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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 シカコ。シカコについても割と初期の段階でシカコだったような気もするが、まぁ、使いやすかったのだろう。こうして自分のパーソナリティから名付けをさせてくれるとキャラが掴みやすくて良いね。この人も、またちょっと変わった経歴の持ち主である。

 

 




・馴れ初め

 正確に覚えてるわけじゃないが、まぁ「ラブライブ!」だろう。当時はまだ「アイドルもの」というジャンルにいくらか懐疑的だった私。単純にアイマスとの接点がほとんどなかったこと、そしてニチアサの「アイカツ」ジャンルが一応試しに視聴はしてみたがあまり肌に合わなかったことが原因だったので、ラブライブを皮切りに爆増するアイドルアニメの流れはまだ無かった時代の話ではあるが。

 そんな「ラブライブ」を、私はまだ恐る恐る観ている状態だったわけだが、ハイクオリティなアニメと京極監督の頑張りのおかげで少しずつガードを緩めていく。3話時点で割と受け入れてた感があり、そこからのメンバー集めはそれなりに楽しく観ていたはず。そして、9人集まったメンバーの中で一番のお気に入りだったのが、お米大好きJKのかよちんだった。ちなみに2期に入って最強の伏兵である東條希がのし上がってくるまでは私の中ではかよちん一強のチームであり、初めて聞くシカコの声はこの時点ですでに及第点を超えていたはず。まだ本格的に声優業を始めて間もない新人としてはなかなかの快挙。

 ちなみにこんなとこ読んでる人間で知らない人は少なかろうが、一応確認しておくとシカコは元々グラビアアイドルである。いわゆるあんなかっこやそんなかっこが合法的に拝める貴重な声優さんだったのだが、なんか最近は若い子がバシバシ際どい写真集とか出すようになっちゃったもんで、シカコの特異性はだいぶ薄まってしまっている気もするが、若い声優ファンは恵まれているといえるのか否か。ちなみにさらに遡ってもっと先輩には柚木涼香というレジェンドも存在するのだが、声優の人生も色々とあるもんだ。

 閑話休題、とにかくかよちん役で出てきた「なんか面白い声の若手」久保ユリカだったが、なんと全く同時期に放送された「琴浦さん」でもレギュラーを張っており、こちらで担当した森谷さんというキャラがかよちんとは真逆というか、毎度お馴染み「これ同じ人の声なん?」キャラだったことは多分かなりの加点要素になっていたと思う。何度も書いているが、やっぱり声優ファンのシンプルな楽しさって「こんな声出せるの?!」にあるのでね。事実上のデビュー役みたいな時点で器用さを見せつけたシカコに注目しないわけにはいかなかったんですよ。

 

 

 

・良きところ

 そうした出会いの後もラブライブの活動を中心としながら、グループの中では確実に「声優として」生き残っていったシカコ。まぁ、マキとか希の中の人のスキルと比べたら、そりゃ生き残って然るべきだとは思いますけどね。それでも、ラブライブからブシロード系の流れを強めた三森・徳井・南條あたりとは全く別枠でタフに生き抜くシカコの仕事ぶりは、やはり単体で評価に値するものだとは思いますよね。 

彼女の強みは上述の通りにピーキーなレンジの広さ。ぶっちゃけ、「シカコと言ったらこれ!」みたいな特定のイメージってのはあんまりないと思うんだよね。そのくせ、私の中でシカコの印象って割と「変な声声優」の方に寄っている。「声に充分な特徴があるくせに、キャライメージを1つに固めていない」っていう事実は、そのまま長所と言えるんじゃなかろうか。

 たまたま現在進行形で「高峰さん」が放送されているので変な言い方になるが、シカコってあんまり主演のイメージがないんですよ。それこそ高峰さんが事実上の初主演みたいなもんだし。そのくせメイン級の役はしっかり離さずに毎年獲得しており、傍にいるのに決して埋もれないだけの存在感を発揮できる。よく現代声優業界への揶揄として「いつ見てもおんなじやつばっかやな!」みたいな文句があり、大なり小なりそれは事実ではあるとも思うのだが、シカコみたいなスタンスの「いい具合の」役者にもしっかりフォーカスを当てることができれば、ちゃんと業界の広がりも見えるんじゃないかと思うんですよね。もちろん、本人はてっぺんとることを虎視眈々と狙ってるでしょうけどね(鹿の子だけに!)

 

 

 

・お勧めキャラ3選(ブログ内での言及は少ないので3つくらいで収まりそう)

 

・「ラブライブ!」より「小泉花陽」

 かよちん無くしてシカコ無し。メンバーの中でもダントツで「アニメ声」に合わせた嘘くさいキャラ設定のはずなのに、中の人が上手かったせいで何故か存在感が一番安定していたという。あとラブライブというステージショーがメインのコンテンツだと、やっぱり人前で見られてきた前職の強みが活きるなぁ、とは思いますよね。

 

・「ダンまち」シリーズより「ロキ」

 シカコの名前の通り、彼女の大切なオリジンである「関西人」というステータス。関西弁キャラに印象的なのが多いんですよね。こちらは神様だけど何故か関西弁、糸目で軽薄というあまりにもステロタイプなキャラ(男だったら99%遊佐浩二)だが、どこかに誠実さも見え隠れするバランスが良い。ちなみにシカコは「つぐもも」でも関西弁の神様を担当している。

 

・「ようこそ実力至上主義の教室へ」より「櫛田桔梗」

 ようじつはあんまりフォローしてないが、櫛田の存在感だけは別。ある意味でかよちんとおんなじようなとこから声が出ている「萌えキャラ」だが、一度その仮面を剥がした時に出てくる悪辣な本性、そして転じた際の声の使い分けがいかにもなお仕事ぶり。仮面を暴かれた後もずっと「櫛田」のキャラを通しているシーンの薄寒さとかが滲み出るところが良い。

 

・「少女終末旅行」より「ユーリ」

 貴重なメインヒロインだが、果たしてメインで何やってたんだ。スコンと抜けるアホっぽさと、だからとて捨ておけない愛嬌・もの寂しさ。そんな具合がいい終末。

 

・「ミュークルドリーミー」シリーズより「ぺこ」

 ぺこはんは男前やからな。関西弁+動物キャラというシカコイズム溢れるハイブリッド構造。彩沙との漫才はそれだけで心温まる光景。

 

・「しかのこのこのここしたんたん」より「猫山田根子」

 流石にこのアニメにシカコが出てこなかったら嘘だろ、と思ってたのでちゃんとレギュラーにいてくれて安心した、という話。シカコだけでも充分強烈なのに、まさかのめめに全部持ってかれる展開。

 

・「青春ブタ野郎」シリーズより「梓川花楓/かえで」

 現時点でシカコが成し遂げてくれた最大の功績はかえでちゃんだろう。シンプルな「妹キャラ」ではあるのだが、彼女の精神性をしっかり捉え切るのはほんとにほんとに難産だったんじゃなかろうか(事実上の2役だしな)。彼女のおかげで劇場作品1本が傑作となった。

 

 

 僕としては「魔法のツー」の活躍がもっと見たいので、異修羅の3期が待ち遠しいですよ。

 

 

・関連リンク集

番組感想・琴浦さん

番組感想・ラブライブ!

新番チェック・少女終末旅行

ミュークルドリーミー 第4話「もう一人のドリーミーメイト?」

○映画「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」

 

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