最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「追放者食堂へようこそ!」 4 大量の飯アニメが終わって、新たな飯アニメが始まる……まぁ、趣はだいぶ違いますが。 いわゆる異世界グルメもののシンプルなろう。しかしそこに別路線なろうの定番である「追放」を加えることで新機軸の作品に……なるとは思えないってのが最大の懸念点だよなぁ。何でもかんでも追放すりゃいいってもんじゃねぇぞ。単なる「余生」の話じゃねぇか。 「異世界グルメもの」ってのはなかなか難しい題材で、「ダンジョン飯」まで振り切ってしまえばファンタジー作品としての要素を満たして問題なくオリジナルタイトルとして機能するが、「異世界転生」だった場合には単なる異世界マウント、下手したら「日本食マンセー」みたいな下手な自己満作品にまで堕してしまう可能性が高く、実際にここまでアニメ化された作品で成功例の記憶がない。多分、なんだかんだで一番オーソドックスで基準点を作った「異世界食堂」が穏当な成功モデルと言えるんじゃなかろうか。 今作は「異世界転生」ではなく「追放もの」なので、単なるファンタジー世界の話ではあるが、もちろん現時点で追放された設定がどう機能するのかは全く分からない。主人公が単なる「新規出店します」っていう若者じゃダメだった理由はなんなのだろう。先が分からないから先入観バリバリで想像したら、それってやっぱり「流行ってるから」であり、「それしか知らないから」である可能性が高い。とりあえず追放されておけば、その分だけ手軽にザマァが稼げるのである。もはや物語の起承転結に必須レベルで追放という概念を捉えている可能性すらある。……これまでの追放系といえば「追放された苛立ちを、そいつら以上の冒険者になって見返してやるぜ! 無能だと思って勝手に俺を外したことでパーティー崩壊してザマァ」という構図であり、「憎らしいやつよりも実力で上を行く」が一応の目的地として設定されていたわけだが、今作の場合は「冒険者として上を行く」とか「俺たちが世界を救う」とかもないため、ほんとにただ純粋に「俺がいなくなってパーティー崩壊したんだろ? ザマァ」しか残らないという、あまりにもドス黒いというか、捻れた自己愛だけから構成されているように見えてしまう。 さらに、これまた必須要素だと捉えているのだろうか、最初のパーティーメンバーは奴隷少女である。この際「ハーレム作る目的しかないでしょ」という部分は飲み込むとしても、「ただ無条件に主人公を慕う存在にしなきゃいけないから」ってんで奴隷設定にしてるならこれまたヤバい。なんで「最強パーティーにいた最強キャラ」に設定してるはずなのに、その上でなお「金で買った優位性」に保証されなければいけないのか。せめて元のパーティーから足抜けした「元々主人公に敬意を持っているやつ」を連れてくればよかったのに。この設定だと単に「奴隷少女」というなんのバックグラウンドもないキャラの方が扱いやすかったから、という理由に見えてしまう。そして「なんとなくその辺の道端で奴隷オークションが行われてる世界」もヤバい。もちろんそういう世界にを選択すること自体は問題ないが、普通はそうした世界を描くということは「現実とは全く異なった倫理観であり、既存のモラルはこの世界では意味をなさないから気をつけろよ!」という世界構築のサインであるはずだが、どうにもこの作品はそこまで考えておらず、「やっぱウェイトレスは奴隷少女だよね。その辺で買ってきたことにしよ」くらいしか考えてないように見える。そのたった1つのシーンのせいで、この街全体の倫理観がガタガタになるというのに。 というわけで、ごく真っ当に「なろうだからなぁ」という不安が先行する形。ただ、今のところ映像制作のレベルは割と高め。ここから先、「作画に不快感がない」というだけで視聴のモチベになるかどうか……。「女騎士が面積極小マイクロビキニの上にロングコート羽織ってるのヤバすぎだろ」は別にアニメ制作側に問題があるわけじゃない……と思いたい。 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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