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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 サトリナだぁ! 好きだ! 結婚してくれ!

 私は声優ガチ恋勢とかにはならないように細心の注意を払っているんですが(?)、唯一「結婚してくれ!」と思ったのが佐藤利奈その人です。ここまでの文章でキモいと思った人はそっ閉じしましょう。今回はキモさがマシマシです。そう、何を隠そう私はサトリナボイス大好きオタク。そして数多の声優の中で人柄に一番惹かれたのはサトリナで、私の「結婚したい声優ランキング」不動の1位なのだ。いや、既婚者だけどさ。いいじゃんそういうのは。ちなみに序列をつける意味はあまりないが、私が純粋に「好きな声優をあげろ」と言われた時にあげるトップファイブのうち1人がサトリナである。うえしゃまの項で言及した「5本の指」のうち1本はサトリナでした。ということで、2柱の神、うえしゃま、サトリナで4本埋まりました。残る1人は……この先、割とすぐ登場します。

 




 

・馴れ初め

 サトリナとの馴れ初めはざっくりした時代区分でしか認識していないのだが、Wikiの年表で確認すると「マリア様がみてる」の蔦子さんということになるのかな? でも蔦子さんから入ったっていうイメージはあんまり無いんだよな。流石に「マリ見て」は中心となる面々が強すぎて、サブのポジションの写真部員はそこまで印象が強くなかった。

 その後「ネギま!」のネギ役で主役に抜擢されているのが、はっきりと「インパクト」があったのは実はそこでもなくて、同時期に放送を開始した「大魔法峠」のラジオである。まぁ、ネギとの2面作戦かな。どっちも魔法使いだし(?!)。

 知らない人のためにいくつか補足をしていくと、まず「大魔法峠」はトンチキ魔法少女漫画を原作としたOVA作品で、監督はあの水島努。彼はこれの前に同じくジェネオン主体で制作された「撲殺天使ドクロちゃん」でも監督を務めている。また、さらにこの前には「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」があり、プロデューサーのUPLIFTらはこれらをまとめて「インチキ魔法少女三部作」と括ったりもしている。これらの作品の共通点はOVA作品にも関わらずメインキャストによるアニラジが放送されていたことで、「小麦ちゃん」の桃井はるこ、「ドクロちゃん」の千葉紗子が川瀬Pらと共にしばらく番組を盛り上げた。なにしろオタクの伝道師として高い素養を持つ桃井、鉄の心臓を持つ太々しいキャラの千葉と続いたもんで、毒気の強い作品性とも相まってラジオがとても楽しかった(千葉紗子はこのラジオの放送時に結婚しており、翌週の放送での反響を受け「たまには慣れないこともしてみるもんですね」と鼻で笑ってみせた)。

 とまぁ、そんな先輩たちの流れがありつつ、3作目となる(水島努テイスト100%の)「大魔法峠」で主役の田中ぷにえに抜擢されたのがデビュー間もない佐藤利奈その人であった。桃井・千葉と比べたらラジオのノウハウもよく分かんないし、何かアクの強い武器を持っているわけでもない。擦れっからしたリスナーや無茶振りするセクハラ上司みたいな川瀬・伊平の両プロデューサーとの絡みもなかなかにハードルが高く、その末につけられたあだ名は「弱い生き物」佐藤利奈。ひどいいじめにすら見えてきそうだが、この地獄のような状態でも……サトリナは全くの凪でスイスイと荒波を乗り越えた。そのあまりに異次元の「穏やかさ」に、そりゃもうキュンとしてしまうのである。

 おそらく、声優事情をかじったことがあるオタクにアンケートを取れば、サトリナのイメージとしては「穏やか」「優しい」などのイメージがぽんぽん出てくるだろう。私だってそう思う。そして、声優界広しと言えど、この印象で何十年もまかり通っている人間なんてそうそういない。だいたいの声優ってのはどこかに尖ったキャラを持ち、ラジオなんていじりいじられの関係性でどこかしらに傷をつけながらのし上がっていくものだ。しかし、サトリナはそれがない。穏やかな笑みを絶やさず、どんなに荒ぶる相方でもクルクル回す。そんな素養が、すでにデビュー直後の「弱い生き物」の状態から始まっていたのだ。そりゃぁ「結婚してくれ!」になるのもしょうがないじゃないですか。彼女と結婚して唯一困ることなんて、家庭料理に決してカレーが出てこないことくらいですよ。

 

 

・良きところ

 上の項目であらかた語ってしまったが、サトリナの最大の個性はその穏やかさ、優しさである。似たような「善性」を持ち味にした声優はもちろんいることはいる。これまでこの企画で登場した人物だと例えば加隈亜衣あたりは近いカテゴリに入りそうだが、クマちゃんですら時折見せるギラリとした刃がサトリナには無い。相手を殺すなら真綿で、コットン100%でギリギリと締め殺してくれるに違いない。

 この穏やかな人柄は当然声にも出るわけで、彼女が担当したキャラクターの優しさ、癒しパワー、そして母性などなどのステータスは常にメーターを振り切る。人類の夢はサトリナの胸に抱かれて死ぬことだと、古代インドの経典ヴェーダにも記されている。全力で甘やかしにかかった時のサトリナボイスに太刀打ちできるものなど、現代声優業界には存在しない。

 もちろんそんな一芸だけで渡り歩いているはずもなく、声の高低をそこまでいじらないにも関わらず、はっきりと性格の違うサトリナボイスが繰り出されることで哀れな羊たちはカウンターを叩きつけられる。ネギに代表されるショタ役でも無限の滋味が得られるだろうし、どこぞのビリビリ中学生も永遠のヒロインであり続けている。そして近年はさらなる母性を高めて役の幅はさらに広がり続けている。

 あらゆる意味で、サトリナに殺されたいと思いながら日々を生きている。かつての「弱い生き物」は、間違いなく食物連鎖の頂点に君臨しているのだ。

 

 

・お勧めキャラ3選(2以上は全部「たくさん」です)

 

・「魔法先生ネギま!」シリーズより「ネギ・スプリングフィールド」

 まぁ、やっぱりスタート地点はここでしょうかね。キャリアの最序盤にショタから入っていることで、その後の芸幅が一気に広がった感があって感謝しているし、いろんな無茶が詰め込まれたプロジェクトの旗振り役を任されたことで業界的にも大きく躍進できたポジション。ネギのクソがつくほどの真面目さとサトリナの生き様はとても相性が良い。

 

・「みなみけ」シリーズより「南春香」

 サトリナの姉性伝説の幕開け。当時は「デビューからそこまで経ってない若手でハルカ役いけるか?」とか思ってたりもしたが、想像以上のものだった。

 

・「夏目友人帳」シリーズより「多軌透」

 多軌ちゃんの距離感も良いよね。貴重なヒロインだけどことさらに関係性を見せびらかしたりしない、ほどよい「友人」関係。この普通さもサトリナボイスの力です。クラスメイトにいてくれると学校が楽しくなる。

 

・「アマガミ」シリーズより「棚町薫」

 より距離を近づけてメインヒロインにしてみたクラスメイトタイプのサトリナ。学校に行くのが楽しくなるだろうし、家に呼んで一緒にゲームとかしたい。隣にいてくれるタイプなもんだから、オタクは余計な妄信を抱えてしまうんだ。

 

・「青の祓魔師」シリーズより「霧隠シュラ」

 基本的に時系列順に並べてるのに、最近のキャラ(?)がこんなところに。サトリナの持ち味の1つに「おっぱいが大きい」というのもあります(???)。シュラのサバサバした造形と蓮っ葉な態度、ありえんくらいのセックスアピールで役満。

 

・「よんでますよ、アザゼルさん。」シリーズより「佐隈りん子」

 「大魔法峠」で水島努と繋がってしまったために生み出された闇のサトリナの傑作。普段温厚で真面目な人に乱痴気騒ぎをさせる背徳感はたまらないものがあります。努は全部わかっててやってます。

 

・「げんしけん 二代目」より「春日部咲」

 ほら、オタクに優しすぎる。こういうキャラを! 徒に作ってしまうから! オタクはどんどん不幸になっていく!!!(激怒)

 

・「のんのんびより」シリーズより「加賀山楓」

 駄菓子屋。ダウナー系サトリナの良いところを。口も悪いし態度も悪いのに作中で一番優しいというこのギャップがたまらない。ねえねえ役の名塚佳織とのギャップも味わい。

 

・「幸腹グラフィティ」より「町子リョウ」

 サトリナの姉性の1つの到達点。サトリナの手料理が食べたい人生だった。つくるー、たべるー

 

・「六花の勇者」より「モーラ」

 モーラおばちゃんほんと可哀想。でもこのカタブツ感とか、多分悪い人じゃないんやろな感が「弱い生き物」の名残として滲み出るのが素敵。「強気なキャラでも柔軟剤」佐藤利奈でございます。

 

・「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」より「川尻早人」

 ショタリナのゴール地点。「異次元の能力バトルでもなんとかなる」というスゴみを感じる。

 

・「ようこそ実力至上主義の教室へ」シリーズより「茶柱佐枝」

 どうしても「教師声」のようである。無茶苦茶なルールを説明されても「まぁ、サトリナが言ってるんだからしょうがないかぁ」ってなる(ならない)。

 

・「すのはら荘の管理人さん」より「春原彩花」

 サトリナの母性の1つの到達点。そしておっぱい限界点。生きるASMR

 

・「王様ランキング」より「ヒリング」

 一面的な「母性」は極限に到達したものの、「母性」にはまだまだ様々な側面がある。胎内回帰をめざそう。

 

・「アキバ冥土戦争」より「万年嵐子」

 近年ではあまり類を見ない突然変異的イレギュラーサトリナ。「骨ある限り榮あれ」の頃を思い出すと、もしかしたら(サトリナいじりの)原点回帰なのかもしれない。

 

・「とある科学の超電磁砲」シリーズより「御坂美琴」

 今後とも、サトリナには学園都市を支え続けていってほしいですね。みっことの最強ママともコンビは永遠のスールなのです。

 

 結婚してくれ(結論)。

 

 

・関連リンク集

新番チェック・とある科学の超電磁砲

アマガミSS 第5話 「アクユウ」

「佐藤利奈のあの空で逢いましょう♪F」が放送200回を突破

よんでますよ、アザゼルさん。 第3話 「漢達の革命」

番組感想・みなみけ ただいま

げんしけん二代目 第11話「いい最終回だった」

新番チェック・幸腹グラフィティ

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第25話

番組感想・すのはら荘の管理人さん

番組感想・逆転裁判 Season2

新番チェック・BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-

 

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