最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「宇宙人ムームー」 6 なんも知らんでタイトルだけ見て「ムームーだって猫である」っていうフレーズを思いついてから視聴を開始したらガチで猫だったもんでびっくりした。 世の中にはまだまだ知らない漫画があるもんだなぁ、と感心してしまうアニメ。昨今アニメ化のための原作が足りないなんて騒がれますが、まだまだ探せばいくらでもあるんでしょうね。全く知らないタイトルだったけど、いい具合に刺さりました。もしかしたら今期の「ユルいけどなんか好きになっちゃうギャグ枠」はこれかもしれません。まぁ「猫+宇宙人」の足し算は「カワイスギクライシス」とだいぶ共通してるので、「お前は猫好きなだけちゃうんかい」とは思われるかもしれないが……でも、多分本質的に違うと思いますよ。だって、今作の猫はそこまで可愛くないもの。 制作はOLM。部署の多いスタジオなのでスタッフ名を見てもピンとは来なかったのだが、監督もどうやら地上波作品はこれが初のようなので、先が読めない未知のスタッフではある。でも、1話目のデザインワークは普通に感心したけどな。ギャグアニメのキモであるテンポの良い演出、ヒロインの女の子に合わせてそこまでけばけばしく飾り立てるわけでもないけど、ほどほどにポップな色合いも出しつつ、あまり押し付けがましくないネタ回し。例によって合わない人には空気みたいに扱われちゃいそうだけど、私は「ギャグ」「SF」「青春物語」(あと「科学教育」)のバランスがいい具合にハマりました。 特にSF部分の設定の妙かな。「超文明を持つ宇宙人の、終末戦争の生き残りのアホだけが地球にやってきた」っていう設定は目から鱗の便利設定で、ムームーは地球を馬鹿にできるくらいに圧倒的な技術の断片こそ使いこなすが、その理屈はさっぱりわかっておらず、地球で科学のいろはを勉強し直さなきゃいけない。おかげで、たとえば「食料によるエネルギー摂取の必要すらないエコロジーな生態のくせに、気過熱や摩擦熱すら分からない」というチグハグな設定もOKになっちゃうのだ。これにより、作者側もそこまで高度な知識に限定せずに好き放題教育番組みたいな内容を盛り込むことができる。第1回が電子レンジってのも分かりやすくて良い例で、「仕組みはなんとなく分かってるつもりだけど、実際に何がおこってるか説明しろと言われたら難しいし、自分で作れって言われても絶対無理」という端的なサンプルとして、導入を綺麗に果たしている。まぁ、今後この路線のネタ回しをどれくらい重視するかは分からないが、おっさんになっても子供の心を忘れずに、アニメを見ながら学びを得られたら楽しいではないか。 少なくとも退屈する暇はなかった1話目。今後の展開に期待するには充分だろう。そして中の人のお仕事ぶりも見事なもの。小桜エツコのお仕事、実は久しぶりに聞いた気がするが、声のせいでどこぞのケロン人のイメージになっちゃって面白い。あと小桜さんが「桜子」って呼ぶのもちょっと面白い。桜子役の春海百乃という名前は初見だが、どうやらこれが事実上のデビューみたいな若手らしい。とてもそうとは思えない良きお仕事ぶりでした。最近はほんとに達者な若手が多いよねぇ。 そしてなんと、エンディングがこの2人の歌唱でして……去年から続く「唱」→「マツケンサンバ」のカバー曲エンディングの流れにまさかの「さよなら人類」が追加されるという。こざエツさんが歌う「さよなら人類」、これだけでもみる価値あるよ。アニメーションも可愛くてとても良い。 PR ![]() ![]() |
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