好きな100人の彼女(第2期)」「君は冥土様。」「鬼滅の刃 -柱稽古編-」「ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」「キン肉マン 完璧超人始祖編」「薬屋のひとりごと(第2期)」「クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。」「グリザイア:ファントムトリガー」「グレンダイザーU」「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」「黒執事-寄宿学校編-」「結婚するって、本当ですか」「喧嘩独学」「ケンガンアシュラ Season2」「現代誤訳」「恋は双子で割り切れない」「合コンに行ったら女がいなかった話」「この会社に好きな人がいます」「この素晴らしい世界に祝福を!3」「この世界は不完全すぎる」「最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える」「SAKAMOTO DAYS」「ささやくように恋を歌う」「ザ・ファブル」「しかのこのこのここしたんたん」「時光代理人-LINK CLICK-Ⅱ」「地縛少年花子くん2」「死神坊ちゃんと黒メイド(第3期)」「SHY 東京奪還編」「終末トレインどこへいく?」「小市民シリーズ」「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」「声優ラジオのウラオモテ」「戦国妖狐 千魔混沌編」「全修。」「戦隊大失格」「戦隊レッド、異世界で冒険者になる」「先輩はおとこのこ」「想星のアクエリオン Myth of Emotions」「ソードアートオンライン オルタナティブ ガンゲイルオンラインⅡ」「空色ユーティリティ」「誰ソ彼ホテル」「ただいま、おかえり」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ」「ダンジョンの中のひと」「ダンジョン飯」「ダンダダン」「チ。ー地球の運動についてー」「杖の剣のウィストリア」「月が導く異世界道中 第二幕」「妻、小学生になる。」「デート・ア・ライブⅤ」「デリコズ・ナーサリー」「天穂のサクナヒメ」「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」「転生したらスライムだった件(第3期)」「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」「凍牌~裏レート麻雀闘牌録~」「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」「となりの妖怪さん」〔殿と犬~わんわん!~〕「トリリオンゲーム」「嘆きの亡霊は引退したい」「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」「夏目友人帳 漆」「七つの大罪 黙示録の四騎士(第2期)」「菜なれ花なれ」「NieR: Automata Ver1.1a」〔ニートくノ一となぜか同棲はじめました〕「逃げ上手の若君」〔にじよん あにめーしょん2〕「日本へようこそエルフさん。」「ネガポジアングラー」「バーテンダー 神のグラス」「ばいばい、アース」「ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで」「花野井くんと恋の病」「花は咲く、修羅の如く」「ハニーレモンソーダ」「ババンババンバンバンパイア」「BanG Dream! Ave Mujica」「ヴァンパイア男子寮」「響け!ユーフォニアム3」〔百姓貴族 2nd Season〕「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」「ぷにるはかわいいスライム」「BLEACH 千年血戦篇 -相剋譚-」「ブルーアーカイブ The Animation」「ブルーロック VS U-20 JAPAN」「変人のサラダボウル」「忘却バッテリー」「僕の妻は感情がない」「僕のヒーローアカデミア(第7期)」「星降る王国のニナ」「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」「魔王軍最強の魔術師は人間だった」「魔王2099」「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?」「負けヒロインが多すぎる!」「マジック・メイカー~異世界魔法の作り方~」「魔神創造伝ワタル」「魔道具師ダリヤはうつむかない」「魔法科高校の劣等生(第3期)」「魔法使いになれなかった女の子の話」「魔法使いプリキュア!!~MIRAI DAYS~」「真夜中ぱんチ」「無職転生Ⅱ(第2クール)」「村井の恋」「メカウデ」「女神のカフェテラス(第2クール)」「メダリスト」「もめんたりー・リリィ」「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」「Ubel Blatt~ユーベルブラット~」「ゆるキャン△ SEASON3」「妖怪学校の先生はじめました!」「夜桜さんちの大作戦」「夜のクラゲは泳げない」〔齢5000年の装飾ドラゴン、いわれなき邪竜認定〕「ラーメン赤猫」「来世は他人がいい」「ラブライブ!スーパースター!!(第3期)」「らんま1/2」「Re: ゼロから始める異世界生活(第3期)」「リンカイ! -RINKAI!-」「RINGING FATE」「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」「わたしの幸せな結婚(第2期)」「わんだふるぷりきゅあ!」「ワンルーム、日当たり普通、天使つき。」
○今期視聴した劇場アニメ作品(視聴順) 「トラペジウム」「コードギアス 奪還のロゼ」「好きでも嫌いなあまのじゃく」「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」「ぼっち・ざ・ろっく! Re:」「数分間のエールを」「モノノ怪 唐傘」「ぼっち・ざ・ろっく! Re: Re:」「きみの色」「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章」「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!」「ルックバック」「オーバーロード 聖王国編」「BanG Dream! It’s MyGO!!!!! 前編 春の陽だまり、迷い猫」「ふれる。」「がんばっていきまっしょい」「BanG Dream! It’s MyGO!!!!! 後編 うたう、僕らになれるうた & FILM LIVE」「メイクアガール」「先輩はおとこのこ あめのち晴れ」「モノノ怪 火鼠」
<タイトル部門> 技術賞 ‘14「ピンポン The ANIMATION」 ‘15「ブブキ・ブランキ」 ‘16「3月のライオン」 ‘17「正解するカド」 ‘18「はねバド!」 ‘19「映像研には手を出すな!」 ‘20「GREAT PRETENDER」 ‘21「明日ちゃんのセーラー服」 ’22「モブサイコ100 Ⅲ」 ’23「Paradox Live THE ANIMATION」 ’24「ガールズバンドクライ」 「技術とはなんなのだろう」を常に哲学し続ける部門。嘘、適当にその年の気分で決めてる部門。 科学技術ってのは指数関数的に成長速度が伸びるものであり、年寄りはどんどんついていけなくなるくらいに、文字通り日進月歩。人間の想像力が人間を超えている。アニメ業界に限ってもこの傾向は変わらず、CG作画で良し悪しを議論していたのも今や昔。現在は「CGを使うことは前提として、それをいかに活用するか、AI作画とはなんぞや」というレベルでの審議が行われる時代。おかげで私のような素人はもはや最新技術については「なんか知らんけどすごいの出てきましたなぁ」とぼんやり受け止めるしかない。しかして、純然たる技術の話題などろくすっぽ出来ないのである。 「CGスタジオ」と呼ばれる制作会社のテイストはもはや固まった。「BanG Dream! Ave Mujica」で感情描写の新時代を切り拓き続けるサンジゲン、「アイドルマスターシャイニーカラーズ」で劇場クオリティのCGアニメを展開するポリゴン・ピクチュアズなどはお馴染みだが、相変わらずやりたい放題なのは「もめんたりー・リリィ」のGoHands。賛否ある成果なので手放しで褒めるつもりもないが、やはりこの辺りの「先行者」たちが切り開いてきた財産が、今のアニメを作っている(のかもしれない)。もちろんそれ以外のスタジオもどんどんCG作劇のクオリティは上がっており、画面の飾り立て方で特に印象的だったのはJ.C.STAFFが作り上げた「デリコズ・ナーサリー」。あのゴシック調の華美な装飾は手描きアニメの時代ではあり得なかった画面だろう。狙いは違うが印象としては似たような衝撃があったのは「君は冥土様。」こちらを作っているFelixFilmは実は元を正せばサンジゲンからの派生だという。いろんな技術の伸ばし方があるものだ。 また、CG作画についてもはや無視できないところに来ているのは海外作品の猛烈な攻勢。今期日本で放送された中国作品、「時光代理人Ⅱ」と「RINGING FATE」は独自進化を遂げた中国アニメを観るための良いサンプルであった。特に後者は映像的な工夫もふんだんに盛り込まれ、今後の「チャイニメーション」(?)の方向性を示す時代の転換点となるかもしれない。 見逃しがちなところで意外な統制が取れていたのは「甘神さんちの縁結び」。作風のせいもあって映像部分は軽んじられれがちな作品だが、細い線から紡がれる繊細な色使いなど、CGと「漫画絵」の融合度合いが個人的には気に入っている。制作は「このすば」のを引き継いだドライブだ。近しい印象は「ネガポジアングラー」のあの空気感を生み出したNUTにも感じた。背景美術との合わせ方やCGの違和感をうまみに転化する技術は今後あらゆる作品に求められるものであろう。今後のアニメはどこからクリティカルな画面が出てくるか油断ができない時代になるかも。 話題性で言えばENGIが作り上げた「メダリスト」の競技シーンも目を見張るものだった。同じスポーツアニメである「ブルーロック VS. U-20 JAPAN」(制作はエイトビット)と比較して「迫力のある競技の見せ方」について考えてみるのも面白いかもしれない。より劇画的な見せ方にこだわったブルーロックももちろん大好きでしたよ。 その他、古参といえば古参だが独自路線を突っ走るシャフトさんからは「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」もピックアップ。相変わらずといえばそれまでなのだが、20年もの間ひたすら独自技術を磨き続け、進化を止めぬその姿勢には鬼気迫るものを感じる。新時代に何か1つ殻を破った感があるのはサイエンスSARUで、「ダンダダン」のケレン味あふれる画面の見せ方はアニメの楽しさを全力で伝えてくれる素晴らしいものだった。 そして我らが動画工房は手を抜くことができない「【推しの子】」を責任を持って作り上げる。誰だよ2.5次元舞台編が面白くないとか言ってたやつ。最高にイカした素晴らしいアニメーションだったじゃないか。そして同じく古参のA-1 Picturesからは泣く子も黙る「負けヒロインが多すぎる!」が提出される。常にどの画面を見ても愉快がこぼれ落ちてくるという最高の画面構成。大小おりまぜ、各スタジオの今後の覚醒方向がどうなるかを楽しみに待っていよう。 とまぁ、今年度は「スタジオごとの映像技術」にばかり目を向けてみたが、最終的に東映アニメーションに花を持たせたのは贔屓が過ぎるでしょうか。私はそうは思いませんけどね。というわけでこれまでプリキュアやら何やらで着実にCG作画のノウハウを蓄積してきた古豪も古豪の作品、「ガールズバンドクライ」の画面を今年度の総括とさせていただきたい。フルCGによる画面構成に未だ拒否反応があることも承知だが、そろそろアニメ全体で基準線を1つずらしてもいいんじゃないかと思える完成度である。そう、CGヒロインは可愛いのだ。そしてそんな連中が結成したバンドが演奏するライブシーンは最高なのだ。CGだからこそ描ける雑多な都市のゴミゴミした世界、そしてそんな雑踏の中で押しつぶされそうな少女たちの小さな輝き。描きたいものが決まっていれば、道具なんてなんだっていいいんですよ。今日も今日とて、トゲトゲした黒い波動が僕らをざわざわさせてくれるでしょう。
努力賞 ‘14「ばらかもん」 ‘15「デュラララ!×2」 ‘16「魔法少女育成計画」 ‘17「魔法使いの嫁」 ‘18「プラネット・ウィズ」 ‘19「キャロル&チューズデイ」 ‘20「とある科学の超電磁砲T」 ‘21「やくならマグカップも 二番窯」 ’22「うたわれるもの 二人の白皇」 ’23「柚木さんちの四兄弟。」 ’24「メダリスト」 「よく頑張った!」を評するふわふわ部門。選考基準の不明瞭さはダントツだが、要するに「何をもって評価していいか悩むけどとにかく良かったんだよ」賞である。 毎年の定番ラインナップとしては、例えば「原作あるからあんまりアニメ単体では評価しにくいけど、ちゃんとアニメになってたよ」みたいな作品があげられる。今年度でその筆頭は「キン肉マン 完璧超人始祖編」であり、終わり方だけモヤったけど2クールで欲しい要素はほぼ網羅してくれていた。雰囲気を研ぎ澄ませたジャンプアニメで言えば「BLEACH 千年血戦篇」もハイクオリティのアニメ化。根強い人気があるという意味では同じカテゴリなのかもしれない。その流れなら毎度お馴染み「僕のヒーローアカデミア」も入れておかなきゃいけないのかも。毎年選出されてもおかしくないクオリティだものなぁ。 ヒロアカ同様に「シリーズを跨いでいるから単体で評価しづらい」という悩みの作品もいくつかあり、例えば単体でも文句なしで面白かった「【推しの子】」あたりは、間の2期目だけを選んじゃうのもなんか違う気がするので他の部門から外している。もっと長いスパンだと「青の祓魔師」なんかも充分なクオリティだったけどなかなか取り上げるのが難しいのです。「夏目友人帳 漆」も同じ枠かな。良作の安定供給、当たり前のように飲み込んでるけど感謝しないといかんよね。 もう少し軸をずらしてみると、例えば「ATRI -My Dear Moments-」なんかは色々と悩み抜いた末の全力のアニメ化。結果は手放しで褒められるものだけではなかったが、トータルでは充分に良作。「ガンゲイルオンラインⅡ」なんかも長き眠りから覚めた割には新鮮味を感じながら楽しむことができた。そして忘れがちだが「ラブライブ!スーパースター!!(第3期)」だって評価されて然るべき作品だったと思ってますよ。プロジェクトはまだ続いていくんでしょうか。 泥臭い頑張り方で拾っておきたいのは渋いながらも一部で好評を博した「オーイ!とんぼ」。まだまだ意外なところからアニメ化される漫画原作ってのはあるもので。渋いってぇなら去年も色々取り上げたけど「SHY 東京奪還編」も続きが気になりますよね。頑張れ秋田書店やその他諸々の出版。 最後まで拾い方が分からずこの部門で選ぼうか悩んだのが「時光代理人Ⅱ」。面白かったし、話題が尽きない作品だと思うのだが、なかなか日本国内だと取り上げられない現状を少しずつ変えていきたいところ。そして今年度の作品群の中でもほんとに「何をどう取り上げたら良さを拾えるものか……」と頭を抱えたのが「夜のクラゲは泳げない」。いい作品だったのは間違いないのだが、何がと言われると難しい。全てを丸め込んだ結果、「頑張った!」。 というわけでまだまだ頑張った作品がたくさんありそうだが、今年は「原作あり作品から」という流れを引き継ぎ、ここで「メダリスト」を選出させてもらおう。今作の場合は他の部門でも充分受賞権利を持つくらいにはハイクオリティな作品だったので「頑張った!」だけを評価するってのももしかしたら怒られるかもしれないが、それだけオールラウンドに良さがみなぎっていたと解釈していただきたい。全方位に魅力を発信していることに加え、やはり「きっと原作も面白いに違いない」と思わせてくれる盤石な構成が最大の魅力となった。私も2期に向けて、どのように準備をするか考えさせてもらいますよ。
ファンタジー賞 ’14「ログ・ホライズン2」 ‘15「GO! プリンセスプリキュア」 ‘16「フリップフラッパーズ」 ‘17「少女終末旅行」 ‘18「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」 ‘19「ドロヘドロ」 ‘20「モンスター娘のお医者さん」 ‘21「シャドーハウス」 ’22「ヒーラー・ガール」 ’23「葬送のフリーレン」 ’24「烏は主を選ばない」 昨年時点でも色々と「ファンタジーとはなんぞ」という話が出てきた気がするファンタジー部門。まぁ、毎年そんな話をしていて、その結果が上の受賞歴だってんだから全くもって節操のない話だが……結局は「現実とはかけ離れた世界構築」の妙を評価するってことなのだろう。 なろう文化華やかなりし(?)現代、テンプレファンタジーはそこらじゅうに溢れかえっているが、あまりにそれが当たり前になりすぎているせいでかえって真のファンタジーの魅力というものが伝わりにくくなっているきらいはある。まぁ、魅力を発信できないなろう作品が悪いやんけと言われたらそれまでだが、そんな中でもなんとか「俺が世界を作っているんだ!」と気を吐く作品もないわけではない。個人的になろうファンタジーの筆頭に挙げるのは、昨年度は別部門で候補にあげた「異修羅」になるだろうか。ごった煮的な作品世界の混交は常々Magicとの比較で出している魅力部分で、ここまでやりたい放題できるのはよほどそのコンセプトに自信があるからだろうということは感じ取れる。そこから随分スケールダウンはするが、「何かしらファンタジー世界でやりたいことがあるのは伝わる」というもどかしさにつながっているのは「Unnamed Memory」。こんだけとっぴなことをやっているのに平気なツラして進行しやがるし、アニメはその辺で熱心な説明もないので置いてかれてる感が切ないのだが、少なくともテンプレで終わるつもりがないという部分だけは評価できる。もう、なろうはいっそのこと「妃教育から逃げたい私」くらいまで突き進んでもらって、余計な気負いなど無しに「かりあげクン」レベルの日常シュール世界とか展開すればいいんじゃなかろうか。真っ当ななろうフォーマットからの評価だと多分「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」あたりが一番バランスが良かったんじゃないかしら。 「なろうみたいでなろうじゃない」世界では「魔王2099」は割と真正面からファンタジーを調理してやろうという気概が感じられる小品。科学と魔法のハイブリッド世界なんてのはそれこそラノベ文化の黎明期からお馴染みのものだが、それがまた現代的な文脈で紡がれるとどこか新鮮な印象になるから不思議なものだ。気づいたらあさっての方向に飛んでいたが、「全修。」における世界構築も見事なもの。時代に即した新しい「異世界ファンタジー」は、まだ可能性を残しているだろうか。 典型的なファンタジーからずらして、「ちょっとした不思議要素が入った非日常」を考えると、個人的には「いいとこ突いたな」と思ったのは「僕の妻は感情がない」。いや、ファンタジーじゃなくてSFやんけ、という話ではあるが、まぁ、ワンアイディアで話を紡ぐという意味ではファンタジックな手法と言えなくもないし、きちんと設定に責任を持っている部分は好印象。似た路線では「妻、小学生になる」もあり、どんな設定であれ、きちんと話をつくろうという意識ってのは作品に表れるよな、という当たり前のことを再確認させてもらった。 もっとご家庭ファンタジーを伸ばしていくと「きのこいぬ」に辿り着く可能性が。あれはどっちかというと「メルヘン」ですかね。同様にどちらかというとメルヘン寄りで見事に仕事を成し遂げた「死神坊ちゃんと黒メイド」の名前もここで出しておこう。長らくお疲れ様でした。 そして今回最終選考に残ったのは3作品。1つ目は、シーズンの狭間だったためにタイミングが悪くて結局選ぶに至らなかった「ダンジョン飯」。去年はフリーレンとの2択で外してしまったため、今年選んでもなんの問題もなかったのだが、それもなんか違うというので外してしまった。まぁ、後半戦が終わってから改めて評価を出そう。そして意外や意外、この部門で最後まで残したのは「ただいま、おかえり」である。オメガバースのことを「ファンタジー」と見るかどうかで意見は分かれそうだが、少なくとも「現実と異なるエッセンスが鍵となるシナリオ構成」になっているのは間違いないし、それがしっかり効いているからこそ説得力があるという部分では、初めて本格的にこの概念に触れた私にとっては充分ファンタジックでした。そして色々と勉強にもなりました。今後、第2第3のオメガバースアニメが出てきた時には評価基準となるわけだが、結構高いところに一発目が打ち上がっちゃったな、という印象である。 ということで、今年の「世界構築」の最優秀選手には「烏は主を選ばない」を選出させてもらう。これはまぁ、ファンタジーというカテゴリに置くことにそこまで文句はでないでしょう。「人と烏の境が曖昧な世界」という謎設定でしっかりとミステリ部分を構築しており、キャラメイクも説得力があるので解決編のカタルシスが抜群。久しぶりに心底面白いと思える「ミステリアニメ」に出会えた気がしました。また、後半戦では世界そのものの基盤の危うさから後々まで引きずりそうなまとめ方になっており、よりファンタジー的な世界構造の解明が興味を引く状態になっていた。正直、未完の状態では生殺しでしかないのだが、「どうなっちゃうの!?」というドキドキ感は素直に評価対象ととって問題ないだろう。続編は欲しいけど、まぁ、こっから先が面白くなるかどうかは分からんからな。
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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