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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「異世界黙示録マイノグーラ」 4

 いいところは、りこちによるオープニング楽曲ですかね。あとは特にないです。

 正確にはサブタイトルに「〜破滅の文明で始める世界征服〜」がついているがめんどいので省略した。見ての通りになろうであるが、多少設定にアクがあり、一番近いのは「OVERLORD」。というか、どこをひっくり返してもオバロの焼き直しにしか見えないけどいろんなところが「パクリじゃないですからね」と主張するかのようにマイナーチェンジされ、そのどれもがむしろ魅力を低減させてしまっている。

 共通する要素は「廃人のように必死にプレイしてたゲームの中に転生。そしたらゲームで使ってたNPCが待っててくれて、自分のことを主人だと持ち上げてくれる。ゲームで培ったそのスキルをフル活用して、悪い王様としてこの世界を征服してやるぜ!」ってなところ。どうなんだろ、なろうに明るくないから分からんけど、ここまでオバロに寄せた設定の作品ってはテンプレの範囲内なんでしょうかね。

 で、肝心の違いだが、まず1つ目、主人公が現世に未練を持ってない。ぼやかされてるけど「病床」って言ってた気がするので、単に死んでこっちにきたのかしら? オバロのモモンガ様は不慮の事故(?)でゲームから出られなくなったのでしばらくは焦ってたけど、こちらの主人公はハナからゲーム内だけで生きる気満々である。2つ目、溺愛NPC、つまりアルベドさんポジの子も、「この世界がゲームであり、相手がプレイヤーである」ということを理解している。この辺がだいぶ簡略化したなぁ、と思う部分で、オバロはあくまで配下たちが「過去に作ったキャラ」であり、その創造主としてのアインズはずっと「ゲーム内の魔王」と認識されていたためにモモンガ様は孤独を感じていたが(じきに何も感じなくなったが)、こちらはまるで「同じゲームを一緒にプレイしていた」みたいなキャラがすぐそばについているので、全然寂しくなくてなんなら完全にデート気分。このゲームキャラの中で世界観がどうなってんだ? みたいな部分は特に説明もなく、「あっち」と「こっち」の設定がだいぶガバい。

 そして最大の違いである3つ目、主人公のキャラが量産型なろう主人公のそれである。いわゆる黒髪ヒョロガリタイプで、キャラとしての迫力や魅力が無いのが困りもの。骸骨キングがいいかどうかは別として、なんで寝巻き姿のゲームオタクがフラフラしてる様子を見守らなきゃいけないのか。作中キャラからは「触れてはいけない何か」に見えるという設定だがこちらも特に説明はなく、「理由もなくなんか畏敬の対象になっている」というとても都合の良い設定(まぁ、そこはアインズ様も大して変わらんが)。

 トータルして「これがオバロより面白くなることあるかね」というのが素直な感想。そしてとどめの一撃は「制作:MAHO FILM」である。アニメオタク的には戒名に等しいこの状況、覆すことができるかどうか……あ、別に覆すことは望んでないんですけどね。視聴を切った時の唯一の心残りは楠木ともりヒロインを1つ失ってしまうことくらいである。

 
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