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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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  なんかもう、逆に普通な気もしてきた第5話。今後はしばらく静観していた方がいいかもしれないなぁ。

 すごく簡単にまとめると、今回のお話って結局「三國すげぇ」ってこと。「国を一人で支える経済力」「影響力を考えて椋鳥ギルドと金融街をマネジメントする統率力」、そして「事態を把握してすぐに経済的なサポートに周り現実の被害を押さえる判断力」など、とにかく一個人としてはあり得ないレベルの才能のかたまりが三國壮一郎という男なのだと。それに比べると、アセットの真朱との関係性も未だにちぐはぐな公麿は、本当に何故三國があそこまで肩入れするのかがさっぱり分からないレベルの主人公。特殊な能力があるわけでもなし、志に見どころがあるわけでもなし。結局のところ、公麿が何者なのかが分からないというのが、このアニメを捉えどころのないものにしている最大の要因であると思われる。

 加えて、「何故三國壮一郎は強いのか?」というファクターも分からない。単純に現実世界における資産の量が多ければ強いのだろうか? しかし、もしそうだとするならば、金融街のディールは現実のマネーゲームと同様に、持たざる者が勝ち得ない、全く面白くないギミックになってしまう。鷲頭麻雀や誠京麻雀ならば一応「富める者」を倒す理由にはなるのだが、おそらくこの作品にそうした要素を期待するのはお門違いであろう。となると、やっぱり「三國は三國だから強い」ということになるのだが……もしくはQがものすごい優秀だったとかね。それじゃぁちょっと見ている側も盛り上がれないんですよね。

 今回も多数のアセットが登場してディールの見た目だけなら色々と楽しい要素もあったのだが、そうしたアセットの「異質さ」が理屈で説明出来ず、単に見た目の迫力だけになってしまっているのは非常に勿体ない事態だと思ってます。今回も菊池を倒したアセットの鍵の能力とか、何が起こってるかよく分からんし。公麿の対決なんて、結局アセットじゃなくてアントレ本人同士の殴り合いだし。

 というわけで、今ひとつ盛り上がれないこの作品。最終的に「なんだか知らんけど真朱が可愛かったな!」なんて感想で終わってしまったら勿体無いです。ここまでのお話でようやく「下地が出来た」くらいの状態で、ここから想像もしないエキセントリックなネタがばんばん出てくることを期待したいと思います。まぁ、真朱は可愛いんですけど。

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