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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 2、3話くらい飛ばしちゃったんじゃねぇかと思うくらい話に脈絡がない、第3話。最後にシャオ・ユエチンに話が戻ってきたから良かったけど、最初にスタンドが出てきた時に「こんなやつ……いたっけ?」ってだいぶ困惑した。

 まぁ、世界観としてはあくまでも主役は「ヒーロー」であって、ナイス1人の物語になるかどうかも未だ確定はしていないってことだわな。今回はナイスが目指すべき「上」のヒーローを描くことで彼が登るべき道が苦難だらけであることを伝えるお話になっており、トップ10に入るだけでも街1つ巻き込んでの大騒動を引き起こさなきゃいけない。いや、今回は別にナイスのせいではないのだが……この世界におけるヒーローという存在がまだ良く分かってないんだよな。基本的には「ヒロアカ」と同じ感じでいいとは思ってるのだが……。

 なんかふわふわしてんなー、という印象があるのは、多分「トップヒーロー」という存在さっぱり見えてこないせいじゃなかろうか。前回の引きを見て「いや、ナイスがトップヒーローじゃなかったんかい」と思ったし、大人気の彼がベスト10にすら入っていないという。同じような世界観でも、厳然たるトップが最初の最初に提示されていた「ヒロアカ」との違いはそこにある。オールマイトという存在が最初に出てくればこそ、「この世界のヒーローってこういうものなんだな」という理解がすんなりいったが、この世界はそれが見えず、明らかにオールマイトっぽい「スタンド」がようやく出てきたと思ったら、そのスタンドもギリギリ10位だという。そして、そんな10位のスタンドが何故か象徴として巨大石像になっていたり、その実態を探ったら装備品によって強制的に「倒れない」ヒーローを演出させられていたり、内実がなかなか安定しない。シンプルに「強い!」というだけでヒーローを構築していないあたり、今作の曲者っぷりが窺えるんじゃなかろうか。

 かてて加えて、そんなスタンドの引退劇が繰り広げられるにあたり、衝撃の展開としてサプライズヴィラン・マッドウルフが登場し、彼女のモチベがま〜ゆがんでいる。いや、1人の少女の願いとしてギリ理解を示せなくはないのだが、そのために彼女がやらかしたことが街の半壊。いくらなんでも被害がデカすぎてどんだけ純朴な願いだったとしても許容できない。一応、爆弾の設置も人が死なないように計算し尽くしてやってたんだろうか? 単なるお絵描き好きの女子高生にそんな器用な真似ができたとも思えないのだが……やっぱこの世界の人間はヒーローだろうがヴィランだろうが、何かしらの特殊能力を抱えているんでしょうかね。

 ただ、そうして無茶苦茶な筋立てで終始首を捻りっぱなしではあるのだが、やっぱり映像表現が面白いから観ちゃうんだよな。今回も映像のテイストをかき分けることで現在と回想を明確に区別する手法が採用されており、全く違うアニメが2つも3つも混ざり合っているようなカオスな印象。画面が派手になるので観てて退屈はしないんですよ。もうちょいシナリオラインで寄り添ってくれれば忌憚なく楽しめそうなのだが……この辺の感性はお国柄の違いなのかしら?

 
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