最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
俺は死ぬまで種さんの掌の上で転がされ続ける人生なのだろうと悟った、第6話。なんかもう、すごいや(後述)。 Aパート、ミヤマヤ姉妹編の決着。まぁ、至極真っ当にモグラが説得して、おねーちゃんがそれに応えてくれたというだけの結末だったのだが……まぁ、いい話だったんじゃないでしょうか。なんかね、私が今作のことがやけに好きなのって、この作者さんが描くお話の匙加減がとても性に合うからなんですね。今回の話だってさ、「恨みがあるからって悪霊になってまで復讐しちゃったらあんたも地獄に行くよ。恨みの対象は存分に痛めつけたんだし、もういいじゃん」という、いわゆる「復讐は何も生み出さない」的な説教であり、世間的にはその是非がしばしば議論されるような内容なのだが、今作の顛末はあんまり説教くさくないんだ。そもそもの説教の主であるモグラがそこまで徳の高くない人間だからってのが一番の理由だけど、どこか生臭いというか、生々しいというか。「あんまり難しく考えなくていいけど、そんな生き方(死に方)してたら息苦しくない?」みたいなところから話が始まっているため、「まぁ、そう言われればそうかも」くらいの飲み込み方ができる。徳は高くないけど一応モグラも歳を重ねた「先達」には違いなく、そこそこ老害、そこそこ先輩。ここまで語られてきた「人ならざるものとの付き合い方」についてもそうだし、いちいち「ベストじゃないけどベターに生きよう」みたいな姿勢がちょうど良い。ミヤマヤ姉妹は己の人生をまっとうせんと必死ではあったが、こんなユルい説教でも届く時は届くもんだ。 また、そうした「メイン説教」が「姉妹」の話だとするなら、その裏で語られた「兄弟」の話の配分も心憎い。「陰キャとチャラ男」という凸凹な真木兄弟ではあるが、ちょっと踏み込んでのぞいてみれば、弟くんからの兄へのちょっとした憧憬みたいなものも見え隠れするし、2人の思い出の中にはなんとかつてのモグラの姿まで。「兄弟」「姉妹」という血のつながりが同じ2つの関係性を見て、家族の在り方を振り返ってみるちょうどいい機会だったのではなかろうか。なお、マギー君が単なるマスコットじゃなくてちょっと役にたつ存在であることが判明したのが最大の収穫。 そしてミヤマヤ編はAパートで終わって、Bパートからは次のお話に入ったのですが、お話が今度は猫附の家へと移ってくる。ここで冒頭の話題ですよ。父・息子とすでに登場済みだった猫附家の最後の刺客はママンで、この人もまぁキャラが濃い。異様なテンションと極まったビジュアルが踏み出す珍妙な愛嬌は今作ならではのクセになる魅力に溢れており、その声もなかなかにコケティッシュ。「かわいい声で素敵だけど……これ誰だろ」と思ってスタッフロールを待っていたら、そこに刻まれていた名前がなんと種﨑敦美であるという。……マジで? 全然気づかなかったんだが? つい最近「nine」で種さんを種さんだと気づけなかったのが悔しくてさ、「俺の耳もまだまだ種さんクラスになると追いつけてない。もっと精進せねば」と思ってたところに追い打ちをかけられて結構ショック。種﨑ワールドに限界はないのか。ほんで仕事減らしてるんちゃうんかい。……まぁ、収録時期がもっと前なんだろうから、休業の影響はもうちょっと後に出るのだとは思うが……今期はほんとにあらゆる場所で種﨑タイフーンに巻き込まれてエラいことになっとる。 閑話休題、そんな魅惑的なママンが登場してより一層個性爆発の猫附家。そこに詩魚ちゃんというさらなる核弾頭が加わってテンションは天井知らず。詩魚ちゃんのアホキャラは回を増すごとに突き抜けていくな。かわいいからいいけど(今回はヤエちゃんの登場シーンが少なかったのに全然不満がない)。多分梗史郎もなんだかんだで詩魚ちゃんのことを悪くは思ってないだろうし、あんだけラブラブなご両親を見て育ってきていることを考えると……なんかいい関係になりそうよね。 そんなハートウォーミングなご一家だが、抱えている問題は相変わらず奇天烈で。父と息子は物怪付きの血を継ぐ者たち(短命)だが、ママンはそれと全然関係ないところで妙な才能を発揮しているとか。一応旦那はそれを人知の及ぶ範囲で説明を試みていたが、それこそモグラのいうように「解釈次第」ではあるだろう。とりあえず「化け猫」とは違う次元でのヘンテコなお話。いわゆるコールドリーディングのスキルの超延長線上という話で、これを悪意を持たずに天然で使えるとどうなっちゃうのかというサンプルである。「占い」といえばオカルトに片足を突っ込むが、「人間観察」ならそれは趣味の範疇。その辺りの「超常との境界線上」の話を、今度はどのように料理してくれるんでしょう。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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