最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「アポカリプスホテル」 7→9 去年1回タガを外したもんだから割と気軽に高得点も記録できるようになりました。今作の場合はあんまり躊躇いはないです。強いて悩ましい要素があるとしたら、過去に7、8点付けた作品でも今なら9でいいかなあ、って思うことはある。多分「よりもい」あたりはエラッタ出すと思いますね。 もひとつ現時点での悩みがあるとしたら、年度開始の春クールでこの作品が出てしまって、来年春に執筆する予定のグランプリ記事で今作を乗り越える作品が現れるか、という部分。去年の春に「まけイン」が出てきた時も似たような不安があったんですが、現時点では多分タイトル部門・ヒロイン部門・アニソン部門でぶっちぎり。エピソード部門が残ってたら多分11話がとってることでしょう。それくらいにもう、ぞっこんのメロメロ。なんだろね、こんなに最高に大好きな作品が年1本以上のペースで現れてくれるもんでアニメ視聴はやめられねーですよ。でも完全オリジナルアニメでこの結果はほんとに快挙だなぁ。それこそ「よりもい」以来と言われてもおかしくないレベル。 今作の良さについては、もう皆さんが好きに語ってもらえばいいんですが、強いて私から1点あげるとすれば、こんだけ野放図にあっちこっちにぶっ飛んだ内容を描いたはずの作品だったのに、不思議とその根幹に「らしさ」みたいなものがあったことかな。冷静に考えて、我々視聴者がこの作品と出会ってからまだ3ヶ月しか経ってないんですよ。ヤチヨさんの顔を初めて見てからのべ時間数にして数時間分。ポン子たちに至ってはそれ以下だ。その上、毎回ぶっ壊れたり大気圏突入したりタンクったりグレたり死体遺棄ったりして、表層的に見れば「毎回予想もしないトンデモ展開だらけのイカレ作品」になってるじゃないですか。実際、毎週の視聴時には「どうすんだコレ!」と思いながらその破天荒な成り行きを固唾を飲んで見守っていたと思うんですよ。昨今のアニメだけじゃない娯楽の共通要素として「飽きられないようにとにかく刺激を与え続ける」という刹那的な方向性があり、今作もその例に漏れずに「刺激を与え続ける1クール」だったのは間違いない。 でも、その上で「なんでもありのぶっ壊れ作品」じゃないんですよ。その根底に「アポカリプスホテルって、こういうアニメなんだよ」っていう何かしらの「らしさ」があって、なんなら僕らは1話目時点でそれを叩き込まれていた気がする。視聴者が11話を見て説明不足だと思うどころか「情報が多すぎる!」ってうれしい悲鳴をあげてたのは、きっとヤチヨさんの一挙手一投足に、背景美術の隅々にこの作品が伝えたいことがぎっちり詰まっていることを感じ取ることができたおかげだし、あれだけちゃらんぽらんな展開を迎えた最終回に至っては、「そうそう、やっぱここに戻ってくるのがこの作品なんだよな」ってありえない安息を得ていたと思うんですよ。たった1クール、否、ほんの1話か2話でその水準まで何かを伝えることができるアニメって、それだけでとんでもない話だと思いませんか。 SF、ギャグ、アクション、スリラー、ホームドラマ。あらゆる要素が詰め込まれているのに、どの部分についても手癖でなおざりに処理することなく、奥の奥まで設定を作り、しれっと描いてみせる周到さ。そしてそれをアニメという媒体が求めている最高に素敵な「画」でもって提供してくれる技術力。何がどうなってこんなとんでもないオリジナルアニメが生み出されたのかは分からないが、まだまだ日本のアニメ業界もこういった爆発を引き起こすだけのエネルギーが渦巻いているということがとても喜ばしい。とりあえず、監督の春藤佳奈さんというお名前はしっかり覚えておいて次を待ちたい。そしてなんといっても、ヤチヨ役を本当に楽しんで、全力でやりきってくれた白砂沙帆にも最大の感謝を。 PR ![]() ![]() |
カレンダー
ブログ内検索
リンク
最新記事
(07/01)
(06/30)
(06/30)
(06/30)
(06/30)
(06/29)
(06/29)
(06/29)
(06/29)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |