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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 展開についていけてません(正直)、第6話。なんなんでしょうねこのアニメ。いや、やりたいことは分かるんだが……どうにも評価に困る。

 面白いか面白くないかと聞かれたら、多分面白くはない。表面的に漂ってる変な匂いに未だに慣れていないのが最大の原因だが、なんだか薄ら寒いテンション芸をひたすら塗り重ねられている感じで、会話は終始上滑りしている。ちょっとずつ人間関係が構築されてチーム内での対話に少しは噛み合いが感じられるようにはなってきているものの、それがまだ面白みにつながっていない状態だ。映像についてもCGの悪い部分が先に目につき、特にライブシーンはどうにもそそられない。まぁ、これは楽曲も含めてアイドルとしての方向性が単に性に合わないだけという可能性もあるか。基本がバカを押し出した「キャッチーで楽しいでしょ」路線なので、あたしゃあんまり求めてない文化である。まぁ、駆け出しのアイドルグループってこんなもんだと言われたらそうなのかもしれないので、その辺を「リアル」と言えばそうなのかもしれない。

 そうして惹かれる部分はほとんど無いとは思っているのだが、今週も引きは強いんだ。引きってのは当然ラストCパートのたった一言のことで、この「はぁ?」という感覚は3話でも展開された手っ取り早くて確実な話題性の種。悔しいがやはりこういうことをされると気になるのは事実である。いわゆる「フリオチ」としてもよくできており、今回は当然まだ「お当番回」が回ってきてないメンバーを中心とした話になるだろうというのは視聴者側も想像していることであり、主人公のユイナを除けば当てはまるのはチョコとキョウカの2択。そしてキョウカのお嬢様っぷりを積み重ね、彼女の悩みに触れることで「今回はキョウカのお当番回になるのだな」と思わせておいてのラストである。ブラックジャック(袋状のものに砂などを詰め込んだ凶器)でぶん殴られるような、お手軽な衝撃が楽しめる。こうして「フリオチ」の配置を考えれば、普段の薄ら寒い会話ベースにしても「ひっくり返す前の下準備」なわけで、意味があると思えば文句も言いづらい。

 また、こうした「とにかく露悪的で強烈な引き」というのは、すげぇ雑に括れば「Ave Mujica」と同種のものだとも考えらる。在りし日のモーティスショックとか、絶対量は違えどショックの種類は通底するものがあるだろう。その上で、今作の「オチ」がなんかイヤな味が強くてどうにも受け入れ難いのは、はてさてどういう理由なのか。

 まー、普段の積み重ねかなー、とは思うけどね。「落とすためのガワ」の作りがちゃちくて、ギャップを出したいにしてもインスタントすぎるというのが悪印象の原因かな。どこか依って立つところがないと初めの一歩すら踏み出せないわけで、今作は6話目となる現段階でも、まだベースが掴みきれてないのである。ネタに振り切る展開勝負ってのは、実にハイリスクでハイリターンなものだ。

 でもまぁ、ネガティブな言葉を並べてはいるが、「気になった」という事実は覆しようがないし、似たようなフリオチで2回もガツンとやられたのは悔しいがちょっと楽しくもある。どうしても気になるのは、「このままの展開だと同じくらいのインパクトの最終決戦がユイナメインでも待ち構えてないと落としようがないよな……」という部分なのだが、なんとかなりますかね。誰かと小豆島に愛の逃避行する?

 
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