最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
本日2人目の夏女はちーさま! この人はまさに「夏!」のイメージだよね。これで8月生まれの声優には早くも2人目の「名前に夏を持つ女」であるが、残念ながらこの2人で打ち止めである。考えてみりゃ今回の企画で「春秋冬」は1人もいないので、夏だけ2人もいるのは有意に多いな。そんだけ名前につけたくなるシーズン、それが夏。 なんか夏の紹介記事みたいになりそうだが、そんなあっけらかんとした真夏の太陽なのか、それともジリジリと肌を焼き尽くす地獄の熱波なのか。この人も実に数奇な巡り合わせがあり、2人続けて「運命の役」との出会いがクローズアップされる役者さんでございます。
・馴れ初め ということで、私のちーさまとの出会いはもちろん「キルミーベイベー」でのことで……という話題でまとめようと思っていたのだが、改めてブログ内を確認したところ、なんと私、キルミー以前からちーさまのことは気にしてる記述があった。もう14年も前のことなので当然一切覚えてなかったのだが……「魔乳秘剣帖」というアニメの感想の中で、ちーさまに触れている記述があったんですよ。単に「気になります」としか書いてないのだが、多分この感じだと声が耳に入って興味を持っている。さらにそこからキルミーの新番チェックへ移ると、「なんか気になった人だー」という取り上げ方になっている。私はメジャーになる前に目をつけていた声優なんてドヤりたいので結構覚えてるものだが、その記憶が全くなったというのは、単に老化が原因なのか、あまりにも小さなきっかけに過ぎなかったのか、その後のインパクトがデカすぎて記憶が霧散してしまったのか……多分最後の要素が一番大きいと思うのだが、とにかくこの辺りの時期が正式にデビュー時期だったちーさまの声は、「どしたのわさわさ」と世間に一気に広まった。キルミーについてのあれこれは田村少年やみっこの項でも触れたので改めて触れまくると「お前どんだけキルミー好きなんだよ」と思われそうだが、まぁ、中の人への無茶振りという意味ではやっぱり記念碑的な作品ではあったのだろう。田村少年との見事な連携、そしてアニメ史上でも屈指のアホキャラである織部やすなを150%で飲み込んでしまった赤﨑ボイスの謎。その辺りを究明すべく、人々は赤﨑ワールドに1人、また1人と飲み込まれてしまったのだと思われる。 しかし改めてみると、87会の連中ってほんとにこの辺りの時期に一気にどーんとみんなして表舞台に飛び出してきてるんだよなぁ。まぁ、世代が同じなのだから当たり前といえば当たり前なんだけど、その辺も含めてほんとに仲がいいなぁ。
・良きところ ちーさまも、誤解を恐れずに分類するならどっちかというと「イラッと」系の声が売りの役者という気がする。ここまでこの「なんかムカつく」という観点から取り上げた役者には佐倉さんあたりがいるのだが、ちーさまの場合は佐倉さんと比べてもグッと高音でキンキンとした音色なので、ほんとに「耳に障る」という印象がある。これ、どう見ても悪口にしか見えないだろうが決してそんなことはなくて、いわゆる「変な声」声優のカテゴリって、どうしたって「ん? 今何か変な音がしたな?」って思って耳に「残る」じゃないですか。ちーさまはしーたむとか久野ちゃんみたいな頭抜けたイレギュラー成分こそ振り切れていないものの、独特のキーキーボイスはやっぱり耳に残るし、ざらりと「障る」と表現したくなっちゃう。自分のことなのに「多分」というしかないが、私が最初にちーさまの声を聞いた時に「なんか気になる」という記述を残しているのも、多分そうした「障り」に意識がいったからだろう。 「お前の声、なんかムカつくよな」は絶対に悪口だが、こと声優となればそれってつまり「印象に残る」声であり、「だったらイラッとする役が回ってくるんじゃね?」という発想の転換も可能。そしてこの「とにかくイラッとする」要素を絞り出すだけ絞り出し、そのエキスをフル充填したキャラクターが織部やすなだったわけだ。そりゃもう、ここしかないところにズドンとくるのは当然なわけで。 もちろん、この「イラッと」成分はちーさまくらいの仕事人になれば出すも抑えるも自由自在。個人的にちーさまが「なんかイラつくバカボイス」しか使えなかったとしたら、ここまで評価は上がらなかっただろう。私の中の赤﨑千夏が一歩抜きん出たのは、織部やすなと同じ時期に「厨二病でも恋がしたい!」で森サマーを任されたことが一番大きい。「なるほど、赤﨑ボイスの使い方ってここにもあったんだ!」ということがデビュー早々に知らしめられ、ちーさまは「バカボイス発生装置」ではなく、一枚看板の「役者」として世に出たわけだ。「イラつく」は「イラつく」でも、いろんな方向に神経を逆撫ですることはできるわけで、それはヒステリックな優等生の叫びになってもいいし、その優等生が過去の黒歴史に苛まれて奇声を発してもいいだろう。世に激情は数多あり、その数だけ赤﨑「劇場」があるのだ。 そうしてデビュー直後から想定以上のレンジの広さを見せつけたちーさまは、特徴的な声音にもかかわらず多角的にさまざまなキャラクターで起用されていく。そしてその度に、丁寧に我々の感性に「障って」いく。この攻撃性能の高さ、87会を四神に見立てるならさながら朱雀である。残りは「玄武=茅野愛衣」「青龍=金元寿子」「白虎=田村睦心」でお願いします。……俺は何を言ってるんだ?
・お勧めキャラ3選(とにかくわさわさ)
・「キルミーベイベー」より「織部やすな」 未だにちーさまの代表役として名前が上がることが多く、「キルミー赤﨑」という名前まで付けられることになった記念碑的存在。ほんとにこの「バカっぽさ」「人を舐め腐った苛立たしさ」はちーさまボイス以外考えられないのよね。
・「中二病でも恋がしたい!」シリーズより「丹生谷森夏」 ここにも「夏」の文字がある。ほんとに、私の中でちーさまと森サマーの出会いってのはあまりにも決定的で、このキャスティング考えた人はほんとに天才だと思っている。「でいなばよってマサリモ」は同作トップのキャラソン。これ1曲でちーさまの贅沢セットだ。
・「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズより「板場弓美」 個人的にはやっぱりこれも外せなくてですね……取り巻きトリオ、「XDU」でついにギアまでもらって大出世した上にメックヴァラヌスはシナリオ自体も最高だったので一気にメインキャラになった感があるんですよ。サ終した今となってはあのシリーズシナリオを見る術がないのは大きな損失だと思うんですけどね。
・「とある科学の超電磁砲」シリーズより「絹旗最愛」 これもびっくりなキャスティングだよね。アイテムの面々でちーさまがキャスティングされました、ってなったら普通はフレンダだって思うじゃん。でも絹旗なのよ。そんでこれがまた面白いハマり方しててね。考えてみるとアイテムのキャスト4人、飛び道具しかいねぇのすごいな。
・「うたわれるもの」シリーズより「アンジュ」 これも意外といえば意外なキャスティングか。まぁ、こまっしゃくれた幼女だと考えればど真ん中の配役でもあるわけだが……アンジュ様は最初の方こそちょいちょいクソガキ要素はありつつも、話が進むにつれてどんどん統治者としての強さを見せはじめ、本当に気高き存在感を見せつけてくれるのが圧巻。なんか赤﨑ボイスの「人情味」みたいなものがよく出ている。
・「Re:ゼロから始める異世界生活」シリーズより「フェルト」 こうして並べると「生意気なクソガキ 兼 誇り高き王族」キャラを立て続けにやってるのか。どんな二面性だよ。フェルトは最序盤にスバルとガッツリ絡んでたので、やっぱり印象深いキャラではありますね。
・「SSO ガンゲイルオンライン」シリーズより「フカ次郎」 本名しらねぇや。こいつがまさにちーさまボイスの「イラッと」具合を最前面に持ってきたキャラかもしれん。シンフォギアの弓美につながる部分もあるが、なぜか「こだわり強めのテンションオタク」みたいな立ち位置がしっくりくるし、赤﨑ボイスから発射されるアホみたいな散弾は説得力が桁違いだ。
・「女子高生の無駄づかい」より「バカ」 もう、この名前が全てだよ。放送当時は「キルミーの再来か」なんて話題にもなりました。やっぱり置くべきところに置かれる才能なんですよね。
・「凍牌」より「桂木優」 こんな使い方もあるのかよ、とびっくりした割と最近のちーさま。最初に登場した時には「あれ、ケイのことを心配してくれる純正ヒロインみたいな立ち位置じゃん。こんなちーさま珍しいな」と思ってたら爆速で手のひら返しされて笑っちまったし、そのままダラダラ腐れ縁で繋がってるかと思ってたら、アニメラストエピソードでは命運握るキーパーソンとして大活躍するという。散々に拷問にかけられてピーピー泣いたり、身も世もなく「中が! 中がこないのよォ!!」と叫ぶちーさま、ほんとやってそう。
・「WIXOSS」シリーズより「蒼井晶/あきらっきー」 現時点で歴史に残る赤﨑キャラをリストアップしろと言われたら、ベスト3にはやっぱりあきらっきーを入れたいかな。今回のお話で散々「イラッとする」ことにばかり言及していたのは、どうしてもあきらっきーの影響が大きすぎてな……。こんなドクズキャラでも、最終的には「可愛い」んだぜ?
87会メンバー、これで3人終了ですね。1ヶ月後にトリが控えてるのは良いバランスだ。
・関連リンク集 ガンゲイル・オンライン #07「セカンド・スクワッド・ジャム」
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