最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
エンディングを担当する「ハコニワリリィ」の「はにわり」の部分、第2話。……人間、語彙力がついてもろくなことないですね……。 1話目の「なんやこれ」という不穏な印象をそのまま維持しているなんとも珍妙な2話目。今回のコンテは八瀬さんということで、前回よりも旧来のシャフト味がやや強く出ている印象がある。やっぱりクセの強い演出の方が脳が「シャフトっぽい」って思っちゃうよね。そういう意味で八瀬さんの演出はやっぱりシャフトに向いてる。背景の実写素材の置き方とかもそうだけど、わざわざ細かいところでシャフ度を演出してくれるのはもしかしたら単なるファンサなのかもしれない。 さて、そんな画面で綴られるのは引き続き倫理観メタメタのアサシンコメディ。1話目はさ、「まぁ出だしで設定を説明しなきゃいけないし、ギャグとして無茶苦茶な設定をここで全部消化しちゃうつもりなんだろうな」くらいに思ってその不条理さを飲み込んだわけだが、なんと2話目でもまだこの世界における「殺人」というファクターに落ちた暗い影は残ったままである。いや、当たり前なんだけどね! 殺人は悪いことなんだけどね! ただ、そこはもう、まともな倫理観で視聴してても100%ギャグに落とし込めるわけもないんだし、なあなあで済ますと思うじゃん。もはや引き返せないところまで裏稼業に手を染めてしまったさとこは、これでいいって割り切ったと思うじゃん。 でもそうじゃない。まずはリターンの大きさを「大金」という分かりやすいご褒美で示し、「何も考えずにこのまま殺し屋を続けてればニートくノ一も余裕やで」という事実をちらつかせる。そしてさとこが何の悩みもなく殺人サポートに回れるようにした上で、今度は逆ベクトルとして「ある程度まともな倫理観を持つ先輩」を引っ張り出してくる。まぁ、このリーダーも聖人君子のごとき清らかな精神を持っているわけではないのだが、何も考えずに「殺したら金がもらえたよ」と喜んでいるさとこを見たら、まー止めたくなるのも理解はできる。「それは汚い金なんだよ」と。「ずっとこんな生活してたらおかしなるやろ」と。 そしてさらに、今度はさとこという便利アイテムを手放したくないこのはによって、「いやいや、稼いでなんぼでしょ。使えるスキルを最大限に使って生計を立てることの何が悪いんだよ」というアサシンマインドにコントロール。まぁ、どう考えてもこっちの主張が倫理的にアウトなのは論を俟たないところだが、リーダーだって元々そういう稼業の斡旋機関の忍びの里にいたわけで、一般人よりは「殺しという稼業」についての理解はある。おかげで最終的には「価値観の違い」という「んなわけないだろ」という結論に丸め込まれてしまうわけだ。 まぁ、このはの理屈が通ってないことなんて別にどうでもいい。要はさとこがそれで納得するかどうかの問題なので、世間一般の尺度に照らし合わせる意味はないのだから。ただ、そうして改めて「再検討してみようか?」という流れを作り、「殺しの是非」を単なるギャグ漫画の一要素に落とし込まずに向き合ったのが意外だったのである。さらにさらにはCパートで殺されちゃった可哀想な追手さんたちについて「彼女らが存命だった頃のキラキラした思い出」なんてものを見せてきやがるので、視聴者目線では「これ、どっちに肩入れして観たらいいんだよ……」と情緒が不安定に。どこまで狙って描いてるんだこれ。 まー、すぐにギャグに落とし込まれるよりもよっぽど不安だけど、その分気になる展開なのは間違いない事実なわけで……これ、放送が終わった時に幸せな気持ちになれるエンディングってあるんだろうか。
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