最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「水属性の魔法使い」 4 皆さんは水属性の能力者と言われたら誰を最初に思い浮かべますか? 私の場合はねぇ……えっと……あれ? あんま出てこないな……氷属性と差別化しちゃうと純粋な水属性ってあんまり……あ〜、水鏡凍季也とか……あっ、湾内絹保さん!(よりによってそこかよ) ということで、どう考えても一般名詞にしか見えないタイトルですが、考えてみればそこに主眼を置いた設定は案外珍しいのかもしれないね、という間違い探しみたいななろう作品。過去には冰剣が関わる似たような設定があった気もするが、俺は観てないのでノーカンとしておこう。いつも通りに子安に誘われ、また新たなスローライフ希望者が異世界に転生した。 正直、案外悪くない要素はいくつかある。その1、オープニングで最初に絡むのが女性じゃなく男性。「そんなとこ評価すんなよ」と思われるかもしれないが、「本作はハーレム構築を主眼においたものではありませんよ」という表明があればちょっと安心できるわけですよ。加点までいかずとも、減点が小さくはなるだろう。その2、それなりに修行してる。いわゆる一発チート付与ではなく、ざっくりと世界のシステムだけを教えられてから自力でレベルアップを行い、創意工夫を見せようというのは最低限のサバイバル展開として一応は評価に値する。その3、映像は割と綺麗。制作が颱風グラフィックスで、ちょいクセはあるがなおざりにはなっていない。過去に「彼女が公爵邸に行った理由」や「魔導具師ダリヤ」などを制作したスタジオの新たなデザインは、一応なろうラインナップの中では中位以上においてもよいクオリティだろう。 以上がプラスポイントで、一応途中までは評価してもいいかなと思っていたのだが、残念ながらストーリーラインは後半で一気に急落。「なんや結局いつも通りの、なんならいつも以上のなろうやないかい」というのでダメ寄りに落ち着いてしまった。まぁ、プラスの要素としてあげた「修行」に関しても、実際は「どないやねん」要素が多くてあんまり加点はしてないんだけどさ。「水を出せる魔法があります」→「分子の結合を意識したら氷も出せるようになりました」は100%間違いとは言わないが理屈がおかしいし、「逆の発想でお湯も出せました」はもっとおかしい。そして、後半では修行の成果もあってさまざまな武器やシールドを展開して戦うことができるようになっていたが、実際は「水がどうこう」「氷がどうこう」は戦闘シーンにおいてあまり問題ではない。アサシンホーク戦で見せた氷の盾などの能力は、「氷を出すこと」ではなく「強い衝撃を受けても氷が壊れるだけでそれが飛散しないこと」であり、それって「何かしらのものを空間に強く固定する念動力」でしかなく、別に「水属性の力」ではないのである。「水分子を結合させて」の理屈と同じレベルで「氷を空間に固定させて」が可能であるなら、この世の物理法則の大半は無詠唱でコントロールできることになり、すでに現時点でチートである。 その後も「なんか知らんけどデュラハンと仲良くなる」「実はそれが精霊王である」「気さくなドラゴンに話しかけられ、認められる」「実はチートで不老の能力を付与されていた」などなど、主人公由来でない文字通りの「チート」が出血大サービス。これまでの流れはなんだったのかとアホらしくなる。ま、結局そういう文法ってことだよなぁ。今後の展開で必要以上のドヤが出てこなければまだお話は成立する可能性はあるが……期待値は低め。 芳忠さんボイスで気さくに話しかけてくるドラゴン、どこぞの作品のせいで全く強そうに見えないのがなんかおかしい。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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