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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「CITY THE ANIMATION」 6

 提供の関係上当然ではあるのだが、放送中に「メイドラゴン」のCM流れるのずるい。それだけで泣きそう。

 さぁ、不思議空間のカムバック。実に約15年ぶりに「あらゐけいいちwith京都アニメーション」のタッグが戻ってきた。ほんとになんで組んでんのかよく分からないけど、正直なところ「日常」を京アニが手がけてしまったせいで、次のアニメを他のスタジオがやることできなくなっちゃったってのはあるかもしれない。「日常」の成否については賛否もあるだろうが、とにかく「あれ以上の何か」を出すには、「再び京アニが作る」以外の選択肢はないだろうよ。

 思い返してみると、京アニ大好きおじさん改め京アニ崇拝おじさんにしても、「日常」の評価はそこそこ止まり。そりゃま、すげぇ作品には違いなかったが、「俺が京アニに求めてるのは別にここじゃないんだよな……」とは思っていた。だって「ハルヒ」を見て「けいおん」を見て次を期待してた人間ですからね。「らきすた」から「日常」への流れは「うん、まぁ……」くらいの感じになっちゃうよ。ただ、今にして思えばそれもちょっと功を焦りすぎた要求だったかもしれないとも思い始めている。いくら京アニが最強無敵のアニメスタジオだとて、流石にず〜〜〜っとユーフォばっかり作り続けてたらどっかおかしくはなるよ。「それしか作れないのか」とか心無い意見も出てくるかもしれない。そこでこの「何もかもが違う世界」の出番だ。今作はあまりに壮大な、「京アニに何ができるかを探り続ける実験」みたいなものかもしれない。

 多分原作者のあらゐけいいちだって、常に実験的なマインドで原作に挑んでいるはず。この人を選ぶ作風で世におもねることもなく、シュールギャグ漫画という修羅の道を突き進むその姿勢。私はギャグの方向性は「そこそこ刺さってる」タイプなのでOKだが、受け付けない人はほんとにノーセンキューな酷なデザインだろう。それでも、何か新しい可能性があるなら、創作の手を休めてはいけないのである。

 「日常」からはすでに14年。世間も京アニも変わってきているので、また別路線から期待が持てることがある。それは、「より突き詰めたストイックさ」である。あらゐけいいちの基本的な芸風は変わっていないとは思うが、より広範に拡散し続ける「群像劇」としての性質は「日常」の時以上だろう。そして京アニにしても、より「作品そのもので勝負する」姿勢が固まっているはず。思い返してみると「らきすた」の頃とか、ちょっと話題になりすぎて浮かれてたとこあるからね。中の人ネタとか、オタクにウケそうな要素で擦りすぎて滑ってた流れは、「日常」でもわずかながら残っていただろうし。しかし今の京アニにそんな油断は一切ない。あとは映像で、中身で全力勝負だ。是非とも、突き抜けた不条理をその手で描き切ってほしい。

 ちなみに、中の人的に平沢唯とヴァイオレット・エヴァーガーデンが共演しているのが偶然なのかしがらみなのかはまだ分からない。種田梨沙が出てきてから真剣に考えようと思う。

 
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