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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 むーー、なんか……不穏だ……第3話。どうにも評価に困る作品。面白いかと問われたら、あんまり面白くはなってないのだが……。

 1話目で感じた「要素のごった煮感」は解消されていない。やはりメインキャラたちの決め台詞(口癖?)とかは全然馴染まないし、あまりにも乱発しすぎててほんとに耳障りだ。「女の子わちゃわちゃ作品」なのに肝心のわちゃわちゃが気持ちよくないというのは作品コンセプト的にはだいぶ致命的。映像部分も与えられたモデルを動かすことで満足してしまって大した刺激がないなぁ、というのが2話目までの印象。

 前回ラストの展開で「?! なんか起きたぞ!?」とびっくりはしたんだよ。ただ、そこまでの時点で既に心ここに在らずの状態であんまりまともに見てなかったもんで、改めて要素を回収して感想書かなきゃ、という気にはならなかった。今回はそんな前回からの続きで、メンバーの1人、アズが深掘りされる「解決編」となったわけだ。魔法少女ものは闇と紙一重という概念が定着して久しいが、今作の持つ「暗い部分」はこれまた新規軸というか、「そこ攻めんのかよ」という意外性は確かにあった。

 ただ、果たしてこの「大味な刺激」が最終的にプラスに転じる刺激になっているのかというと……まだ微妙。びっくりもしたし、「何か今までに無いものを見せてやるぜ」という気概が感じられたのは収穫なのだが、その「今までに無いもの」の発想がまだ雑なんだよ。

 今回のテーマは「肥満」。デブのお客さんが来店し、それを引き金に「実はメンバーの中にも隠れデブがいた」というびっくりを持ってきた。これにて「ルッキズム」について、そして「自己肯定」について考えさせられる内容を展開したつもりなのだろうが、このお話で、結局何が伝えたかったのか。

 微妙だった点は、元々依頼主は「自分がデブであること」を根元的な悩みにはしてなかったという点。彼女は確かに体型のことで周りから馬鹿にされたり、誹謗中傷に耐えて生きてはいたが、体質的なものなのでどうしようもないと受け入れていたし、その体型を直接職業へと転化し、ある程度は乗り越えて生きてきた。どちらかというと、全否定でデブの自分を認められずに逃げまくったのはアズの方であり、今回はお客さんの強さにアズが助けられた形になったわけだ。そこでの結論としては「自分らしく生きろ」というありきたりな話がせいぜいで、お客さんの周りを取り囲む差別的な環境の改善などは一切起こらないだろうし、ユイナの言葉でいうなら「悪い奴ら」が何もしっぺ返しをくらっていない。それもそのはず、別に今回の依頼人はそこを主目的にしていないのだから。

 この状態を「解決後」として提示されても、なんかモヤる。まぁ、デリケートな問題なのでどのように振り切ってもどこかしらの反感は買ってしまうネタなのだが……そもそも根本的に「デブは忌むべきものだ」という前提から始まっちゃってるので、大局的に見てハッピーエンドにはなり得ないのよなぁ。まぁ、見習い魔女っ子に与えられる課題と解決なんて、こんなもんか。

 一応、ワンミッションこなしたことで報酬の支払いがあり、クソ蛙の悪辣さは割と早めに露見した。まぁ、終盤で勿体ぶって出てこられるより、早めに「こいつ、結局あかんやつやぞ」という事実を開けてもらう方が見やすくていいので、その辺はむしろ安心かも。今後、この守銭奴(守魔力奴)を乗り越えて、5人で何かしらの決着に至ることがあるんだろうか……13年分放送続けてみる?

 
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