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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ブスに花束を。」 4

 誰しも思っていることを最初につっこんでおくが……ひでぇタイトルだよな……。これ、少女漫画だから許されるのかと思ってたんだけど、掲載誌は角川の「ヤングエース」とのこと。……どんな雑誌だ? もはや漫画雑誌を読まなくなって久しいので、それぞれの特性がだいぶよく分からんことになっている。

 まぁ、とにかくひどいことやってるのは間違いない作品。中身を開ければタイトル通りというか、古式ゆかしい少女漫画的フォーマットの1つであり、なんなら直近の「ずたぼろ令嬢」とも似たり寄ったりなので「シンデレラストーリー」の一言でまとめてしまってもいいかもしれない。自称ブスがリア充にモテるという構造は、もしかしたら「オタクに優しいギャル」の対となる概念なのかもしれない。どちらも非実在性であるという部分は共通しているからな。

 問題は、オタクはオタクとして描かれることが多いのに対し、ブスはなかなかブスとして描かれないこと。本作の主人公・田端も、そりゃまぁ太めに描かれてるし太眉も「綺麗じゃない」ことのアイコンなのだろうが、だからとてそんなにブスには見えないわけで。なかなか振り切ったギャグ作品以外で「ブス」を実態を持って描くのは難しいですよね。過去のデブスキャラというと、例えば「MAJOR 2nd」のあいつとか、あと「げんしけん」のあいつなんかはそこそこ「デブ」をフィーチャーされていて説得力があったが、今作の描写程度では可愛いもんである。挙句CVが早見沙織では、なかなか「ブスなんです、信じてください!」といっても難しいところはある。まぁ、みさおは声で頑張ってはいるのだけど。

 というわけで、タイトルにでかでかと掲げてはみたものの、なかなか作品の個性として振り切ることができないのでインパクトは弱い。そして内容は想定通りの夢小説ということであまり刺さる要素はない作品。加えて製作陣がSILVER LINK&湊未來という「やっつけ仕事の時のシルリン」の座組みということで、あまり大きな期待を寄せるのは難しそうだ。ただまぁ、シルリン印は最低保証はあるような気もしているので、下振れもそんなに大きくはならないかもしれない。鳴かず飛ばずで終わってしまうというのは作品としては寂しいが、何とか視聴に耐えるくらいの密度でギリギリ進んで欲しいとは思っている。多分、サブヒロインたちの性能で勝負が決まりそう。

 
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