最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「この恋で鼻血を止めて」 6 これは点数つけるのに悩む作品……超絶アゲる要素と遠慮なくサゲる要素が同居してるために数字に出しにくいんだが、現時点での印象としては「振り切れれば正義」です。 毎度中国からの輸入アニメを放送してくれるありがたい枠、BSフジのB8ステーション。3月までは「RINGING FATE」を放送してた枠で、さらなる中国原産アニメの登場だ。しかし、「時光代理人」や「RINGING FATE」のようなCGベースの作画じゃないアニメはどうにも評価がムズい。せっかく固まってきたと思っていた「中国アニメの評価軸」がまた大きくブレる。 まずダメな部分からあげてしまおう。そりゃもう作画である。ショボい。断然ショボい。ただ、このショボさも国産アニメとは違った味わいがあるのが悩ましいところ。ベースとなる作画のショボさは、例えば「実験品家族」や「最後の召喚師」あたりが近く、技術力が上がったと思っている中国アニメも、ショボいところはふつーにショボいということが分かって残念なような、ホッとするような。ただ、この「ショボ作画アニメ」でも日本のクソ作画とは微妙に違うのが面白いところで……なんかね、動画の不備については、なんらかのコンピューター技術でもって強引に埋めようとするんですよ。日本製のクソ作画って、もう諦めてる雰囲気が出るじゃないですか。このアニメの場合、明らかに中割り足りてないようなパートでも、なんらかのCG処理(AIとか使ってるかも)でもって強引に「動かして繋ぐ」んですよ。おかげでかえって違和感につながったりもするのだが、しれっと「いや、ちゃんと全編動いてますよね? 完成品ですよ?」みたいな顔してる。これも良し悪しだとは思うのだが、遠慮なく使えるものを使って「臭い消し」してくる手管は周到。なんか、同じようにダメダメな食材を渡されても、調味料とかスパイスで強引に食える味まで持ってきてるような、そんな印象。 でもまぁ、作画はダメなのは間違いなく、普通だったらハイさよならでいいのだが……作品コンセプトがカオスすぎる。なんかもう、楽しくなっちゃった。この感情は……funnyではない気がするがinterestingでもないな。Strangeっていうのが一番あってるのか。Oddかもしれん。とにかくずっと「なんやこれ」がついて回るのだが、訳の分からない展開が妙に気になってしまう。この感覚は「Call star」の時の感覚に近いのかしら? だってさ、出だしからしてタイバニの丸パクリみたいなヒーローバートルTVが始まったと思ったら、そっから平凡すぎるOLの日常に話が移って「オフィスラブでもやるんか?」っていう流れ。そしてそこから「退屈すると死にます」という病を植え付けられたやさぐれOLと、責任取るために必死に貢ごうとするビギナーヒーローの恋愛コメディに突入するとか思わないでしょう。「退屈すると死ぬ」は単体としてはまぁありそうな設定ではあるが、周りのガジェットとの組み合わせがいちいち見たことなくて、「何がどうなるんや、何をしたいんや」ってのが分からずどうしても気になっちゃう。さらに主人公のやさぐれOL・モカの殺伐としたキャラが吹き替えの潘めぐみの好演もあっていい具合に刺さるものになっており、捨て鉢すぎるギャグのテンションも半歩ズレてるみたいで笑ってしまう。中国アニメとの最大のギャップって「なんか笑いの文化が違うよね」っていうところで、それについては「RINGING FATE」でも同根のものを感じていたのだが、本作はその「ズレまくったオフビートギャグ」みたいな部分が徹底しており、ここまで連発されるとだんだんおかしくなってくるのである。 いいぞ、どうせ放送するならこういう訳の分からんものをどんどん紹介してもらった方が異文化交流は捗るってもんだ。まぁ、最後まで観るかどうかは未知数だが……少なくとも2話目を楽しみにしている自分がいるわ。 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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