最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
昨日予告した通り(?!)、今日はかもさんの番だ。かもさんはかもさんです。「かもさん学園」は初期の頃は結構聴いてましたので、もうそのイメージが変わることはないと思います。 そしてなんとまぁ、この記事をあげる直前に確認したら、ご本人のTwitterで第3子の出産報告! おめでとうございます! なんかもう、この記事自体がどうでもよくなっちゃった!
・馴れ初め まぁ、既定路線で行きましょう。ここまで1、2ヶ月にわたってお送りしてきた「子役上がり云々」の話がここで中休みに入る感じですかね。私の分類で言うところのいわゆる黄金世代、85年組の1人であり、舞台子役から声優へと真っ直ぐなコースを突き進んでいるかもさん。その出会いは忘れもしない、「フルーツバスケット」の杞紗たんである。当時私はフルバが大好きで、アニメでボロ泣きしてすぐに原作コミックを買い揃えたんですが、その最大のきっかけは草摩杞紗という1人の少女でした。杞紗たん周りのエピソードがほんとにあったかくって、切なくて(はとり周りもボロ泣きしたけど)。そりゃもう杞紗たんをベストオブ幼女にあげるしかない精神状態になっていた(当時の私の記録には、「ベスト小学生・木之本桜、ベスト中学生・草摩杞紗、ベスト女子高生・夕叢霧香」という記述が残っている)。 杞紗を演じていた名塚佳織という儚げボイスの声優はここ一発でインプットされるわけだが、今にして思えば「話せない」ことが特徴のキャラの声優がここまでのインパクトで心に刻まれたというのもとんでもない話である。作品のおかげもあったのかもしれないが、それ以上に杞紗に寄り添い、そのか細い声を振り絞ってくれたかもさんの手腕の確かさのおかげだろう。 その後も少しの間はかもさんといえば「杞紗の声をやってたか細い声の人」という印象があったようななかったような。でも当時からあんまり「子役上がりで癖がある」とかは思ってなかった気がする。それ以前に声の特徴が強くてそれしか気にしてなかったからかな。「声が繊細で、本当に可憐なんだよなー」とか思いながらロリっ子や儚げヒロインをやるのを見守っていたわけだが、デビュー時点で大地丙太郎監督と懇意にしていたこともあり、よくよく考えてみればキャリアの初めの方で「ギャグマンガ日和」に捕まっていたり、最初から強者の貫禄はそこかしこに滲み出てはいたんだよな……声優界きってのアクティブリア充・名塚佳織。その生き様はほんとに我々クソオタクからすると眩しすぎて真正面から見られないくらいですわ。
・良きところ 基本は「可憐さ」でいいと思うんですよ。杞紗たんやってた時点でまだ高校生だったのでギリギリ「リアルロリ」と言えなくもない年齢だったけど、その後もやっぱり独自の「か細さ」みたいな部分を活かしたロリ配役でいい仕事を見せてくれている。世界を変革した妹、ナナリー・ランペルージさんとか、ロリでユリでガチ、美遊・エーデルフェルトさんとか、そういうとこですよね。 しかし、そこにキャリアを乗せていくことで「か細い声」に増改築を重ね、気づけば大小高低太細厚薄濃淡自由自在に。元々「か細さ」は声の硬さに由来していたものだとは思うのだが、年輪を重ねることによってそのまま力強さを増していく様は、実は同年代の沢城みゆきにもつながるモンスター級の勢力拡大図だったような気がする。狙って「細く、高く」できるおかげで二児の母となった今でも余裕でロリっ子に転身できるし、重さを加えて責任ある長官ポジションみたいなところにもすんなり収まる。元々特徴的な声質からスタートしてるから、オリジナリティは最初からフル活用できているところに汎用性も備えたらすなわち無敵ですよね。 あとはまぁ、かもさんといえばそのオールラウンドな活動領域の広さも強みでして。元々舞台から来てるってんで舞台演劇に朗読劇となんでもござれで、趣味で殺陣なんかにも挑める生粋の「演劇人」。この人の信じられないところの1つに、これまでのキャリアで1度たりとも事務所に所属したことがない、っていうステータスがあるんですよ。現在バリバリ第一線で活躍してる声優で、そんな人間ってかもさんくらいじゃないかしら。普通に考えたら色んなところでビハインドがあるはずなんだけど、おそらく1人の人間としての「名塚佳織」が強すぎて、キャスティングする側も彼女を選ばずにはいられないのだ。 クールでタフな85年組の精神を一番如実に表してるのが、多分この人なんです。
・お勧めキャラ3選(いやー、キャリアが長いからなー)
・「フルーツバスケット」より「草摩杞紗」 上で取り上げたとしても、何度でもこの名前だけはあげておくよ。本企画は初代杞紗たんも2代目杞紗たんも最大限の敬意を払っております。ほんとに文字通りに「一声で全部持っていく」をあの時代のあのシーンで成し遂げてしまった時点で、この人はもはや完成していたのよ。
・「瓶詰妖精」より「ちりり」 これもなかなかピックアップされないけど、私は大好きな作品の1つです。とにかく可愛いいから観てほしい。せめてお歌だけでも聴いて欲しい。
・「交響詩篇エウレカセブン」より「エウレカ」 名塚ヒストリーの中でもターニングポイントとなったであろう重要な役。小清水の項でも触れたが、共演で競い合ったのが同年代の三瓶由布子・小清水亜美だったことで絶対にお互い意識し合っていたはず。その結果として蠱毒のはずが全員最強になるという。ちなみにエウレカのせいで私のフェティシズムの1つに「作中でヘアスタイルが変わる女の子」が加わることになったのは秘密。まぁ、髪型どころの騒ぎじゃないが。
・「コードギアス」シリーズより「ナナリー・ランペルージ」 ある意味、この時点ですでに「ラスボス」を経験しているとも言える。ルルーシュがアホになるのはだいたいナナリーが原因だが、それはナナリーのせいではない。ナナリーが世界を傾けるほどの素質をもっているだけなのだ。こうしてみると「声が出せない」だの「目が見えない」だの、かもさんヒロインは何かしらの制限かけられることが多いな。それだけ危うい存在ということか……。
・「ストライクウィッチーズ」シリーズより「リネット・ビショップ」 ある意味世界をひっくり返す声と言えなくもない。世界を救ったのは宮藤芳佳かもしれないが、ヨシカチャンが頑張るためにはおっぱいが必要なのだから。
・「GA 芸術科アートデザインクラス」より「キョージュ(大道雅)」 これはキャスティングが発表された時にちょっとびっくりしたけどね。ナミコさん役が堀江由衣にもびっくりしたけど。トモカネが沢城なのは別にいいや。クール&ミステリアス、声量が直接イメージに影響しないことがよく分かる配役。
・「アマガミ」シリーズより「絢辻詞」 クール&ミステリアス……を通り越してここまで来ちゃった。いや、ミステリ要素なんてないですよ? 名塚さんは裏表のない素敵な人なので。フェティシズム全振りでエロいことも自在だ。
・「ROBOTICS; NOTES」より「神代フラウ」 このキャスティングも衝撃的だったなぁ。シュタゲで知られる化学アドベンチャーシリーズではお馴染みの早口オタクポジションにまさかの起用。フラウの程よいキモさと愛嬌が絶妙な湿度で展開されてとても気持ちが悪くて気持ちがいい。本当になんでもピントが合う。
・「のんのんびより」より「宮内一穂」 責任感まで放棄できるんですよ。この無責任な大人ポジション、時代的には伊藤静あたりに回る仕事な気がするのだが……糸目が似合う。
・「ハイキュー!!」より「清水潔子」 昨日名前をあげたのでね。子役上がりコンビによるマネージャー業を見ていると、「もしかして名塚ボイスというのはとてつもなくエロいのでは?」と思えてきますね。
・「BIRDIE WING -Golf Girls’ Story-」より「ヴィペール」 最後にあげるキャラがこれなのはどうなんだって気もしますけど……イカレて好き勝手やってるかもさんが楽しすぎたのでね。
事務所の所属状況と同様に、今後とも「フリー」な活動を続けていただければ。お母さん頑張って。
・関連リンク集 BIRDIE WING -Golf Girls’ Story- #04 「毒蛇」 ![]()
無題
「かもさん学園」は僕も初期の頃は聞いていました。
名塚さんというと2000年初頭にNHKBSのゴールデンタイムで放送されていた「金曜アニメ館」内で当時「だぁだぁだぁ」で共演されていた三瓶さんと共にブレザー姿で出演されていたのが印象的です。 (因みにMCがふかわりょうさん、週替わりアシスタントに池澤春菜さん・豊口めぐみさん・柚木涼香さんという攻めたキャスティングでした) Re:無題
「だぁだぁだぁ」はねぇ〜、かもさん自身も印象深い作品として取り上げることが多いんですが、残念ながらその当時はまだNHKの子供向けっぽいアニメまでフォローしておらず、その時期のことはあんまり知らんのですよね。悔やまれる(悔やむな)。
![]() |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(04/29)
(04/29)
(04/28)
(04/28)
(04/26)
(04/26)
(04/24)
(04/24)
(04/23)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
最新CM
アーカイブ
|