忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[11358] [11357] [11356] [11355] [11354] [11353]

「九龍ジェネリックロマンス」 6→5

 時間の関係で最終話感想とこみこみで。ぶっちゃけサボりではあるのだが、まぁ、今作はこれでいいやという気もしている。

 基本的に、今作の最大の誘致要因はシナリオラインの謎だったと思っている。ジリジリと続く幻想的な風景の中、いったい何が起こっているのか、どのような結末に辿り着くのか。それが分からないからこそ、毎回あーでもないこーでもないと妄想を膨らませて、その実態を追うモチベーションが上がった。となればその結末が非常に重要になるわけだが……これ、結局アニメオリジナルってことなんですかね? どうやら原作はまだ続いてるようなので、少なくともこの終わり方ではないはずだし……。

 そして、そんな最終回が……いや、別に納得いかないってわけでもないのだが、やはりちょっと投げやりだったなぁ、という気はしてしまう。具体的に何が足りないって要素もあげられないのだが、原作からしてアニメ1クールでまとまる話を描くつもりはなかったわけで、それが無理やり1クールにまとまるようにふろしきを畳んだら、やっぱり全体の構成は歪になってしまうだろう。最終話では色んな部分を「もぅ、工藤さんったらしょーがないわねぇ」で片付けてしまっており、いくらなんでもそれであらゆる不可思議現象を飲み込めってのは無理な話。トータルしたらやっぱり印象は悪くならざるを得ない。

 とはいえ、毎週の展開が気になったのは事実だし、個々のパーツに色々と光るものがあったのも事実。「九龍」「夏」というえも言われぬ空気感はかすむ陽炎のような情景をしっかり描いていたし、鯨井さんを筆頭に女の子が割と可愛い。なんなら男の子だってちょっと可愛い。全ての要素が飲み込めるようになったら、これらのキャラの魅力も一回りおっきくなったんだろうけども。作画については「やや良」くらいで推移したが、よりによって最終話でちょっと崩れてしまったのは惜しかったか。ことに鯨井さんのプロポーション、おっぱいがナニなもんで少しでもバランスが崩れると一気に漫画的で嘘くさいデザインになってしまうのが罪作りである。スーツ姿でも隠しきれない爆乳、ちょっと要素として盛りすぎだったわ。

 結局「みんなして飽きもせずにループもの作るわね」というのが結論になってしまうのがなんだかもったないところで、8月32日の話も「定番」の上をいくにはもう一歩。色々と惜しい作品だった。


Amazonアフィリンク 

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
12
30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[06/26 NONAME]
[06/26 NONAME]
[06/24 デュッセル]
[06/23 デュッセル]
[06/23 名無し]
バーコード