○「Turkey!」 5
……で、なにこれ?
ブログ更新ペースからお気づきの方もいるかもしれないが、今シーズンの私、なんかめっちゃ予定がきつい。いつも通りに新番チェックをあげてるつもりなのだが(日に最低4本以上はあげてるペース)、レコーダーにはどんどん未視聴が積み重なり、視聴の遅れは約1週間分とかなり広がってしまった。そんな状況でも容赦なく世間の情報はアップデートされており……まぁ、ぶっちゃけて書くとネタバレ関係がやばい。今作においても当然レコーダーには入っていたわけだが、この1週間でTwitter上に「なんかあった」ことが伝わってしまった。流れからして「喰霊」「はいふり」につぐ流れ、みたいな話までは受け取ってしまったため、「1話目になんかある」ということを把握。そこから慌てて情報をシャットアウトしたので結末までは知らずになんとか視聴を開始したが、「なんかあるで」と言われて視聴しちゃったら、そりゃ身構えちゃうからな……なんかすげぇ損した気分である。まぁ、そんな状態でもな、「なんですか、これ?」とはなったのだけども。
元々「オリジナルでボウリングのアニメやるよ」みたいな話は結構前から知ってたんですよね。まぁ、中の人情報の兼ね合いでさ。「相変わらずびみょーな趣味にスポット当てて女子高生にやらせてんな……」以外の感想はなかったんですが、始まってみてさ、1話目を(先入観なしで仮定して)観れば割とまっすぐなスポ根友情物語みたいな展開になってるわけじゃん。まぁ、これはこれでいいかな、と思ったら変なとこからハシゴ外されてさ。「びっくり」要素を先にさっぴかれてしまったせいで、私の中では「裏切られ」要素だけがちょっと引っかかった形になるのであんまり第一印象よくないんだよね。奇策は虚をつくからこそ意味があるわけで、分かってる奇策は単なる不協和に成り下がるリスクがでかい。別にそこまでムカついたというわけでもないが……「このまま真っ直ぐ進む道も見てみたかったな」くらいの印象。
その上で、あとはこのトンチキシナリオをわざわざ持ってきた理由を開陳し、説得力とドラマ性のある物語を展開してもらう他ない。現時点では映像部分はそこそこ。ボウリングの競技シーンはどうしても特殊な設定なのでCGで固めなきゃいけないのは分かるが、そのタイミングでキャラクターモデルもCG味が強くなってしまうのでそこまでハイクオリティという印象ではない。ちなみに制作のBAKKEN RECORDはタツノコの傘下スタジオだが、過去の元請は「擾乱」(微妙)と「もういっぽん!」(佳作)の2本。できれば後者に続いてほしいものだが……今のところ「伊藤彩沙ボイスが聞こえてくる」くらいしか共通点はないな。まぁ、その部分だけで言えばややプラスだが。
メイン5人のキャストはそれなりに期待を持っておいとくとして、なにがすげぇって次回以降の展開を紹介したPVに「戦国時代の姫役」で錚々たるベテラン面子が(割とロリ寄りの役で)キャスティングされていること。名を連ねるは日高のり子・皆口裕子・井上喜久子・伊藤美紀・佐久間レイ。……伊藤美紀のロリっ子を令和の世に拝聴できるというだけでも唯一無二の価値はあるかもしれないのだが……ほんと、なんなんだこのアニメ。
Amazonアフィリンク

PR