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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「神統記(テオゴニア)」 4

 これも「マジックメイカー」っていうタイトルで発表されてもおかしくない作品ですね。まぁ、1話目で出来ちゃったけど。

 タイトルからは分かりにくいという意味で珍しく、それだけで若干の差別化が図れていると言えなくもないなろう作品。こういうタイトルでも通ることは通るんやね。まぁ、意味はわからんけど。一応確認すると「Theogonia」とは古代ギリシアの詩人・ヘシオドスの叙事詩だそうです。まぁ、そこだけ分かったとて原典を知らんかったら何をどう引用したいのかも分からないんですけどね。何かしらの壮大なサーガを描こうという意識だけは感じられるような、そうでもないような。

 そうして他のなろうとは多少異なる部分もあるのでアレルギー反応はあまり出てこないのだが、なんというか……良いとか悪いとかじゃなくて、「薄い」。すげぇ真っ当な幕開けではあるんだよ。どっちかというとなろう小説の1話目というよりはジャンプ漫画の連載1回目みたいな印象かな。「ここから何が始まるんだろう」という期待は持たせられているとは思うのだが……アニメの画面が薄い。

 制作は旭プロダクション。これまた可もなく不可もなく印象のスタジオで、監督もあんまり印象はないがかなりのベテラン。つまり古くからのスタジオで古くからの作り方をしたオーソドックスアニメなのである。そこにさらに「どこかオリエンタルで質素なファンタジー世界」という素材が加えられ、なんとも言えない地味さに繋がっている。毛嫌いする理由もないのだが、どこから楽しんだらいいのかのとっかかりさえ掴めない、そんな印象。

 そして、そこに唯一の異物感として挿入されているのが、なろう名産の転生要素。1話目の展開は全部まるっと飲み込めるものなのだが、その中で転生要素だけ浮いてるんだよ。別になくてもいいんだよ。こっから先で転生に関わるあれこれが描かれることになるのだろうが、こいつの前世が現代人だろうがなんだろうが知ったこっちゃないし、おにぎりのくだりとか、突発的に「あ、転生要素入れときますね」みたいにしてなおざりに要素を付加されると「なろう界隈に親戚を人質にでも取られてるんか?」と不安になってしまう。ふつーに「魔法という存在にたまたま目覚めた少年」の話でいいと思うんだけどね。

 まー、1話目から勝手に想像して文句を言ってても始まらない。一応は様子見程度の作品ではあるが……この「薄さ」をどこかで解消できるかなぁ。それにしても今期は花澤シーズンだなぁ。

 
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