最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「地獄先生ぬ〜べ〜」 5 このアニメを放送してるのがテレ朝の「“イマ”ニメーション」枠ってのが一番のギャグだよな……。 ここ最近稀によくある「なぜ今更?」作品の最新版。有名作品のアニメ化といえば「うしおととら」「からくりサーカス」「うる星やつら」「らんま」「YAIBA」とサンデー作品が一歩先んじていたが(全部成功したとはいってない)、ジャンプだってできるんだぞ、と気を吐くのがこちらの作品。まぁジャンプだってリメイクしたもんね、「封神演義」とか……。流石に色々と反省はあったらしく、今回の「ぬ〜べ〜」については制作がスタジオKAIということでそれなりのコストはかかっている(と思う)。映像部分は最低限の責任は感じられ、まぁまぁ悪くない出だしだ。ただ、やっぱり頭に残るのは「なぜ今更?」なんだよな。 「ぬ〜べ〜」といえば私もターゲット層だった幼少期には楽しませてもらった作品であり、私の現在の大のホラー苦手性質の一部を形成した作品と言っても過言ではない。ちなみにこれより前の時代に黒岩よしひろ作「不思議ハンター」っていう漫画もあったんだけど、流石にそっちの話題は現世で聞いたことはないな。幸か不幸か、我が生家はあんまり子供にアニメを見せないご家庭だったもんでアニメ版のぬ〜べ〜はほとんど見た記憶がないのだが、今確認したら元々のアニメも1年(4クール)程度なのね。なんか、もっとだらだらやってるのかと思ってたわ。 今回のアニメ化はとりあえず2クールを予定しているとのことなので、今後の編成でどのあたりまでのシナリオ展開を狙っているのは気になるところ。旧作や原作を知っている人間からすれば、「玉藻おるんかいwwww」は盛大なツッコミどころだっただろうし、そのあたりに今作の狙いは透けているようである。まぁ、別に原作と同じように進めることばかりが正義ではないし、玉藻やらゆきめやら、一通り出して活躍させたいキャラを混ぜ込んで尺に合わせた再構成をやるのは別に悪いこっちゃない。ただ、個人的には「今更深夜アニメで甦らせたい作品ではないよなぁ」という印象は強い。 一応理由をざっくり書いておくと、1つは「ホラーギャグ漫画」という今作の性質そのものがある。この手のホラーって、やっぱり少年誌に載ってるんだから「子供向け」のデザインなんだよ。高橋留美子作品とかだったら「当時楽しんだ子供たちがおっさんになっても楽しめる」可能性はあるが、どうしたって「学校の怪談」はおっさんには楽しみにくそう。「そもそもお前の歳のおっさんはアニメを楽しむこと自体がイレギュラーだろ」といった正論は受け付けておりません。 もう1つの理由としては「世代感」の問題もある。他のジャンルでも大なり小なりそういう要素は働くだろうが、子供向けのホラーって、ことさらに「世代に敏感」な気がするんだよ。幼い頃の恐怖心の対象って、ほんとに短い期間で受けたショックが根強く残るもんで、それって時代によって目まぐるしく変わっていくものだと思う。口裂け女や人面犬は(何かしらのネタ的に生き残っているとは言え)今の子供が怖がる対象じゃないでしょう。そうして「今の子供達に向けて発信するホラー」は、多分今作が狙っている方向性じゃないと思うんだけど、その割に帳尻をあわせるために「YAIBA」と同様に舞台は現代に移されている。スマホを巧みに操る響子は多分当時と同じものに怖がることはないと思うので、そうなると思い切って「現代ホラーぬ〜べ〜」をいちから作っちゃった方が早いと思うのだが、きっとそうした「改変」というか「更新」を許さない層も絶対にいるし、少なくとも1話目を見る限り、根本的なシナリオラインにメスを入れるつもりはなさそう。どうにも半端で、「義務的なアニメ化」に見えてしまうというお話よ。 まー、なんとかこれを現代の子供達にも語り継ぐしかないんでしょうかねぇ……。こう、キャスティングされたぺっちゃんとかともよ様が自分の子供世代に受け継ぐ運動とかしたら分からんかも。最終的な作品感想が「ともよverの美樹の小生意気さはとても理想的だな」でfinです。 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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