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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 レコーダーに記録されてたサブタイトルだけ見て「ハァ!? この早さで万策尽きてまた声優出演の特番でお茶濁したんか!?」と思ったのは秘密、第3話。でも、ありそうだよね、こういうの。

 究極の自作自演、我々視聴者が「ゆるキャンと似たような作品だよな……」と思ってることなど百も承知。似たような世界観の似たような作品なら、もういっそ堂々と重ね合わせてしまえという開き直りはむしろ清々しい。手塚治虫の昔から漫画のクロスオーバーなんて定番中の定番なのだから、臆面もなくぬけぬけと自作を重ね合わせてしまえばいいのである。まぁ、この作品世界がゆるキャン世界線とどういう関係なのかははっきりはしていないわけだが……「ゆるキャンのコミックが存在し、そのアニメが放送される直前」という事象と「ふつーにしまリンたちが生活している山梨」というのは矛盾する事象な気がするが、まぁ、そこは単なるファンサなので素直に喜んでおこうじゃないか。ちなみに私は大垣が出てきたところで初めて「おるんかい!」ということに気がついたので、視聴後に「あれ? しまリンどこにいたんだ?」と思ってもう1回見直しました。なんでこいつら広範囲に散り散りになってんだよ。

 まぁ、ゆるキャンファンには嬉しいサービスではあるが、単に「キャラが出てきたよ」だけじゃなくて「ゆるキャンの聖地巡礼を作者本人がもっかいやるよ」というのがとんでもない発想。これ、1回の取材でまとめた素材で2本分の漫画が作れてるんだからめっちゃコスパいいよな。しかも「実際のしまリンハウスや各務原家は存在しません、地元の住民に迷惑がかからないようにマナーを守って巡礼しましょう」というワーニングの役割も果たしているので一石二鳥。そんできっちり「あぁ、ゆるキャンのあのシーンの」ということを想起させる映像になってるのが偉いんだよな。ぶっちゃけ、ゆるキャンなんてキャンプして回ってるだけだから毎回似たような景色、似たような展開になってるはずなのに、今回のツアーを見てるとちゃんと「あぁ、あの時のやつか」って思い出せるんだよ。まー、風景が完全にトレスされてるおかげで分かりやすいってのもあるだろうけど。

 そう、背景素材なんですよ。今作はエイトビットから分かれた新興の分社だってのは新番チェックでも触れたことなんだけど、新興スタジオとは思えないくらい画作りがちゃんとしてる。「ゆるキャン」にしろ「ヤマノススメ」にしろ、風景描写が見せ場の作品って実写取り込みからの処理が甘いとどうしてもアニメキャラとのギャップが出て「浮いてる」感じになってしまうじゃないですか。本作の場合はそうした「浮き」加減すらもネタというか、味わいとして取り込んでいるかのような綺麗なまとまりになっていて、一番見せたい「風景」がちゃんと切り取れてるんですよ。最後に行った展望台のシーンとか、劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデンかよ、って思いましたもんね。

 画面が綺麗でなんとなく見てるだけでも満たされるアニメ、これって、もしかして久しぶりに我々が待ち望んでいた「きららアニメ」のイデアが表れているのでは?

 
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