最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
引き続き白昼夢、第5話。九龍自体に懐かしさはないが、「スイカ」「金魚」とか、全部日本の「夏」につながるモチーフなのがこの眩むような光景の成立に寄与しているのかもしれない。 工藤の意味深な発言が多く、鯨井さんはなんとか正面から向き合おうといちいち判断を迫られる。ただまぁ、「きちんと向き合いたい」と思ってるなら工藤が教えるって言った時に全部聞いて欲しかったもんだけども……あらゆる事象が「こうかもしれない」という宙ぶらりんの状態で日常が進行していくため、鯨井さん目線だと確定事象が何一つ無く、明日にでも世界が空中分解してしまいそうな、そんな危うさと戦わなければいけないのがしんどいところ。 今回フィーチャーされたのは、そんな鯨井さんの頼りになる親友・ヨウメイ。よくよく考えれば彼女との付き合いもいつからなのか分からなかったり不安な部分はあるのだが、少なくともヨウメイは悪意のある人物ではなさそうだし、頼りにしてもいい人物なのだろう。しかし、そんなヨウメイ自身も不安定で揺さぶられてしまうあたりが九龍なわけで……でもまぁ、まだ悩みとしては軽い方なのかな。鯨井さんは鯨井Bという「自身」の幻影にとらわれているが、ヨウメイのお悩みはどうやら母親との関係性。むりやり「クローン」というテーマと結びつけるなら、両親というものは自身の遺伝子の半分に相当するわけで、人類が皆生まれながらに抱えている「半クローン」と言えなくもない存在だ(まぁ、それを言い出したら親族はみんなクローンになってしまうが)。そんな「すでにある自分の半身」によって生き方を定義されてしまうヨウメイ。そのことが彼女の人生を長らく規定し続けている。 でもまぁ、小難しい話を抜きにすれば、今のところ「ありがちな親子関係の話」なんだけどね。一応親元から飛び出して自活するという選択はすでに完了しているわけで、未だ折に触れて有名人の母親の影に悩まされることもあるにはあるが、一度振り切った過去なのであれば、まだ鯨井さんよりかは傷は軽い。そして鯨井さんにヨウメイがいるように、ヨウメイにも鯨井さんがいるのである。過去を捨てた女と過去が無い女。妙な関係性だが、今のところはうまくいってるんじゃないかしら。 そんな鯨井さんは少しずつ鯨井Bの足取りを追っていく。部屋で見つけた日本の小説、そしてダイヤの指輪。ヨウメイが「偽物の光」と言って好んでいたジルコニアと違い、「ダイヤ」は間違いなく「本物」を示唆するアイテムである。確実に残る「本物」の痕跡。そして何故か文字化けして追えない小説の続き。この世界はどうやら、鯨井さんの周りだけで何かが起こっているわけではなく、古本まで含めて世界の全てがどこかで歪んでいるということ。工藤は何を知っているのだろう。そして蛇沼院長は? まだまだ解決は遠そうだな。 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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