最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
なんて美味しそうなクロックムッシュ、第5話。今回は実写演出も多めでだいぶ昔ながらのシャフト風味を感じましたね。4:3の画角の昔風作画のクオリティが高すぎる。 もう、ほんとになんなんだこのアニメ(定期)。ほんとにさ、我々の情緒をどうしたいの? ギャグアニメなんだよね? 確かにギャグだよ、面白いよ。でも毎回めっちゃ後味悪いの。いや、悪いってのも違うけども……「えっ、これ、笑っていいやつだったっけ?」って最後不安になって終わんの。こえぇよ。毎回倫理観をぐらんぐらんに揺らして何を考えさせたいの? 道徳の授業なの? これまでのお話では主に「人を殺すということ」を考えさせられ、まともな倫理観を持たないこのはと、それに振り回されていいように死体遺棄の手伝いをさせられながら、どうしようもない依存関係から抜け出せないさとこの悲哀を描いていたが(?)、今回はそこに新たなる恋の鞘当て(??)、ロボ子が追加された。普通に考えたらロボとの入れ替わりなんてのは鉄板のギャグ進行だし、このはが入れ替わりに全く気づかずにロボを重用する様子なんてのも「まったく絆がないのだなぁ」と笑い飛ばして終わりのはず。実際、さとこサイドはショックこそ受けていたが、最終的にはそうして「まったくこのはさんてばァ」ちゃんちゃん、で終わらそうとしていた。 しかし、アニメの演出はそうはなっていない。よりにもよって、今期は健気なロボット女子が奮戦する「アポカリプスホテル」と同時の放送。我々は「人を思い続けるロボット」に対して非常に免疫が低下した状態だ。そんな中、ただただ従順にこのはに従い、尽くし続けたロボ子にどんどん味方したくなるのは致し方ない流れである。というか、普通に考えてポンコツさとこ本人よりも優秀なロボを雇いたくなるのは自然な流れ。ちょっと電気代がかかることなんて大した問題じゃないし、制作者のマリンも別にロボを譲渡することにさしたる抵抗もない様子。それならもう、最強ロボがこのはのサポートに付き、さとこを多少なりとも人間扱いしてくれるマリンの方にさとこがついた方が世界は平和なのである。トータルで「さとことこのは、一切くっつく必要ないよね」が結論になるはずなのだ。一応、百合的脳みそは多少そんな展開を拒否はしてみるものの、そもそもこのは自身がロボとさとこの区別がつかないくらいに薄情な奴だし、もはやさとこがこだわる必要はないはずなのである。 それでもさとこはこのはの下に戻ることに執着した。おそらくマリンとの生活の方がQOLは上がっているにも関わらずだ。それはおそらく、最初に拾ってくれたこのはに対する恩義と一種のインプリンティング、そしてこのはを取られてしまったという嫉妬心からくるものだろう。言ってしまえば割と独りよがりで子供っぽい独占欲。少なくとも今回の話だけをみると、あんまりさとこに肩入れする理由はなくなってしまうのである。そんな状態で、ロボ子はさとこによって「殺されて」しまう。さぁ、視聴者はこの状況をどう考えればいいのか。 タチが悪いのは、そんな状況でもこのはは受け入れて、形の上ではさとこと元鞘になったという結末だ。これで愛着が湧いたロボを殺された恨みでこのはがちょっとでも怒り狂う様子を見せれくれれば「オチ」として清算もできただろうに、このはは「愛するものを殺された」ショックをごくりと飲み込み、次善の「正しい判断」を受け入れる。ロボ子はもはやいないのだから、そうなればサポートについてくれるのはさとこしかいない。だからそのさとこを受け入れて、何事もなかったかのように自分の間違いを認めた。この合理的判断が、このはの本当に恐ろしいところだ。私としては最後の最後まで、この子に理解が及ぶかどうかがとても怖いし、それだけにこの先の展開が気になってしょうがない。 果たして、ロボにだけ話したこのはの事情を、さとこは聞くことができるのだろうか。……できない気がすんなぁ。あ、マリンちゃんは良いキャラでしたね。汚ねぇセリコボイスがたまんねぇこの感覚、「上野さんは不器用」以来ですね。 PR ![]() ![]() |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(05/11)
(05/10)
(05/09)
(05/08)
(05/08)
(05/07)
(05/06)
(05/05)
(05/05)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|