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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「真・侍伝 YAIBA」 5

 読売の青山剛昌オールベット感すごいな。あ、でもらんまも読売か。サンデーの囲い込みというのが正しいのかもしれない。

 数字だけ確認しておくと、本作の連載は1993年まで、このタイミングでアニメも制作されているという。つまりざっくり30年前の遺物である。ちなみに私は原作も知らなければアニメも見たことがなく、これが純然たる初見。青山剛昌の出世作として存在していることは知っていたが、わざわざ見に行く理由はなかったので触れたことがなかった。そういう意味ではわざわざ触れられる良い機会なのだが……なんで30年前の遺物が掘り返されたのかは1話目だけだとあんまり分からなかった。そりゃま、当時の漫画として人気が出たものなのかもしれないけど……現代に改めてWIT STUDIOの総力をあげてアニメ化する意義はなんなんだろうか。比べるもんではなかろうが、「うる星やつら」ほどの歴史的な意義は感じられないんだが、それは単に俺の知識不足なのかしら。

 アニメとして興味深い点は、意図的にかなり「古臭い絵柄」というか、当時の原作の子供向けギャグ漫画っぽいデザインを踏襲しようとしているところ。WITの制作なのでアクション作画などもとんでもないクオリティになっているし、チャキチャキ入れ替わる賑やかな画面はアニメ化に際しての気合いの表れだと思うので普通に考えれば充分な加点要素なのだけど……なんか、そこまで頑張ってやる内容なのか、というのが不安。これは悪口でもなんでもなく、純粋に作品としては「古い」わけじゃないですか。「現代に甦っても色褪せないなぁ」みたいな恒久的な素晴らしさがあるとは思えず、全体的に「古臭いネタ回しと筋立て」が気になってしまう。

 加えて、今作は時代考証の面倒くささからか、舞台としては現代劇になっている。となると余計に「古さ」が際立つように思えてしまい、画面の「昭和のギャグ漫画」っぽさとの乖離が激しい。まぁ、WITの作風からすると昭和の再現よりもこっちの方が強みが出るという判断も理解できるのだが……なんだかどっちつかずの印象。

 まぁ、言うてもそこまで真剣に品評するような対象ではないと思うのだが、土曜夕方枠で全力作画アニメを放送して、どこまで評価されるかはちょっと気にはなる。これまでコナンしか知らなかったお子さんたちにリーチして認知が広がるならそれでいいのかもしれない。

 
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